PSW研究室

専門職大学院の教員をしてる精神保健福祉士のブログ

専門職大学院の学修総括報告会

2011年02月24日 12時46分50秒 | 専門職大学院

昨日は、専門職大学院の学修総括報告会でした。
1年間、この専門職大学院で学んできた院生たちが、一人ひとり発表しました。
平均年齢40歳の、歴とした社会人とはいえ、みんな緊張の一瞬です。

3会場に分かれて、ひとり持ち時間20分の発表会です。
朝10時から、夕方5時40分まで、みっちり。
教員としても、集中して聴き、コメントし、いささか疲れました。

ゼミ員たちに言わせると、僕は一番前で「すっげ~怖い顔」で聞いていたそうです。
自分では、どんな顔だったのか、まるでわかりませんが(笑)。
僕なりに、みんなの語る言葉を、一生懸命追っていました。

語られた言葉は、どれも大事な、大切な言葉です。
ソーシャルワーカーが、現場で直面し、答えを探し続ける言葉。
利用者と日々向かい合う中で、自分自身に投げかけられた、課題となっている言葉。

発表の数々は、かなりレベルが高かったと思います。
中には、プレゼンの時間配分を誤り、準備不足の感のある発表もありましたが。
でも、一人ひとりの想いの詰まった、言葉たちであったと思います。

1年間の学修の成果を伝える場ですから、単なる感想では許されません。
実習で何を行い、何を調査し、どのような結果に基づき、何を考察したのか。
曖昧なプロセスは、当然に、教員の厳しい突っ込みがあります。

実践の場で、エビデンスを示すって、大変なことです。
現場のソーシャルワーカーが、あるテーマで、きちんとまとめるって、大変なことです。
それを、人前で発表し、レポートとして文字化するって、大変なことです。

でも、みんな、この専門職大学院に来た、想いと動機があります。
へたをすると、しばしば空回りしがちな想いを、形にしていく作業が課されます。
みんな、中間報告会より、一歩も二歩も、前に進めていると思いました。

このあと、1週間で、総括レポートの提出期限になります。
いわば、専門職大学院の卒論です。
中途半端にせず、今の自分のすべてを出し切って、書ききって欲しいと思います。

限られた文字数の中で、書かれた言葉は、ともすれば無味乾燥なものになりがちです。
もしかすると、先行研究で、既にあちこちで言われてきたことになるかも知れません。
あるいは、結局、教科書的な言葉に、帰結するのかも知れません。

それでも、専門職大学院の強みは、あくまでも実践を背景としていることです。
書き手の言葉は、実践を体現した、オリジナルな輝きをもっているはずです。
借りてきた言葉ではない、自身の暗黙の経験知を、言葉にして残して欲しいと思います。

同じ言葉でも、ちゃんと実践を背景にしている言葉は、違います。
ちゃんとした読み手が読めば、いい加減な手抜きや、未消化な曖昧さはわかります。
同じ言葉でも、どれだけそこに意味が詰まっているか、重さ軽さがわかります。

ソシュールの言語論ではありませんが、言葉には意味が詰まっています。
言葉を、どれだけ大事にしているか、どれだけそこに意味が込められているか。
ある程度の実践をしてきたソーシャルワーカーなら、自明なはずです。

言葉の、シニフィアンとシニフィエの間には、一本のバーが引かれています。
それは、言語の持つ限界、コミュニケーションの不可能性も示しています。
でも、そこに言葉の持つ豊かさもあるし、他者との共有というテーマもあります。

院生の皆さん、あと一週間の、書く時間、言葉と向き合う時間を、大事にして下さい。
書かれた言葉の、一つひとつを、何回も、何回も推敲して下さい。
その言葉たちは、今のあなた自身の姿を、表しているのですから…。

書くって、そういうことです。
書き記した言葉が、活字になって残るって、そういうことです。
精一杯のあなたの今を、この時代に刻印して下さい。


※画像は、専門職大学院の総括報告会、最終講評の風景。
 今井幸充さんの講評中、ベルを鳴らして「覚えてろよ~」と言われちゃいました(笑)
 たくさん画像も撮ったけど、よく考えたら、自分の画像が一枚も残っていない…(泣)
 なので、今回は凛々しい専門職大学院生たちの、真剣なまなざしを掲載です(^_^)v

2012年度からのPSW新カリキュラム

2011年02月23日 09時25分07秒 | フォトチャンネル

新しい精神保健福祉士養成カリキュラムについて、パブコメ募集が始まりました。
厚労省の下記ホームページを、チェックしてみて下さい。
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=495100318&Mode=0

パブリックコメントって、どれだけ意見が尊重されるかは、何も保証されていません。
とりあえず、行政手続き法に基づいて、一応意見は聞きました、みたいな?

既定の路線は、既に引かれているし、用意もされています。
パブコメ聞いてから、検討なんてことは、絶対にありません。

でも、あれこれ意見が集中すると、霞ヶ関の官僚も結構考え込んでしまうこともあります。
寄せられた意見は、すべて資料として残りますし、会議にも出されます。
少なくとも、まるで無視は、できなくなる訳です。

新しいカリキュラムは、このパブコメ手続きを経て、最終段階に入ります。
3月末日に、色々な通知類が発達されるでしょう。

各養成校のカリキュラム変更は、来年4月からです。
つまり、来年度が、旧カリの最終年度になるわけです。

内容は、以下に貼り付けている通りです。
もう、既に、あちこちで周知されていることですが。

新カリを見据えて、既に動き始めていることがあります。
演習や実習については、担当者に講習会受講が義務づけられます。

それぞれの現場で、独自裁量で行われていた実習ですが。
実習指導者自身が、実習指導のあり方を、再度検証することが求められます。

12月には、PSW協会主催で「実習指導者講習会講師研修会」が行われました。
ここで受講した現場PSWたちが、今後、全国各地での講習会をリードします。

養成校の教員の方も、演習・実習の進め方等について、講習会を受けねばなりません。
こちらは、精神保健福祉士養成校協会が、東京と大阪で3月に講習会を行います。

新しいPSW養成のあり方は、どんな形で進行していくのでしょう?
カリキュラム改訂の意思は、どのような形で実を結んでいくのでしょう?

精神保健福祉士法改正と連動してのことですから、しばらくはもう、変わらないでしょう。
国家資格化されて、初めての出来事ですし。

PSWをめざす学生達にとっても、今回の改正がどう影響するのか?
今後の動向に、注目していきたいと思います。


☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ 

精神保健福祉士:新カリキュラム(2012年度~)


1 指定科目
(1) 科目
 精神保健福祉士法(平成9年法律第131号。以下「法」という。)第7条第1号に規定する文部科学省令・厚生労働省令で定める精神障害者の保健及び福祉に関する科目(指定科目)は、次の①から⑳までに掲げるものとする。
 なお、指定科目は、法第7条第1号、第4号及び第7号に規定する受験資格に係る科目である。

1. 次に掲げる科目のうち一科目
 イ 人体の構造と機能及び疾病
 ロ 心理学理論と心理的支援
 ハ 社会理論と社会システム
2. 現代社会と福祉
3. 地域福祉の理論と方法
4. 社会保障
5. 低所得者に対する支援と生活保護制度
6. 福祉行財政と福祉計画
7. 保健医療サービス
8. 権利擁護と成年後見制度
9. 障害者に対する支援と障害者自立支援制度
10. 精神疾患とその治療
11. 精神保健の課題と支援
12. 精神保健福祉相談援助の基盤Ⅰ
13. 精神保健福祉相談援助の基盤Ⅱ
14. 精神保健福祉の理論と相談援助の展開
15. 精神保健福祉に関する制度とサービス
16. 精神障害者の生活支援システム
17. 精神保健福祉援助演習Ⅰ(30時間)
18. 精神保健福祉援助演習Ⅱ(60時間)
19. 精神保健福祉援助実習指導(90時間)
20. 精神保健福祉援助実習(210時間)

※ (  )内は科目の修了に必要な時間数
※※ 法第7条第4号及び第7号に規定する指定施設(以下「指定施設」という。)において1年以上相談援助の業務に従事した後、入学する者については、①から⑱までに掲げる科目とする。

指定施設とは、次のイからヲまでに掲げる施設をいう。
イ 精神科病院
ロ 精神病床を有する又は精神科心療内科を標榜している病院又は診療所
ハ 市役所、区役所又は町村役場
ニ 保健所又は市町村保健センター
ホ 精神保健福祉センター、精神障害者地域生活援助事業を行う施設、精神障害者社会復帰施設
ヘ 障害福祉サービス事業(生活介護、共同生活介護、自立訓練、就労移行支援、就労継続支援又は共同生活援助を行うものに限る。)又は相談支援事業を行う施設、障害者支援施設、地域活動支援センター及び福祉ホーム(精神障害者(同法第4条第1項に規定する精神障害者をいう。)に対してサービスを提供する施設に限る。)
ト 児童相談所、母子生活支援施設、児童養護施設、知的障害児施設、知的障害児通園施設、情緒障害児短期治療施設、児童自立支援施設及び児童家庭支援センター
チ 救護施設及び更生施設
リ 福祉事務所
ヌ 知的障害者更生相談所
ル イからヌまでに掲げる施設に準ずる施設として厚生労働大臣が認める施設

