PSW研究室

専門職大学院の教員をしてる精神保健福祉士のブログ

第5回S-PSW Forum

2013年06月28日 22時19分27秒 | イベント告知

皆さま、こんばんは。
連日、お酒も飲んでないのに、仕事で午前様帰宅の龍龍です。

やたら、仕事が詰まっています。
あちこちに、レスポンス不足の不義理を重ねており、恐縮です。

老体に鞭打って(?)、これでも自身のキャパシティを超えて、走り続けています。
(決して、軽躁状態という訳ではありません、念のため)

本当は、意外と思われるほどに、怠惰な人間なんですけどね。

やらねばならないことが、今、周辺に多すぎるんですね。

今回の国会、阿部総理への問責決議案可決で、あっけなくあれこれ廃案になりました。
永田町と霞が関の動向は、一寸先は闇、何が起こるかわかりません。

生活保護法の一部改正案、生活困窮者自立支援法案、自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法案、すべて廃案になりました。

市井の人々の生活実感とかけ離れたところで、様々な法律ができていきます。
一方で、現状の矛盾を突破するような法制度の確立は、なかなか実現しません。

でも、現状の制度を変えていくのも、今の時代の人の意識です。
現行の法律が、当たり前のことと思ったら、10年後、20年後の人々に笑われます。

「おかしい」と思うことを、自身から、自らの現場から発信していくこと。
時代を変えていくために、ディスカッションし、仲間を自ら増やしていくこと。

そこから、この時代を変えていく一歩は始まります。
誰かが、他人が、どこかの政党が、変えてくれるのでは、決してありません。

そういう訳で、またまた熱いPSWのセッションが繰り広げられます。
(この強引な展開、相変わらずでお許し下さい)

第5回社大PSWフォーラム(通称「SPSフォーラム」)開催します。
PSWとして実践現場で働いている人も、これからPSWをめざす人もご参加ください。

詳しくは、下記のプログラム、申込み方法をご参照ください。
関心と興味さえあれば、どなたのご参加も歓迎いたします。

ただ、申し訳ないのですが、今回、僕は出席できません。
どうしても、やんごとなき事情により、会議重複のため欠席します。

「龍龍先生の公開スーパービジョン」も、今回はお休みさせて頂きます。
代わりに初登場の「そえぞう先生のよろず相談」に、ご期待ください。

目の前の現実は、すぐには変わらないかも知れない。
でも、変えていく人がいなければ、状況は何も変わらない。

一人ひとりの言葉を、お互いに交換することから、すべては始まります。
仲間とともに、粘り強く、確かな言葉を、発信し続けていきましょう!

他国に類を見ない、世界一精神科病院の多い、この国の精神保健医療福祉の中で、
「戦うPSW」の価値と目標を、共有できれば幸いです。

※画像は、去年撮った大岩山のひまわり畑です。

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第5回 日本社会事業大学精神保健福祉士養成課程関係者フォーラム
(S-PSWフォーラム)
~現役生と卒業生のより良いキャリア形成と実践力向上を目指して~

日本社会事業大学精神保健福祉士養成課程では、学部・通信教育科・専門職大学院・研究科大学院において精神保健福祉を学んでいる方と、卒業した方々の相互交流と実践的学びの場として、精神保健福祉士養成課程関係者フォーラム(S-PSWフォーラム)を開催します。
パートナーシップを体感し、みんなでエンパワーメントしあいましょう!

日時:7月7日(日) 10:00~17:00 
場所:日本社会事業大学 清瀬キャンパス 教学B棟B301ほか
参加者:通信教育科、社会福祉学部、専門職大学院、研究科大学院の在籍者および卒業者、社大の精神保健福祉士養成課程に関心がある方など

構成
1.基調講演 10:00~12:00 
講師:元・本学精神保健福祉士課程初代教授 寺谷隆子先生(JHC板橋・理事長)
(テーマ)「Not for him, But with him ピアカウンセリングとクラブハウス
~JHC板橋会における相互支援システムの展開~」
日本で初めて本学にて精神保健福祉士養成課程を立ち上げてくださった寺谷先生は、現在、先生の実践基盤である社会福祉法人JHC板橋会の理事長に復職されておられます。また先生は社会福祉事業実践家の最高の栄誉である糸賀一雄記念賞を受賞された後も、JHC板橋会の活動を基盤としてユニバーサルデザインのまちづくりを実現すべく精力的に活動されています。今回は先生の実践活動の思想的根拠とでも言うべき、相互支援の方法であるピアカウンセリングと相互支援のシステムであるクラブハウスの活動を通して、真のパートナーシップの在り方とはどのようなものかを深く学びあいたいと思います。

2.分科会(予定)13:00~15:30
(1)WRAPの世界へようこそ!【学部&通信卒業生共同企画】
WRAPに関心のある方々から、言葉は聞いたことがあるけれど、どんなことするの?WRAPって何?という方々まで『私の元気を私が作る』『お互いの元気を交換し合う』そんなWRAPに参加して、まずは『わたしの元気のたね』を一緒に探してみませんか?未来をひらくつながりを作るWRAPの旅へのご参加、お待ちしています。

