千葉市ポートタワー付近の人口渚です。東京湾の最奥部ですので、水質は悪く、生き物などいそうにありませんが、それなりにいます。上の写真には鴨の群れが写っていますが、彼らが生きていくに足る餌がここにはあるのです。下の写真に、無数の穴が写っていると思いますが、これは貝やシャコ等が作った穴です。夏にはハゼも釣れます。鰯やサッパ(ママカリ)の回遊も見られます。それを餌にする、スズキも回遊しています。なかなかの自然環境です。
初夏に青潮が出ると、酸欠で魚が浮いてしまうので、この人口渚では、酸素を海中に放出する実験をしているようです。こうした干潟は、東京湾では貴重になっています。是非守っていかねばなりません。この人口渚での取り組みが、東京湾全体に広まるといいと思います。
3月頃から、潮干狩りでアサリ等がザクザク掘れます。しかも無料。休日にはかなりの人が潮干狩りに訪れます。我が家でも、長男を連れて何度か来ましたが、結構アサリが取れますし、小さい海老やヤドカリもいて、子どもの遊びにはちょうど良いです。
潮干狩りをしたら、結果を報告したいと思います。
↑ 海底に無数に空いた穴
↑ 意外ときれい