(2) 実習演習担当教員の要件

実習演習科目((1)の⑰から⑳までに掲げる科目をいう。以下同じ。)を教授する教員(以下「実習演習担当教員」という。)は、次に掲げる者のいずれかであること。
1.学校教育法(昭和22年法律第26号)に基づく大学(大学院及び短期大学を含む。)又はこれに準ずる教育施設において、教授、准教授、助教又は講師として、精神保健福祉士の養成に係る実習又は演習の指導に関し5年以上の経験を有する者
2. 学校教育法に基づく専修学校の専門課程の専任教員として、精神保健福祉士の養成に係る実習又は演習の指導に関し5年以上の経験を有する者
3. 精神保健福祉士の資格を取得した後、相談援助の業務に5年以上従事した経験を有する者
4. 精神保健福祉士の養成に係る実習及び演習の教員として必要な知識及び技能を修得させるために行う講習会であって、厚生労働大臣が別に定める基準を満たすものとしてあらかじめ厚生労働大臣に届け出られたものを修了した者その他その者に準ずるものとして厚生労働大臣が別に定める者

(3) 実習演習担当教員の員数
実習演習担当教員の員数は、実習演習科目ごとにそれぞれ学生(生徒を含む。)20人につき1人以上とすること。
(4) 専任教員の員数
実習演習担当教員のうち1人は、専任教員であること。
(5) 設備基準
少なくとも学生20人につき1室の割合で、精神保健福祉援助演習を行うための演習室及び精神保健福祉援助実習指導を行うための実習指導室をそれぞれ有すること。ただし、精神保健福祉援助演習及び精神保健福祉援助実習指導を行うのに教育上支障がない場合は、演習室と実習指導室とは兼用とすることができる。
(6) 実習施設の範囲
厚生労働大臣が別に定める施設及び事業のうち、精神保健福祉援助実習を行うのに適当なもの(以下「実習施設等」という。)を精神保健福祉援助実習に利用できること。ただし、精神保健福祉援助実習の一部については、精神保健福祉援助実習を行うのに適当な市町村(特別区を含む。以下同じ。)において行うことができる。
(7) 実習指導者の要件
実習指導者(実習施設等において精神保健福祉援助実習を指導する者(市町村において精神保健福祉援助実習を行う場合を含む。)をいう。以下同じ。)は、精神保健福祉士の資格を取得した後、相談援助の業務に3年以上従事した経験を有する者であって、かつ、実習指導者を養成するために行う講習会であって厚生労働大臣が別に定める基準を満たすものとしてあらかじめ厚生労働大臣に届け出られたものを修了した者その他その者に準ずるものとして厚生労働大臣が別に定める者であること。
(8) 実習生の受け入れ範囲
1つの実習施設等における精神保健福祉援助実習について指導を行う実習指導者の数は、同時に指導を行う学生5人につき1名以上とすること。

2 基礎科目

(1) 科目
 法第7条第2号に規定する文部科学省令・厚生労働省令で定める精神障害者の保健及び福祉に関する基礎科目は、次のとおりとする。
なお、基礎科目は、法第7条第2号、第5号及び第8号に規定する受験資格に係る科目である。
1. 次に掲げる科目のうち一科目
 イ 人体の構造と機能及び疾病
 ロ 心理学理論と心理的支援
 ハ 社会理論と社会システム
2. 現代社会と福祉
3. 地域福祉の理論と方法
4. 社会保障
5. 低所得者に対する支援と生活保護制度
6. 福祉行財政と福祉計画
7. 保健医療サービス
8. 権利擁護と成年後見制度
9. 障害者に対する支援と障害者自立支援制度
10. 精神保健福祉相談援助の基盤Ⅰ
11. 精神保健福祉援助演習Ⅰ

(2) 1の(2)~(5)の要件の準用
基礎科目における精神保健福祉援助演習Ⅰについては、1の(2)~(5)と同じ要件を満たしていなければならないこと。

「あ~~あ♪」のブログ

2011年02月22日 10時56分02秒 | ブログのこと

先週の土曜日、社大の精神保健福祉士課程の勉強会でした。
2時から6時まで、4時間、みっちりお勉強でした。
参加者は、60名。
PSW課程1期生から、14期生まで。
一番遠くは、鹿児島からも来ていました。
本来は、あくまでも課程卒業生の会なのですが。
現役の通信教育科の学生や、専門職大学院のOBも参加していました。
(@_@)

終盤の意見交換討議、あるグループで、こんなやりとりがありました。
「精神保健福祉、とかで検索していたら、龍龍さんのブログに辿り着いて…」
「あ~~あ♪」
そのグループにいた女性5人が、一斉に「あ~あ♪」と声を合わせたのです。
その場にちょうど居合わせた、僕の方が、ビックリしてしまいました。
(^_^;)

懇親会でも、何人もの人から「ブログ、拝見しています」と言われました。
「龍龍先生ですね?はじめまして」
「今日の集まりも、龍龍ブログで知りました」
「お気に入りに、登録していま~す」
「毎日、チェックしていま~す」
もう、ありがたいやら、うれしいやら、恥ずかしいやら、恐縮するやら。
(*^_^*)

僕が、デジカメで、画像を撮っていても
「あ、ブログ用ですね~?」
「これ、載るんですか~?」
「私の目の所、黒塗りして下さいね~」とか…。
あの~、決して、そういうことばかりではないんですけどね。
(^_^;)

「PSW研究室」は、一応、匿名ブログです。
バレバレだから、匿名にする必要はもう無いんですが。
なんか、僕の方が、みんなにモニターされているような気分になって来ます。
(-_-)

こうなると、うかつなこと、書けないな~、と防衛的になりそうですが。
でも、きっと、うかつなこと、これからも書いていきます(笑)
今さら、格好付けても、しょうがないので。
それに、硬いフォーマルなことしか書けないブログには、したくないので。
硬軟取り混ぜて「PSW研究室」なので。
(^-^)

そのうち「PSW研究室」のオフ会でもしましょうかね?
コメント寄せてくれてる人にも、呼びかけて。
ハンドルネームだけで、まだ顔も名前も知らない人、たくさんいますし。
「何月何日何時に、どこそこの居酒屋に集合~♪」って告知出して。
何人くらい、集まりますかね?
たいして、集まらないかな?
でも、なんか、ワクワクしますね。
(~o~)

今は、宿題が立て込んでいて、まるで直ぐは無理ですが。
そのうち、オフ会、本当に一度、やってみたいです。
その時は、デジカメ撮りまくるので、僕を避けないで下さい。
(^_-)

PSW求人情報(11)