(2)みんなのピアカウンセリング【教員&学部・専門職大学院卒業生企画】
「ピアカウンセリング」という言葉は聞いたことがあるけれど、どんなことを行っているかわからない方、体験したいと思っている方にお薦めです。ピアカウンセリングは障害当事者だけのものではなく、同じ課題を抱えるピア、同じ境遇のピア、同じ志を持つピアなど、ピアの形は様々です。そんなピアの魅力を寺谷先生とともに深く語りあいたい方、あらたな仲間を作りたい方、どうぞお越しください。

(3)みんなのリカバリー「七夕わーるどかふぇ!」【教員&通信卒業生共同企画】
カフェのようなリラックスした雰囲気で、さまざまな立場の人が、所属・背景を超え、対等な立場で、人と出会い、会話を楽しみます。お疲れのかた、ホッとしたいかた、癒されたいかた、どなたでも、大歓迎です。七夕に出会った奇跡のようなご縁!新しい出会いと分かち合いを体験してみませんか?

(4)「そえぞう先生」のよろず相談 ~キャリア形成の方法から恋愛相談まで~【教員&通信生企画】
通信教育科には七色の経歴をもつ「そえぞう先生」と呼ばれる現役PSWが在職しています。これまでに苦労を抱えた数えきれない人達の話を聞いてきたそえぞう先生は、人の話を聞くことにストレスを感じない特異体質らしく「3度の飯より相談支援」が座右の銘との噂もあります。「入学前からキャリア形成まで、すべて引き受けます。」「入試対策、国試対策、なんでもござれ。就職相談、恋愛相談ときどき別れ話もね」をキャッチフレーズに、カウンセリングとは一味違う「相談支援」を体験してみませんか。

(5)笑顔になる!元気になる! SSTの魅力、体験してみませんか。【学部&通信卒業生共同企画】
SSTは、認知行動療法の一つとして位置づけられており、現在は精神科医療機関だけでなく、福祉領域や家族会、学校教育など、様々な分野で実践されています。この分科会では、実際にSSTを体験し、目的や方法を楽しく学ぶと同時に、今後こうなりたいという思いや夢に向けての階段を、みなさんと一緒に考えていきます。また、この体験を通して「笑顔になる」「元気になる」、といった魅力も感じていただければと思います。
SSTの参加は初めてという方から、実際の現場で模索している方も、ぜひご参加をお待ちしています!!

(6)非自発的入院と法律改正について ~法改正は誰のためになされるのか?~【学部卒業生企画】
現在国会では精神保健福祉法の改正案の審議が行われており、以前より語られている通り保護者の責務規定が削除される運びとなりました。しかし非自発的入院(主として医療保護入院)のシステムや新しい保護者の規定などについては詳細な議論がなされず、このままでは本人の主張を守るべき人・職種が全く規定されておらず権利擁護に関してはなはだ不安を抱えたままに入院が進んでしまう可能性が高くなっている状態です。この分科会では医療機関・地域事業所等の枠は設けず、非自発的入院と保護者問題について現状を確認し、PSWが何を今なすべきなのかについて議論を進めていければと考えています。

3.交流会 生協カフェテリア 15:45~17:00
教員による「よろず相談」を含む。軽食とドリンク付き。持ち込み、お土産大歓迎!
交流会費:1,000円(学部生500円)

4.参加予定教員
大嶋巌(日本社会事業大学学長)、
寺谷隆子(元本学精神保健福祉士養成課程主任教授)
贄川信幸(本学社会事業研究所准教授)、
添田雅宏(通信教育科専任教員)
大山早紀子(通信教育科専任教員)

5.申し込み先
お申し込みは、以下の必要事項をご記入の上、大島研究室までメールにてお送りください。
(必要事項)氏名、課程、卒業年、現所属先、連絡先(メールアドレス)、希望する分科会(第2希望まで)
(大島研究室e-mailアドレス) spsforum.jcsw@gmail.com

6.主催
:S-PSWフォーラム実行委員会
分科会⑥非自発的入院と法律改正について~法改正は誰のためになされるのか?~

※上記のご案内は2013年6月初めに作成されたものであり、その後の状況変化を反映していないものであることをお断りします。

 


精神保健福祉法の改正とPSWの魂

2013年06月21日 22時19分24秒 | 精神保健福祉情報

今日は日中、清瀬であれこれやって済ませて、
夕方から、四谷の日本社会福祉士会に行って、
会議を二つ済ませて、22時前に帰ってきました。

それでも、23時過ぎの帰宅が常態化していたので、今日は早い方です。
その時間からの夕飯は、本当は良くないのはわかっているんですけど。
なかなか、そんな生活スタイルが改まりません。

明日、明後日は、いよいよ学内学会。
丸二日間、フル稼働になります。
どうか、参加者がたくさん来てくれますように♪

僕たちが日々慌ただしく過ごす間にも、政治は動いています。
今回の国会は、福祉やソーシャルワーカーにかかわる法律が目白押しでした。
それにしては、目立ったアクションもないままだったのが、気になりますが。

