マスミンのピアノの小部屋

ピアニスト兼ピアノ指導者松尾益民が、ピアノや教育、世の中の出来事など日々感じることを、徒然なるままに綴ります。

雨でラッキーと思う

2024-07-12 23:48:35 | 日記
朝から雨。
やった〜と思うのも不謹慎でしょうか。
久しぶりに水撒きをしなくていい日になったからです。
今日は昼の新幹線で姫路です。
いない間の水撒きを心配しなくていいのかなぁ…と。
主人も出張中で、庭の花たちが心配なのです。
姫路の一戸建てに住んでいた頃は、お向かいに床屋さんがあって、何かにつけてお世話になっていました。
子供の幼稚園バスのお迎えが間に合わない時は迎えに出てもらったり、家を留守にするときは庭の水まきをお願いしたり、時々は野菜のおすそ分けをいただいたり。
こちらは息子たち3人と主人が、まぁお得意様といえばそうだったのですけど。
なので、留守をするときでも水撒きの心配がなかったのです、マンションは流石にお願いできる人もいないし、いたとしても庭には入れないし、困ったものなので、ひたすらお天気頼み。
昨年カナダ旅行に出かけた時も、お天気が続いたら次男に水撒きをしてくれるように頼んでいたのですが、幸い結構雨続きだったようで、問題はなく…。
おまけにカナダはしっかり晴天続きでしたし。

今日は富士山も雲の中だし、浜名湖もどんより。
名古屋を過ぎて、伊吹山が近づくと、向こうの山の雲が晴れていく様子が伺えましたが、伊吹山は雲の中。
姫路に近づいて、面白い雲が。



ブルグミュラーの練習曲について

2024-07-12 23:32:06 | ラ・プロムナード・ミュジカル
14日の第69回プロムナード・コンサートでは、ブルグミュラーの練習曲の中から、4曲演奏します。
ブルグミュラーという作曲家は、日本では25の練習曲作品100で有名で、ピアノを学習する人達が、必ずと言っていいくらい通る道です。
ブルグミュラーは、ヨハン・フリードリヒ・フランツ・ブルグミュラー(ブルクミュラー)という正式名で、1806年生まれ、1874年に亡くなっているので、今年は没後150年の記念イヤーなのです。
ブルグミュラーのお父さんと弟も音楽家だったそうですが、日本ではとにかくフリードリヒしか知られていませんね。
ドイツのレーゲンスブルクの生まれなので、ドイツ語読みをするとブルクミュラーで、のちにフランスに帰化したため、ブルグミュラーとも発音されます。
フランス語でBurgmullerだと、ビュルグミュラーだけどな…と言ってみる…。

さて、25の練習曲は、入門本を終わった人が使う曲集で、技術的な練習に加えて「歌う」練習にもなっていて、美しい曲や楽しい曲など様々なので、愛用されているのだと思います。
その中から、たぶん最も有名は2曲、第2番アラベスクと第25番貴婦人の乗馬を演奏します。
アラベスクというのは、アラビア風の装飾模様のことで、唐草模様と言われる図柄のこと。
曲としてのアラベスクは、華麗に装飾された華やかな曲…とでも言うのでしょうか。
でも、ブルグミュラーのこのアラベスクは、初歩の曲なのでそこまで華やかでもないし、私としては、音形が、まっすぐ進んだり行きつ戻りつしたりしているところからアラベスクと名付けたのかな…とかんじています。
貴婦人の乗馬は、原題はフランス語でLa chevaleresqueで、「騎士道的な」とか「騎士道精神のある」という意味で、ここには貴婦人とか令嬢とかいう意味はないのです。
騎士道的な、というのを「高貴な」という意味につなげて貴婦人、騎士は馬に乗っているから乗馬ということなのでしょうか。
日本語のタイトルをつけるにあたって、子どもに親しみやすいということで、「貴婦人の乗馬」とつけたのでしょうね。
何となく、馬に乗って楽しんでいるような感じに聞こえますね。

25の練習曲だけでは演奏効果という意味では弱いので、12の練習曲の中からも2曲演奏します。
こちらは、「12の旋律的で華麗なる練習曲作品105」です。
練習曲の程度としては、ツェルニー40番程度。
こちらはタイトルはついていません。
第1番はハ長調で、アルペジォ(分散和音)の練習です。
第11番は、トリルによる前奏の後、分散和音の伴奏の上に歌われるメロディを美しく弾く練習となっています。
2曲とも、美しい曲です。


雨が降るかと思いきや…

2024-07-12 01:16:53 | 日記
朝から曇り空。
雨が降るのか降らないのか…と思ってだかける前に空を見上げると、パラパラ…。
あ~これだと水まきをしなくていいかなと出かけましたが、ほんのちょっと降っただけで、やっぱり水まきしないといけないのかぁ…と、仕方なく夕方にしました。
ひまわり、やっと1輪開花しました。
ひまわりと言っても、ミニひまわりです。
普通のデカいのが庭に咲いたら、さすがに困るので。

今日の写真教室、前回からの2週間は、コンサートのこともあって忙しかったので、特に写真を撮りに行くことはなく、教室のだけ。
おもしろい素材があったので、背景ボケや手前ボケなどを使って。
 
 
クローズアップフィルターを使って。
 
影を撮る。

今日のランチは、「ラ メゾン アンソレイユターブル」で。
いつものハンバーグセットにしようかとも思いましたが、今日のところはパスタで。
桃のパスタというのが季節限定であったのですが、桃には惹かれたけど、クリームパスタだったので、どちらかというとクリーム系はあまり好みじゃないので、断念…。
桃が入ってるって、どんな味なのかなぁ…。

ランチの後は、世界史の講座。
今日は話がヨーロッパに戻ったので、前回よりは分かりやすかった。
全体的な話として、時代区分のことをはじめに話されたのですが、第1次世界大戦から後くらいを「現代」としていて、う~ん、現代ねぇ…と。
クラシック音楽でも、1900年以降を近代・現代という区分をしているけど、20世紀前半を現代というのもなぁ…と以前から思っていたので、講座終了後に先生にお尋ねしました。
やはりそういう議論はあるそうなのですが。まぁ議論だけっぽい…。

昨日も夜寝るのが遅くなったけど、14日のコンサートのアレンジが完成していないので、今日も夕方からかなり頑張って、とりあえずは楽譜にはできたので、明日明後日で、弾きこまないと…と。
ポップスのアレンジは、エレクトーンとピアノとかのアンサンブルにするとけっこういろんなことができるのですが、ピアノ単独だと、やはり手が足らないわけで、そう凝ったことはできないですね。
背景の音を入れるとかしたいのですが、さすがに無理…。
なので、ペダルをうまく使いつつ、音響的に厚みを…というところですね。