正直な私の感想。
同じ病気(多発性硬化症)だというのに、共感できなかった。
共感どころか、読み進めるにとともに言いようのない「イライラ感」に支配された。
アマゾンのレビューで高評価を受けているのが不思議。
(楽天ブックスでは酷評ですね)
ま、読み手それぞれの感想があるのでしょうが・・・
佐和子さん、これはあなたのただの自慢話?
「難病」+「東大生」というブランドに価値があるだなんて、
ずいぶん自信過剰な女性だなって感じた。
今、同じ病気で彼女よりずっと重い後遺症に苦しんでいる人達に対して、
心ない表現が垣間見られました。
mixiでバッシングを受けたのも頷けます。
ただ、彼女が実名でこうして本を出版し、
この病気を多くの人に知ってほしいと願う気持ちは評価したい。。。と、思いました。
実際の彼女に会うことができたなら、本当は素敵な女性なのかもしれない。
だけど、残念ながらこの本の中には素敵な女性は存在しなかった。
これは、彼女に対する私の僻み・・・なのかもね。
☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°
と、ここまでが、1回目を読み終えた時点で書いた感想。
自分で書いた感想を読み返してみて、
「私って思いやりがない?」って感じて、もう一度本を読んでみました。
わはは。
許して佐和子さん。
やっぱり私、あなたの事を好きになれなかった。
でも、これからもがんばってね。
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読んでいない方も多いので、アマゾンでのこの本の紹介をコピペさせていただきますね。
東大に二度目の合格を果たした直後――19歳の暖かな春の日だった。
明日、突然目が見えなくなるかもしれない……
それが、私が患った「多発性硬化症」だ。急に手や足が動かなくなるなど、
いつ、身体のどの部分に症状が出るかが分からない病気。
現在、この病気を治療する方法は見つかっていないため、「難病」に指定されている。
交際していた彼にも病気のことは理解してもらえず、けんかも増える毎日。
彼に理解してもらえなかったことで、他人にはもっと話すことができず、一人で抱え込んでしまった。
だけど、そんな私にも転機が訪れる。きっかけは「DVからの解放」だった。
ビジネスプランコンテストで100万円獲得!
エキストラだけど、ハリウッドの映画に出演!
出会ったベンチャー企業の社長は100人超え!
『VOGUE』のカメラマンに写真を撮ってもらったこともある!
「病気=できない」という「思いこみの壁」を外したら、誰だって、
何だってできる可能性があるんだと、心から実感できた!
それをみんなが気づかせてくれた。
――今では自信を持って人に話している。
難病になったからこそ、私は今、「充実した人生」を送っているのだと。(本文より)
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