マスミンのピアノの小部屋

ピアニスト兼ピアノ指導者松尾益民が、ピアノや教育、世の中の出来事など日々感じることを、徒然なるままに綴ります。

ドビュッシーのマズルカ

2023-01-13 14:29:34 | 音楽
マズルカと言えば、ショパンを思い浮かべますが、ドビュッシーにも1曲だけマズルカという題名の曲があります。
マズルカは、ポーランドの民族舞踊、舞曲で、3拍子で、2拍目、3拍目にアクセントがある…というのが大まかな概念ですが、ドビュッシーのマズルカにそれはありません。
3拍子ですが、ボロディンやショパンの影響はありつつも、ドビュッシーにとって、1拍を2分割するリズムと3分割するリズムを入れ替わり立ち替わり使うための口実だった…という説があります。
1890年ごろの作曲と言われていますが、1881〜82年という説もあります。
いろいろな経緯があって、ドビュッシーが反対しているにもかかわらず、1903年にアメル社から出版されました。
軽やかに弾けば、2分半くらいの短い曲です。


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