千葉ポートタワー前の人口渚絵で、3月中旬に軽く潮干狩りをしてみました。写真は小1の長男が採取したアサリです。
今回は、熊手等の道具を持っていなかったので、手で掘るだけです。水もまだ冷たいですし、30分くらいが限界です。なので、偵察程度の感覚ですね。なので、獲った貝は全て海に帰しました。また日を改めて本格的に採取し、調理まで行って記事にしたいと思います。
↑ ポートタワー前の人工干潟は、人口とは言っても、しっかりと干潟の機能を果たしております。無数に開いた穴は、シャコや貝等の底生生物が作ったものです。この無数の穴が、水をどんどん浄化してくれているのです。なので、潮が引いていく時には、それなりに水が透明になっております。
コンクリートで固められた東京湾ですが、この狭い海域に大河3つを含む、多数の河川が流れ込んでいる、世界的にも稀な、貴重な自然環境です。人間が壊してしまった生態系ですから、人間が責任を持って回復させていく義務があると思います。こうした人口渚を、コンクリートで固めた護岸の先に、たくさん作っていけば、生き物はしっかりと定着し、水質浄化をしてくれると思います。
人間も自然の一部であることを忘れてはいけませんね。東京湾からの恵みを受けて生活している部分もある訳ですから、その自然を守ることは、自分たちの生活を守ることにもつながります。まぁ、当たり前のことなので、いまさら言及することも無いのかもしれませんが、もう少し自然保護にお金を使っても良いのではないかと思います。
↑ 狭いながらも、立派に干潟しています。生き物を採取するのも楽しいです。
↑ はい、こんな感じです。子どもでも簡単に掘ることが出来ます。まぁ、近年は、この場所でアサリが取れると気付いた人が多くなってきたため、以前のように簡単に採取することは出来なくなってきましたが、熊手等の道具があれば、無料で掘れる潮干狩りとしては十分な量の収穫が可能です。以前は素手でもたくさん獲れたのですが、ライバルが増えてしまいましたので。
それでもたくさんの人に、こうした自然があることを知ってもらうのは、良いことだと思います。水道やトイレもあるし、レストランや駐車場もあります。交通アクセスも良いですし、ファミリーで潮干狩りに来るには最適の場所だと思います。
シーズンはいつ頃が良いの?
アクティビティーとして行ってみたいです。
熊手があればいいのね?あとはザルと袋か、
時期としては、まさに今がトップシーズンです。4月に入って水温も上がり、快適に潮干狩りが出来ます。
実は先日行って来ました。年々、潮干狩りに来る人が増えており、アサリが獲れなくなっています。1時間くらい頑張って、10個程度しか採れませんでした。
アサリを多く採るためには、まだ人の少ない3月の方が良いと思いますが、水も冷たく、厳しい作業になってしまいます。
まぁ、アサリだけにこだわらず、干潟の生物と遊ぶつもりでも十分楽しめます。道具は熊手やバケツがあれば十分です。網があると、魚やエビも獲れます。エビと言っても小さなウリタエビジャコですが。一応食用になり、味は良いです。僕は、長男と一緒に生きたやつを剥いて、そのまま食べました。まぁ、普通にエビの味がします。から揚げやかき揚げにしたら美味いと思います。