ぽてちの「人とはちがうモノ」日記

「人と同じことはしない」ぽてちが選んだ、いろいろなモノたちのお話。

湖水地方とスコットランドへの旅 5.ニアソーリー村

2024-06-02 09:04:35 | 

今日はビアトリクス・ポターの絵本の世界がそのまま残ってる、ニア・ソーリー村へ行きますよ。

 

まずは大事な腹ごしらえ。お楽しみの朝食です。ここでも(さらにいうと最後のエディンバラでも)フルイングリッシュブレックファストが

いただけるということで、それもここを選んだ理由なのです(ぽてちは食いしん坊です)。

 

食堂の上はガラス張りで明るい。

 

食堂というより、パブですね。この辺は大きなホテルはなくて、こういうパブを兼ねたインみたいのが多いですね。

 

駐車場のシャクナゲがものすごいことになってます。見事です。湖水地方全体で花盛りでした。そして巨大です。びっくり。

 

エンジェルインでは好きな朝食をカウンターで選ぶと、席まで持ってきてくれます。ぽてちはもちろん、フルイングリッシュ。ちなみに朝食付きプランなので、どれでも選べます。

 

そうそう、これこれ。画像からは分からないと思いますが、すごいボリュームで、さすがのぽてちもちょっと残してしまいました。

イギリスのベーコンは、(スコットランドも含めて)ロースの生姜焼き並みの厚さのが2枚だと判明。結構しょっぱい。

 

今朝もどんよりな中、近くのバス停へ。前回書いた通り、フェリーだと向こう岸に着いてからバス1本で行けたのだが、

メンテナンスだかでこの1週間のみ運休中だという。

そこで、599番のバスで湖北側のアンブルサイドという停留所まで行き、505番に乗り換えてホークスヘッドへ行き、さらに別会社のバス525番でニアソーリー村の

ヒルトップに向かいます。多分往復で一日かかるでしょう。こんな時、クルマだと便利なんだけどねぇ。どうもハードル高くて。

 

バス停です。中国人の男女3人グループが待ってました。

 

こんな二階建てバスです。

 

行き先を告げて、ドライバーがボタンを押したらカードでピッとタッチ(イギリスではタップと言います)

すると、レシートみたいな乗車券が出てくるのです。二人分まとめて買えます。現金も使えますが、お釣りはないものと思ってくださいね。

 

 

 

599番はウィンダミアの鉄道駅を経由します。スーツケースを持って乗ってくる人も多い。ぽてちたちも後日使いました。

ここは正確には駅の隣のレンタサイクルですな。

 

湖と羊さんたち。

 

そこら中にいるんだけど、見かけるたびに和んでしまう。ちょうど、子羊さんたちが多い時期で、よけい和むわ。

 

湖北のウォータヘッド。ここに泊ろうかな、とも考えました。買い物不便でやめました。

買い物といえば、ボウネスからフェリーに乗れないんならウィンダミアの方が便利でよかったなぁ。

食べるところもたくさんあるし、大きなセインズベリー(スーパー)もあるし。

 

ホークスヘッドの乗り換え停留所近くにある、グラマースクールです。ワーズワースが通ったらしい。今回はパス。

ここでここまで乗ってきたステージコーチ社のバスから、マウンテンゴート社のバン型の小さなバスに乗り換え。

現金オンリーでした。なんか、イギリスではカードしか使えないかと思いきや、キャッシュオンリーも結構あったな。

 

バスを2回乗り継いで、やっとのことでニアソーリー村に到着。

こんなお家が続いています。

 

ここは多分、バックル・イート。「こねこのトムのおはなし」に出てきたそうです。ゲストハウスになっていて、予約は取れにくそう。

 

多分おはなしに出てくる家じゃないかな。

 

このポストは見覚えあり。ピーターがお手紙入れてなかった?

 

入場券購入後(ちなみに売り場はちょっと離れた駐車場の奥にあって分かりにくいかも)、ヒルトップへ。待ち時間なしで入場できましたよ。

これもみおぼえあり。こねこのトムのおはなし。

 

きれいに手入れされた庭を通って行きます。

 

ここがナショナルトラストによって100年以上変わらず保存されているヒルトップです。ポターが住んでいました。

 

暗くてピントボケます。

ぽてちは詳しくないのですが、多分おはなしに出てきたと思います。

 

 

出窓みたいに見えますが、よく考えるとこれ、壁の厚みを利用してるのね。

 

わぁ、ぽてち垂涎のドールハウス。

 

ついつい小さいものに目が吸い寄せられるぽてち。大好き。

 

この景色もほとんど変わってないんだろうな。

ずっといられそうなお家でしたよ。そして部屋がすべて小さいのに驚きました。日本の6畳間くらいかな。

質素だけど心地よい豊かな時間を過ごせそうなお家でした。

 

やっぱり石積み。

農機具小屋かな。マクレガーさんがレーキ持って飛び出してきそう。

さて、そろそろお昼です。

 

あひるのジマイマのおはなしにでてくる、タワーバンクアームズという、パブでいただきます。上階は宿泊できます。

 

スモークサーモンのサンドイッチと地ビール。いつもながらパンがパッサパサで、ビールで流し込まないと呑み込めない感じ。

帰りのバスまで時間があるので、羊さんたちを眺めてヒマをつぶす。

 

向こうに見える白い家はポターが結婚後に暮らしていたカースルコテージです。

 

アンブルサイドからの帰り道は2階席に座ってみた。景色が全然違う。でも道が狭く、生け垣が5mくらいあって、バスの窓にバシバシ当たってこわかった。

とにかく待ち時間の多い一日でした。

明日はグラスミア湖に向かいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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