ぽてちの「人とはちがうモノ」日記

「人と同じことはしない」ぽてちが選んだ、いろいろなモノたちのお話。

湖水地方とスコットランドへの旅 8.エディンバラ到着

2024-06-05 07:25:56 | 

さてスコットランドのエディンバラに到着です。スコットランドは一つの国です。一地方ではありません。

首都のエディンバラは世界遺産の街です。全体にくすんだ色合いで、重厚な印象です。

エディンバラ ウェイバリー駅に到着後、湖水地方に比べてかなり寒い中を、てくてく歩いてロイヤルスコッツクラブというホテルに到着。

入り口は上のちいさいドアですが、最初間違って下のこっちのドアの呼び鈴を鳴らしてしまった。

こっちの方がホテルっぽい。でもこちらはクラブの入り口なのでした。そう、あのホームズのお兄さんが通っているようなクラブね。

この日はちょうど会合(?)が開かれていたみたいで、キルトを着た男性が集まっていて、おぉ、スコットランドに来たのだなぁ、と感慨深かった。

 

こちらが中から見たクラブの入り口。

 

クラブメンバーのラウンジですかね。

 

ぽてち好みの古めかしいホテル。すっごく高額だった(なぜか普段の3倍のお値段)けど、ま、いいかって思える。

 

レセプション脇でこんなグッズを展示販売してました。ロイヤルさを強調してる。買ってる宿泊客もいましたよ。

 

ぽてちが泊まった部屋にはこんなプレートがドアに貼ってあった。MAJORって、少佐?

 

ついでにちょっと不思議だったホテルの建物の話。(怪談話ではないです)

エレベーター内に貼ってある案内。ぽてちの部屋は2階(日本で言う3階)

レセプションがG(グラウンドフロア)なので、地下5階まであるの?この建物は多分、裏から見ると6~7階建てなのでは?

傾斜地に建っていて。よく温泉旅館にあるような?裏手にまわる方法がわからなかったし、エレベーターで

地下4階に降りる勇気もなかったんで、わからずじまい。どなたかこのホテルに泊まった際には教えてくださいませ。

 

お部屋はこんな風でした。

気が付くとこのホテルで一番大きな部屋なのだった。居心地は最高。しかし、冷蔵庫なし。冷房なし。

湯舟側にはシャワーなし。これが普通みたい。

 

部屋の窓からの眺め(裏方面)。確かに三階よりは高いところに立っている気がする。ずっと向こうに海(フォース湾)が見えます。

 

さて、寝心地いいベッドで目覚めて、まずは朝食。

こちらも朝食付きプランなので、好きなものを選ぶと持ってきてくれる。フルスコティッシュブレックファスト一択!

 

うーん、フルイングリッシュとの違いがわからない。卵の種類を聞かれたのでゆでにしました。焼きトマト丸ごと一個。黒いのはハギスではなくブラックプディングでしたね。

ポテトスコーンと書いてあるけど、ハッシュドポテトかな。手前の小鉢は大盛りの大きなマッシュルーム。おいしいんだな、これが。

 

大満足のスコティッシュブレックファストをいただいた後は、お出かけです。

ホテル付近の通りはほぼこんな見た目です。エディンバラはニュータウンとオールドタウンに分かれていて、こっち側はニュータウン。

といっても18世紀に造られた計画都市なので、それほど新しくはないです。日本の安ピカニュータウンとは異なります。

 

まずはサーカスレーンというところに来ました。ちなみにまる一日歩きです。エディンバラはこじんまりした街ですので。

この旅は歩きの日は平均1万5000歩歩きました。距離にして10~15km。

普段全く歩かないのに旅になると歩けるんです。

 

サーカスレーンは昔の厩舎とか馬車小屋を住宅にしたもので、ミューズと呼ばれるところですね。またまたポワロの「ミューズ街の殺人」を思い出す。

弧を描く通りが美しい。

 

