PSW研究室

専門職大学院の教員をしてる精神保健福祉士のブログ

学生にとっての病院PSWのイメージ

2011年01月31日 19時48分38秒 | PSWのお仕事

 

国家試験が終わりましたね。
例年より問題が難しくなったと、もっぱらの評判ですが。
受験生の皆さん、お疲れ様でした。
民間会社の速報解答で、もう皆さん、答え合わせして、一喜一憂でしょうが。
合否ラインが、どの程度で設定されるかは、わからないですからね。
結果は、合格発表まで待つしかありませんね。

15年位前、大学生達に「PSWの仕事」について、何回か話をする機会を頂きました。
リッチモンドやらバイステックやらは、当然に知っているであろう彼ら彼女らです。
ワ-カ-の業務指針の話をしても、リアリティに乏しく、話す意味がないと思いました。
とにかく現場の話を、精神医療の現実の中でのPSWの実践を話すようにしていました。

話し終わると、大抵シ-ンとしてしまいました。
その後、急に学生たちがガヤガヤと話し始めるのを、何回か体験しました。
真剣に聞いていた緊張が解けて、一気に困惑が噴出したかのような感じでした。
進路の一つに考えていた、病院PSWのイメ-ジが崩れてしまったらしいです。

僕の語った「PSWの仕事」は、そんなにズレていたのでしょうか?
逆に、僕の方から、学生達に病院PSWのイメ-ジを尋ねてみました。
今度はこちらがびっくりしてしまいました。

白衣を着て、カルテやファイルを胸に抱えて、病院内を歩いているイメージ。
困っている家族の話を聞き、関係者の調整を行なう専門家。
一日に2~3件面接があって、患者さんのお話を伺う。
病棟のケ-スカンファレンスに出て、時には意見を述べる。
関係機関ににこやかに電話連絡をして、問題を解決する。
時には、患者さん達のレクレ-ションに付き合って、楽しい時間を過ごす。
常にやさしい笑顔で患者さんと接し、皆から感謝される職種。
企業のような利潤追求とは縁遠く、とてもやりがいのある仕事。
看護職と違って、日勤帯で終わる、残業のない仕事…。

まだ、精神保健福祉士が資格化されていない頃の話しです。
学生たちには、綺麗なイメージばかりが、肥大してしまっているようでした。
精神病院が、社会福祉士の実習対象施設になっていないこともあったと思います。
なんかイメ-ジ先行のカタカナ職種になってしまっているな~と思いました。
大学の先生たちは、何をどう伝えているんだろうと思いました。

そんな学生たちも、実際に実習に来ると随分見方は変わりました。
「自信が無い。でもやってみたい」という意欲的な学生も出てきます。
でも、意欲に燃えて就職しても、経験3年未満で約半数が退職していく現実もありました。

それを、どこまで伝えて良いものかと、考えてしまいました。

一方で、PSWの養成校は、3年前くらいからピークを超えて、減少に転じています。
学校そのものは変わらず運営されていても、PSWの課程だけ募集停止になったりとか…。
僕が講義に行ってた専門学校2校も、どちらも今、PSWの課程はありません。
専門学校は、どこも定員割れを起こしているのが実情です。

何が変わったのでしょう?
需要を超えて、供給過剰に至っていたという指摘はあります。
養成校が乱立して、粗製濫造が進んだという批判もあります。
そもそも、精神障害領域に特化した狭い国家資格だったから、と揶揄する声もあります。

それらも、当たってはいるのでしょう。
でも、何よりも若い世代にとって、イメージが良くないのだと思います。
勉強して、国家資格を得て、夢を持って仕事する感じには、なれないのでしょう。
求職先も、病院より地域の方が、今や人気のようです。
精神科病院のPSWは、すごく大変そう、キツそう、しんどそう、という印象らしく。
求人を出すと、地域には多数応募があっても、病院はごくわずかの応募しかないようです。
PSWにはなりたいけど、病院はイヤという学生も増えているようです。

精神科医も、どんどん病院から離れて、地域に展開しています。
街中のクリニックの増加とともに、病院では医師の過疎化が進んでいます。
指定医はおろか、特定医師の確保もままならなくなっています。
志のある看護師も、病院を辞めて、訪問看護に移りつつあります。
作業療法士も、高齢者分野に限らず、地域に展開しつつあります。
変化に敏感な若いPSWや学生たちも、地域へという志向性が強いようです。

脱施設化が進行しています。
患者でなく、職員の脱施設化。
収容医療でなく、生活支援がメインになりつつあります。
待ち受ける医療ではなく、アウトリーチが鮮明になりつつあります。
それは、ある意味で健全な、当たり前のベクトルなのでしょう。
病院職員自身が、施設症を抜け出し、社会復帰することは必要なことではあります。
時の流れとともに、精神科病院はいずれ無くなって、良いのですが…。

でも今、精神科病院から、PSWがいなくなるって…。
新しいPSWの力と風が、病院に入らなくなるって…。
病棟に残された患者さんたちは、どうなるのでしょう?
病院は、これから大きく変わらなきゃならないはずなのですが…。
PSWには、まだまだ病院でやるべきことが、たくさんあるはずなのですが…。

自分自身が、病院から転職した身で、言うのもおこがましいところはありますが。
多くの若い志を持ったPSWたちに、精神科病院に入って欲しいと思います。
しんどい仕事を回避しないで、ぜひ取り組んで欲しいと思います。
自ら学ぶべきことの多い、この仕事の面白さや喜びを、もっと発信して欲しいと思います。

それにしても、現在の状況を招いてしまったのは、僕たちの世代かも知れませんね。
国家資格化以前のPSWとして、責任の一端を感じています。
病院PSWのネガティブイメージ、なんとかしなきゃ……。

※画像は、小平の「いろりの里」の土塀。精神科病院の壁じゃありません(笑)


精神科救急医療情報センターでの電話相談

2011年01月27日 18時52分05秒 | 精神保健福祉情報

 

「精神科救急情報センター」に連絡したこと、ありますか?
精神科救急に関する相談を受け付けてくれるところです。
精神科の専門スタッフが、アドバイスを提供する電話相談窓口です。

精神科救急に関する、あらゆる相談を受け付けるとされています。
緊急性を判断して、精神科救急担当病院への受診を指示するセンターです。
相談に対して、当座どうすべきかの助言を提供するのが、本来の役割です。

センターには、PSWや看護師などの専門スタッフが配置されています。
いくつかの条件を満たせば、精神科救急情報センターとして国に認可されます。
国から運営補助金が支給されますが、認可は全体の半数程度の都道府県です。

もともとは15年前の国の「精神科救急医療システム事業」にさかのぼります。
(1995年10月27日健医発第1321号通知)
1998年までの間に、全県で精神科救急システムを整備することを謳いました。
この中に「精神科救急情報センター」も入ってましたが、全然整備は進みませんでした。

2002年「精神科救急情報センターの24時間精神医療相談事業」が定められました。
本人・家族からの緊急相談に対応し、重篤化の軽減と医療との連携を図るとされています。
また、相談窓口は本人・家族等が十分に活用できるよう周知に努めるとされました。
しかし、なお各県での整備は進みませんでした。

2008年には「精神科救急医療体制整備事業」が新たに定められました。
身体合併症を含め緊急を要す患者の搬送先となる医療機関の調整に努めるとされました。
また、365日24時間体制で休日夜間も確実に対応できる相談体制を作るとしています。

2010年の厚生労働省発表で、精神科救急情報センターは、47都道府県のうち、
常時あるのが20、時間制限付きが14、設置してないのが13となっています。
24時間精神医療相談を常時行っているのは18、行っていないのは27の県です。

緊急時に医療を必要としている人に、医療が提供されないのはなぜでしょう?
SOSを出しても、どこにも救いがない状況はいつまで続くのでしょう?
自治体格差は益々拡がり「この県に住みたる不幸を重ぬるというべし」という状況です。

精神科救急入院料が2002年から診療報酬化されましたが、未だに全国で74病院です。
ひとつには、救急当直体制を組めない医師不足が背景にあります。
精神保健指定医が、どんどん街中にクリニックを開業して、病院を出ているからです。
病院に見切りをつけた精神科医の、脱施設化、地域移行だけが先行しています。

一方で、この制度には、精神保健福祉法34条の「移送制度」が盛り込まれています。
2000年度より施行された移送制度については、これまでも激しい議論があります。
精神病院に運んで欲しい家族と、運ばれたくない当事者とでは、やはり立場が異なります。
法制定時、藤枝友の会が掲げた大きな横断幕は、今も僕の脳裏に焼き付いています。
「移送制度、そこに、愛はあるのか?!」というフレーズです。

緊急を要する患者さんも、多くの場合「ハードな救急」以前の対応の問題が大きいです。
「ソフトな救急」をめぐる相談と医療が、きちんと為されていれば問題は回避できます。
自治体の姿勢により、県の移送制度利用はたくさんあったり、皆無であったりします。
移送制度がなくても良いようにするのが、本来の施策の方向と言えるでしょう。