今日は、そんな中から精神保健福祉法改正の概要をピックアップ。
もう改正内容は、既にネットで十分周知されていると思いますし、
1250人集まった、先週の日本精神保健福祉士協会全国大会でも報告されましたが。

今後の精神保健医療福祉を占う、大事な法改正ですので。
やはり、ここで、きちんと取り上げておきたいと思います。
穴ぼこだらけの眉をひそめる困った改正法でも、その影響はやはり甚大です。

今回の法改正は、精神障害者の地域生活への移行を促進することを目標に掲げていますが、
その内容としては、精神障害者の医療に関する指針(大臣告示)を策定し、
保護者制度を廃止し、医療保護入院における入院手続等の見直し等を行う、
といった、抜本改革には程遠い、いささか淋しいものでした。

医療保護入院は一切いじらないまま、保護者制度だけを廃止する…。
非自発的入院の同意を家族の責に帰すという、昔ながらの性格は何も変わっていません。
「なぜ精神保健福祉士が、家族に代わって担わないのか?」というご意見を頂きましたが、
「Y問題」同様の事案が起きることは明白で、当事者の権利擁護にはならないでしょう。

改正法の他の条文にも、精神保健福祉士がやたらと登場してきます。
国会の論戦でも、精神保健福祉士がやたらと語られています。
閉塞的な事態を打開するPSWへの期待の大きさが、表れているのでしょう。
パターナリズムではない価値を掲げるPSWが、ようやく認められてきたのでしょう。

ただ、そうした期待の大きさにPSWが充分に応えられているかというと、やや疑問です。
経営者や管理者と、十分に渡り合える「戦うPSW」がどれだけいるか?
他職種や他機関など、異なる文化・価値を持つ者と、どれだけ対等に協働できているか?
そして、何より当事者・利用者の主体性を尊重し、その利益をどれだけ追求できているか?

さまざまな場面で、精神保健福祉士が取り上げられる度に、思います。
先週、金沢であった全国大会のテーマは「PSWの魂の再生」でした。
新しい法律、新しい制度、新しい時代の中で、「戦うPSWの魂」とは何であったか、
多くの仲間たちと考え続けていきたいと思います。

 

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「精神保健及び精神障害者福祉に関する法律の一部を改正する法律」概要

(1)精神障害者の医療の提供を確保するための指針の策定
厚生労働大臣が、精神障害者の医療の提供を確保するための指針を定めることとする。

(2)保護者制度の廃止
主に家族がなる保護者には、精神障害者に治療を受けさせる義務等が課されているが、家族の高齢化等に伴い、
負担が大きくなっている等の理由から、保護者に関する規定を削除する。

(3)医療保護入院の見直し
1)医療保護入院における保護者の同意要件を外し、家族等のうちのいずれかの者の同意を要件とする。
  *「家族等」とは、配偶者、親権者、扶養義務者、後見人又は保佐人をさす。
    該当者がいない場合等は、市町村長が同意の判断を行う。
2)精神科病院の管理者に、以下を義務付ける。
  ・医療保護入院者の退院後の生活環境に関する相談及び指導を行う者(精神保健福祉士等)の設置
  ・地域援助事業者(入院者本人や家族からの相談に応じ必要な情報提供等を行う相談支援事業者等)との連携
  ・退院促進のための体制整備

(4)精神医療審査会に関する見直し
1)精神医療審査会の委員として、「精神障害者の保健又は福祉に関し学識経験を有する者」を規定する。
2)精神医療審査会に対し、退院等の請求をできる者として、入院者本人とともに、家族等を規定する。

2.施行期日
平成26年4月1日(ただし、1.(4) ①については平成28年4月1日)

3.検討規定
政府は、施行後3年を目途として、施行の状況並びに精神保健及び精神障害者の福祉を取り巻く環境の変化を勘案し、医療保護入院における移送及び入院の手続の在り方、医療保護入院者の退院を促進するための措置の在り方、入院中の処遇、退院等に関する精神障害者の意思決定及び意思の表明の支援の在り方について検討を加え、必要があると認めるときは、その結果に基づいて所要の措置を講ずる。

精神保健及び精神障害者福祉に関する法律の一部を改正する法律案に対する付帯決議
                                                                               
平成25年5月30日
参議院厚生労働委員会

 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について適切な措置を講ずるべきである。

一、精神障害のある人の保健・医療・福祉施策は、他の者との平等を基礎とする障害者の権利に関する条約の理念に基づき、これを具現化する方向で高ぜられること。

二、精神科医療機関の施設基準や、精神病床における人員配置基準等については、精神障害者に対する医療の提供を確保するための指針の内容を踏まえ、一般医療との整合性を図り、精神障害者が適切な医療を受けられるよう、各規定の見直しを検討すること。

三、精神障害者の意思決定への支援を強化する観点からも、自発的・非自発的入院を問わず、精神保健福祉士等専門的な多職種連携による支援を推進する施策を講ずること。また、非自発的入院者の意思決定及び意思表明については、代弁を含む実効性のある支援の在り方について早急に検討を行うこと。