2011年02月19日 13時05分43秒 | PSWのお仕事

東京は、うららかな日和の土曜日です。
こんな日に、仕事をしているのが、惜しいくらい。

大学では、昨日から通信のスクーリングが始まっています。
演習クラスで、学生同士、お互いにだいぶ打ち解けた感じ。

今日は、午後から、学部PSW課程の修了者勉強会です。
主任教授の寺谷隆子さん、大島巌さんに、会いに来る同窓生たちの集まりです。

そうは言っても、実際には、ほとんどオープンな場なんですが。
卒業生だけでなく、このブログの読者からも、何人か事前申し込みがあったそうですし。

今回のテーマは「地域移行・定着支援それぞれの試み」。
社大を卒業したOB、OGたちに、シンポジストをお願いしています。

この大学では新参者の僕が、おこがましくも記念講演をさせて頂きます。
テーマに即して、冒頭でほんの30分、露払いをさせて頂く程度ですが。

頂いたテーマは「精神障害者地域移行・地域定着支援事業の現状と課題」。
眠気が襲ってきそうな、超お堅いタイトルですね。

昨夜、午前2時から、もう頭が働かなくて、今日のパワポ作りが進まず。
結局、バタンと寝てしまって、今朝、大学に来てから作りました。

昨年行った全国事業所調査と、小平市の病院調査に、触れたいと思います。
図表・データの使い回しになりますが、ご勘弁下さい。

夜は、懇親会もありますし、二次会で清瀬の街に繰り出すことになるのかも?
今から、そちらが楽しみです。

さて、PSWの求人情報です。
千葉の熊坂さんと、東京の吉野さんから、情報提供して頂きました。

まだ仕事先決まってなくて、地域生活支援に取り組みたい方、ご覧下さい。
新年度4月から、いい一歩が踏み出せますことを…。

☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ 

■社会福祉法人おあしす福祉会

社会福祉法人おあしす福祉会は、1983年に江東区で最初の精神障害を持つ人のための小規模共同作業所を設立して以来、5ケ所の作業所と2ケ所のグループホームを運営し、また利用者自治会、家族会さらにはこれらの活動を支援するための市民ネットワーク「キープハート」を組織してきました。
精神障害を持つ人たちが地域で安心してその人らしく生活できるように、生活支援や就労支援を行っています。
2001年には社会福祉法人格を取得し、2011年1月現在、就労継続B型支援事業所2カ所、小規模通所授産施設1ケ所、グループホーム2カ所、地域活動支援センター1カ所と法人の公益事業として共同作業所1カ所を運営し活動を続けています。
さらに、2007年度月から港区の生活支援センターの業務委託を受け運営を行っています。
これまでの利用者は延べ500名に及び、現在190名を越える精神障害者当事者が利用しています。
私達は、設立当初より、一人ひとりのニーズを大切にし、障害を持っていても地域で「人間らしく生きていけること」、すなわち「人間の尊厳性の回復」と「一人ひとりの自己実現」を目指してきました。
この活動は、当事者を中心に地域から、医療、保健、福祉を変えていく試みでもあります。
さらには、障害を持っている人も持っていない人も、すべての人々がその存在を尊重される地域づくりをも目指すものです。
利用者に施設内での作業を提供するのみでなく、利用者のリカヴァリーと真の自立の実現のために、就労、生活、医療との連携を大切にし、総合的な支援を行っています。
私達は、障害を持つ人の「自己実現」とともに、働く私たち自身の「自己実現」も得られると考えています。
当法人で働くことにより、障害を持つ利用者とあなた自身の人生を輝かしい意義あるものにしようではありませんか。
意欲と情熱のあるあなたを待っています。

〈募集人数〉 正規職員 ; 2名     非常勤職員 ; 2名
〈 年齢 〉 正規職員 ; 30歳位まで  非常勤職員 ; 不問
〈 資格 〉 精神障害者の地域リハビリテーションに関心のある方。経験問わず。    (精神保健福祉士・社会福祉士の資格があればなお良い)
(自動車運転免許取得あればなお良い)
〈 給与 〉 正規職員 ; 当法人の給与規定に基づき支給。各種手当て有り。
※例 : 四大卒の場合、基本給160.600円
※非常勤職員 ; 時給900円〜
〈勤務時間〉 正規職員  ;  1ヶ月の変形労働時間制(概ね週40時間)。
毎月の勤務割表で勤務。
非常勤職員 ; 相談に応ず。
〈勤務地〉 江東区内および港区にある社会福祉法人おあしす福祉会が運営する施設。異動も有り。
〈休日/休暇〉 正規職員 ; 1ヶ月9日間の休日、その他有給休暇、年末年始休暇、夏期休暇ほか
非常勤職員 ; 相談に応ず
〈福利厚生〉 賞与(年2回)、社会保険(健康保険、厚生年金、雇用保険、労災)
退職金制度あり

応募方法
電話連絡の上、履歴書(写真添付)・健康診断書・卒業(見込み)証明書・資格証(写し)をお送り下さい。詳細については、受付後にご連絡いたします。
電話受付;
ウィル・オアシス 職員採用係(鈴木) TEL 03−3646−5747
受付時間:10:00〜17:00 *但し、日曜、月曜日を除く
書類送付先;
〒136−0073 江東区北砂1-5-4   ウィル・オアシス内  職員採用係

応募締め切り;
3月4日(金)必着。
選考方法;
第1次選考 : 面接審査 
最終選考 : 短期実習(2〜3日)と面接審査
(日程を含め、詳細については、応募のあった方から順次ご連絡いたします)


■西深井地域生活支援センターすみれ

事業所名: 西深井地域生活支援センターすみれ
(地域活動支援センターⅠ型、相談支援事業)
募集: 常勤1名
職種: 地域活動支援センター事業スタッフ

条件: 普通自動車第1種免許必須
精神保健福祉士・社会福祉士いずれかあると望ましい
ワード・エクセル使用可能な方
平成23 年4 月から勤務可能な方

勤務時間: 9:00~17:30
休日: 週休2 日(毎週水曜・月~日曜いずれか1 日)+祝日・夏季・年末年始
給与: 160,000~200,000 円

福利厚生等: 各種社会保険加入(雇用・労災・健康・厚生)退職金制度
各種手当: 資格手当 精神保健福祉士20,000 円
社会福祉士 10,000 円
(どちらか一方支給)
交通: 交通費支給 有(上限15,000 円)
車通勤可

勤務場所: 千葉県流山市西深井390-1
西深井地域生活支援センターすみれ
(東武野田線運河駅 徒歩20 分)
TEL:04-7154-6202 担当者:熊坂
選考方法: ①書類+②実習(2 日間)+③面接

専門職大学院の卒論追い込み

2011年02月18日 12時55分21秒 | 専門職大学院

はやくも2月中旬。
専門職大学院も、卒業間近、最後の追い込みです。

木曜日の僕のゼミは、院生7人出席。
午後1:30~7:45、6時間ぶっ続けのゼミ。

先週土曜日のゼミは、院生9名出席。
やはり午後1:30~7:30、6時間ぶっ通しのゼミ。

さすがに、疲れます。
でも、やりとりは、みんな真剣、眉に根を寄せて、質疑討論。

植村さんのゼミも、土曜日、1:00~7:00、やってましたし。
矢部さんのゼミも、水曜日、夜10:30まで、やってたとか?

もう、今年度のゼミはありません。
あとは、ひたすら、個別指導…。

卒業が、かかっています。
1年間、もしくは2年間、頑張ってきても、卒業できなきゃ困ります。

23日(水)には、学修総括発表会があります。
26日(土)には、長期履修生の発表会があります。

そして、3月3日が、総括報告書提出締め切り。
いわば、卒論の提出です。

一般の研究大学院の修論に比べれば、かなりゆるいです。
でも、あくまでも学位がかかっているので、審査は厳正に行います。

実践をもとにした報告でないと、専門職の報告書にはなりません。
これまでの体験を、文字化する作業に、みんな苦しんでいます。

修士(専門職)として、送り出せなければ、アウトです。
留年も、やむを得ません。

教員とは、因果な商売です。
人を評価して、落とすこともあります。

みんな、頑張ってくれいっ!
あと数日、必死でまとめるんだぁ~!

ゼミ担当教員の僕も、先週から、睡眠時間は毎日3時間だ!
もう、10日たつけど、死なないから大丈夫っ!

僕に、留年決定を、させないでくれぃっ!
みんな、笑顔で揃って、学位授与式、迎えてくれ~!

PSW求人情報(10)

2011年02月15日 11時11分44秒 | PSWのお仕事

同僚だった伊藤明美さんから、求人の情報を頂きました。
国立精神・神経医療研究センターの、非常勤職員です。

研究費の雇い上げ職員ですから、給与は安いですけどね。
とても、これだけでは、食べていけません。

アウトリーチのセクションと、デイケアに配属するPSWです。
給料はともかく、興味と関心のある方なら、勉強にはなると思います。

伊藤さん自身も、最初は研究費の雇い上げ職員でした。
他にバイトしながら、退院促進研究のモデル病棟で働いてくれました。

いずれ「小平ACT」と言えるようなものを、立ち上げる話しも進んでいます。
そのためには、やはり人ですね。

熱意のある優秀な方が、小平に来てくれると、うれしいです。
よろしければ、ご検討下さい。

最近あまり、学生には人気のない病院PSWの職ですが。
その他にも、いくつか東京近辺の求人の話しは来ています。

また、改めて、載せます。
時間があればですが。

求人出している職場の方、どうぞコメント欄に書き込んで下さい。
1日400人の方が見てくれてるので、宣伝効果、あるかも?


