マスミンのピアノの小部屋

ピアニスト兼ピアノ指導者松尾益民が、ピアノや教育、世の中の出来事など日々感じることを、徒然なるままに綴ります。

美術展をはしご

2010-07-04 23:24:50 | 日記
今日は、朝早くから日比谷に用事があり出かけました。
そちらを済ませてから、行こうと予定していた美術展に。
行きたいのは3つありますが、今日はとりあえず2つだけにしました。
2つでもしんどかったぁ。
何しろ暑いし、人は多いし…。
1つ目は、「マネとモダンパリ」で、三菱一号館美術館でした。
この美術館の開館記念だったようです。
三菱一号館というのは、1894年に竣工された丸の内最初のオフィスビルを復元したものだそうです。
中庭がきれいに作られていました。

美術館は、部屋が細かく分かれていて、迷路のようで、美術館としてはう~ん??という感じでした。
展示品は、「オランピア」の下絵とかありましたし、「ベルト・モリゾの肖像」などは、確かによかったですが、全体としては少し不満の残る内容でした。

2つ目は、今日が最終日だった「モーリス・ユトリロ展」。
新宿の損保ジャパンビル42階にある、損保ジャパン東郷青児美術館でした。
最終日だからか、すごい行列で、入るまでに30分くらいかかりました。
でも、せっかくだから見ようと、根気強く待つことに。
こちらは待ってでも見れてよかったですね。
出品作品はすべて日本初公開の作品だそうで、ユトリロの作品のみがたくさんあり、見ごたえありました。
おまけに入場料も1000円で、ちょっと割安感もありましたし。
モンマルトルを中心とする、パリの街並みを描いた作品がたくさんで、サクレ・クール寺院とかテルトル広場、サン=ピエール広場とか、今も同じような面影を残しているというか、そんな感じでよかったですね。
モンマルトルは、先日の旅行でも、コンサートのドレス用の布地を買いに行きましたので、サクレ・クールも写真を撮りました。
パリで滞在したホテルからは、サクレ・クールが見えましたし…。
 
ミュージアム・ショップも充実していました。
常設展示の、ゴッホの「ひまわり」も見ましたよ。

損保ジャパン美術館では、「ウフィツィ美術館 自画像コレクション展」が、9/11から開催されます。