むしろ、自病院の患者も夜間は診ないという病院こそ、おかしいのではないでしょうか?
外来のみのクリニック受診者数の増加が、精神科救急の数を押し上げているようです。
夜間休日含め、全時間帯で対応する常時型外来対応施設の拡充こそ望まれていたのですが。
残念ながら、拡がりのないまま、2010年に削減されてしまいました。

精神科救急は、現在の障がい者制度改革推進会議でも、大きな議論の的になっています。
地域での相談支援や、外来医療のあり方にもかかわってくる問題です。
精神科救急体制の今後については、まだまだ五里霧中という印象があります。
基本は「誰もが安心してかかることのできる精神科医療」ということにつきるのですが…。

さて、なぜ、このテーマの記事になったかというと…、
塚本哲司さんから、求人情報を教えて頂いたからです。
埼玉県の精神科救急情報センターでの、電話相談のお仕事です。
変則勤務なのが辛いところですが、かえって都合の良い方もいるかも知れません。
精神科救急の最前線で、精一杯働いてみようという意欲のある方、お問い合わせ下さい。
そして、現場の実態を踏まえて、精神科救急の問題をぜひ提起して欲しいと思います。

※画像差し替えました。やたら容量が大きいので。記事本文とはまったく関係ありません。


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埼玉県立精神保健福祉センター(埼玉県精神科救急情報センター担当)非常勤職員募集

採用選考日程
受付締切 平成23年2月14日(月曜日)必着
選考試験日 平成23年2月17日(木曜日)
採用予定人数 3名

職務内容等
職務:精神科救急情報センターの業務
主な職務内容 (業務に当たっては、円滑に遂行できるよう研修を実施します。)
1.精神障害者、家族及び一般県民からの精神科救急医療電話相談への対応    
2.警察官からの通報の受付及び通報処理に当たっての支援、調整    
3.消防からの救急要請への対応 等

受験資格
精神保健福祉士法に定める精神保健福祉士の資格を有する方または、大学院博士前期課程(修士課程)において心理学を専攻し、修了した方。又は、平成23年3月末日において、精神保健福祉士資格取得見込み、もしくは心理学を専攻し、大学院博士前期課程(修士課程)修了見込みの方。
なお、地方公務員法第16条に規定する欠格条項に該当する方は受験できません。

試験内容等(履歴書による書類選考のうえ)
試験の内容:面接試験
期日:平成23年2月17日(木曜日)
場所:埼玉県立精神保健福祉センター
合格発表:合否にかかわりなく受験者全員に連絡します。

受験手続
(1)  申込み手続  
 市販の履歴書に必要事項を記入して提出してください。
 なお、精神保健福祉士の資格を有する方は、登録証の写しを添付して下さい。
(2)  受付締切   
平成23年2月14日(月曜日)までに郵送(必着のこと)又は持参(17時00分まで)。
(3)  提出先   
〒362-0806 埼玉県北足立郡伊奈町小室818-2
 埼玉県立精神保健福祉センター  総務・職員担当 浜島
 048(723)1111(代表)   内線1131
*必ず封筒に「精神科救急非常勤採用希望」と記入して下さい。
(4)  提出後  
書類選考の結果及び面接試験日の集合時間等については、2月15日(火曜日)に連絡します。連絡先は確実に連絡が付くように携帯電話等の番号も出来る限り併記してください。
連絡が無い場合は、必ず2月16日(水曜日)までにお問い合わせください。問い合わせがない場合は辞退したものとみなすことがあります。

任用期間
平成23年4月1日~平成24年3月31日 
ただし、翌年度以降改めて任用することもあります。

報酬
(1)  報酬は、月額208,500円を予定しています。
(2)  上記のほか、通勤手当が支給条件に応じて支給されます。
(3)  採用までに報酬改定等があった場合は、それによります。

勤務条件及び福利厚生
(1) 勤務日及び 勤務時間
   平日、土、日、祝日の昼夜間帯を含む勤務のうち、 週当たり平均29時間勤務
(うち夜勤は月4回程度あります)
<勤務の例>(休憩あり)
•平日夜勤16時15分~8時45分
•休日日勤8時30分~16時45分 
•休日遅出13時30分~21時45分
(2)休暇   
勤務年数により10日~20日の年次有給休暇があります。
その他、夏季休暇、忌引休暇、病気休暇等があります。
(3)身分  
 地方公務員法第3条第3項第3号に規定する非常勤の地方公務員となります。
(4)  社会保険
健康保険、厚生年金保険、雇用保険が適用になります。

【参考】埼玉県精神保健福祉総合センターのホームページより転載

精神科救急情報センターとは
夜間・休日において、精神疾患を有する方や、そのご家族などからの緊急的な精神医療相談を電話にて受け付けています。相談内容から、適切な助言を行い、必要に応じて医療機関の紹介を行います。
対象者は、埼玉県在住で精神科救急医療を必要とされている精神疾患を有する方や、そのご家族などです。

ご利用にあたって
•医療機関の状況により、ご要望にお応えできないことがあります。
•かかりつけの医療機関がある方は、まずそちらにご相談ください。
•緊急性の高い相談に対応することを業務としておりますので、時間をかけた継続的な相談はご遠慮ください。
•精神科救急医療以外の精神保健福祉に関する相談については、平日に各市町村・各保健所・県立精神保健福祉センター(さいたま市在住の方は、各区保健センター・さいたま市保健所・さいたま市こころの健康センター)へご相談ください。

精神科救急電話
電話番号 048-723-8699(ハローキューキュー)
受付時間
平日(月~金)17時00分~翌日8時30分
休日(土・日・祝)8時30分~翌日8時30分
※平日(月~金)の日中の時間帯(8時30分~17時00分)の精神科救急医療に関する相談については、各保健所にご相談ください。

【参考】精神科救急医療システム整備事業実施要綱

1.目的
 精神科救急医療システム整備事業は、都道府県又は指定都市(以下「都道府県等」という。)が地域の実情に応じて病院群輪番制等による精神科救急医療施設を整備し、緊急な医療を必要とする精神障害者等のための精神科救急医療体制を確保することを目的とする。

2.事業の実施主体
 この事業の実施主体は、都道府県等とする。ただし、事業の内容に応じて、その一部を都道府県等が適当と認める団体に委託できるものとする。

3.事業の内容
 この事業は、一般の救急医療体制の中で実施することを原則とするが、精神科医療施設の分布状況等を勘案し、地域の実情に応じて実施できることとし、精神保健及び精神障害者福祉に関する法律等の一部を改正する法律(平成11年法律第65号)により創設された移送制度を盛り込むなど、概ね以下の内容を有するシステムを24時間体制により構築するものとする。
 なお、指定都市を有する道府県においては、当該市と有機的連携をもって本事業の実施に努めるものとする。

(1)精神科救急医療システム連絡調整委員会
 精神科救急医療システムの円滑な運営を図るための精神科救急医療システム連絡調整委員会を設けること。この委員会は、都道府県、指定都市、医師会、精神病院協会、消防機関等の関係者によって行われるものである。
 なお、この委員会は、従来の救急医療対策における関係機関による連絡会議等との 間で、移送制度を含め(十分な連携及び調整を図ること。

(2)精神科救急情報センター
 精神障害者又は保護者等からの相談窓口や精神保健福祉法に基づく移送を適正かつ円滑に実施するための精神保健指定医、応急入院指定病院等との連絡調整機能等を、「精神科救急情報センター」として公立病院、精神保健福祉センター、保健所など精神科救急医療システムの中核となる機関に整備するものとし、当該機能を的確に実施するため、精神保健福祉士等の精神保健福祉施策に精通した者を置くものとする。
 なお、当該機能の整備に当たっては、既に整備されている相談窓口等の活用を妨げるものではない。

(3)精神科救急医療施設
 精神科救急医療施設は、本事業が実施可能な精神病院の中から、地域の実情に応じて都道府県知事又は指定都市市長が指定し、病院群輪番制等により実施することとする。
 精神科救急医療施設として指定された精神病院は、緊急受診者への対応ができる体制(精神保健指定医のオンコール等による。)を整えるものとし、入院を必要とする場合には入院させることができるよう空床を確保することとする。
 なお、精神保健及び精神障害者福祉に関する法律(昭和25年法律第123号)以下「法」という。)第33条の4の規定により都道府県知事又は指定都市市長が指定した応急入院指定病院については、本事業の趣旨に鑑み原則として精神科救急医療施設として指定を行い、本事業に積極的に参画することとする。

(4)搬送体制
 法第34条に関する搬送体制の整備を図るとともに、消防機関又は精神科救急医療施設等の協力を得ながら、患者を速やかに搬送することが可能な体制を整備するものとする。

(5)支援病院の確保
 精神科救急医療システムの円滑な運営を図るため、救急医療を終了した者については転院させることができるよう、必要に応じ支援病院を確保すること。

4.経費の負担
 都道府県等がこの実施要綱に基づき実施する事業に要する経費については、厚生大臣が別に定める「精神保健費等国庫負担(補助)交付要綱」に基づいて、予算の範囲内で国庫補助を行うものとする。


とんでもないことが…!?