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独立行政法人 国立精神・神経医療研究センター
ソーシャルワーカー(医療社会事業専門員)非常勤職員の公募について

1.職名及び人数
ソーシャルワーカー(医療社会事業専門員) 非常勤職員 2名

2.採用予定年月
平成23年4月1日(1年ごとに更新)

3. 職務内容
精神疾患を有する方へのアウトリーチを軸としたケアマネジメント業務・・・1名
精神科デイケアにおけるグループワーク業務・・・1名

4. 応募資格
精神保健福祉士免許を有する方(経験者歓迎)
アウトリーチ業務を希望する場合は、普通自動車免許を有する方

5. 必要書類
(1)履歴書(写真貼付、志望動機を記入)
(2)小論文(1000字以内)テーマ「医療機関におけるソーシャルワーカーの役割」
(3)精神保健福祉士資格登録証(写)

6. 書類提出先および提出締め切り日 〒187-8551
東京都小平市小川東町4-1-1
国立精神・神経医療研究センター 総務部人事課人事係 宛
TEL 042-341-2711(内線2115)
*応募書類に病院非常勤ソーシャルワーカー応募書類とお書きください。
平成23年3月11日(金) 必着

7. 選考方法
書類審査および面接による選考
第一次選考(書類審査、小論文) → 第二次選考(面接試験)
※書類審査合格者には個別に連絡いたします。

8. 待遇
(1)身分独立行政法人職員(非常勤職員)
(2)給与時給1,230円 特殊業務手当(勤務1時間あたり40円)、通勤手当
(3)勤務時間 週31時間以内で勤務時間・勤務日数は応相談
(4)休日土曜日、日曜日、祝祭日、年末年始、年次有給休暇は6ヶ月経過後10日与
(5)社会保険等社会保険、雇用保険、労災保険加入

9. 問い合わせ先
〒187-8551
東京都小平市小川東町4-1-1 独立行政法人 国立精神・神経医療研究センター
医療福祉相談室  漆畑眞人  042-341-2711(内線3395) e-mail urushi@ncnp.go.jp
独立行政法人 国立精神・神経医療研究センター 
 ホームページ http://www.ncnp.go.jp/hospital/index.html

白衣のPSW

2011年02月14日 14時40分13秒 | PSWのお仕事

前職の病院で、よく実習生に尋ねられました。
「どうして、この病院ではPSWが白衣を着てるんですか?」

実習生にとっては、ワーカーが白衣を着ているというのは、相当意外なことようです。
白衣を着ている時間は限られていても、それだけで、何か異質な感じがしたのでしょう。

福祉専門職なのに、白衣を着ている…。
医療従事者に同一化してしまってる…。
そんな異和感が、学生たちには強く感じられたようです。

たしかに、白衣は、役割と関係性と権威を象徴します。
医療という場で、ケアする・される側を明確にします。
ユーザーとの関係は、白衣を通じて役割を固定します。
白衣は、職業人として関わるアイデンティティを明確にするとも言えます。

精神障害者に係わる施設で、白衣を着ているのは病院だけでしょう。
それは、医療という特別な領域にあるからでしょう。
医療現場では、今でも白衣という制服が常識です。
ナースキャップは、さすがに過去の遺物として廃止されてきましたが。
ナースも、茶髪が制限されたり、アクセサリーは禁止されてたり、とても地味です。

白衣に代表される制服には、シンボリックな意味があります。
かつて病院で白衣を脱ぐことは、反管理・反差別の姿勢の象徴でした。
劣悪な悪徳病院が横行する中、若手改革派の精神科医達の多くは白衣を脱ぎました。
白衣を脱ぐことで、患者さんたちの中に入っていくことを選びました。
反体制的な志向性と、スタイルにおいても一致したものでした。
ただ、そういった自己満足的な脱・制服思想は、今日ではあまり流行らないようです。

実際に、PSWたちに問うと、病院で白衣を着ることに心理的抵抗は見られません。
むしろ、極めて実務的な、色々な答えが返ってきます。
「白衣はポケットがたくさんあって、便利だから」
「白衣だと中に何着ていても、格好がつくから」
「他に制服も無いし、ラフな私服ではクライエントに失礼だと思うから」

僕自身は、病院現場で、ラフな格好でいることがほとんどでした。
グループワークもあるので、Gパンに、上はポロシャツ、Tシャツ、セーター。
ちょっとフォーマルな時で、スラックスにジャケット姿の時もありましたが。

僕自身は、ワーカーの服装は自由であって構わないと思っています。
職場で着る服は、T・P・Oに応じた服装であることが前提でしょう。
相応しい服装であるかどうかは、T・P・Oに応じた物であるかどうかが基準になります。

福祉分野でも、高齢者の施設等では、ケアワーカーは制服が当たり前です。
やはり、利用者をケアする上での汚れを、衛生上管理できるようにでしょう。
でも、精神障害者の福祉施設等では、制服を着用している所は珍しいでしょう。
私服(夏はジーパンにTシャツ)というところが当たり前です。
それは、身体に直接触れるケアが少ないから、とも言えますが。
出来るだけ「施設臭さ」を無くしたい、生活の場で対等に利用者と接したい。
そんな、現場PSWの「当たり前」の理念の表れとも言えます。

僕はPSWですので、よその病院に行く機会も多くありました。
PSWの着ているものを見ると、その病院の姿勢がわかる気がしました。
白衣のPSWに会うのは、まだ当たり前で、そんなに抵抗が無いのですが。
いかにもセンスの悪い事務制服を着せられたPSWと会うと、唖然とします。
中には病院の営業担当として、いつもびしっと背広を着ているところもあります。
病院内で、福祉専門職としての認知度が低いのではないか、とも思います。

世の中の服装は、どんどんラフになりつつあります。
背広着用が当たり前であった企業でも、カジュアルデーが設けられています。
新しい情報関連の企業では、背広姿はほとんど見られません。
霞ヶ関の中央官庁でも、夏は省エネのために半袖ワイシャツが基本です。
猛暑に見舞われている最近では、本当に夏に背広姿の人が珍しくなりました。
形式よりも、実質を重視するようになってきたのでしょう。

制服というと、管理サイドの専権事項のように考えられます。
でも、病院を利用するユーザーの視点からの意見も聞いて欲しいと思います。
PSWも、医療機関の専門職として、役割と立場を明確にした白衣が好ましいのか。
対等性を強調した私服の方が、親しみやすくて良いのか。
ユーザーの立場からはどんな服装が好ましいのか。
ユーザーの意見、ユーザーの視点に立っての選択があって良いと思います。

白衣問題は、治療構造の周縁部分かも知れません。
でも、病院PSWにとっては、とても大事な問題だと思っています。

僕の職歴一覧

2011年02月12日 11時49分39秒 | プロフィール
僕のプロフィール、第2弾です。
僕の職歴を、まとめてみました。
「龍龍さんって、こ~ゆ~仕事してきた人なんだぁ~」とお読み頂ければ幸いです。

これまで、やってきたことを、四つに分類しています。
「職歴」:いわゆる本職と非常勤兼務してた職業です。
「行政機関における役職」:自治体等から委嘱された役割です。
「所属学会・協会(役職等)」:学会とか職能団体での役割です。
「その他の社会活動」:上記以外のあれこれやっていたことです。

実はこれ、今の職業に就くときに、一度まとめたものです。
公募教員の応募書式が、こんな風に分かれていたんですね。
大学教員の履歴書として、こんな事柄が審査の対象になるということです。
それを、コピペして、最近のものだけ加えました。

まだ、漏れているのもあるかも知れませんが。
こうして並べて見ると、結構いろんなこと、やってきましたね。
まぁ、一応自分がやってきたことの、振り返りにはなりますね。
どの仕事も、それなりに頑張って取り組んで来たつもりですが。
なんか、いつもバタバタと、ずっと走り続けてきた感じがしますね。

「~現在」って書いてあるのは、今でも続けているものということです。
職業とか役職とか、まだ、あれこれ20個くらい、やってますね。
僕は、決して肩書きコレクターではないつもりです。
いくつも併任しているのは、断り切れない結果で、全然いいことだとは思いません。
いずれ、順番に整理していかないと、自分の首を絞めてしまいそうです。

ちなみに、病院時代に、ある飲み会で初対面の人に尋ねられました。
「龍龍さんの趣味って、何なんですか~?」
「ん~~?趣味?…趣味ね~~」
僕が考えていると、居合わせた同僚達が、一斉に異口同音に答えました。
「しごとぉ~~!」
ぽかんとした僕以外は、みんな大爆笑でした。

そんなに強迫的なワーカホリックという自覚は、無かったんですけど。
多少、そのときから、病識だけは持つようになりました。
今なら、ハッキリ「趣味はデジカメとブログ」と言えますね。
我が身を振り返っても、ワーク・ライフ・バランスって、やっぱり大切です。
自分の仕事への、ミッション感覚は本当に大事ですけど。
私生活のない仕事漬けでなく、やっぱり人生、遊びがないとね~。


【職歴】

1982年6月~1986年9月  国立武蔵療養所、精神科ソ-シャルワ-カ-
1986年10月~2008年3月 国立精神・神経センタ-武蔵病院、医療社会事業専門員
1988年4月~1990年3月  渋谷区保健所、グループワーカー(非常勤、兼務)
1991年1月~1999年3月  東京都小平保健所、専門相談員(非常勤・兼務)
1993年4月~1997年3月  都立多摩総合精神保健福祉センタ-、専門相談員(非常勤・兼務)
1996年10月~2000年3月  東京学芸大学教育学部人間科学類、講師(非常勤・併任)
2008年4月~現在   日本社会事業大学大学院福祉マネジメント研究科、准教授
2008年4月~現在   国立精神・神経医療研究センター、医療社会事業専門員(非常勤)
2008年4月~2009年3月 学校法人敬心学園臨床福祉専門学校、講師(非常勤)