四、非自発的入院の減少を図るため、「家族等いずれかの同意」要件を含め、国及び地方自治体の責任、精神保健指定医の判断等、幅広い観点から、速やかに検討を加えること。

五、精神疾患の患者の権利擁護を図る観点から、精神医療審査会の機能強化の在り方を検討し、必要な措置を講じること。

六、非自発的入院の特性に鑑み、経済面も含め、家族等の負担が過大にならぬよう検討すること。

七、医療保護入院等の患者の退院後における地域生活への移行を促進するため、相談対応や必要な情報の提供、アウトリーチ支援など、その受け皿や体制整備の充実を図ること。

右決議する。

精神保健及び精神障害者福祉に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)

平成25 年6 月12 日
衆議院厚生労働委員会

政府は、本法の施行に当たり、次の事項について適切な措置を講ずるべきである。

一 精神障害のある人の保健・医療・福祉施策は、他の者との平等を基礎とする障害者の権利に関する条約の理念に基づき、これを具現化する方向で講ぜられること。

二 精神科医療機関の施設基準や、精神病床における人員配置基準等については、精神障害者に対する医療の提供を確保するための指針の内容を踏まえ、一般医療との整合性を図り、精神障害者が適切な医療を受けられるよう、各規定の見直しを検討すること。なお、指針の策定に当たっては、患者、家族等の意見を反映すること。

三 「家族等いずれかの同意」による医療保護入院については、親権を行う者、成年後見人の権利が侵害されることのないよう、同意を得る優先順位等をガイドラインに明示し、厳正な運用を促すこと。

四 精神障害者の意思決定への支援を強化する観点からも、自発的・非自発的入院を問わず、精神保健福祉士等専門的な多職種連携による支援を推進する施策を講ずること。また、代弁者制度の導入など実効性のある支援策について早急に検討を行い、精神障害者の権利擁護の推進を図ること。

五 非自発的入院の減少を図るため、「家族等いずれかの同意」要件も含め、国及び地方自治体の責任、精神保健指定医の判断等、幅広い観点から、速やかに検討を加えること。

六 精神疾患の患者の権利擁護を図る観点から、精神医療審査会の専門性及び独立性を高めることや精神医療審査会の決定に不服のある患者からの再度の請求への対応など機能強化及び体制の整備の在り方を検討し、必要な措置を講ずること。

七 非自発的入院の特性に鑑み、経済面も含め、家族等の負担が過大にならぬよう検討すること。

八 精神科病院の管理者に対し、医療保護入院について、可能な限り、患者の人権に十分配慮した入院、入院後の治療行為の患者本人への説明に加えて、速やかな退院の促進に努めることを指導徹底するとともに、医療保護入院等の患者の退院後における地域生活への移行を促進するため、相談対応や必要な情報の提供、アウトリーチ支援など、その受け皿や体制整備の充実を図ること。

九 認知症の人については、あくまでも住み慣れた地域で暮らし続けることを基本に置き、
精神科病院への「社会的入院」の解消を目指すとともに、地域の支援・介護体制の強化に
取り組むため、「認知症施策推進5か年計画(オレンジプラン)」の推進など医療福祉全
般にわたる総合的な対策を講ずること。

十 認知症の人の本人意思を尊重する観点から、成年後見制度の改善・普及のほか、本人の意思や希望をできる限り早期に確認し、それを尊重したケアの提供を確保する取組を進めること。

右決議する。

 

※画像は、エクセル東急金沢に掲げられた「PSW石川大会」の看板。


作家の椎名誠さんを迎えて…

2013年06月13日 00時59分46秒 | イベント告知

今日で通信教育の精神保健福祉士課程のスクーリングが終わりました。
218人の社会人学生の皆さん、どうもお疲れさまでした~♪

僕も昨日「精神保健福祉に関わる制度とサービス」の講義をさせて頂きましたが、
今年の学生も、皆さん熱い志を感じさせる眼差しと頷きで応えてくれました。

あとで聞いたら、一部の皆さんはその前夜、清瀬の街で大騒ぎだったそうで。
聖地「やる気茶屋」に50人が終結し、最後の人は午前3時半まで呑んでいたとか?

今日もそのまま地元に帰らず、かなりの人数の人がもう一泊すると言ってましたし、
今晩も打ち上げで、夜中まで盛り上がっているのではないでしょうか?