2011年01月25日 10時08分29秒 | 日々の雑記

 

とんでもないことが起きてしまいました…。
昨日、突然、想定外のことが…。
どうして良いか、わかりません…。
さすがに、困っています…。

アウトルックが、まるで起動しなくなってしまいました。
職場のデスクトップパソコンで、メールができません。
読むことも、出すこともできません。
外部との連絡手段が、すべて失われてしまったような感じが…。

どうやら、履歴もすべて、失われたようです。
あれこれの仕事の依頼やら、連絡のメッセージすべて。
名前をつけて別保存していなかった、添付ファイルも。
未だ返信していないメールも、たくさんあったのに…。

残念ながら、外部にバックアップをしていませんでした。
以前、病院時代にはメール全て、別に保存していたのですが。
15年間、一度も使ったこともなかったので。
油断していました…。

たぶん千件以上あった、連絡先の入ったアドレス帳も、失われました。
自分からは、すべて連絡が取れなくなってしまいました。
相手からメールのない限り、この事態を伝えることもできません。
リアクションが薄いどころか、全く無い人と言われそうです。

ネットの無料ソフトを使っていた方が良かったのかも?
gメールとかホットメールとかで、メールを統合しておけば…。
自宅と職場とモバイルで、自動的に共有できたんでしょうけど。
…後悔先に立たず、もはや、後の祭りです。

仕事は、B5のノーパソで続けています。
これで、職場の回線に繋ぐことは可能です。
同僚に教えてもらった、サンダーバードでも使ってみようと思います。
でも、失われたものは戻ってきません。

ひとつ、お願いがあります。
僕の職場アドレスで、メールのやりとりのあった皆さん。
空メールで構わないので、メールを送って頂けませんか?
それで、アドレス帳を一から作り直します。

このブログを、まるで掲示板的に、私物化して恐縮ですが。
(ん…??ブログはあくまでも私物ですよね~?!)
本当にピンチなので、よろしくお願いします。
日頃の不義理で顰蹙を買いそうですが、どうかよろしくお願いします。

 

※画像は、新幹線車内からの富士山です。ガラス越しなので、ちょっとかすんでる?


「PSWって何してる人?」

2011年01月23日 17時16分10秒 | PSWのお仕事

先日、某社の取材で、担当者の方とライターの方が、いらっしゃいました。
毎年、社会人向けの資格取得ガイドブックを編集しているところです。
ありきたりな建前や美辞麗句でなく、実態を踏まえたレポートが持ち味のようです。
見本に今年度版を頂きましたが、なかなか辛口批評でした。
精神保健福祉士の実情を読者に伝えたいというのが、取材の趣旨でした。

確かに「PSW」と聞いて、その仕事の内容がわかる人はほとんどいないですよね。
街中の通行人はもちろんのこと、知ってる人を見つけるのは難しいでしょう。
医療関係の中でも、一般病院の他職種は大抵知らないのが実情ですから。

それでも最近は「ソ-シャルワ-カ-」というと、少し市民権を得てきたようです。
なんとなくわかった気になってもらえるようになった、くらいですけど。
PSWという略称で即理解して頂けるのは、精神障害者に関わる関係者だけでしょう。
もう少し範囲の広い、福祉関係者なら結構わかるでしょうけど。
国家資格化でさんざん物議もかもしましたが、今やさすがに定着もしたので。

今から20年前の話しで、恐縮ですが…。
ある小児神経科医が、病院のコメディカル職員を統括する上司として着任しました。
当時、もうベテランでしたし、その後大学教授になっている人です。
歓迎会の場ですから、出席者全員、他の職種も皆、自己紹介をしました。
席も入り乱れて話すようになってから、その医師が僕に尋ねました。

「ところで、PSWって何ですか?」
「え…?」
僕は絶句してしまいました。
いくら認知度が低いとはいえ、直属の上司になる人が知らないって…。
「どんな仕事をしているの?」
彼は、不思議そうに、僕に尋ねました。

周囲にいた他の職種の人は、皆どっと笑いました。
僕は、何をどう、どこから説明して良いのか、一瞬わからなくなってしまいました。
今となっては、知らないことを率直に尋ねた、その医師の勇気を誉めたいと思います。
でも、その時は、さすがに少々うんざりしました。
でも、PSWの認知度って、同じ病院内でもその程度だったんですね。

PSW国家資格化に向けては、十数回にわたって国会議員への請願行動を行ないました。
その時も、病院PSWの現実を伝える資料の乏しさに、とても歯がゆい思いをしました。
現場のリアリティを、どのように伝えるかというのが、とても難しかったです。
業務指針や業務統計等の、整理された仕事の内容を示すものは当然必要です。
でも、現場の実情を示すには、実際の業務のありようを伝えていくしかないと思いました。

個人的に、色んな資料を作りました。
1日の業務の流れを、図にしたり。
1日の電話をすべて、相手と内容を記録したり。
1週間の業務を、詳細なプロセスレコードにまとめたり。
どこにも掲載されるあてもないレポートを書いたり…。

今でこそ、ブログを通じて気楽に個人が発信できるようになりましたが。
当時は、まだ全然インターネットが普及していませんでしたからね。
そんな拙い資料を唯一の材料に、あちこちに理解を求めたり、訴えたりしてました。

そんな努力があってかどうか、PSWは徐々に増えていきました。
勤める病院のPSWは、当時の5人から、現在は非常勤も含め13人になりました。
病院やクリニックで、20人以上のPSWがいるところも、今や結構あります。
先日、大阪の澤温さんに尋ねたら、北斗会さわ病院には45人PSWがいるそうですし。
地域での定着支援をめざすアウトリーチ等を展開するには、不可欠な職種になっています。
もう、先進的な精神科医療の中では、全然「少数職種」じゃなくなってきているんですね。

PSW自らが、自分たちの仕事を少しでも可視化するって、大事です。
わからない人に「わかってもらえない」と嘆くよりも、わかるようにしないと…。
なかなか見えにくい仕事には違いありませんが、見せる努力も必要です。

「PSWって、何ですか~?」
「PSWって、何してる人?」
「PSWって、何してるの?」

尋ねてくれるのは、まだ関心を持ってくれてるからです。
素朴な疑問を発してくれる身近な人は、とても大事な存在です。
そんな素朴な声に、スッキリ答えられるかどうかは、僕たちの側の課題です。

さぁ、PSWのあなたなら、どう答えますか?

 

※画像は、走る新幹線から撮った、4日前の富士山。やっぱりデカイです。 


静岡市の地域移行推進フォーラム

2011年01月21日 15時54分50秒 | PSWのお仕事

一昨日、静岡市の「地域移行推進フォーラム」に参加してきました。
「地域っていいね~地域移行を実践から考える」というテーマです。

会場は、東静岡駅のグランシップ。
一昨年、日本PSW協会の全国大会をやった会場です。

参加者は、講師とスタッフも入れると94名。
会場の定員いっぱいの盛況で、事前申込みの段階で受付中止せざるを得なかったとか。

半数は地域機関・行政機関のPSWたちでしたが、地域包括のケアマネジャーさんの姿も。
圏域内の病院から看護スタッフも多数来て、家族やピアの方もいらっしゃいました。



最初に、静岡圏域地域移行支援協議会会長の池上直美さんの挨拶。
清水駿府病院の院長さんで、同法人は地域活動支援センターなど色々運営しています。

第1部、僕が「地域移行支援の現在・過去・未来」と題して講演させてもらいました。
主に、病院内における退院・地域移行の取り組み例を紹介させて頂きました。

第2部「精神障害者の地域生活支援システム」を静岡まちともの大石信弘さんが講演。
かつての共同住居活動も踏まえ、地域移行支援事業に関する提言(案)を紹介しました。

次いで、静岡市保健所の大川恵さんが、「静岡圏域の取り組みの現状」を報告。
事業利用者の特徴や退院後の継続支援期間の課題などを報告してくれました。

参加者は、皆さん熱心にメモをとったり、頷いたり、真剣に聴き入ってくれました。
質疑応答では、地域移行後の継続支援時のリスクマネジメント等の意見も出ました。

時間切れで、議論が深める時間がなかったのが、ちょっと心残りです。
僕が、頂いた時間いっぱい(80分)、話し過ぎちゃいましたかね?



