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マスミンのピアノの小部屋

ピアニスト兼ピアノ指導者松尾益民が、ピアノや教育、世の中の出来事など日々感じることを、徒然なるままに綴ります。

連弾合わせで大阪

2015-12-15 23:52:46 | ラ・プロムナード・ミュジカル
23日のプロムナード・コンサートで演奏する連弾の合わせのために、朝から大阪でした。
大阪駅北のグランフロント大阪北館の島村楽器では、スタインウェイのピアノが弾ける部屋があるというので、そこで。
きれいな落ち着いた環境で、スペースも広く、気持ち良く練習できました。
よけいなお世話ですが、このスペースを維持していくのはけっこう大変なんじゃないかなぁ…とか。
島村楽器と言えば、大学入学直後に、今のJR…当時は国鉄でしたが…がストライキをして運休になり、大学も休校になってしまい、勉強したいという意欲にあふれた時期に肩透かしを食った感じだったのですが、当時、江戸川区の平井に住んでいて、駅前に島村楽器があってそこでピアノを借りて練習をしたことがあります。
小さい楽器店でしたけどねぇ…今や全国展開、中国北京にまで進出して、大きい楽器店になりました。
次男もドラムの講師をしてますけど。

合わせは今日で2回目、まぁ順調だったといえるでしょうか。
前回、急きょもう1曲増やすことにしたので、それは初合わせでした。
シベリウスのフィンランディアで、テンポの変化などあるし、オーケストラ曲の編曲なので弾きにくい部分もあり、1回の合わせでは若干不安もありますが、まぁ何とかなりそうな感じかな。
いい曲ですからねぇ…聴いてのお楽しみ…です。

交響詩「フィンランディア」が作曲されたのは1899年。
当時、フィンランドは帝政ロシアの圧政に苦しめられており、フィンランドへの愛国心をわき起こすとして、帝政ロシア政府がこの曲を演奏禁止処分にしたほどフィンランド愛に満ちた曲です。
中間部の美しい旋律の部分はのちに歌詞がつけられて「フィンランド賛歌」として歌われています。
今年は1865年生まれのシベリウス生誕150年です。

もう1曲はクリスマスにふさわしいチャイコフスキーの「くるみ割り人形」。
こちらも原曲はオーケストラ曲。
クリスマス・イブの夜に、クララという主人公が見た夢が物語になったものなので、クリスマスに演奏する曲となっているようです。
楽しい曲あり、きれいな曲ありでメドレーになっていますので、楽しめる曲です。
私の中で「くるみ割り人形」と言えば「小学校の掃除」なのですよねぇ。
「行進曲」が掃除の時間に流される音楽で、6年間聴きましたから。