【行政機関等における役職】

○厚生労働省
1996年10月~2000年6月 精神障害者ケアガイドライン検討会、協力委員・ビデオ制作委員
2002年4月~2006年3月  障害者ケアマネジメント従事者養成研修検討委員会、委員
2006年4月~2008年3月  障害者相談支援従事者指導者研修検討委員会、委員
○東京都
1996年4月~1998年3月  心の健康づくり推進団体連絡会議、委員
1996年6月~1997年4月  精神保健福祉ニ-ズ調査会、委員
1997年10月~1999年3月 精神科救急のあり方に関する検討会、委員
1998年10月~2007年8月 多摩小平保健所地域精神保健福祉連絡協議会専門部会委員
2004年9月~2006年3月  障害者ケアマネジメント推進協議会、精神障害部会副部会長
2006年5月~現在    障害者介護給付費等不服審査会、委員
2007年9月~2008年3月 北多摩北部地域医療保健協議会健康なまち地域ケア部会委員
○小平市
2007年9月~現在    小平市社会福祉協議会・成年後見推進機関権利擁護センターこだいら運営委員
2008年4月~現在    小平市地域自立支援協議会、会長、地域移行部会長

【所属学会・協会(役職等)】

○社団法人日本精神保健福祉士協会(前身:日本精神保健福祉士協会、日本精神医学ソ-シャルワ-カ-協会)
1983年4月~現在    会員、構成員
1988年10月~1989年9月  第25回全国大会実行委員会、委員
1997年1月~1999年7月  精神保健福祉プロジェクト委員会、委員
1998年4月~2002年12月 精神保健福祉士現任者講習会東京地区、企画調整委員
1999年7月~2001年6月  常任理事、広報出版部長、機関誌編集委員長、インターネット委員長
1999年7月~2001年3月  第36回全国大会運営委員会、委員長
2001年7月~2004年6月   インターネット委員
2009年7月~2010年3月  精神保健福祉士業務指針作成委員会、委員長
2010年7月~現在     国際委員会、委員長
○東京精神保健福祉士協会(前身:日本精神医学ソーシャルワーカー協会東京都支部)
1992年4月~現在    会員
1992年4月~1994年3月  運営委員
1994年4月~2000年3月  東京都支部長、資格制度委員、国家試験対策委員
2000年4月~2002年3月  会長
2003年4月~2005年3月  インターネット委員
2008年4月~現在     監事
○日本病院・地域精神医学会(前身:病院・地域精神医学会)
1982年4月~現在        会員
1989年12月~1990年11月  第33回総会運営委員
1991年9月~1994年10月   評議員、編集事務局
1994年10月~2003年9月   理事、事務局長、編集委員
2003年10月~現在    学会誌編集委員会査読委員、選挙管理委員長
○日本精神障害者リハビリテ-ション学会
1997年4月~現在       会員
1997年1月~1997年11月   第5回大会実行委員会、委員
2008年1月~2009年1月    第16回大会実行委員会、委員
2009年1月~現在      学会誌査読委員、政策委員
○日本デイケア学会(前身:日本デイケア研究会)
1995年9月~現在      会員
1995年9月~1996年9月   世話人
1995年9月~1996年11月  第1回大会実行委員会、事務局長
1996年9月~1998年8月   幹事、広報委員
1998年9月~2001年8月   理事、広報委員、施設基準と倫理に関する委員
2008年9月~現在     理事、組織委員会委員長
○特定非営利法人日本医療マネジメント学会
2010年1月~現在     医療福祉連携プロジェクト委員、医療福祉連携士認定委員
○一般社団法人日本精神保健福祉士養成校協会
2010年10月~現在     実習教員講習会企画委員
○日本臨床心理学会
1982年4月~現在     会員

【その他の社会活動】
 
1983年6月~2008年8月 精神病院問題を考える市民運動の会、事務局
1982年9月~現在   国立医療ソーシャルワーカー協議会(前身:国立病院療養所医療社会事業担当者協議会)、会員(この間、1984年4月~2000年3月常任理事)
1986年2月~1999年3月 東京デイケア連絡会、世話人・運営委員・編集委員長・デイケア東京セミナー実行委員会事務局長
1986年4月~1990年3月  新宿西共同作業所、運営委員・賛同者会幹事
1991年4月~1994年3月  世界精神保健連盟(WFMH)1993年世界会議組織委員会、総務委員
1989年4月~1995年3月  東京都アルコール医療機関交流会、事務局
1993年11月~2002年3月 精神保健従事者団体懇談会、幹事、第3回精神保健フォーラム運営委員
1997年4月~2001年3月  日本障害者協議会(JD)、協議員
1995年4月~1996年1月  日本障害者リハビリテーション協会・第18回総合リハビリテーション研究大会、プログラム委員
1998年4月~1999年1月  全国精神障害者家族会連合会東京大会実行委員会、企画委員
1996年4月~2001年12月 小平に精神障害者のグループホームを作る会、運営委員
2000年4月~2003年3月  世界精神医学会(WPA)2002年世界会議組織委員会、企画委員
2008年4月~現在    批評社「精神医療」編集委員会、編集委員
2008年5月~現在    財団法人社会福祉振興・試験センター、精神保健福祉士国家試験委員会、委員
2009年6月~2009年12月 リカバリー全国フォーラム2009、実行委員長
2010年6月~2010年11月 リカバリー全国フォーラム2010、副実行委員長
2011年2月~現在    リカバリー全国フォーラム2011、実行委員
2010年7月~現在    第21回アジア太平洋ソーシャルワーク会議(APC21)組織委員会、総務委員


※もし、上記の期間等、誤りがあれば、ご指摘お願い致します。
※画像は、12月から乗っている愛車プリウスのエネルギーモニター。
 ちょうど、1111.1キロ走ったところで、車止めて、デジカメで記録(笑)

10万ヒット達成感謝

2011年02月10日 16時43分34秒 | ブログのこと

こんにちは、龍龍です。
本日「PSW研究室」10万ヒット達成です。
1日のページビューも、1千件に達しました。
日頃のご愛顧に、感謝致します。

10万ヒット記念に、想い出の写真を一枚。
これ、6年前、病院PSW時代の僕です。
夏の奥多摩湖をバックに、心理の稲森晃一さんが撮ってくれました。
他人を撮った写真はやたらあるけど、自分だけの写真って、あまりないんですよね。

デイケアのキャンプに、最後に参加した夏の写真です。
病院のPSWとは言っても、結構ラフな格好でしょう?
デイケアとかやってると、どうしても夏はTシャツにGパンが仕事着になりますね。
今から考えると、もちろん忙しくて、いろいろ疲れることもあったけど。
やっぱり、現場の仕事って、メリハリもあって、楽しかったです。

今は結構、デスクとパソコンに向かっての孤独な作業が多くなっています。
それでも、あわただしく日々が過ぎ、ブログの記事更新も滞りがち。
相変わらず宿題に追われていて、困っています。
記事にしたいことは、山とあるんですが。

昨日は、小平で、障害者自立支援法の学習会でした。
大学の同僚で、障害者制度改革推進会議総合福祉部会の平野方紹さんをお招きして。
政権交代後の様々な動向と、現状のウラ・オモテを忌憚なく語って頂きました。
先の見えない現状を、スッキリ、くっきり、整理してもらえました。

昨日は、本郷で、退院促進研究班の意見交換会でした。
北海道から沖縄までの事業所の方に参加して頂き、30人の議論を進行しました。
地域移行の効果的援助要素、フィデリティ評価、アウトカム評価等がテーマでした。
懇親会から深夜の二次会まで、ワイワイ盛り上がりました。
日付変わって帰宅後、徹夜でパソコンに向かっていました。

先週は、山下英三郎さんの最終講義があり、約300人集まりました。
新宿で、広田伊蘇夫さんの喜寿を祝う会もあり、懐かしい面々が集まりました。
茗荷谷で、雑誌の取材を受けたり、高田馬場で教科書の編集会議をやったり。
小平では、自立支援協議会の地域移行部会がありましたし。
小平の、成年後見制度推進機関の運営委員会と、新年会があったり。
それぞれ、画像も載せて記事にしたいと思いつつ、果たせないでいます。

明日から、世間様は3連休だそうですが、僕はずっと仕事です。
金曜日は、茗荷谷でADSWの認定審査会と、専門職大学院の今年最後の説明会。
土曜日は、実習最中・卒業間近の院生たちが集まって、ゼミ3コマ。
日曜日は、日本精神保健福祉士協会の国際委員会です。
休みがないと、さすがに、疲労が蓄積してきます。