この国の長い負の遺産を返済するには、遅すぎた取り組みかも知れません。
入院患者の半数が65歳以上の高齢者に達している現状では、時間が限られています。

病院と地域のスタッフが一堂に会し認識と情報を共有する所から一歩が始まります。
イメージが共有できないと、共通の目標を打ち立てられませんから。

患者側の施設症を嘆くのではなく、病院職員が自らの施設症に病識を持つこと。
社会的入院者はいないと断定するのでなく、該当患者のハードルをもっと下げること。

患者と家族のできないことをあげつらうのではなく、できることを見つけていくこと。
社会資源の乏しさを嘆くのではなく、身近なリソースを発見しフル動員すること。

長期在院患者の退院・地域移行に、自分たちが何ができるか、考えること。
受け身で「条件が整う」ことを待っていても、やはり何も始まりません。

こうしたセミナーが人をつなぎ、地域の力を創っていく機会になればと思います。
ちびまる子のキャッチコピー通り「静岡市はいいねぇ」となることを期待しています。



夜、静岡駅1階の「大作」で、たくさんの地の物を頂き、美味しいお酒を飲みました。
黒おでん、桜エビの天ぷら、鯨ほか山盛り刺身、畳鰯、黒はんぺんのフライ、等々。

あわてて新幹線に飛び乗ったので、お土産のお茶を店に置いて来ちゃいました。
今日、ちゃんと大石さんが研究室まで届けてくれたので、ひと安心です。

会長の池上さん、県SW協会長の神田さん、仕掛け人の大石さん、県庁の鈴木さん、
司会をしてくれた村松さん、事務調整作業を一手に走り回って大忙しだった大澤さん、
懇親会の幹事までやってくれた大川さん、市の求人情報を送ってくれた原田さん…。

ほか皆々様、どうもたくさんお世話になり、ありがとうございました!
また、いずれお会いしましょう~!(^_^)/~


※静岡市で非常勤精神保健福祉相談員を募集してるそうです。
 給与はハッキリ言って低いですけど、素敵な仲間がいる職場ですよ~。


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平成22年度静岡市非常勤嘱託職員(精神保健福祉相談員)試験案内

1.職種・採用資格・採用予定人員
(1)職種:精神保健福祉相談員
(2)採用資格:①精神保健福祉士の資格を有する人、②大学において社会福祉に関する科目又は心理学の課程を修めて卒業した者、③保健師免許を有する人
(3)採用予定人員:1名
※次のうち、いずれかに該当する方は受験できません
(1) 地方公務員法第16条(ただし準禁治産者を含む)に該当する者
(2) 静岡市役所に非常勤嘱託職員(臨時職員、パートタイマーを含む)として平成23年度3月31日現在で通算勤務年数が5年未満の者。ただし通算勤務年数5年以上勤務した方でも、平成22年4月1日以降に静岡市役所に非常勤嘱託職員として勤務していないときには受験できます。

2.業務内容、勤務条件等
(1) 業務内容:精神保健福祉課相談支援担当業務(相談指導業務、各種申請受付業務等)
(2) 勤務時間等:1週間あたり週31時間
(3) 休日:土曜日、日曜日及び国民の祝日、並びに12月29日から翌年1月3日までの日(週4日勤務の場合:勤務を要しない日1日)
(4) 給与等
「静岡市非常勤嘱託職員の報酬、勤務時間その他の勤務条件に関する要綱」に基づく
報酬月額 151.600円 
通勤手当、時間外手当、期末勤勉手当の付加報酬を市基準に基づき別途支給。
(5) 任用期間:平成23年4月1日から平成24年3月31日
ただし、勤務成績が良好な場合に限り上記任用期間を延長することがあります。
(6) 保険等: 厚生年金保険、政府管掌健康保険、雇用保険に加入

3.試験の日時・会場・内容
日時:平成23年2月18日(金)
会場:城東保健福祉エリア 保健福祉複合棟 3階 第3研修室
内容:面接試験

4.受験手続き及び受付期間
(1)提出書類
1)静岡市非常勤嘱託職員(非常勤精神保健福祉相談員)試験申込書(指定の用紙)
※指定用紙は、保健所精神保健福祉課にあります。
2)履歴書:1)の裏面
3)免許証(精神保健福祉士、保健師)の写し
※大学又は大学院で社会福祉に関する科目又は心理学の課程を修めて卒業した者として応募する場合は、大学又は大学院の成績証明書
(2)受付期間:平成23年1月17日(月)から2月10日(木)
8時30分から17時 00分まで(土・日曜日及び祝日は除く。)
(3)申込先:静岡市保健所 精神保健福祉課
申込方法:必要書類を精神保健福祉課に提出
(郵送の場合は、2月10日必着) ※提出された書類は返却しません

5.選考結果通知 :採用不採用にかかわらず平成23年2月中に通知します

6.お問い合わせ
静岡市保健所 精神保健福祉課 企画担当
〒420-0846  静岡市葵区城東町24番1号 電話054-249-3179
※申込み後に、面接を受ける事ができなくなったり、申し込みを取り下げる場合は、すみやかに上記に連絡してください。

PSW求人情報(9)

2011年01月18日 10時33分27秒 | PSWのお仕事
気まぐれに掲載される「PSW求人情報」です。
もしかすると、もう古い情報もあるかも知れませんが。
とても大切な人生の出会いになるかも知れないので。
まだ、4月からの勤め先が決まってない人は、参考にして下さい。

大卒者の就職内定率が、最悪という状況は変わらず。
10月1日現在で、57.6%、12月1日現在で、68.8%。
若い学生の皆さんには、本当に厳しい春です。
このまま、この国の経済は、どんどん失速して行くのでしょうか?

ほんの3年前、景気上向きの中で、福祉学部進学者数は、どんどん落ちていました。
河合塾の人は「企業志向が強い中、福祉を志願する高校生は減り続けるのは明らか。
福祉学部の先生方は、不況になることを祈ってもらうしかありませんね」と言ってました。
その時は、みんなタメイキ混じりに笑うしかなかったのですが…。

大企業に流れていた人材が、中小企業に供給されて良い、と歓迎する声もあるようです。
この不況は、福祉業界からすれば追い風になるのでは?と期待もされていましたが。
果たして、福祉や介護に、風は吹くのでしょうか?
不況への不安から離職者が減ったせいか、福祉業界の求人も減ってます。

せめて、現に福祉を志して学んできた学生には、きちんと就職させてあげたい。
ソーシャルワーカーとしての第一歩を、踏み出させてあげたい…。
たかだか教員3年目の僕でも、そんな親心が出て来てしまいます。
現職PSWの方々、将来ある新卒者と積極的に会ってあげて下さい。

今からでも、PSWを募集したいというお話しあれば、お寄せ下さい。
こんな個人ブログでも、情報発信のお手伝いはできるかも知れません。
下のコメント欄に、直接書き込んで頂いても結構ですし。
左側の「メッセージ」を使って、メールで送って頂いても結構です。


※なお、掲載情報は東京近辺で知り得た情報に限っていますので、ご了解下さい。
 また、下記求人情報について、掲載した責任・担保を求められても応じかねます。
 これはあくまでも個人ブログでの情報なので、詳細はご自身でご確認ご判断下さい。

※画像は、東京駅日本橋口にあるサウスタワー。
 去年から、月1回くらい、ここの4階に通ってます。
 

☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★

【地域機関】

■社会福祉法人多摩棕櫚亭協会

事業内容  精神しょうがい者の就労支援・生活支援
勤務先(以下、4事業所のいずれか)
就労移行支援事業所ピアス【国立市富士見台1-17-4】
地域活動支援センターなびぃ(Ⅰ型)【国立市富士見台1-17-4】
就業・生活支援センターオープナー【国立市富士見台1-17-4】   
地域活動支援センター棕櫚亭Ⅰ(Ⅱ型)【国立市谷保4999-3】
募集人数  若干名
資 格   不問(精神保健福祉士、運転免許など資格があればなお可)
雇用形態  常勤・非常勤
給 与   常勤:初任給 169,600円(経験者優遇)、非常勤:時給900円~、諸手当あり
交通費   実費支給(ただし上限あり)
勤務時間  ①9:00~17:00(休憩:45分) ②10:00~18:00(休憩:45分)
休 日   完全週休2日、日祭日、夏季・冬期休暇各8日
選考方法  面接(書類選考有)
提出書類  履歴書
書類提出先 〒186-0003 国立市富士見台1-17-4(まずは履歴書をお送りください。)
お問い合わせ・ご連絡は  多摩棕櫚亭協会本部
  〒 186-0003 国立市富士見台1-17-4 (TEL042-575-5911 担当:小林)  

■特定非営利活動法人えどがわ悠人会 地域生活体験室遊牧舎
 
採用予定日 2011年4月1日
就業場所 東京都江戸川区平井二丁目17-9
業務内容 長期入院者や家族からの単身生活移行希望者等に短期宿泊による生活体験等を提供するサービスに従事。受入からプランニング、関係機関との調整等ソーシャルワーク業務と宿泊利用中の日常生活支援業務。
雇用形態 常勤
雇用期間 常雇
就業時間 10時から18時を基本(変動有)。月に1~2日程度宿直業務。
時間外 月5時間程度
賃金形態 基本給(月給):176,000~250,000円/電話相談業務手当:20,000円/宿直業務手当:9,000円/賞与:年度実績4ヶ月分/経験・能力等により算定
休日 週休2日制(土・日)、夏期休暇、年末年始
保険 健康・労災・厚生年金・雇用
応募資格 精神保健福祉士資格所持者、経験者優遇/新卒者可
募集人数 1名
応募方法 電話連絡の上、問い合わせまで履歴書を送付。後日面接(応募書類不返却)。
問合せ先 特定非営利活動法人えどがわ悠人会 地域生活体験室遊牧舎(担当:吉澤)
 〒132-0035 東京都江戸川区平井二丁目17-9 TEL:080-5885-1796