どこのお宅も、お庭がきれいです。

 

スコットランドもやっぱり赤いポストなのね。

 

この日はディーンヴィレッジと、国立美術館、国立博物館にも行ったのですが、その話は次回。

 

 

 

 

 

 

 


湖水地方とスコットランドへの旅 7.オレストヘッドとウィンダミア

2024-06-04 07:37:39 | 

イギリス人は犬好きですねぇ。どこへ行っても犬連れの方がいます。バスも犬を連れてそのまま乗車できます。

お店の前にはよく犬用の水が置かれています。ここのインでも庭に置かれてました。とっても犬を大切にする国ですね。

犬もまたよくしつけられていて、ほえる犬はめったにいません。お行儀いいコばっかり。

 

湖水地方最後の朝食は、ベーコンとソーセージとフライドエッグ(目玉焼きのことです)をはさんだ、サンドイッチです。

奥のは夫のエッグスフロレンティーナ(イタリア風にしか読めなかった)ラージサイズ(2個)です。

ぽてちのも巨大なパンでして、昨日の反省(腹減った)からボリューミーにしましたよ。

荷物をまとめてチェックアウト。居心地よかったお部屋ともお別れ。三階分スーツケースを手に降ります。

599番のバスでウィンダミア駅へと向かいます。

しかし、列車は午後3時発なので、スーツケースはインフォメーションセンターの荷物預かりにお願いしました。

これで楽々お出かけできます。

 

 

駅からすぐのところから、本日一つ目のフットパス、オレストヘッドを目指すコースがあります。

こんな案内板が出ていてわかりやすい。今日こそミスコースしませんように。

 

最初は住宅地の間を進みます。

 

分岐です。楽そうな右側を選びました。

 

 

30分ほどで頂上に到着。

 

オレストヘッドからはウィンダミア湖が一望できます。いかに細長い湖かがわかります。

今日もお天気が良く(イギリスとしては珍しいのでは?)、歩くのには最高です。

帰りは反対側の牧場を下るコースを選びました。

 

犬はリードを付けてください、の張り紙。首をかまれた痛々しい子羊さんの写真が貼ってありました。

 

これがウワサの「踏み越し段」か!石が一部突き出していて、人だけが上って越えられるようになっています。

ポワロにもでてきましたな。

 

牧場を突っ切りどんどん進んでいきます。

 

おじゃまします。

 

牧場の真ん中に黄色い矢印のフットパスの道案内。でもなんか頼りない、というか矢印の先に行き先が書かれていないのです。

案の定、というか、方向はgoogl mapで確認できたんだけど、どう見ても他人の家の敷地だし(そういうところを通るフットパスもあるが)、

「通らないでください」みたいな張り紙がしてあったところを避けたら、えらく遠回りになってしまった。

結果、またミスコースととられても仕方ない道に出てしまい、大回り。

 

そういう時にはこれがないと。地元のビール。ノドも乾いたし、うまーい。ウィンダミアのパブでお昼です。

 

大きなピザ。なんというパブか見るの忘れた。

トイレを済ませて、午後のフットパスにでかけますよー。

赤いポスト。なんか親近感わきます。

 

ウィンダミアの繁華街からスタートです。

 

といっても小さい街なので、すぐに未舗装の道になります。

 

やっぱり物件、気になるわぁ。

 

苔むした石垣。雰囲気最高。

 

家の裏の道を通ります。

 

空き家っぽい庭に咲いている巨大なシャクナゲ。数々見た中で一番の大きさ。

 

住宅街から一転、野趣あふれる光景に。急流の川の先には…。

 

ウィンダミア湖です。これで見納めなのね。お天気に恵まれ続きでラッキーでしたね。ここから来た道を引き返しました。

 

荷物を受け取り、駅の隣にある、BOOTHSというスーパーで水を買って、駅に向かいます。

 

