南向きのバルコニー

訪れる鳥たち、空に浮かぶいろいろな形の雲、木々の表情・・・
徒然なるままに日々のことを綴っていきたいと思います。

昭和雑誌の表紙コラージュ 懐かしさに浸った 

2024年03月27日 | 日記
東京 南青山スパイラルビル
1階のスパイラルホールでは、
アート関係の展示、催し物が定期的に行われています。
近くを通ったので、今何をやっているのか、気になって訪れた今日。


アートディレクター清水正己氏がかかわった
雑誌のコラージュが展示されていました。



若き日のジュリー、ショーケン、タイガース、YMO、
岡本太郎、加藤和彦、松田優作、三波春夫 笑
昭和の懐かしい顔ぶれの表紙。



村上春樹さん
この雑誌のインタビューで、
「羊をめぐる冒険を書きながら、
ホロっと泣いちゃう時が二度あった」
と語っています。
この頃、私も村上ワールドに浸りきっていました。
懐かしい!

でも一番の感動の懐かしさは



若き日のこの方!
五木寛之さんです。
今は、混迷する社会の生き方の本を多数出し、
高齢者の旗手のような存在ですが、
この当時は、時代の先端を行き、
デラシネ(根なし草)を標榜し、
ちょっと斜に構えたニヒルな生き方を
発信していました。
小説もそういう感じのものが多かったです。
歳を重ね、「蓮如」あたりから一気に仏教色が濃くなったと思います。
(それも好きですが)
五木寛之さん、本当にかっこよかった。
私は少女心に、こんなかっこいい大人に、
まぶしいような憧れを抱きました。
あの頃が懐かしくて懐かしくて、そんな思いに浸りながら、
会場を後にしました。


サヨナラだけが人生さ/お気に入りの珈琲店

2024年03月09日 | 日記
会うは別れの始まり
サヨナラだけが人生さ

この3月は、いくつかの別れがあります。
なんだかね、やっぱり寂しい。
若い頃にはなかった漠然とした寂寥感があります。
でも、前に進んでいかないと。
とは言え、
確実に進んでいく先は、あの世だけど、
それでも希望を持って、進んで行かなきゃね。

🍀

たまに一人でふらっと入る珈琲屋さん。
青山の三十間(さんじっけん)というお店。


この日は、平日の午前中、
しばらく店内は私ひとりでした。
人気店なのに珍しい!
雨のせいかしら。
ツイテル、ツイテル。


以前初めて入った時、
珈琲がすごく美味しいので、びっくりしたら、
谷中珈琲の店舗なんですって。
それ以来、たまに来るようになりました。



注文した珈琲豆についての解説の
栞のようなものをいただけます。

(けっこうたまってきた)