できれば僕もご一緒したかったのですが、夜は専門職大学院の授業が入っていて。
夕方、清瀬から茗荷谷に移動し、社会人院生たちと社会調査のお勉強でした。

通信教育の学生たちも、明日からはまた一人で孤独な勉強に戻ります。
だからこそ人が集まり、共に考え、学ぶ場って貴重なんですね。

…と言うわけで、お勉強の場のご案内です。
今年も学内学会の季節となりました(ちょっと強引な展開ですね…)。

今年は基調講演に、作家の椎名誠さんにおいで頂くこととなりました。
軽妙な語り口が身上の椎名さんですが、今回のテーマは「何をめざして生きていくか」。

今回の大会テーマを掲げるに至った主催者側の気持ちをお伝えし、
椎名さん自身が考え、導き出してくれたテーマです。

大会のテーマは「希望としてのソーシャルワーク~記憶・くらし・再生」です。
3・11後を、椎名さんがどのようにお話し下さるのか、耳を澄ませたいと思います。

もちろん、今年もPSWのグループ・セッション、懲りずにやります。
病院や地域の現場で働くPSWの皆さん、ぜひお気軽にご参加ください。

詳しいプログラム内容は、下記をご覧ください。
大学のホームページのトップページにある、回転バナーからもご覧になれます。
http://www.jcsw.ac.jp/research/gakunaigakkai/gakkai/files/program2013.pdf

※画像は、西新宿の想い出横丁にて。学内学会とは一切関係ありません。


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社大福祉フォーラム2013
(第52回日本社会事業大学社会福祉研究大会)

《大会テーマ》 「希望としてのソーシャルワーク~記憶・くらし・再生~」
《日程》 2013年6月22日(土)・6月23日(日)
《会場》 日本社会事業大学(講堂・A棟・C棟 他教室)
《ご案内》
①参加資格 どなたでも参加できます。参加者は、必ず受付をお通り下さい。
②受付  6月22日(土)講堂/6月23日(日)A棟1Fホールにて 9:30より
③参加費等 無料
④懇親会 6月22日(土)17時30分より学会・同窓会・大学共催で行われます(無料)
⑤パソコン通訳 1日目、教員研究報告・被災地報告・基調講演はパソコン通訳つき
⑥昼食等 6月22日(土)生協食堂・購買が利用できます。
  営業時間 生協食堂 12:00~13:00/購買11:30~13:00
     6月23日(日)購買のみ利用できます。
     営業時間 購買12:00~13:00(生協食堂は閉店)
⑦その他 駐車スペースがありませんので、お車でのご来場はご遠慮下さい。
     内容・スケジュールは変更になる場合がございます。ご了承ください。
     障害等のために特別な配慮が必要な場合は、あらかじめお申し出ください。
     (当日お申し出の方は、できる範囲で対応いたします。)
※6月23日(日)12:30~17:00 大学院等合同説明会を開催しています。
(A301教室~A309教室)

■第1日目 6月22日(土) 全体会=講堂■

〇開会の挨拶     10:00~ 
〇新任教員紹介
・菊池 いづみ(学部教授)     ・村田 文世(学部准教授)
・鶴岡 浩樹(専門職大学院教授)・上村 勇夫(実習教育研究・研修センター実習講師)
・有村 大士(学部准教授)     ・大山 早紀子(通信教育科専任教員)
・小田 美季(学部准教授)     ・大島 千帆(社会事業研究所特任准教授)
・木村 容子(学部准教授)     ・永井 保男(学部特任教員)

〇教員研究報告(パソコン通訳あり)   10:30~11:00   [講堂]
 司会: 古屋 龍太(専門職大学院・学部准教授)
「介護福祉士が支援を行う「要介護状態の高齢者の生活」に関する調査」   
下垣 光(学部准教授)
中島 健一(学部教授)
天野 由以(目白大学人間学部専任講師/院前期2006年卒)
岸野 靖子(実習教育研究・研修センター)
大島 千帆(社会事業研究所特任准教授/院後期2006年卒)
安 瓊伊 (院後期3年/院前期2011年卒/学部2009年卒)

〇被災地報告 (パソコン通訳あり)   11:00~12:00   [講堂]
  司会: 古屋 龍太(専門職大学院・学部准教授) 
1)「被災外国籍等住民支援のための当事者主体の支援体制構築~“Nothing About Us Without Us”」
山口 幸夫(社会事業研究所特任准教授)
2)「被災地における子ども会活動から学んだこと
―気仙沼市・東松島市でのボランティア活動を通して―」
日本社会事業大学災害支援ボランティアセンター・ボランティアグループcocoa

〇学内学会総会                12:00~12:30     [講堂]

〇基調講演  (パソコン通訳あり)  13:00~14:30   [講堂]
 司会: 古屋 龍太(専門職大学院・学部准教授) 
「何をめざして生きていくか」
講師:椎名 誠
【講師プロフィール】1944年東京都生まれ。作家。1979年より、小説、エッセイ、ルポなどの作家活動に入りました。これまでの主な作品は、『犬の系譜』(講談社)、『岳物語』(集英社)、『アド・バード』(集英社)、『中国の鳥人』(新潮社)、『黄金時代』(文藝春秋)など。近著は、『ガス燈酒場によろしく』(文藝春秋)、『三匹のかいじゅう』(集英社)、『にっぽん全国百年食堂』(講談社)。最新刊は、『流木焚火の黄金時間 ナマコのからえばり7』(毎日新聞社)、『ぼくがいま、死について思うこと』(新潮社)。旅の本も数多く、モンゴルやパタゴニア、シベリアなどへの探検、冒険ものなどを書いています。趣味は焚き火キャンプ、どこか遠くへ行くこと。