ちいさな駅です。

次の目的地、エディンバラへは列車で2時間半ほどです。

この旅は、マンチェスター空港で一泊、ボウネスに3泊、エディンバラに5泊する予定です。

ツアーのように毎日宿が変わるとどうも疲れが取れない気がしてね。洗濯もままならないし。

それでも結果、十分疲れましたが。

その話はまた後日。

 

 

 

 

 

 

 

 


湖水地方とスコットランドへの旅 6.ライダルウォーター~グラスミア湖

2024-06-03 07:56:28 | 

昨日とは別のスペースで朝食です。

今日はワーズワースゆかりの地を訪れたいと思います。途中までバスで、後半はフットパスを歩いてグラスミアまで行きます。

エッグベネディクト。厚切りのハムと、オランデーヌソースがウマい。ちょっとボリューム控えめなのが気になりますが。

 

インの庭を眺めつつバス停に向かいます。

 

これ、有名なヒースじゃないかな(ヘザーともいう)。初めて見た。嵐が丘の世界。

昨日と同じ599番でライダルマウント近くまで行きます。

 

ここはワーズワースが人生後半を家族と過ごした家です。

実はぽてちはワーズワースのことはほとんど知りません。自然を愛した詩人というくらい。

もっと造詣の深い方だと湖水地方を訪れて感激するのでしょうね。

 

途中、こんな素敵な一般のお宅がありました。庭も広い。

 

こちらは売り出し中の物件です。見学者あり。お値段気になりますね。

 

これがライダルマウント。実は今日は定休日なのです。外からのぞき込むだけでも庭が広くて手入れがいいのがわかります。

ワーズワース自身が作った庭だそうですよ。見れなくて残念でした。

さて停留所まで戻ってここからは歩き。マウンテンパーカとウォーキングシューズで万全です。

 

石橋を渡り、フットパスが始まります。

イギリス人はとにかく歩くのが好きなようで、各地に遊歩道(フットパス)が整備されています。

 

羊さんは通れないけど、人とクルマは通れる仕掛け。

 

あ、ハーディー(ハードウィック種の羊)発見。この地方でよく飼育されているそうです。

 

顔が白くてかわいいんだけどなかなか正面を向いてくれなかった。

 

またまた人だけが通れる飛び石です。

 

気分良く歩いていたら、標識が出てきてなんと延々ミスコースをしていたことに気付く。やらかしましたー。

フットパスはいたるところに張りめぐされているので、結構間違えます。標識もあまりないし。

もっというとベンチやトイレもほとんどないし…ブツブツ。

 

気を取り直し、最初の大きな石橋まで引き返し、北側の道を行きます。

そうそうこれ。この川はライダルウォーターから流れているのでした。ずっと川沿いに下っていた(!)逆を行ってましたね。

 

ライダルウォーターです。湖より小規模なものをウォーターと呼ぶらしいです。

山を登る道をどんどんいくと、

かなり大きな洞窟がありました。

 

山の頂上付近にはよく見るこういうヤツ。

この先本来のグラスミア湖沿いに歩くコースは諦めて、湖北側の近道を行くことに。

このあたりからかなり疲れてきて、おまけにお腹がすき始めました。やっぱ朝ご飯多めにすればよかった。

 

単調な道の後に、こんな素敵なお家が見えてきました。ヘコんでた気分がアガります。

 

 

農家なのか、宿なのか…。いいなぁ、泊ってみたい。

 

ついについにダヴ・コテージに到着。ホッ。

ここもワーズワースが住み、作品を多く書いた場所です。まずはカフェでお昼をいただきます。

 

なんとかのパイと、エビ入りサンドイッチ、コーヒーに本日のスープ(っていうかカレーだよね)を注文。ちょっと頼みすぎた。

どれもおいしく、イギリスのまずい食事というのは過去の話なんだな、と思う。どこもおいしかったですよ。

 