頂いたPSW求人情報も、精神保健福祉の関連情報も、アップできないでいます。
話しのネタはたくさんあっても、記事にする時間のないブロガーの哀しさ。
返コメも滞りっぱなしで、すみません。
リアクションの薄いブログですが、どうぞ今後もお付き合い下さい。

今日は寝不足のまま、連続3件の会議に出て、バテバテです。
どうにも意気の上がらない、やや疲れ気味の、10万ヒット達成記念の日記でした。
(^_^)/~


狭い世界で生きてきた男

2011年02月09日 10時37分17秒 | 日々の雑記

看護職ほどではないにしろ、福祉の専門職も、結構皆さん、とらばーゆします。
一生ひとつの職場で勤めて、定年まで働く人って、かなり少ないのではないでしょうか?
僕自身は大学を出てから、ひとつの病院でずっと勤めていましたが。
全国の国立病院で、異動もなく一カ所で勤めていたSWは、僕ひとりでした。
四半世紀を、ひとつの病院の中で過ごすことが、良いのか悪いのか…。

「つくづく狭い世界で生きてきてしまったなぁ~」と思う今日このごろ…。

同じ時期に病院PSWになった東京の仲間たちも、ほとんど途中で転職しています。
埼玉県の精神保健福祉総合センターができた時に、東京のPSWはごっそり移りました。
医療観察法ができて社会復帰専門官ができた時にも、多くのPSWが移りました。
さらに圧倒的な数のPSWたちは、その後地域に展開していっています。
今、東京のあちこちで運営されている法人も、PSW達が立ち上げたものが多数あります。
PSWの裾野の拡大とともに、新天地を求めて、みんな旅立っていきました。
そして、同世代の病院PSWは、東京では数える程しかいなくなってしまいました。
若干、取り残された感じがあったのは、事実です。

「つくづく狭い世界で生きてきてしまったなぁ~」と思う今日このごろ…。

福祉の分野を対象者で単純に分けると、大きくは三つでしょう。
今や大半は高齢者分野に従事していて、専門職大学院でも1/2を占めます。
あとの1/4が児童分野。
残りの1/4が障害者分野。
精神保健福祉分野は、その障害者分野の1/3に過ぎません。
全体の円グラフを書くと、アナログ時計の11~12時くらいの幅しかありません。
福祉の専門職と言いながら、その中でしか仕事をしてきませんでした。

「つくづく狭い世界で生きてきてしまったなぁ~」と思う今日このごろ…。

僕は、東京の近郊北西部、小平というベッドタウンにずっと住んでいます。
長年勤めた、国立精神・神経センターも、同じ市内にあります。
最初は病院内の宿舎に住んでいましたし、職住接近が当たり前になってしまいました。
結婚して、途中2年間だけ練馬区に住みましたが、また小平に戻って来ました。
あしかけ、もう29年間、小平市に住んでいます。
転職しても、大学のある清瀬市までは、車で20数分。
北多摩北部保健医療圏の中で、ずっと生活しています。

「つくづく狭い世界で生きてきてしまったなぁ~」と思う今日このごろ…。

そういった意味では、僕の視野は、とても狭いかも知れません。
自分が認知している体験世界の範囲って、なかなか自分じゃわかりませんしね。
専門職としての職場体験も狭いし、生活圏域も限られている。
海外旅行も行ったことなければ、国内旅行も限られている。
学会や講演に地方に行っても、空港・駅と会場の往復しか知らない。
ひとつの場所で、コツコツと地道にやっていくのが、僕のスタイルなのかも知れませんが。

「つくづく狭い世界で生きてきてしまったなぁ~」と思う今日このごろ…。

継続は力なり、自らの足下を掘れ、逃げ出すな、というのが僕のスタンスですかね。
でも、仕事だけじゃね…。
もっと、人生には遊びがないとね?
もっと、人生は楽しんで、いいんですよね?
もっと、自分の時間を大切にして、いいんですよね?
こうして書いていると、ますます力が抜けてきます。
「なんかつまらない男だな~」と、自己評価が更に下がりそうです。

「つくづく狭い世界で生きてきてしまったなぁ~」と思う今日このごろ…。


(注)昨夜、完全徹夜で少々疲れています…(*_*)


※画像は、夜の明治大学のイルミネーション。

いよいよ、キターーーっ!?

2011年02月05日 13時19分25秒 | フォトチャンネル

いよいよ、来ました。
いよいよ、始まりました。

予感はしていました。
覚悟はしていたんです。

もう、そろそろだ。
いや、もう始まっている。

でも、まだテレビでは言ってない。
自分の気のせいか?

でも、なんか、ちょっと…。
カラダが反応しているような…。

もう、2月だし…。
いよいよ、2月に入ってしまったし…。

今日。
来ました。

ハッキリと来ました。
キターーーーーーっ!!

スギ花粉、襲来です。
今日、被爆しました。

朝、起きた時から、鼻はムズムズ。
目はかゆい。

そして、クシャミ。
「はぁっくしょんっ!」

大学への出勤途中に、ティッシュ、買いました。
ちょっと高い、保湿ティッシュ。

薬も買いました。
スカイナーAL錠と、パブロン鼻炎カプセルS。

マスクは、去年買い込んであったもので対応。
ユニチャーム超立体マスクとのどぬ~るぬれマスク。

目薬も今日から早速。
ザジデンAL点眼薬。

やれるだけのことをするしかありません。
気休めの対症療法だと、わかっていても。

もう、かれこれ、20年近いつきあいでしょうか。
スギとヒノキとブタクサの花粉アレルギー。

毎年、この季節になると、目と鼻を真っ赤にしてて。
薬ものんでるので、思考力はてきめんにダウンして。

病院の職場では、僕の花粉症が、春の風物詩のようになっていて。
相談室の若い女性PSWらが、僕を見て、毎年言っていました。

「龍龍さんの花粉症が始まると、あ~、春が来たんだ~って思うよね~♪」
「そうそう~、なんか、春だな~って感じで、うれしくなるよね~♪」

そんな季節が、今年もめぐってまいりました。
本当は好きなのに、考えるだけでユウウツな、春の訪れ…。

しばらく、龍龍は、ひきこもりがちになります。
リアクションが薄くても、お許し下さいませ。

僕の著書一覧

2011年02月03日 13時15分32秒 | プロフィール
大学というところは、書いたもので評価されるところ(のよう)です。
教員の採用にも、昇進にもすべて、何を書いたかで評価されます。
論文等の著作が、結果(アウトカム)として無ければ、ダメということですね。

どんなに、すごい実践を積んだ、専門職として優秀な人であろうと、
どんなに、学生に親身に向かい合う、熱心な教員であろうが、
どんなに、いい人で、素敵で、素晴らしい人であろうが、関係ありません。

論文の数がすべてですから、大学は現場から、どんどん遊離する傾向があります。
まともな診察や手術もできない医師が、医学部の教授になるのも笑い話ではありません。
現場の臨床医として優れていることと、優れた論文を書くことは別物なのです。

学会での発表や講演も、評価の対象にはなりますが、点数は低いようです。
レフェリー(査読審査)を受けて掲載された原著論文が、やはりポイントになります。
単独著書を何冊出しているか、というのも大きなポイントになります。

僕自身は、ご存じのように、ただ現場で長年仕事をしてきただけのPSWです。
これといった原著論文も、ましてや単独著書なんて、まるでありません。
実務家教員という、ごくごくまれな人事枠で、大学の教員になりました。

そんな僕でも、講演に呼ばれると「著書の紹介」を求められたりします。
仕方ないので「著書」などというのはおこがましいのですが、いくつか挙げます。
一応、本として市販されているというだけのものですが。

みんな、共著(分担執筆)で、僕は一部のページを書いてるだけです。
「プロフィール」という書庫を設けるにあたり、一応ここに載せておこうかと。
ちょこっとしか書いてない本もありますが、全部で25冊ありました。

あくまでも自分の整理用なので、以下、真面目に読んでも面白くはありませんよ~(笑)
でも、細かく読むと、面白い気づきもあるかも知れませんね。
いつ頃、どういう人たちと本を執筆していたのか、交友範囲もわかるかも??