〇名誉博士号授与式・スピーチ (手話通訳あり)14:40~15:20 [講堂]
樋口恵子  (NPO法人高齢社会をよくする女性の会理事長)
樋口恵子氏は、1987年に日本社会事業学校専修科に入学した経歴を持っており、東京家政大学名誉教授であり、福祉・介護関連問題、家族関係、女性問題の著名な評論家として、長年にわたり社会的に影響力のある言論と社会的行動で日本をリードして来られたオピニオンリーダーである。多くの福祉・介護問題、男女共同参画問題に関する著作を有し、大きな社会的な影響力を発揮して来られたことから、この度、日本社会事業大学名誉博士記の称号を贈呈することになった。

〇学生研究奨励賞・学会(木田)賞贈呈式   15:20~15:50  [講堂]
【学生研究奨励賞受賞者】
荒井静香 (2013年3月 学部福祉援助学科 卒業)
岸 久美子 (2013年3月 学部福祉援助学科 卒業)
小嶋正人 (2013年3月 学部福祉援助学科 卒業)

【木田賞受賞者】
秋田谷秀敏    (本科1950年卒)
佐藤勝彦   (学校法人吉田学園専門学校北海道福祉大学校非常勤講師
         /札幌大谷大学短期大学非常勤講師/学部1966年卒)
大澤愛子   (社会福祉法人横須賀基督教社会館 田浦・逸見地域包括支援センター施設  長、旧姓:長谷川)/学部1984年卒)
三浦博幸  (社会福祉法人愛恵協会統括施設長/学部1975年卒)

〇学会(木田)賞受賞記念スピーチ   15:50 ~  16:30  [講堂]

〇サークルセッション        16 :30  ~  17:15    [講堂]

【参加サークル】混声合唱団菩提樹・マンドリンアンサンブル・手話サークルてまり
1)混声合唱団菩提樹は、定期演奏会や学園祭での発表に向けて日々練習に励んでいます。
《曲目》 ・校歌    ・君をのせて(ジブリ)   ・花は咲く(NHK)     
2)手話サークルてまりでは、手話コーラスを通じて、手話や聴覚障がいについて学んでいます。みなさんに、目で見る音楽を届けます。
《曲目》  ・Butterfly 
3)マンドリンアンサンブルでは、年に一度の定期演奏会を主とし、その他の様々な場所からの依頼演奏などの活動をしています。
《曲目》 ・大きな古時計  ・青い山脈 
4)混声合唱団菩提樹・マンドリンアンサンブル・手話サークルてまりの合同曲
《曲目》 ・チェリー   

〇懇親会(学会・同窓会・大学共催)17:30~19:00  [厚生棟食堂]
参加費無料。お寿司等のお食事を用意しております。お気軽にご参加ください。

■第1日目 6月22日(土)午後/分科会■

〇タイ国際ワークショップ・スタディツアー報告14:40~16:40 [A202]
 コーディネーター: 山口 幸夫 (社会事業研究所特任准教授)
 【グローバル化の中の移住者と創造的社会福祉】 次世代のエンパワメント
Migrant and creative social welfare in globalization
ーEmpowerment The Next Generation ー
日本社会事業大学アジア福祉創造センターでは本学の学術交流協定校や国際機関、NGOとのネットワークを生かして海外ソーシャルワーク研修を行っています。本年度は本学協定校であるタマサート大学(Thammasat University)と共同で国際移住女性と子どもの支援について、特に次世代の育成に焦点を当てた国際ソーシャルワーク研修を行いました。その成果の学生発表とともに、国際移住労働者とその子ども家族の支援で国際的にも高く評価されているタイのLPN(労働権推進ネットワーク)ソンポン・スラケウ代表に講演をしていただきます。タマサート大学デチャ教授、および在日タイ人NGOの皆さんをお迎えしてフロアの皆さんと質疑討論を行います。

〇保育実践報告         15:20  ~  17:20    [A401]
 コーディネーター: 金子 恵美 (学部准教授)
【保育実践シンポジウム】
多様な領域で活躍している卒業生をお呼びしてシンポジウムを開きます。在学生との意見交換を通して、子ども家庭領域で、ソーシャルワークとケアワークを兼ね備えた本学の人材に期待される役割を探ります。
[シンポジスト]
保育所の保育士
児童相談所の児童福祉司・一時保護施設の保育士
発達支援センター等児童福祉施設のソーシャルワーカー
市町村の生活保護ワーカー・児童相談担当員 など

■第2日目 6月23日(日)午前/分科会■

〇一般演題「専門職とサービスの質」 10:00~11:30      [A201]
  司会者: 手束 美和子(院前期1年) 
  助言者: 菊池 いづみ(学部教授) 
1)「日本の介護福祉士・看護師養成における専門的準備教育導入の可能性
ーデンマークにおける基礎コース(Grundforløb)を参考にー」
高木 剛(浦和大学短期大学部専任講師/院前期2004年卒)
2)「ソーシャルワーカーの事例検討会に関する考察(1)
…何を言語化するか、何を検討するか…」
川村 博文 (聖徳大学/日本社会事業大学非常勤講師/院前期2008年卒)
3)「ホームヘルプサービスにおけるワーカーズ・コレクティブの可能性」
梅原 幸子 (院前期2005年卒)