■社会福祉法人むうぷ

採用予定日 2011年4月1日
就業場所 むうぷ舎中原、新川、食茶房むうぷのいずれか
業務内容 精神障がい者への作業指導、生活支援、相談業務等・会計などのパソコン事務
雇用形態 正職員
雇用期間 常雇
就業時間 9時~17時
時間外 月平均10時間程度
賃金形態 基本給194,000円/月、住宅手当一律8,000円/月、通勤手当18900円/月まで支給、
2年目より職務手当てあり、その他家族手当あり
精神保健福祉士として実務経験3年以上の方基本給200,000円
賞与4か月(昨年度実績)
休日 週休2日(土日)、初年度有給休暇10日、別途夏季・冬季休暇(共に7日)
保険 雇用 労災 健康保険 厚生年金  *退職金共済加入
応募資格 年齢不問、大卒以上、精神保健福祉士資格(取得見込み含む)普通自動車免許(運転業務あり)
募集人数 1名 経験者歓迎、初心者も歓迎
応募方法 履歴書、志望動機(作文800字以内)、を問合せ先所在地の「職員採用係」まで郵送のこと。締め切り:2月12日(土)必着
選考方法 1次選考:書類選考*書類選考合格者には2月中旬選考後連絡いたします。
2次選考:面接選考。2月下旬予定。
* 尚、面接前に施設実習を行なって頂きます。詳細は書面にて連絡いたします。
問合せ先 社会福祉法人むうぷ むうぷ舎新川 担当:山本
 〒181-0004 東京都三鷹市新川4-9-5
 TEL0,422-44-7507 URL:http://www1.parkcity.ne.jp/muwp/

■特定非営利活動法人法人サポートあおい

採用予定日 2011年1月21日
就業場所 埼玉県川越市仙波町2丁目10-35(川越胃腸病院前)
業務内容 精神障害者・就労継続支援B型の支援業務
雇用形態 常勤
就業時間 9時から17時
時間外 月10時間程度
賃金形態 基本給167,300~191,200円
(賃金形態共通) 
賞与:夏期冬期基本給の各1ヶ月分、社会福祉士、精神保健福祉士資格手当1万円
通勤手当:上限2万円まで
休日 土日祝日・夏期休暇・年末年始休暇
保険 健康保険・厚生年金・労災・雇用保険あり・中小企業退職共済加入
応募資格 精神保健福祉士資格所持者で精神障害関連施設で通算2年年以上経験のある方
募集人数 1名
選考方法 面接による
応募方法 電話連絡の上、下記まで履歴書を郵便で送ってください。後日面接日を通知します。
履歴書郵送先 NPO法人サポートあおい
 〒350-0034 埼玉県川越市仙波町2-10-35 
問合せ先 法人本部(担当:理事長 樽角(たるかど)
 TEL.049-225-6420(月~金10時~17時)
法人業務現況 移行支援事業1ヶ所および就労継続支援B型1ヶ所(多機能型)
地域活動支援センター2ヶ所、指定相談支援事業1ヶ所(川越市より受託)

【行政機関】

■東京都北区福祉事務所

採用予定日 2011年4月1日
就業場所 東京都北区福祉事務所(東京都北区王子本町1-15-22)
業務内容 生活保護受給者で精神障害者の方の退院促進業務
雇用形態 非常勤職員
雇用期間 任期は1年とし任期期間を4回まで更新できる。(最長5年間勤務)
就業時間 8:30から17:15まで
時間外 基本的になし
賃金形態 基本給216,000円/月、 通勤手当:15,000円迄/月これを超える場合には超える額の1/2を加算して支給する。
勤務形態 月16日勤務、有給休暇10日付与、夏期休暇3日付与
保険 健康保険・厚生年金・雇用保険:有
応募資格 精神保健福祉士資格所持者、2~3年の実務経験を有する方
募集人数 1名
応募方法 電話連絡の上、問合せ先まで履歴書をお送りください。後日面接日を通知します(応募書類不返却)。
問合せ先 北区役所 健康福祉部生活福祉課庶務計画係 (担当:田中)
  〒114-8508 東京都北区王子本町1-15-22 
  TEL03-3908-1141 E-mail tanaka-947@city.kita.lg.jp

■埼玉県幸手保健所 

採用予定日 2011年2月1日
就業場所 埼玉県幸手保健所 (東武日光線 幸手駅徒歩3分)
業務内容 精神保健福祉相談業務・精神障害者及び精神障害者福祉に関する法律に基づく法施行業務補助
雇用形態 臨時職員(産休代替)
雇用期間 2011年2月1日から3月31日まで(週3日勤務/2ヵ月間)
就業時間 午前8時30分~午後5時15分(休憩時間60分)
時間外 なし
賃金形態 日額:6,700円(通勤に係る相当額を別に支給)
休日 土曜日、日曜日、祝日
保険 労災保険の加入:有
応募資格 精神保健福祉士資格所持者(実務経験を有する方を希望します。)
募集人数 1名
応募方法 電話連絡の上、問い合わせ先まで履歴書を送付してください。
後日面接日を通知します。(履歴書不返却)  
問合せ先 埼玉県幸手保健所 担当:保健予防推進担当 河本(かわもと)、飯塚    〒340-0115 埼玉県幸手市中1-16-4 TEL 0480-42-1101
 URL:http://www.pref.saitama.lg.jp/soshiki/h18/
備考 2011年4月1日から2012年9月30日までの任期付常勤職員を別途募集予定 

【医療機関】

■医療法人三恵会 西ヶ原病院 

採用予定日 応相談(早めに勤務できる方を歓迎します)
就業場所 西ヶ原病院(東京メトロ南北線 西ヶ原駅徒歩1分)
業務内容 相談援助業務
雇用形態 正職員
就業時間 9:00~17:00 (実働7時間)
時間外 なし
賃金形態 月給20万6,000円以上(基本給+各種手当含む)
賞与:年2回(前年度実績:約3.5ヶ月分)
別途、通勤手当全額支給
休日 週休2日制(日曜日・祝日・その他1日)
夏期休暇(3日)・年末年始(5日)
保険 健康保険・労災保険・厚生年金・雇用保険・退職金制度:有
応募資格 精神保健福祉士所持者(経験者なら尚可)
募集人数 若干名
応募方法 問合わせ先の担当までご連絡下さい。
問合せ先 医療法人三恵会 西ヶ原病院  担当:看護部長 渡部
 〒114-0024  東京都北区西ヶ原2-46-9
 TEL03-3917-6561 URL:http://www3.kitanet.ne.jp/~s-n-hp/

■医療法人青流会くじらホスピタル

採用予定日 採用決定後、随時
就業場所 医療法人青流会くじらホスピタル(東京都江東区枝川三丁目8-25)
業務内容 精神科デイケア・相談業務
雇用形態 正職員
雇用期間 常雇
就業時間 9時から18時まで
時間外 ほとんど無し
賃金形態 基本給17万3千円/月、資格手当2万円、皆勤手当:3千円/月、
通勤手当:4万円迄/月、住宅手当2万円(独立生計の世帯主のみ)
昇給:有 賞与:年2回(基本給+資格手当)×4ヶ月分
休日 週休2日制(土・日)、年末年始
保険 健康・労災・厚生年金・雇用、退職金制度:有
応募資格 精神保健福祉士資格所持者、精神科において3年の実務経験を有する方
募集人数 若干名
応募方法 電話連絡の上、問合せ先まで履歴書をお送りください。後日面接日を通知します(応募書類不返却)。
問合せ先 医療法人青流会くじらホスピタル (担当:事務長 上村)
 〒135-0052 東京都江東区枝川三丁目8-25 
 TEL:03-5634-1123 E-mail:kujira-yo@jupiter.ocn.ne.jp
 URL http://www.kujira-hp.jp/

■浦和すずのきクリニック

採用予定日 応相談
就業場所 浦和すずのきクリニック JR武蔵野線 西浦和駅から徒歩7分
業務内容 精神科外来、高齢者デイケアにおける相談業務
雇用形態 正職員
就業時間 9:00~17:30
時間外 月6時間前後
賃金形態 基本給:17万円  通勤手当:50,000円迄/月  各種手当:23,750円
昇給:有  賞与:前年度実績 年2回(4ヶ月分)
休日 週休2日制(日曜日・祝日・その他1日)・夏期休暇(3日)・年末年始(5日)
保険 健康保険・労災保険・厚生年金・雇用保険・退職金制度:有
定年制:有 一律65歳 再雇用:有 70歳まで   マイカー通勤:可
応募資格 精神保健福祉士有資格者、3年以上の実務経験を有する方
募集人数 若干名
選考方法 面接
応募方法 まずは電話でご連絡下さい。
問合せ先 医療法人社団ユーアイエメリー会 浦和すずのきクリニック 担当:高木
 〒338-0837 埼玉県さいたま市桜区田島7-17-21
 TEL:048-845-5566 URL:http://www.suzunoki.or.jp/urawa/