※画像は、お茶の水の明治大学。本文とは全く関係ありません。


☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★


古屋龍太の著書(いずれも共著・分担執筆)


1.『退院・地域移行支援の現在』

共編著 2010年1月10日発行、批評社
国の退院促進・地域移行支援事業について、各地の受託事業所と精神科病院の現場レポートを10本収載した「精神医療」誌の第4次57号に収載。
巻頭言「退院・地域移行支援の現在~特集にあたり」2-5頁、および総論「退院・地域移行支援の現在・過去・未来~長期入院患者の地域移行はいかにして可能か」8-22頁を執筆。
執筆者:佐原美智子、岩上洋一、河島京美、越智浩二、宮脇真理子、安里順子、波床将材、三橋良子、田尾有樹子、西澤美津子、香山明美、柳瀬敏夫、伊藤明美、古屋龍太、ほか

2.『精神保健・医療・福祉改革のゆくえ』

共編著 2009年7月10日発行、批評社
国の「今後の精神保健医療福祉のあり方等に関する検討会」における議論を踏まえ、24人の検討会構成員のうち12名のレポートを「精神医療」第4次55号に収載。
巻頭言「精神保健医療福祉の後期改革ビジョンの行方~この国の精神医療の抜本的改革は可能か?」2-5頁、および広田和子、田尾有樹子、中島豊爾、朝日俊宏との座談会「精神保健・医療・福祉改革のゆくえ」8-31頁を執筆。
執筆者:朝日俊弘、伊澤雄一、大塚淳子、尾上義和、小川忍、佐藤茂樹、品川眞佐子、長尾卓夫、長野敏宏、良田かおり、古屋龍太、ほか

3.『精神科リハビリテーション学』

共著 2009年2月1日発行、中央法規出版
日本精神保健福祉士養成校協会編の「新・精神保健福祉士養成講座」の第3巻(編集委員:田中英樹、野中猛、丸山晋)。
第4章「医療機関におけるリハビリテーション」のうち、第10節「退院・地域移行」176~182頁を分担執筆。
執筆者:浅井邦彦、天野宗和、安西信雄、池渕恵美、伊勢田堯、上野容子、岡上和雄、窪田彰、後藤雅博、白石弘巳、新保祐元、助川征雄、高畑隆、竹島正、中川正俊、野田文隆、半澤節子、福島喜代子、松為信雄、水野雅文、八木原律子、山根寛、古屋龍太、ほか

4.『臨床に必要な精神保健福祉』

共著 2007年3月30日発行、弘文堂
坂野憲司・堀田和一編の「福祉臨床シリーズ」第13巻。
第2章「わが国における精神障害者処遇の歴史」(35-60頁)を分担執筆し、日本の精神保健法制史を概括し、精神障害者の隔離収容政策の流れと転換の動向をまとめた。
執筆者:上田知子、大熊信成、小田敏雄、小野敦郎、金成透、小山宏子、佐々木敏明、関原靖、田村綾子、長坂和則、中村玲子、古谷真理子、山田州宏、吉澤豊、古屋龍太、ほか

5.『リハビリテーション論』

共著 2007年1月20日発行、中央法規出版
障害者自立支援法等の施行に伴い大幅改訂した「新版介護福祉士養成講座第5版」の第4巻(伊藤利之、澤村誠志、竹内孝仁編)。
第2章「リハビリテーションの実際」の第4節「精神障害」(169-199頁)を執筆し、精神障害の定義、支援ニーズのアセスメント、ケアのプランニング、リハビリテーション場面の実際など、精神障害者に対するケアマネジメント手法について概括した。
執筆者:阿部順子、飯田雅子、大塚淳子、大橋正洋、黒田大治郎、坂本洋一、成田すみれ、前川厚子、古屋龍太、ほか

6.『リハビリテーション論』

共著 2006年2月10日発行、中央法規出版
「新版介護福祉士養成講座第4版」の第4巻(伊藤利之、澤村誠志、竹内孝仁編)。
第2章4節「障害の種別とその様相~精神障害」(128-139頁)、第3章4節「リハビリテーションの実際~精神障害」(196-211頁)を分担執筆。
精神障害の定義と代表的精神疾患、精神障害者ケアガイドラインにもとづくサービス提供の仕方を概括した。
執筆者:飯田雅子、大塚淳子、大橋正洋、大場純一、黒田大治郎、坂本洋一、須藤恵理子、千田富義、中川真由美、成田すみれ、藤井優子、前川厚子、村瀬せつ子、古屋龍太、ほか

7.『精神科デイケアQ&A』

共著 2005年1月10日 中央法規出版
日本デイケア学会編(編集代表:窪田彰)の同書で「再入院しがち、生活が破綻しがちなメンバーに対して」組まれるケアマネジメント手法を要約して示した(136~137頁)。
執筆者:浅野弘毅、榎本稔、荻澤健志、小野寺敦、柏木昭、川副泰成、栗原活雄、小林暉佳、齋藤和子、内藤清、弘末明良、松永宏子、古屋龍太、ほか。 

8.『リハビリテーション論』

共著 2005年2月10日発行 中央法規出版
「新版介護福祉士養成講座第3版」の第4巻(伊藤利之、澤村誠志、竹内孝仁編)。
第2章4節「障害の種別とその様相~精神障害」、第3章4節「リハビリテーションの実際~精神障害」(128-139及び196-211頁)を分担執筆
執筆者:阿部順子、飯田雅子、大塚淳子、大橋正洋、黒田大治郎、坂本洋一、成田すみれ、前川厚子、古屋龍太、ほか

9.『精神科リハビリテーション看護』

共著 2004年11月5日発行 中山書店
「精神看護エクスペール」第5巻(坂田三允、萱間真美、櫻庭繁、根本英行、松下正明、山根寛編)。
第4章「地域リハビリテーションと看護」のうち第4節「デイケアにおける看護の役割」を同僚の野方俊郎、村上幸恵と分担執筆。
精神科デイケアの実際を示した上で、多職種チームによるスタッフの役割と機能・関わり方の留意点を概括した。
執筆者:伊藤順一郎、野中猛、太田知子、遠藤淑美、根本英行、原田まゆみ、大石信弘、青木知子、大場義貴、鈴木丈、八木原律子、香山明美、香田真希子、古屋龍太

10.『精神保健福祉用語辞典』

共著 2004年7月1日発行 中央法規出版
社団法人日本精神保健福祉士協会・日本精神保健福祉学会監修、荒田寛、石川到覚、佐藤三四郎、高橋一、西澤利朗、松永宏子編。
精神障害者ケアガイドライン、精神障害者通院医療費公費負担制度、長期在院、通院医療、反精神医学、保安処分、開放処遇、ケアコーディネーション、国際医療職専門職委員会、開放病棟、の項を担当執筆。
執筆者:池末亨、池原毅和、石原邦雄、吉川武彦、清瀧健吾、西郷泰之、竹島正、舘暁夫、田中英樹、松崎泰子、丸山晋、宮崎牧子、和田修一、相川章子、淺沼太郎、井上牧子、古屋龍太、ほか

11.『現代社会福祉辞典』

共著 2003年11月10日発行 有斐閣
秋元美世・大島巌・芝野松次郎・藤村正之・森本佳樹・山縣文治編。
精神病者の保護および精神保健ケアの改善のための原則、精神保健ケアに関する法ー基本10原則、精神保健指定医、精神保健福祉士、精神科デイケア、精神科ナイトケア、デイホスピタル、日本精神保健福祉士協会、の項を分担執筆。
執筆者:池末美穂子、池原毅和、石渡和美、稲沢公一、岩崎晋也、岩田正美、浮田徹嗣、大谷京子、奥野英子、小澤温、加瀬裕子、川副泰成、木村真理子、久保紘章、坂本洋一、白石弘巳、平直子、舘暁夫、、田中英樹、成田すみれ、藤井克徳、三田優子、三野善央、渡部律子、古屋龍太、ほか

12.『ケア輸送サービス従事者研修用テキスト』

共著 2002年1月10日発行 中央法規出版
高齢者・障害者の移動支援サービス(STS)を普及する目的で、社団法人シルバーサービス振興会が編集した研修テキスト。
第2部「サービス利用者の理解」第2章「障害・疾病の理解」のうち第6節「精神障害」131~137頁を分担執筆。
執筆者:浅野仁、阿部順子、飯田雅子、伊藤ひろ子、植村英晴、坂本洋一、末光茂、高橋龍太郎、田中荘司、田中信行、西村洋子、前川厚子、南谷幹夫、山口明、古屋龍太、ほか

13.『指導者のためのPSW実習 指導Guide』

共著 2002年11月15日発行 へるす出版
日本精神保健福祉士協会監修、荒田寛編集代表。精神保健福祉士の実習を受け入れる指導者を対象とした指導ガイドブック。
第8章「実習指導計画モデル・実習プログラム例」のうち第7節「精神科デイケアにおける実習プログラム」153-165頁を分担執筆し、実習指導の達成目標と留意点、各実習段階における指導目標等をまとめた。
執筆者:柏木昭、牧野田恵美子、吉川公章、石川到覚、松永宏子、大塚淳子、渡辺由美子、上野容子、大野和男、天野宗和、岡田洋一、松本すみ子、古屋龍太

