2部の最初は、自作曲です。
「うみ」による変奏的カプリッチォ
「海は広いな大きいなぁ〜」の曲を編曲したものです。
変奏形式で、静かな海、荒れる海、キラキラ光る海、広大な海…などなど、さまざまな海の表情を音にしました。
モーツァルト風、ベートーヴェン風、ショパン風、ドビュッシー 風などいろいろあるかも…。
カプリッチォとは、元々の意味は、「気まぐれ、移り気」ということですが、器楽では「形式にとらわれない、自由で気ままな気分を盛り込んだ曲」という意味になります。
私の曲は、形式こそ変奏形式ですが、さまざまな気分を盛り込んだということで、カプリッチォという言葉を使ってみました。
「海は広いな大きいなぁ〜」の曲を編曲したものです。
変奏形式で、静かな海、荒れる海、キラキラ光る海、広大な海…などなど、さまざまな海の表情を音にしました。
モーツァルト風、ベートーヴェン風、ショパン風、ドビュッシー 風などいろいろあるかも…。
カプリッチォとは、元々の意味は、「気まぐれ、移り気」ということですが、器楽では「形式にとらわれない、自由で気ままな気分を盛り込んだ曲」という意味になります。
私の曲は、形式こそ変奏形式ですが、さまざまな気分を盛り込んだということで、カプリッチォという言葉を使ってみました。
ドビュッシー:映像第2集
ドビュッシー(1862~1918)が1903年に作曲した「版画」で印象派的なピアノ書法を確立した後の作品で、第1集より一段とその傾向が強まっているのかもしれません。
19世紀末のヨーロッパの芸術では、東洋的なものに対する関心が非常に深く、ドビュッシーのこの曲もご多分に漏れません。
作曲されたのは、1907年です。
今回演奏するのは第3曲のみです。
第3曲「金色の魚」
金色の魚でつい金魚と言ってしまいそうですが、魚は鯉のことです。
2匹の金色の鯉が跳ね回る様子を描いた、日本の漆絵にヒントを得て作られた曲です。
金色の鯉の躍動感を豊かな音色と音の動きによって表現されていて、目の前で鯉が泳いでる様が思い浮かぶようです。
印象派の絵画に通じる、輪郭のはっきりしない絵のような音楽です。
ドビュッシー(1862~1918)が1903年に作曲した「版画」で印象派的なピアノ書法を確立した後の作品で、第1集より一段とその傾向が強まっているのかもしれません。
19世紀末のヨーロッパの芸術では、東洋的なものに対する関心が非常に深く、ドビュッシーのこの曲もご多分に漏れません。
作曲されたのは、1907年です。
今回演奏するのは第3曲のみです。
第3曲「金色の魚」
金色の魚でつい金魚と言ってしまいそうですが、魚は鯉のことです。
2匹の金色の鯉が跳ね回る様子を描いた、日本の漆絵にヒントを得て作られた曲です。
金色の鯉の躍動感を豊かな音色と音の動きによって表現されていて、目の前で鯉が泳いでる様が思い浮かぶようです。
印象派の絵画に通じる、輪郭のはっきりしない絵のような音楽です。
プロコフィエフのピアノ・ソナタ第7番
プロコフィエフのソナタは、得体の知れないところがある中にも何か魅力があって、弾いてみたくなる作品が結構あります。
ロシアの代表的な作曲家であるプロコフィエフ(1891~1953)は、生涯に9曲のピアノ・ソナタを作曲していますが、数こそ9曲とは言え、全創作期にまたがっていて、作曲家としての成長と様式の推移を知る意味でも、重要な作品となっています。
第7番は、1938年に着手され、1942年の4月から5月にかけて完成されましたが、1941年に始まった独ソ戦の厳しい状況が反映されたものと言えます。
第6番、第8番とともに、第2次世界大戦中に作曲されたので、「戦争ソナタ」と総称され、現代ピアノ音楽の最高傑作の一つになっています。
第一楽章 アレグロ・インクィエート
インクィエートとは、「不安な」「ゆれ動く」という意味で、この言葉がこの楽章の性格を表しています。
第一主題の中心音が「変ロ」であり、楽章の終わりが変ロ長調の主和音で終わっていること以外は、無調と言える音楽です。
非常な冷たさを持ちながら、あふれるスピード感と、聞くものをとらえて引きずり回すかという圧倒的な迫力に満ちています。
第二楽章 アンダンテ・カロローゾ
カロローゾとは、「熱情的に」という意味で、美しく重厚な中に、ロマンティシズムをたたえています。
第三楽章 プレチピタート
プレチピタートは、「性急に」とか「突進するように」という意味で、エネルギッシュな興奮を直線的に盛り上げていく、文字通り猛烈な、素晴らしい楽章です。
7/8拍子という変拍子なので、一段と突進するかの感じが強められているように思います。
プロコフィエフのソナタは、得体の知れないところがある中にも何か魅力があって、弾いてみたくなる作品が結構あります。
ロシアの代表的な作曲家であるプロコフィエフ(1891~1953)は、生涯に9曲のピアノ・ソナタを作曲していますが、数こそ9曲とは言え、全創作期にまたがっていて、作曲家としての成長と様式の推移を知る意味でも、重要な作品となっています。
第7番は、1938年に着手され、1942年の4月から5月にかけて完成されましたが、1941年に始まった独ソ戦の厳しい状況が反映されたものと言えます。
第6番、第8番とともに、第2次世界大戦中に作曲されたので、「戦争ソナタ」と総称され、現代ピアノ音楽の最高傑作の一つになっています。
第一楽章 アレグロ・インクィエート
インクィエートとは、「不安な」「ゆれ動く」という意味で、この言葉がこの楽章の性格を表しています。
第一主題の中心音が「変ロ」であり、楽章の終わりが変ロ長調の主和音で終わっていること以外は、無調と言える音楽です。
非常な冷たさを持ちながら、あふれるスピード感と、聞くものをとらえて引きずり回すかという圧倒的な迫力に満ちています。
第二楽章 アンダンテ・カロローゾ
カロローゾとは、「熱情的に」という意味で、美しく重厚な中に、ロマンティシズムをたたえています。
第三楽章 プレチピタート
プレチピタートは、「性急に」とか「突進するように」という意味で、エネルギッシュな興奮を直線的に盛り上げていく、文字通り猛烈な、素晴らしい楽章です。
7/8拍子という変拍子なので、一段と突進するかの感じが強められているように思います。