■医療法人社団 大清会 いしつか診療所

採用予定日 勤務開始日応相談(早めに勤務できる方を歓迎)
就業場所 いしつか診療所(〒311-4303茨城県東茨城郡城里町石塚558-1)
水戸市から車で25分程度
業務内容 認知症患者への精神症状の軽快、及び生活機能の回復を目的とした精神科専門療法の提供
雇用形態 正職員
雇用期間 常雇
就業時間 8:30~17:30(休憩90分)
時間外 なし
賃金形態 月給210,000円(基本給185,000円+資格手当25,000円)
試用期間2ヶ月(期間中の賃金:時給1,100円)  
通勤手当:実費(上限35,000円)、賞与:年2回(前年度実績 約3.7ヶ月)
休日 年間112日(基本は日祝を含む月9日ですが、診療日により調整あり、その他、夏季休暇・冬季休暇あり)
保険 雇用・労災・厚生年金・健康
応募資格 精神保健福祉士資格所持者
募集人数 1名
応募方法 問合せ先の担当まで電話連絡、または履歴書をお送り下さい。
後日面接日を通知します。
応募時に見学OKです。お気軽にお電話ください。
問合せ先 医療法人社団 大清会(たいせいかい)(担当:坪田/つぼた)
 〒311-4144 茨城県水戸市開江町954-2F
 担当携帯090-2764-7131 E‐mail oozekikai‐jimu@vivid.ocn.ne.jp

■東京大学医学部附属病院

採用予定日 2011年4月
就業場所 東京大学医学部附属病院地域医療連携部
業務内容 医療連携・医療社会福祉相談業務および研究支援(特に救急医療・高度医療など新規分野の開拓的な業務に従事して頂きます。)
身分 国立大学法人東京大学特定有期雇用教職員(特任専門職員)
任期 採用日から3年 更新なし(再公募あり)
就業時間 8時30分~17時
時間外 原則なし。ただし時間外勤務がある場合手当あり。
待遇 給与:月額200,000円(経験により変動あり)
手当等:通勤手当等、、
休日 年次有給休暇
保険 雇用保険、社会保険
応募資格
(1) 社会福祉士または精神保健福祉士資格取得者
(2) 4年制大学を卒業している者
(3) 医療機関で医療ソーシャルワーカー実務経験3年相当以上の経歴を有していること
(4) 当該業務に意欲を持って仕事ができる者
募集人数 1名(特任専門職員/医療ソーシャルワーカー)
応募書類 (1)履歴書(市販のものを使用してください)
(2)上記資格の認定書の写し又は免許の写し
(3)小論文:テーマ「東大病院で私にできること」
*原稿用紙2枚(800字)以内
(注)提出書類は、密封の上「地域医療連携部職員応募書類在中」と朱書し、簡易書留で担当者宛に郵送願います。
応募締切日 2011年2月4日(金)必着
選考方法 (1)一次選考 書類選考
(2)二次選考 面接
※二次選考試験の日程は一次選考合格者に個別に連絡します。
問合せ先 東京大学医学部附属病院地域医療連携部 担当者 鈴木樹美(看護師長)
 〒113-8655 東京都文京区本郷7-3-1
 TEL 03-5800-9254(直通)
 URL:http://www.h.u-tokyo.ac.jp/           

■医療法人秀山会 白峰クリニック

採用予定日 随時
就業場所 さいたま市浦和区上木崎4-2-25 (JR京浜東北線 与野駅東口徒歩6分)
業務内容 医事業務(受付、請求事務等)、医療相談、デイケア業務
雇用形態 常勤
雇用期間 常勤雇用
就業時間 9:00~18:00 休憩1時間 
時間外 月平均2~3時間位
賃金形態ほか 当法人の給与規定に応じる(国家公務員医療職に準ずる)
定期昇給、賞与(年2回)、社会保険、厚生年金、雇用保険、住宅手当、育児手当、中小企業退職金積立制度、交通費(当法人の規定により制限有り)
休日 日曜祝日、金曜日
応募資格 精神保健福祉士の資格を有する 取得見込みも可
マイクロソフトExcel、Wordができる方
募集人数 1名
応募方法 履歴書を郵送頂き、書類選考の上、面接日を決定いたします
問合せ先 医療法人 秀山会 白峰クリニック(担当:内田)
 〒330-0071 さいたま市浦和区上木崎4-2-25
 電話:048-831-0012 URL:http://www.hakuhou.or.jp/ 

■医療法人社団慶神会 武田病院

採用予定日 入職日応相談
就業場所 武田病院 (小田急・JR南武線 登戸駅から徒歩7分)
業務内容 地域医療連携室・デイケア
雇用形態 正職員(3ヶ月試用期間あり)
雇用期間 常勤
就業時間 9:00~17:00 1ヶ月単位の変形労働時間制
時間外 あり
賃金形態 当院規定による
休日 日曜日、祝日以外に月3日(1月及び5月は2日)
その他、原則、夏期休暇4日・年末年始休暇5日
有給休暇あり
福利厚生 社会保険加入   
その他、当法人規定によります。
応募資格 精神保健福祉士の資格取得後、3年以上精神科病院で相談援助業務に従事した経験のある方
募集人数 若干名
応募方法 履歴書・職務経歴書およびレポートを下記問合せ先まで郵送してください。
(レポート課題:「精神科病院における精神保健福祉士の役割」 )
書類選考のうえ、面接についてご連絡します。
応募書類の返却はいたしません。
応募〆切  2011年1月31日(月)
問合せ先 医療法人社団慶神会 武田病院 採用担当 奥田(事務長)宛
 〒214-0014 神奈川県川崎市多摩区登戸3193
 TEL:044-911-4050 URL:http://www.takeda-hp.jp/


■医療法人寿康会 相模病院

採用予定日 随時
就業場所 相模病院
業務内容 相談援助業務
雇用形態 正職員
雇用期間 常雇
就業時間 8:50~17:00
時間外 月平均10時間
賃金形態 基本給15万円以上/月  諸手当2万2千円/月  精勤手当5千円/月
通勤手当:実費  昇給:有り  賞与:年2回
休日 週休2日制、夏期休暇、年末年始
保険 健康・労災・厚生年金・雇用・退職金制度:有
応募資格 精神保健福祉士資格所持者
募集人数 1名
応募方法 電話連絡の上、履歴書持参
問合せ先 医療法人寿康会 相模病院(担当:小林・山口)
 〒252-0034 神奈川県相模原市南区若松1-12-25
 電話:042-743-0311  URL:www.sagami-hp.com

■財団法人高尾保養院 東京高尾病院

採用予定日 随時
就業場所 財団法人高尾保養院 東京高尾病院(東京都八王子市高尾町2187番地)
業務内容 相談援助業務他
雇用形態 常勤
雇用期間 常雇
就業時間 月~金8:30~16:30、休憩60分
時間外 月平均10時間
賃金形態 基本給15万円/月、調整手当1万円/月、資格手当1万円/月
精勤手当5千円/月、通勤手当、賞与 年2回、昇給あり
休日 土・日・祝(休日出勤あり・事務当直あり)、夏季休暇、年末年始、年次休暇(初年度10日)
保険 健康・雇用・厚生・労災保険、退職金制度あり
応募資格 精神保健福祉士資格、普通自動車免許
募集人数 2名
応募方法 まずは電話にてご連絡ください。
問合せ先 財団法人高尾保養院 東京高尾病院 担当:長田(オサダ)
 〒193-0844 東京都八王子市高尾町2187 TEL 042-661-6652

■医療法人社団 博奉会 相模ヶ丘病院

採用予定日 応相談
就業場所 相模ヶ丘病院 (神奈川県相模原市南区下溝4378)
業務内容 相談援助業務(医療相談室もしくはグループホーム)
雇用形態 正職員
雇用期間 常雇
就業時間 9:00~17:00
時間外 10時間程
賃金形態 200,100円~(諸手当含む) 通勤手当:全額支給
昇給:有  賞与:年2回(4.5ヶ月) いずれも昨年実績
休日 4週7休制(日曜日他 シフトによる)
祝日・夏季休暇・年末年始・慶弔他
保険 健康・厚生年金(基金)・労災・雇用 退職金制度:有(規定による)
応募資格 精神保健福祉士資格所持者
募集人数 2名
応募方法 電話連絡の上、問合せ先まで履歴書をお送りください。後日連絡致します。
※ホームページからも応募できます(申込ページはこちら)。
問合せ先 医療法人社団 博奉会 相模ヶ丘病院 担当:事務長 山田(やまだ)
〒252-0335 神奈川県相模原市南区下溝4378
TEL:042-778-0200  URL:http://www.hakuhou-kai.or.jp/