14.『実習生のためのPSW実習 ガイドブック』

共著 2002年11月15日発行 へるす出版
日本精神保健福祉士協会監修、荒田寛編集代表。精神保健福祉士の実習を受け入れる指導者を対象とした指導ガイドブック。
第8章「実習指導計画モデル・実習プログラム例」のうち第7節「精神科デイケアにおける実習プログラム」121-132頁を分担執筆し、実習の達成目標と留意点、各実習段階における実習目標等をまとめた。
執筆者:柏木昭、牧野田恵美子、吉川公章、石川到覚、松永宏子、大塚淳子、渡辺由美子、上野容子、大野和男、天野宗和、岡田洋一、松本すみ子、古屋龍太

15.『セカンドオピニオンー精神分裂病/統合失調症Q&A』

共著 2001年3月1日発行 医学書院
高橋清久監修、朝田隆編、国立精神・神経センター武蔵病院精神科家族会「むさしの会」と共同で企画編集を行い、家族の疑問に答える形で病院スタッフが分担して執筆。
ソーシャルワーカーが関与する事柄を収載した第6章「生活を支えるために大切なこと~諸サービスに関する制度や法律」(135~177頁)のうち、親亡き後、障害年金と遺族年金、障害年金の受給資格、障害等級、障害年金と病名、障害等級と労働、障害年金と就労、公営交通乗車証、障害年金の納付要件、居住地と作業所、生活保護アパートの転居、公的サービス情報、精神保健福祉士、生活保護の障害加算、居住支援事業、の項を担当執筆。
執筆者:伊藤順一郎、小笠原愛、桶谷肇、風間美代子、梶村尚史、阪上正巳、樋田精一、長竹教夫、平井茂夫、堀田英樹、松本武典、三澤孝夫、本橋伸高、古屋龍太、ほか

16.『ケアガイドラインに基づく精神障害者ケアマネジメントの進め方~ケアマネジメント従事者養成テキスト(改訂新版)』

共著 2001年10月15日発行 精神障害者社会復帰促進センター
厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部精神保健福祉課監修、高橋清久・大島巌編による、国の精神障害者ケアマネジメント研修の基本テキスト。
第2章「ケアガイドラインに基づくケアマネジメントの進め方」のうち第4節「ケアアセスメントに基づくケア計画作成の方法」102ー115頁、同第5節「ケア会議の開き方ーチームアプローチの方法」116ー125頁を分担執筆。
執筆者:白澤政和、Phyllis Solomon、伊藤順一郎、安西信雄、門屋充郎、寺田一郎、赤木由嘉子、三品桂子、浅井邦彦、白澤英勝、中山洋子、谷野亮爾、窪田彰、古屋龍太、ほか

17.『精神障害者のケアマネジメント』

共著 2001年9月10日発行 へるす出版
日本精神保健福祉士協会編の同書を担当常任理事として企画編集。
第1部「ケアマネジメント総論」のうち第1章「精神保健福祉施策の動向とケアマネジメント」11ー26頁を、第2部「ケアマネジメント各論」のうち第4章「ケアマネジメントの展開プロセス」128-135頁、第5章「ケアマネジメント導入段階のインテーク」136-150頁、第6章「ケアアセスメント票の使用方法」151-183頁、第7章「ケアアセスメントからプランニングへ」184-198頁、第8章「ケア会議の運営」199-212頁、第11章「精神障害者ケアガイドラインの改訂作業ーモデル事業を通して」232-244頁を分担執筆。
執筆者:大島巌、門屋充郎、木村真理子、佐藤光正、高橋清久、広沢昇、三品桂子、古屋龍太

18.『リハビリテーション論』

共著 2001年2月10日発行 中央法規出版
新しく改訂された「新版介護福祉士養成講座」第4巻(伊藤利之、澤村誠志、竹内孝仁編)
第2章「障害の種別とその様相」の第4節「精神障害」92ー102頁を、第3章「リハビリテーションの実際」の第4節「精神障害」153ー167頁を分担執筆。
執筆者:飯田雅子、大塚淳子、大橋正洋、大場純一、黒田大治郎、坂本洋一、須藤恵理子、千田富義、中川真由美、成田すみれ、藤井優子、前川厚子、村瀬せつ子、古屋龍太、ほか

19.『精神障害リハビリテーション学』

共著 2000年9月15日発行 金剛出版
蜂矢英彦・岡上和雄監修、安西信雄・池淵恵美・伊勢田堯・岩崎晋也・江畑敬介・大島巌・荻原喜茂・田中英樹・渡嘉敷暁・野中猛・松為信雄・丸山晋、編集。
第10章「精神障害リハビリテーションの実際(事例編)」のうち第2節「デイケア」を分担執筆。事例を通してデイケアのリハビリテーション機能を考察した。
執筆者:伊藤哲寛、寺谷隆子、佐藤久夫、中川正俊、後藤雅博、野田文隆、大石信弘、八木原律子、竹島正、山根寛、齋藤敏靖、窪田彰、伊藤順一郎、上野容子、古屋龍太、ほか

20.『ケアガイドラインに基づく精神障害者ケアマネジメントの進め方ーケアマネジャー養成テキスト』

共著 1999年9月10日発行 精神障害者社会復帰促進センター
厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部精神保健福祉課監修、高橋清久・大島巌編による、国の精神障害者ケアマネジメント研修の基本テキスト。
第2章「精神障害者ケアガイドラインと用具類」のうち第5節「ケア会議の開き方」116ー125頁を分担執筆。
執筆者:小澤温、浅井邦彦、野中猛、安西信雄、門屋充郎、長直子、三品桂子、寺田一郎、松田直子、中西亜紀、大友みゆき、古屋龍太

21.『改訂これからの精神保健福祉ー精神保健福祉士ガイドブック』

共著 1998年5月25日発行 へるす出版
日本精神医学ソーシャルワーカー協会編、精神保健福祉士が国家資格化されたことに伴う改訂版。
第2部「精神科ソーシャルワーカー(PSW)の活動に実際」のうち「精神科デイケアにおけるPSWの役割」81-84頁を分担執筆。
執筆者:柏木昭、高橋一、西澤利朗、大野和男、佐藤三四郎、荒田寛、門屋充郎、天野宗和、田中直樹、吉川公章、梶本紗代、小出保廣、漆原和世、古屋龍太

22.『精神保健福祉援助演習』

共著 1998年4月30日発行 へるす出版
わが国で最初に刊行された精神保健福祉士の養成テキスト「精神保健福祉士養成セミナー」の第7巻。現任者講習会の基本テキストともなった。
第3章「集団援助技術の実践と展開」第1節「保健医療施設等におけるグループワーク」50~56頁、第2節「社会復帰施設等におけるグループワーク」56~67頁、および第3節「セルフヘルプ・グループとグループワーク」のうちB「AAのセッション例」74~81頁を分担執筆。
執筆者:石川到覚、田中英樹、荒田寛、門屋充郎、吉川公章、寺谷隆子、伊藤秀幸、西澤利朗、大友勝、佐藤三四郎、瀧誠、大塚淳子、古屋龍太

23.『医療ソーシャルワーク実践マニュアル』

共著 1998年3月10日 日本エデュケーションセンター
ヘルス・システム研究所シリーズの第8巻(佐々木康生編)。
第2部「疾患・障害別クライエントのソーシャルワーク」第13章「精神・心身系クライエントのソ-シャルワ-ク」のうち第1節「精神分裂病」141~145頁、第2節「アルコール依存症」145~149頁、第4節「躁鬱病」154~158頁を分担執筆。
執筆者:林重子、草水美代子、額川敬子、菊池真寿美、安仁屋衣子、下田文幸、中村保、塚田亮子、志賀美穂子、三澤孝夫、古屋龍太

24.『これからの精神保健福祉-精神保健福祉士ガイドブック』

共著 1997年11月4日発行 へるす出版
精神保健福祉士法が国会上程され、PSWの役割を広く伝えて行く必要から、日本精神医学ソ-シャル・ワ-カ-協会が編集。
第2部「精神科ソーシャルワーカー(PSW)の活動に実際」のうち「精神科デイケアにおけるPSWの役割」97-100頁を分担執筆。
執筆者:柏木昭、高橋一、西澤利朗、大野和男、佐藤三四郎、荒田寛、門屋充郎、天野宗和、田中直樹、吉川公章、梶本紗代、小出保廣、漆原和世、古屋龍太

25.『リハビリテーション論』

共著 1997年3月5日発行 中央法規出版
「三訂介護福祉士養成講座」の第4巻(小川孟・澤村誠志、津山直一、原田政美編)
第3章「施設におけるリハビリテーション」のうち第3節「精神障害者」104ー121頁を分担執筆。
執筆者:飯田雅子、大塚庸次、奥野英子、門田晋、吉川武彦、小林紀子、佐々木葉子、柴田洋弥、竹内孝仁、寺谷隆子、成田すみれ、三澤義一、和気純子、古屋龍太ほか