ワーズワースの生涯をまとめた映像をみたあと、コテージの中を見学します。ほとんどこの近辺で暮らしていた人みたい。

大人3人(ワーズワース夫妻と妹)とこども3人が暮らしたとは思えないほどこじんまりとした家でした。

 

そして暗い。

 

台所。

ポターの家もそうだったけど、質素で必要最小限の生活を送ると創作活動がやりやすいのかな、と思う。

それとも貴族以外の生活はこんな感じだったのか。

 

その分、庭は広い。

家の裏手の傾斜地が庭になっていて、奥に見える家が建つ前は湖を望めたそうです。

いい所ですねー。

 

グラスミアの街も見たかったが、なにぶん疲れてへとへとだったので、帰ることにしました。

たまたま宿のすぐ近くにハーディーのグッズを売る店があり、コースターを買いました。

コースター4枚で4000円。

 

こういうかわいいお顔なんです。写真に撮りたかったなぁ。

ま、湖水地方もピーターラビットだけでは間が持たないというか、売り出したいんでしょうね。

 

インに帰って窓からみると、天気がいいせいか、庭は大繁盛。みーんなビール飲んでる。こっちの人は20℃弱でもTシャツ半ズボンです。

ぽてちたちは半袖は一回も着なかったです。

 

結局10km以上歩きました。天気が良かったのは幸いでした。

 

 


湖水地方とスコットランドへの旅 5.ニアソーリー村

2024-06-02 09:04:35 | 

今日はビアトリクス・ポターの絵本の世界がそのまま残ってる、ニア・ソーリー村へ行きますよ。

 

まずは大事な腹ごしらえ。お楽しみの朝食です。ここでも(さらにいうと最後のエディンバラでも)フルイングリッシュブレックファストが

いただけるということで、それもここを選んだ理由なのです(ぽてちは食いしん坊です)。

 

食堂の上はガラス張りで明るい。

 

食堂というより、パブですね。この辺は大きなホテルはなくて、こういうパブを兼ねたインみたいのが多いですね。

 

駐車場のシャクナゲがものすごいことになってます。見事です。湖水地方全体で花盛りでした。そして巨大です。びっくり。

 

エンジェルインでは好きな朝食をカウンターで選ぶと、席まで持ってきてくれます。ぽてちはもちろん、フルイングリッシュ。ちなみに朝食付きプランなので、どれでも選べます。

 

そうそう、これこれ。画像からは分からないと思いますが、すごいボリュームで、さすがのぽてちもちょっと残してしまいました。

イギリスのベーコンは、(スコットランドも含めて)ロースの生姜焼き並みの厚さのが2枚だと判明。結構しょっぱい。

 

今朝もどんよりな中、近くのバス停へ。前回書いた通り、フェリーだと向こう岸に着いてからバス1本で行けたのだが、

メンテナンスだかでこの1週間のみ運休中だという。

そこで、599番のバスで湖北側のアンブルサイドという停留所まで行き、505番に乗り換えてホークスヘッドへ行き、さらに別会社のバス525番でニアソーリー村の

ヒルトップに向かいます。多分往復で一日かかるでしょう。こんな時、クルマだと便利なんだけどねぇ。どうもハードル高くて。

 

バス停です。中国人の男女3人グループが待ってました。

 

こんな二階建てバスです。

 

行き先を告げて、ドライバーがボタンを押したらカードでピッとタッチ(イギリスではタップと言います)

すると、レシートみたいな乗車券が出てくるのです。二人分まとめて買えます。現金も使えますが、お釣りはないものと思ってくださいね。

 

 

 

599番はウィンダミアの鉄道駅を経由します。スーツケースを持って乗ってくる人も多い。ぽてちたちも後日使いました。

ここは正確には駅の隣のレンタサイクルですな。

 

湖と羊さんたち。

 

そこら中にいるんだけど、見かけるたびに和んでしまう。ちょうど、子羊さんたちが多い時期で、よけい和むわ。

 