【その他】

■専門学校日本福祉学院 

採用予定日 2011年4月1日(勤務開始が早まっても構いません)
就業場所 東京事務所(東京都豊島区南大塚3-32-10 今井保全ビル5階)
業務内容 精神保健福祉士養成通信課程 専任教員業務全般(スクーリング運営・レポート添削・実習指導 等)
雇用形態 正職員
雇用期間 常雇
就業時間 8時45分から17時まで
時間外 月平均10時間(時期によって上下有り)
給与条件 当学園規程による
休日 日曜日、祝日、土曜日(月2回)、夏期休暇、年末年始休暇
保険 私学共済・労災・雇用、退職金制度有り
応募資格 教員要件に該当する方
募集人数 1名
応募方法 問合せ先まで履歴書をお送りください。選考後通知します(応募書類不返却)
問合せ先 学校法人つしま記念学園 専門学校日本福祉学院 通信教育事業部 大西 宛
 〒170-0005 東京都豊島区南大塚3-32-10 今井保全ビル5階
 TEL 03-6907-4356 FAX 03-6907-4387 E-mail: tsushin@tsushimakinen.ac.jp
 URL:http://www.tsushimakinen.ac.jp/tsushin/index.html

■ジャパンEAPシステムズ
採用予定日 2011年4月1日(それ以前も応相談)
就業場所 東京都新宿区高田馬場4-3-7 JR高田馬場駅から徒歩1分
業務内容 企業の社員及び家族に対するソーシャルワーク・カウンセリング
 ・カウンセリング(メール相談、電話相談、面接相談、派遣相談)
 ・人事部や管理職へのコンサルテーション
 ・職場復帰支援
 ・管理職や一般社員に対する教育研修
 ・報告書や提案書の作成
 ・EAPのプロモーション活動 など
雇用形態 正社員
勤務期間 月~土のうち5日間
就業時間 10:00~18:30、11:30~20:00(土曜日は10:00~18:30)
賃金形態 当社規定により経験を考慮の上決定(目安;固定給27万円程度)。
休日 週休2日
保険 健康保険、雇用保険、厚生年金あり
応募資格
1.精神保健福祉士の資格保有者=必須
2.臨床経験年数3年以上=必須
※医療機関での経験が3年以上ある方が望ましい
募集人数 若干名
応募方法 問合せ先まで(1)履歴書(メールアドレス明記)、(2)「志望動機」(1200字程度)をお送りください。後日面接日を通知します。
募集期限:2011年3月末
書類提出先 株式会社ジャパンEAPシステムズ 採用担当係 宛
 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場4-3-7 KSビル
 URL:http://www.jes.ne.jp/  連絡先:03-3362-6669

日本社会事業大学校歌

2011年01月17日 19時05分01秒 | 大学という場所
3年前に大学に転職して、最初の入学式でビックリ仰天しました。
仏教系ではないので、突然お坊さんが出てきたり、お経が読まれることはありません。
ミッション系でもないので、突然荘厳なミサが始まる訳でもありません。

ごくごく、当たり前の、ごく普通の入学式に思えました。
壇上に日の丸を掲げてないのも、この学校らしいと思いました。
ビックリしたのは、マンドリン部の演奏で、この大学の校歌を、初めて聞いた時です。

ハッキリ言って、暗いです。
1番はともかく、2番、3番と進むにつれて、すごい歌詞になっていきます。
「う~む、これが社大かぁ~」と、ひとり感心してしまいました。

戦後の混乱期に、社会福祉の灯を掲げた先人の想いが込められています。
この国で最初の福祉の学校として開かれた、開拓者の気概が感じられます。
暗くて、少々古めかしいですが、これも歴史の重みというものでしょう。

歌詞を読むだけでも、雰囲気は伝わるかも知れません。
いささか音読が難しい漢字もありますが、読んでみて下さい。
どうです?結構、スゴイ歌でしょ?



日本社会事業大学校歌
作詞 佐伯仁三郎
作曲 木田みさを

1.
空の茜を先立てて
都の乾 花照らう
丘も名ゆかし代々木台
伝統の栄 われ踏みて
呼ぶや思潮の暁の声
社大 社大 おおわれら

2.
孤独、敗残、途に哭き
わが世 餓ひょうの野となれば
社会の福祉 誰が任ぞ
忘我の愛と智の灯
捧げん世紀 来たりけり
社大 社大 おおわれら

3.
自由の鐘の鳴るところ
友愛の丘 月澄めり
汚辱、貪婪すさぶ世に
睦ぶ久遠の夢一つ
われらは茲に結ぶなり
社大 社大 おおわれら

4.
焦土の果に誓えれば
再び見まじ苦験の日
冷たき 熱き争いの
上なる平和憧れて
行くは民主の道直ぐに
社大 社大 おおわれら


※歌詞の言葉が、どうしても変換できない字があり、不本意ながら変えています。
 画像は、大学のシンボル「ウブゴエカラ灰トナリテマデ」のアガペ像(渡辺義知作)。

フォトチャンネルと福祉ネットワーク

2011年01月12日 14時38分58秒 | フォトチャンネル

昨日、ブログの記事を更新したら、一気に訪問者400名超。
ありがたいやら、空恐ろしいやら。
ご訪問頂いた皆さんには、感謝しながら、恐縮しています。
<(_ _)>

今日は、朝から晩まで、研究室に籠もって仕事しています。
授業も会議も無く、お陰様でだいぶ仕事が進みました。
今日だけで、宿題が四つ片付きました~。
(^_^)v

とは言っても、まだまだ氷山の一角です。
自分なりに進行管理はしているつもりですが。
実は、もう締め切り過ぎたものや、今週中の宿題もあります。
(-_-;)

少し「フォトチャンネル」というのを、いじってみました。
これまでブログにアップした画像を、一部まとめてみました。
あくまでも試しなので、とりあえず風景写真だけです。
(^_-)

ちゃんと動作するか、若干心許ないのですが…。
下の画像をクリックすると、スライドショーになるはず…。
画像が表示されなければ、またチャレンジしてみます。
(^_^;)



あ、お知らせです。
今晩のNHK教育テレビ「福祉ネットワーク」をご覧下さい。
「シリーズ統合失調症」が始まるそうです。

第1回目は「診断・治療”最前線”」
1月12日(水) 20:00-20:30  再放送は19日(水) 12:00-12:30
近赤外線による脳機能検査、抗精神病薬(コンスタ?)、認知機能リハ等を取り上げるようです。

第2回目は「早期支援と”学校”」
1月13日(木) 20:00-20:30  再放送は20日(木) 12:00-12:30
学生への疾患理解教育、養護教諭と医療機関との学医連携等を取り上げるようです。

古い精神病院の各現場は、たいして変わっていないように見えますが。
一応、精神医療も日進月歩と言って良いのでしょうか。
病院ごとの質の格差が、どんどん進行していっているようです。


※画像は、喫茶店で見つけた人形です。


☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★

シリーズ 統合失調症(1)
およそ100人に1人がなる身近な病気・統合失調症。発症の多くは15歳から30歳に集中し、その後の人生に大きな影響を与える疾患だが、早期に発見し、適切な治療を早期に開始すれば、復学・就労など本人の希望にそった回復も、めざせるようになってきている。統合失調症の早期発見早期治療について、最新の動きを2回にわたって放送する。

1回目は、「診断・治療最前線」
http://www.nhk.or.jp/heart-net/fnet/info/1101/110112.html
▽近赤外線を使って脳の働きを調べる装置を鑑別診断の補助に使うとりくみ
▽錠剤以外にもさまざまな剤形が登場しライフスタイルにあわせ選択する時代になっている抗精神病薬
▽効果が確かめられてきた認知機能リハビリテーション
など、診断と治療の最新情報についてお伝えする。

2回目は、「早期発見と学校」
http://www.nhk.or.jp/heart-net/fnet/info/1101/110113.html
統合失調症の早期発見と早期治療を実現するためには、病気の好発期にある若者が長い時間を過ごす学校の役割が大きいと、近年改めて考えられるようになっている。そこで、
▽若者に統合失調症をはじめとする精神疾患について正確な知識を与えることで、若者自身が異変に気づいたり、いざというときには相談行動が取れるようにしたりしようという疾患理解教育のとりくみ
▽養護教諭をはじめとする学校側と地域の精神科医や臨床心理士などがネットワークを作ることで、教師たちの精神疾患についての知識のレベルアップとともに、気になる児童・生徒がでてきたときには迅速に医療につなげようという学医連携のとりくみを取り上げる。



社大PSWの系譜と勉強会

2011年01月11日 14時34分30秒 | イベント告知
日本社会事業大学の精神保健福祉士課程は、現在の3年生で、第14期生になります。
精神保健福祉士が国家資格化されて、日本で最初に設けられたPSW養成課程です。