〇一般演題「子ども家庭支援」  10:00~11 :30      [A202]
 司会者: 中村 匡貴(院前期1年)  
 助言者: 有村 大士(学部准教授) 
1)「里親委託継続のための養育環境構築に関する一考察
     -思春期の養育負担の予防に焦点をあててー」
赤石 達樹 (院前期1年/学部2013年卒)
2)「子どもネグレクト家庭の構造の解明に関する研究」
安部 計彦(院後期 3年)
3)「中学生のいじめ問題に関する国内研究の類型と変遷」 
大矢 正則(院後期1年)

〇一般演題「障がい児者支援」  10:00~11:30      [A402]
 司会者: 仁科 雄介(院前期1年)    
 助言者: 小田 美季(学部准教授)
1)「知的障害児・者親の会活動をプログラム評価にあてはめることは可能か」
 於保 真理(院後期3年/日本社会事業大学非常勤講師/院前期1996年卒)
2)「障害者の減災対策と地域ネットワーク
     ~大和市自立支援協議会身障部会の実践事例~」
星野 宗吾(社会福祉法人福慶会 福田の里相談支援施設長/通信教育科社会福祉士養成課程 2003年卒)
3)「集団自由あそびを活用した発達障害児療育の実際~愛着形成と関係性支援~」
大曽根 邦彦(心身障害児者療育会きつつき会代表理事・施設長/専修科1979年卒)

〇一般演題:ポスターセッション   10:00~11:30   [A101]
 司会者: 日下 公佑(学部1年) 
 助言者: 黒川 京子(実習教育研究・研修センター実習講師) 
1)「介護福祉士養成施設の学生の介護福祉士のイメージに関する研究
          -どのようにイメージが変化するのか-」
田口潤(院後期2年/日本社会事業大学非常勤講師)
下垣 光・田中 由紀子(学部准教授)
大島 千帆(社会事業研究所特任准教授/院後期2006年卒)
2)「関連職種連携教育におけるICFの活用に関する一考察」
山口 佳子(国際医療福祉大学専任講師/院前期 2008年卒)
3)「社会福祉士養成教育における相談援助実習の意義と課題」
小柳 達也(八戸学院大学人間健康学部専任助教/専門職大学院2009年卒)

〇スタディツアー報告(佐々木ゼミ) 10:00~11:30  [A棟ロビー]
 コーディネーター: 佐々木 由惠(学部教授)子
「スタディツアーinフィリピン ~フィリピンの養老院、孤児院から見えるもの~」
フィリピンの養老院での活動報告と、日本の老人福祉施設との比較。フィリピンの孤児院(HOJ)での活動報告と、日本の児童養護施設との比較。HOJからのビデオレターの鑑賞。
秋葉 聡太・米山 あずさ・境谷 美穂・長岡 玲香・花摘 綾太・北條 彩加・吉田 博美
(学部4年)

〇学生企画 社大福祉ネットワーク   10:00~12:00    [C304]
「地域のつながりって何だろう?」
私たちが普段何気なく暮らしている “まち”その“まち”について一緒に考えてみませんか?
この企画を通して身近な問題を福祉の観点から考え、地域のつながりを意識してもらえばと思います。

〇障害学生支援の現状      10:00  ~  12:00   [A401]
 ゲスト講師: 金澤 貴之氏(群馬大学教育学部障害児教育講座准教授)
「日本社会事業大学における障害学生支援の現状について」
障害者基本法の改正に伴い、障害のある学生に対する合理的配慮の提供が、全ての大学に求められる時代になり、現在、障害学生支援の動きは全国的に広まってきている。本学でも2012年度に視覚障害のある学生への支援を障がい学生支援組織CSSOが中心になり活動した。しかし、様々な困難さが生じ、学生団体の限界を痛感した。上記の経験を踏まえ、本分科会では、群馬大学の金澤貴之准教授をお迎えし、昨年12月21日に提出された「障がいのある学生の修学支援に関する検討会報告(第一次まとめ)」の解説と本学の障害学生支援の現状に関してコメントをいただき、本学が目指す障害学生支援について議論する。
二神 麗子・清水 優江(学部4年)

〇スクールソーシャルワーク実践の展開 10:00~12:00    [C301]
 コーディネーター: 内田 宏明(学部専任講師)
文科省事業としてスクールソーシャルワーカーの配置がなされてから5年度目となる。この間の実践を実践者自身が検証し、今後の方向性をさぐっていきたい。
内田 宏明(学部専任講師)
芦田 正博(学部 1990年卒/専門職大学院 2008年卒)
瀬戸本 むつ美(専門職大学院)

