ぽてちの「人とはちがうモノ」日記

「人と同じことはしない」ぽてちが選んだ、いろいろなモノたちのお話。

「砂の器」

2009-10-18 15:38:49 | 読みモノ
「砂の器」(松本清張)を読んだ。
長編です。読み応えアリ。
今西刑事の執念の捜査。
それにしてもフットワークいいですねぇ。今の時代では考えられないくらい。

東京から急行で秋田とか岡山とか石川へこともなげに行く。
車中泊はあたりまえ。今なら海外のほうが早く着くような気がする。

最後の殺害方法が「あれ?」と拍子ぬけしたけど、地道な捜査は
読んでいて気持ちがよかった。
最近の小説にあるような、ありえない方向に急展開したりはせず、
歩みは遅くても着実に進めていくやりかたはかえって新鮮で、親しみがもてる。

秋の夜長におすすめ。私のようにケチらず、文庫本でよんだほうがいいかも。
図書館のはボロボロでした。

さて、ついにチャームブレスレットが届きましたー。
二転、三転して結局最初にいいなと思ったのに決定。
これは高価でもあったし、画像撮りがいもあるので、
何回かに分けて載せていきます。