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マスミンのピアノの小部屋

ピアニスト兼ピアノ指導者松尾益民が、ピアノや教育、世の中の出来事など日々感じることを、徒然なるままに綴ります。

コンサートのために姫路

2025-07-12 23:15:27 | 日記
午後の新幹線で、姫路です。横浜を出る時は気温は若干低めでしたが、姫路は暑いです。
午後だからか天気が今ひとつだからか、富士山は雲の中。
でも、田んぼの緑とのコラボがそれなりにきれい…かな。
西に行くに従って天気は良くなり、太陽も眩しかった。
京都を過ぎて、鳥飼車両基地の向こうは夏雲。
その後、新神戸に停車中に、目の前に上りの先頭車両が目の前に。
新横浜で新幹線に乗って間もなくティータイムだな…と、コーヒーに加えてお茶口にキルフェボンの焼き菓子を買ってみました。
まぁ程よく…でした。

姫路に着いてホテルにチェックインしてすぐに、イーグレひめじのアートホールに、連弾合わせで行きました。
暑かったぁ…。
連弾には打楽器が入るので、その合わせも。
今回は結構打楽器が活躍するので、当日リハだけでは無理かな…と。
でも、面白打楽器なので、弾きながら笑ってしまいそう…。
合わせの後、21時までホールが使えるので、ソロの練習を。
前回もピアノの音がひどかったけど、今回も少しだけマシにはなったものの、やはりちょっとなぁという感じで、使用頻度が減ると管理もほどほどになるのか…と。

ホテルに帰る時に、大手前通りを歩くと、やはりライトアップをしていて、観光客が増えたからか、通年になったのかな。
暑かったけど、ホテルは涼しい!




第73回プロムナード・コンサートの演奏曲について

2025-07-12 16:11:40 | ラ・プロムナード・ミュジカル
前半で私が演奏するのは、まずは連弾です。
ルロイ・アンダーソンソン(1908〜1975)の管弦楽曲の連弾編曲から3曲です。
アンダーソンはアメリカの作曲家で、今年没後50年の記念イヤーに当たります。
軽快で楽しくユーモアに溢れた曲をたくさん作っています。
ハーバード大学修士、ニューイングランド音楽院で学び、言語学者でもあったようです。
今回は、中でもよく演奏される楽しい曲を3曲選びました。

ワルツィング・キャット
1950年作曲。
邦題は「踊る仔猫」で、ネコが駆け回る様子を表しています。
猫の鳴き声を模した音、ピアノでは出しにくですが、そういう音や、ピョンピョン飛び跳ねる様子を描き、最後は犬に吠えられて逃げ出します。

シンコペーテッド・クロック
1945年作曲。
ちょっと調子はずれな時計を表しています。
時計の音をウッドブロックで演奏しますが、時々リズムが乱れることでコミカルでユーモラスな感じを表現しています。

タイプライター
1950年作曲。
実際のタイプライターで一緒に演奏されることもよくあるようですが、タイプライターのキーをタイプする音や、行末までタイプしたことを示すチーンという音や紙を固定するシリンダーを先頭に戻す時に出る音などを打楽器で入れることもあります。

今回の演奏でも、ベルやウッドブロック、トライアングル、ギロ、カウベルなどを使って楽しく演奏しようと思っています。

芥川也寸志の24の前奏曲
芥川也寸志(1925〜1989)は作曲家であり指揮者でもありました。
芥川龍之介の三男です。
今年生誕100年記念で、曲集を取り上げてみようと思いました。
[大バッハ(J.S.バッハ)にならって、ハ長調から出発し、同名調をともないながら5度ずつ上り、24曲で5度圏をひとめぐりする。
曲名も大バッハにあやかって「24の前奏曲」。
おたなたちも24曲を通じて、その楽しみを子供達と共有できるような音楽にしようと努めた。(一部抜粋)]
と、楽譜の初めに記載されています。
1979年作曲。

ショパンの黒鍵エチュード
ショパン(1810〜1849)は、練習曲を27曲作っています。作品10が12曲、作品25が12曲、遺作が3曲です。
1929年、19歳でワルシャワ音楽院を卒業したショパンは、ウィーンへ旅行した際に思いがけず2回の演奏会を開くことができました。
ウィーンの聴衆の多くを魅了することができましたが、当時、叩きつけるような派手な演奏が普通だったウィーンでは、ショパンの繊細な音は、弱々しいとか頼りないとか評する人もいて、勉強が足らないと感じたショパンは、練習曲の作曲を始めました。
ピアノの性能が良くなって表現の可能性が広がっていた頃で、ショパンのピアノ奏法はリストでさえ最初は理解できなかったほど型破りで、技術的に大変難しかったようです。
しかし、ショパンのこのピアノ奏法がピアノの新たな魅力を引き出し、この後の時代の発展へとつながるのです。
作品10の12曲は、1829〜1832年に作られ、リストに献呈されています。
第5番変ト長調「黒鍵」は1839年作曲。
ショパン自身はこの曲を、「黒鍵で弾く以外には、あまり意味がない」と語ったとか。
右手は和音で弾く一ヶ所だけに白鍵を弾く以外は全て黒鍵です。




たまにはチェックをした方が

2025-07-12 00:04:57 | 日記
日曜日のプロムナード・コンサートで着るドレスを何にしようかと、悩む…。
予定していたのもあるのですが、こう暑いと、やはりちょっと涼しそうなものの方がいいか…とか思うわけです。
先日、フト、今の季節にぴったりというのを思い出し、確かトランクルームに入れているはず…と、行ってみました。
ありました…良かった処分してなくて…。
この数か月はたぶん荷物を入れに行ったりしていないので、久しぶりに行くと、こんなものも入れていたのかぁ…と。
忘却の彼方…になってました。
いずれ整理してしまわないといけないので、時々は見に行った方がいいな…と。

我が家のキュウリ、2個目がやっと普通にできました。
やっぱり採れたてはおいしい!