初代主任教授は、JHC板橋を牽引してきた寺谷隆子さん。
課程開設当時の「針のむしろ」状態のご苦労については、先に記事にしました。

二代目主任教授は、コンボ代表理事も務める大島巌さん。
「戦うPSW」養成に精力を傾け、極めて緻密な年間カリキュラムを創り上げました。

おふたりが、学部で毎年約20人のPSWの卒業生を送り出してきました。
そして、他にも、この学校には多くのPSWたちが関わってきています。

国家資格化以前の精神保健福祉担当教授だった、尾崎新さん。
先日若くして脳腫瘍で亡くなられましたが、その著作は今も変わらず刺激的です。

専門職大学院の初代精神保健福祉担当教授だった、大野和夫さん。
国家資格化を果たした元日本PSW協会理事長は、現在も三浦で地域活動を続けています。

通信教育科精神保健福祉士課程の専任教員だった、田尾有樹子さん。
巣立ち会で200名の退院促進を成し遂げ、国の検討会でも発言し続けてくれています。

同じく通信教育科の専任教員だった、大塚ゆかりさん。
今も山梨県立大学の准教授をしながら、旭川と往復して法人運営を継続しています。

いろんな人のPSWという仕事への想いが詰まって、今の大学があります。
そんなPSWの系譜を引き継いで、今僕も仕事できていることは、とても幸せなことです。

僕たちは現場で、ともすれば自分のことで精一杯になります。
体験は個人に止まり、経験の伝承と言うことに、無頓着になりがちです。

でも、いろいろな変革は、ひとりでは成し遂げられません。
他者に少しでも伝えて行くということが、とても大事になります。

自分の体験を、経験知として伝えて行くこと。
次の世代に、クライエントから学んだことを伝えて行くこと。

その言葉が教育であると同時に、現場を変えていく力になるはずです。
PSW総体の経験の蓄積が、職種としての価値を形成し、魂として伝えられていきます。

PSWの魂を注入されて、それぞれ現場に出て、奮闘している卒業生たち。
現場で悩み傷つきながら、新しい経験知を獲得してくれているはずです。

今度、そんな卒業生たちに集まってもらって、勉強会を行うことになりました。
多くのPSWが関与しているであろう「地域移行・定着支援」がテーマです。

学内関係者に止まらず、広く学外の方にもオープンで開催する勉強会です。
テーマにご興味があれば、どうぞお申し込みの上ご参加下さい。


※画像は、夕暮れのキャンパス中庭風景。


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日本社会事業大学社会福祉学部精神保健福祉士課程
修了者第5回勉強会【シンポジウム・講演会】のご案内

日本社会事業大学精神保健福祉士課程10周年記念会以来、しばらくお休みしていた精神保健福祉士課程修了者勉強会を、下記の通り再開したいと思います。
この勉強会は、社大・精神保健福祉士課程を卒業された皆さまの情報交換の場として、また精神保健福祉士課程在校生と卒業生との交流の場として、2007年5月に第1回勉強会を行って以来4回開催し、精神保健福祉士課程10周年記念会に発展したものです。
今回の勉強会では、こんにち大きな課題になっている「地域移行支援」をテーマに、社大精神保健福祉士課程修了者、あるいは資格化以前にご卒業された社大卒業生で精神保健福祉の場で活躍されている皆さんに実践報告をして頂き、相互の経験を交流して、さまざまなネットワークを広める契機にして頂ければと考えております。
2008年度から専門職大学院准教授に着任された古屋龍太先生には、このテーマに関連した記念講演をお願いしています。
多くの卒業生の皆さん、在校生の皆さんにお集まり頂き、有意義な交流ができますことを願っております。
皆さまのご参加をこころよりお待ちしております。

日本社会事業大学社会福祉学部
精神保健福祉士課程主任 大島 巌

■日時: 2011年2月19日土曜日、午後2時~5時30分(勉強会)
受付開始:午後1時30分
勉強会の終了後、懇親会(午後6時~8時)を開催します

■場所: 日本社会事業大学教学A棟A202教室(勉強会)+厚生棟2階喫茶ルーム(懇親会)

■内容: 
テーマ「地域移行・定着支援それぞれの試み」

14:00-14:30 記念講演
「精神障害者地域移行・地域定着支援事業の現状と課題」
古屋龍太(日本社会事業大学専門職大学院、准教授)

14:40-17:00シンポジウム
ワークショップ「地域移行・定着支援それぞれの試み」
【シンポジスト・話題提供者】
関原 育(NPO法人ウィズ福祉会施設長、東京PSW協会会長、社大卒)【依頼中】
豊子有純(NPO法人多摩在宅支援センター円地域活動支援センター連、PSW課程12期)
新井美子(武蔵野中央病院、PSW課程8期)
大島 巌(日本社会事業大学、教授)
道明章乃(社大社会事業研究所共同研究員、PSW課程1期)
【コメンテータ】
寺谷隆子(日本社会事業大学精神保健福祉士課程初代主任)
大石信弘(静岡市:精神保健福祉士・社会福祉士事務所「静岡まちとも」、社大卒)

17:00-17:30 総合討論(含、今後の勉強会の持ち方など)
18:00-20:00 懇親会 

■参加費: 勉強会(無料)、懇親会(3000円)

■連絡先:
〒204-8555 東京都清瀬市竹丘3-1-30
日本社会事業大学社会福祉学部
大島研究室:道明章乃(PSW課程第1期、社大社会事業研究所共同研究員)
Email:psw.jcsw@gmail.com、電話 & Fax:042-496-3126
参加希望者は2月10日迄にメールあるいはファクシミリにてお申し込み下さい。


2011年謹賀新年

2011年01月07日 17時16分49秒 | 日々の雑記

あけましておめでとうございます。

だいぶ出遅れたご挨拶になりますが。
辛うじて松の内と言うことで、ご容赦ください。
あまりまとまった記事を書けそうもないので、
昨年最後の記事を更新して以降の、年末年始の日常の一コマを…。



12月28日
夜、学士会館で精神科クリティカルパスをめぐる座談会。
国際医療福祉大学大学院の武藤さん、厚生労働省精神・障害保健課長の福田さんと。
日本病院・地域精神医学会の宇田川さんに速記をお願いして。
4月に出る雑誌『精神医療』に掲載予定。



12月29日
仕事も休みになり、適当に掃除して、ようやく夕方、近くの理髪店に。
11年間通っている、地元のなじみの床屋さん。
お互いの長男が中学の同級生なので、近況を報告し合う。
4ヶ月ぶりの長い髪を切ってもらいながら、あれこれ雑談。



12月30日
年越し・おせち料理の買い物に、駅前のスーパー、八百屋、酒屋さんへ。
栗きんとん、数の子、いくら、たらば蟹、てんぷら用海老、刺身、野菜、日本酒、焼酎。
あれこれ食料だけで、合計25000円余。
毎年思うことではあるけれど、なんで、こんなに高いんだろう?



12月31日
夜「笑ってはいけないスペシャル」見て、笑ってしまう。
結局、紅白歌合戦はまったく見なかった。
カウントダウンはジャニーズのライブとともに。
その後、カウントダウンTV見ながら原稿書き、4時まで。



1月1日
元旦、家から一歩も出ず。
おせち料理作って、食べて、飲んで、寝て、原稿書いて、テレビ見て。
あとは何していたんだか…。
新年の抱負も内もない、だらだらとした正月。



1月2日
配偶者の赤羽の実家へ、一家4人車で移動、親族と新年会。
義母と、義兄、義弟夫婦、甥っ子、姪っ子、計12人。
食べて、飲んで、おしゃべりして、テレビ見て、飲んで、食べて、飲んで。
約7時間の年中行事、今年も終わり。



1月3日
年末に突然急死した、同い歳の男性のお通夜にカトリック教会へ。
僕にとっては、あくまでも子どもの保育所の親仲間だけど。
芸大出身の天才肌の声楽家、死因は不明だが、アルコールがらみか…?
芸大・音大仲間ら約200人、涙混じりの音吐朗々たる賛美歌で送る。



1月4日
家から一歩も出ず。
パソコンに向かって原稿書き。
いくつもある年末年始の宿題。
結局ひとつも完成していない…。



1月5日
朝から職場でメールチェック、約100件。
学部学生は、今日から授業再開。
仕事始めのセレモニーで、教職員は午前中から乾杯~♪
お屠蘇気分抜けきらずで、まだ許される日。



1月6日
午前中はメール返信、添付資料の作成でほぼ終わり。
研究室への来室者、多数、新年のご挨拶。
早速の入試広報、打合せ。
締め切り過ぎてる、報告書等作成。



1月7日
午前中、3時間ぶっ通しで、自立支援協議会の事務局会議。
協議会の今後のあり方、障害(者)福祉計画策定について、ディスカッション。
市内精神科病院の長期在院患者の調査も、最終まとめ段階に入る。
この街で、なんとかしたいという、皆の想いがあふれる。



画像は、年末に前職の病院から届いた、版画カレンダー。
デイケアの皆が、月ごとに分担して、デザイン決めて、木版彫って、多色刷り。
ありがたく、今年も使わせて頂きます。
PSW研究室で、1年間、一緒に過ごします。