〇精神保健福祉士の実践        10:00~12:00  [C601]
 コーディネーター: 古屋 龍太(専門職大学院・学部准教授)
「精神保健福祉士課程の卒業生・現役学生・院生が集うホームカミングディ」
日本社会事業大学には、学部と通信教育科に精神保健福祉士課程があり、資格取得をめざして勉強しています。また、専門職大学院・研究大学院にも多くの精神保健福祉士が通い、現場を変革していくための学びを展開しています。昨年から始めた学内学会のこのセッションでは、参加して頂いた現場PSWの方々と共に、グループで情報・体験を交流し、精神保健福祉現場の課題や取り組みのヒントを探ります。ご興味のある方、どなたでもご参加ください。
大嶋 巌 (学長)
贄川 信幸 (社会事業研究所准教授)
添田 雅宏(通信教育科専任教員)
大山 早紀子 (通信教育科専任教員)

■第2日目 6月23日(日)午後/分科会■

〇一般演題「まちづくり・つながり」 13:00~14:30    [A202]
 司会者: 笠井 織夢(学部1年) 
 助言者: 村田 文世(学部准教授)
1)「地域福祉実践とソーシャルエンタープライズの可能性
         ~韓国における社会的企業の現状を踏まえて~」
趙 晤衍(敬和学園大学教授/院前期1998年卒)    
2)「西東京市社会福祉協議会の協力員制度に関する意義と課題
      ― 東村山市社会福祉協議会との比較での考察 ―」
三輪 秀民 (日本社会事業大学非常勤講師/院前期2004年卒)
3)「つながりの形成をリレーションシップ、コミットメント概念を用いて解釈する試み」
北場 勉(学部教授)

〇モンゴル滞在報告  13:00~14:30   [C302]
私達は、今年と昨年の3月に8日間ずつモンゴルに滞在しました。その中で、モンゴルの児童養護施設への訪問・モンゴル国立大学の学生との交流の機会がありました。その経験を通じて学んだことをモンゴルの文化の紹介を含め、社会福祉研究大会で報告したいと考えています。(※教室にてモンゴルの子ども達が描いた絵を展示しています)
鈴木 彩乃・伊藤 久美子・金 夏望・鈴木 結衣・根本 夏恵(学部3年)

〇福祉起業家サミット   13:00~15:00    [A401]
 コーディネーター: 宇野 裕(前学校法人日本社会事業大学専務理事)
「現代社会の福祉的課題に対して起業家として挑戦する人々の姿を追う!」
本分科会では、現代社会が抱える様々な福祉的課題に対し、自らの力や資金によって社会起業家として挑戦している卒業生をお招きし、その実践と挑戦への道のりについて伺う。持続可能な法人経営について求められる本質とは何か。起業して間もない法人が抱える課題とは何か。そして、本校の大学名にもある社会事業がこれからどうあるべきかを参加者の方々と共に考えていきたい。
【シンポジスト】
藤野 将睦 ~障害者への24時間在宅介護派遣を実践~
(ビーサイドユー株式会社 代表取締役/専門職大学院2007年卒/学部2006年卒)
西隈 亜紀 ~精神障害者のグループホーム「キキ」を経営~
(特定非営利活動法人東京フレンズ 理事長/院前期2012年卒)
野崎 陽弘 ~知的障害者の地域支援総合施設を運営~
(社会福祉法人みのり福祉会 事務長/専門職院卒)

〇介護実践報告        13:00~15:00    [A402]
 コーディネーター: 田中 由紀子(学部准教授)
「介護福祉実習を担う先輩と実習生の交流」介護福祉コース ホームカミングディ
介護福祉実習を担当している卒業生を(介護コース出身者)招き、受け入れ側から見えてきた学生への助言をいただき、出席者と交流を行なう。

〇清瀬 3大学交流研究発表会   13:00~15:00   [C602]
「分野の違い・一緒に出来ること」
私たちは福祉中心に学んでいるけれど、他の分野から見た福祉ってどんなものなんだろう?他の分野の大学の人たちはどんなことを学んでいるんだろう?せっかく清瀬に3つの大学があるのに、なぜ交流がないんだろう?そんな想いから今回の企画が始まりました。私たちの想いを知って集まって下さった国立看護大学校、明治薬科大学の方々と一緒に、今年のフォーラムのテーマでもある震災についてのパネルディスカッションやグループワークを行います。それらを通じて、それぞれの視点・想いの共通点や違いを知り、自分たちの分野についての理解も深めようと思います!
国立看護大学校(有志)
明治薬科大学(有志)
日本社会事業大学(学内学会幹事有志)

〇ADSW認定証授与式・実践報告発表会 13:00~14:00  [C601]
【専門職大学院プログラム】専門職大学院の認定するアドバンス・ソーシャルワーカーの実践報告と認定証授与式を行います。
アドバンスソーシャルワーカー認定者・実践報告発表者
芦田 正博 氏(専門職大学院2008年卒業)
テーマ:「スクールソーシャルワーカーとしての実践を振り返る
     ~児童虐待事例に対しての効果的な支援に焦点をあてて~」

〇大学院等合同説明会 12:30~17:00 [A301~A309]
主に社会人を対象とした研究大学院・専門職大学院・通信教育科・学部3年次編入の入試説明会です。仕事を続けながら学んでみたい方、現場の課題で悩んでいる方、福祉の専門職・国家資格を目指す方を応援します。在学中の方もご参加いただけます。個別相談会も実施します。