湖北のウォータヘッド。ここに泊ろうかな、とも考えました。買い物不便でやめました。

買い物といえば、ボウネスからフェリーに乗れないんならウィンダミアの方が便利でよかったなぁ。

食べるところもたくさんあるし、大きなセインズベリー(スーパー)もあるし。

 

ホークスヘッドの乗り換え停留所近くにある、グラマースクールです。ワーズワースが通ったらしい。今回はパス。

ここでここまで乗ってきたステージコーチ社のバスから、マウンテンゴート社のバン型の小さなバスに乗り換え。

現金オンリーでした。なんか、イギリスではカードしか使えないかと思いきや、キャッシュオンリーも結構あったな。

 

バスを2回乗り継いで、やっとのことでニアソーリー村に到着。

こんなお家が続いています。

 

ここは多分、バックル・イート。「こねこのトムのおはなし」に出てきたそうです。ゲストハウスになっていて、予約は取れにくそう。

 

多分おはなしに出てくる家じゃないかな。

 

このポストは見覚えあり。ピーターがお手紙入れてなかった?

 

入場券購入後(ちなみに売り場はちょっと離れた駐車場の奥にあって分かりにくいかも)、ヒルトップへ。待ち時間なしで入場できましたよ。

これもみおぼえあり。こねこのトムのおはなし。

 

きれいに手入れされた庭を通って行きます。

 

ここがナショナルトラストによって100年以上変わらず保存されているヒルトップです。ポターが住んでいました。

 

暗くてピントボケます。

ぽてちは詳しくないのですが、多分おはなしに出てきたと思います。

 

 

出窓みたいに見えますが、よく考えるとこれ、壁の厚みを利用してるのね。

 

わぁ、ぽてち垂涎のドールハウス。

 

ついつい小さいものに目が吸い寄せられるぽてち。大好き。

 

この景色もほとんど変わってないんだろうな。

ずっといられそうなお家でしたよ。そして部屋がすべて小さいのに驚きました。日本の6畳間くらいかな。

質素だけど心地よい豊かな時間を過ごせそうなお家でした。

 

やっぱり石積み。

農機具小屋かな。マクレガーさんがレーキ持って飛び出してきそう。

さて、そろそろお昼です。

 

あひるのジマイマのおはなしにでてくる、タワーバンクアームズという、パブでいただきます。上階は宿泊できます。

 

スモークサーモンのサンドイッチと地ビール。いつもながらパンがパッサパサで、ビールで流し込まないと呑み込めない感じ。

帰りのバスまで時間があるので、羊さんたちを眺めてヒマをつぶす。

 

向こうに見える白い家はポターが結婚後に暮らしていたカースルコテージです。

 

アンブルサイドからの帰り道は2階席に座ってみた。景色が全然違う。でも道が狭く、生け垣が5mくらいあって、バスの窓にバシバシ当たってこわかった。

とにかく待ち時間の多い一日でした。

明日はグラスミア湖に向かいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


湖水地方とスコットランドへの旅 4.湖水地方到着

2024-06-01 07:50:46 | 

列車は湖水地方の街、ウィンダミアに近づいてきました。

ちょっとどんよりでイギリスらしい。

 

チェックインの時間まで荷物をホテルに置かせてもらい、付近を散策。

ウィンダミア湖です。のんびりしてますね。観光客はあまり多くない。これはどこへ行っても感じましたね。まだ人出が戻っていない?

