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BOSS GP-20(アンプシュミレーター)

2012年12月18日 06時11分45秒 | バンド機材

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 BOSSのアンプシュミレーターGP-20です。以前使っていたGS-10が壊れたため、急遽登板することになりました。

 こちらの機材を購入したのは、今から10年以上前のことです。それこそ、アンプシュミレーターの走りです。ツインペダルでの設計からも分かるとおり、アンプにつなげての使用が前提になっているようです。なので、ヘッドホン端子はありません。出力もモノラルです。一応デジタルアウトはあります。

 音質ですが、まぁ、BOSSなので、BOSSのシュミレーターの音がします。と言っても、アンプシュミレーターだけですので、エフェクターのシュミレーターは搭載されていません。COSMのアンプモデリングも最小限です。まぁ、僕の場合、マーシャルのモデリングしか使わないので、それがあれば十分なのですが。

 実際に鳴らしてみると、意外に良い感じです。ヘッドホンが繋げないので、GS-10の登場とともに使わなくなってしまいましたが、音質はしっかりしています。GS-10と比べても、機能が最小限の分、むしろアンプは生々しい音がします。音の作り込みの多様性はありませんが、アンプで音を作るのが基本ですので、これで十分とも言えます。

 ただし、エフェクターだけではなく、Gainの設定も選べないので、実機と同じくらいのGainで頑張るしかありません。ハイゲインが好きな方は、5150のようなハイゲインアンプを選択するしかありません。マーシャルは1959のモデリングと、1959の中域ブースト改造Verのモデリングだけしか無いので、フル10にしてもあまり歪みません。

 スピーカーシュミレーター部分は、無理に箱鳴り感を出していない分、素直に鳴ってくれる印象です。無駄が無い、ソリッドな感じです。

 操作感は、すごく直感的です。アンプやコンパクトエフェクター感覚で使えます。今こうした機材を発売したら、すごく新鮮かもしれません。安物としてではなく、ハイエンドな高級機として発売して欲しいです。性能は絞り込んで良いので、音質はしっかりしたものにして。

 本機は旧式で、現代ではほとんど使っている人はいないでしょうが、捨てたものではありません。今となっては、ビンテージと言っても良いくらいの品ですが、箪笥の肥やしにしているのはもったいないかもしれません。もし、お持ちの方がいらっしゃったら、改めて試してみることをお勧めします。

 ちなみに、僕はGainを稼ぐために、マーシャルのガヴァナーを繋いでいます。改めて、システム全体をご紹介いたします。



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