すごく並ぶかと思いきや肩透かしだったり。日本人はあいかわらずパラパラで、中国人多し。

 

ぽてちは湖水地方でのアフタヌーンティーを目的にしているので、リンデス・ハウというホテルを徒歩で探してみました。

ビアトリクス・ポターがお母さんのために買った住まいを改築してホテルにしたところで、人気なんです。

しかーし。行けども行けども見つからず、ま、ちょっとわかりにくいところにあるんですが、雨が降ってきたこともあり、ついに諦めました。

予約だけでも、と思ったのですが、これっきりアフタヌーンティーも無しにしました。残念。

 

お昼になったので、ボウネス(ウィンダミアの駅からはちょっと離れた船着き場に近い場所)のパブで食事。

ビールはやっぱどこでもウマい。左が1パイント、右が半パイント。FLYNG PIGというパブです。

 

白身魚のサンドイッチ。香ばしくておいしかった。ビールとこれ二人前で、チップ込み約6000円。ほらね、こんなに高い。

そういうわけなんで、これから毎日、朝、ホテルの豪華なたっぷりの朝食でお腹いっぱいにして、昼はパブ程度、夜はスーパーで買って帰るという生活になりました。

レストランなんて、とてもとても。

 

ホテルはボウネスにある、THE ANGEL INNです。手前が本館の庭。ぽてちは向こうに見える新館に泊りました。

 

本館は三つ星、こっちは五つ星なんだけど、お値段あんまり変わらない。

 

玄関を暗証番号で開けて、(ゲストハウスみたいですね)

 

こんな階段を三階まであがります。エレベーター無し。しかも一階分がたかーい。しかもしかも、後から気づいたが冷蔵庫無し。

なんでかなー。エディンバラのホテルもなかった。

 

シンプルなベッド。冷房はないみたいで、扇風機(!)が各部屋に。

 

次の間あり。

 

広々バスルーム

シャワーブースは別になっています。湯舟の方にはシャワー無し。髪洗うの大変でした。

ぽてちはKLMからもらったおてふき(なんと布製のオシボリみたいな立派なヤツ)にお湯を含ませ、

頭のてっぺんで絞る、という方法で洗髪しました。このおてふき、顔も洗えてとっても重宝したので、帰りの便でも家に持ち帰り、次回の旅行で使いますよ。

 

そして、部屋からの眺めがいいんです。

本館の庭と、遠くにウィンダミア湖が望めます。

 

こちらの窓からは大通りと湖。このレイクビューがホテル選びの決め手でもありました。こういう景色を眺めると、湖水地方に来たんだな、と感慨深い。

 

さて、初日からいきなり問題発生。湖を横切るフェリーがクローズドということがさっきの散歩中にわかったので、明日のニアソーリー村行きは

湖を北からぐるっとバスで乗り継いで回りこまなくてはならないことになりました。ま、用意のいいぽてちはバスの時刻表を

ダウンロードしましたからね、行けることは行けます。でもかなり遠回り。

多分一日がかりになるでしょうね。

 

イギリスの(というかヨーロッパの)夜は9時くらいまで明るいので、まだまだ散策できます。

やっぱピーターラビットだよねー。そういえばさっきの列車の窓から羊や牛を眺めていたら、ウサギさんが混じってた。

野生のアナウサギだと思う。残念ながらなかなか写真には撮れないけど、もう一度別の牧場でも見かけました。ぴょんぴょんしてたー。かわいい。

 

近くにピーターラビットの世界をジオラマにして展示してるところがあるんです。ぽてちはぬいぐるみやキャラクターにはあまり関心がないので、パスしました。

 

あら、素敵な建物。

 

この辺はみんな石造りなんです。牧場の石垣もおそろいの石。いい色合いですね。古いもの好きなぽてちにはたまりません。

 

遠くには邸宅が。別荘か、リタイアして住んでるのか。多分おそろしく値が張る物件だと思いますよ。お金持ちが住んでるそうです。

それにしても西洋芝、雑草が混じっててもキレイ。

 

ぽてちたち庶民派はスーパーでお買い物。

スーパーは日本とさほどお値段が変わらなくて、ほっとしました。

この、1.7ポンドのヤキソバ(日清)、すごくお世話になった。おいしかったし。

これは辛いバージョンで、UFOみたいなフツーのもありました。

そんなこんなで湖水地方1日目の明るい夜は過ぎていくのでした。