50代娘と90歳父(要介護2)のゆる~い介護生活

今迄は健康情報のブログでしたが、父親の介護のブログになりました。別居で、頑張りすぎない介護をめざしています。

高齢の父を心配したらきりがない…。

2024-06-27 15:45:14 | 介護
こんにちは。最近、投資詐欺のニュースばかりで、世の中は詐欺だらけだと感じている今日この頃です。

私の父は、一昨年、還付金詐欺に遭いました。
電話がかかってきて、知らない若者が訪ねてきて、キャッシュカードをすり替えるタイプです。
高齢者は、他者の言うことに、素直に従ってしまうのです。
普段、そうする場面ばかりだから。
基本的に疑うことをしないんですよ。
この件では、警察も家に来て大騒ぎになりましたが、頭にくるのは、父が決して反省した態度を見せないことです。「よさそうな感じの若者が来たんだけどね」なんてのんきなことを言ってるんですよ。
生活費を引き出されてしまって、私は「ふざけんなよ!」と心の中で何度叫んだことか。
この事件をきっかけに、我が家の電話は音声がすべて録音されています。市から機械を借りているのです。

今はSNSで投資詐欺が多く発生していますが、幸い、父はスマホもパソコンも持っていないので安心です(以前は、ガラケイを持っていましたけど、自分で勝手に解約したのです)。

「誰か知らない人が訪ねてきても、家に入れるな」と言ってありますが、それでも入れちゃうから困るんですよね。
以前、中古品の買い取り業者が来ました。父が対応して、古いカメラを見せたそうです。貴金属も……と言われて、適当に亡き母の安物のアクセサリーを見せたら、何も買い取らずに帰っていったそうです。
価値のありそうなものは、別の場所に片付けておいて正解でした。

本当に心配するときりがないです。
家にいても危険がいっぱい。
おそらく仕事をやめて同居して介護をする方は、優しい人たちで、放っておけないんだと思います。そばにいてちゃんとしてあげたい気持ちは、よくわかります。

でも、私の場合はもしも同居したらイライラしして毎日ケンカになるだろうし、昼間は仕事に出かけますから24時間つきっきりで見張ってるわけにはいかないですからね。
最後は本人次第。たとえ騙されたとしても、「それは私のせいじゃない」と、そう思うようにしています。

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92歳父に、これだけはやってもらいます!

2024-06-24 11:52:57 | 介護
父は昔から家事には興味がなく、何もしない人でしたが、今、父に担当してもらっていることが二つあります。
①米をといで炊くことと、②冷蔵庫を見て、買ってくるものをメモに書くことです。
①については、ヘルパーさんに「絶対に本人にやらせてください」とお願いしています。

今日は②について書いてみます。
実家へ帰ると、1~2週間分の食料品の買い物をするのが私の仕事です。
歩いて行ける場所にコンビニはあるけど、大きいスーパーがないので……。

一度の買い物でたくさんの食材を買うので、忘れないように買うものを紙に書いていきます。
そのときに必ず、老父にお願いします。
「冷蔵庫を見て、買ってくるものをメモに書いて」と。

私は帰ると必ずスーパーへ買い物に行くんだから、あらかじめメモぐらい書いておいてくれればいいと思うのだけど、やってくれないんですよ。いつも私が言って、初めて気付くというリアクション。

まぁ、それはいいとして。
毎回、うんざりするのは、冷蔵庫に残っている野菜の名前をメモに書いてくること。あるものを書いてどうするんだよ~。
「ないものを書いて」と言っても、いつもあるものを書いてきます。
ないものは何か、想像ができないのでしょうかね。
だから、結局、私が冷蔵庫の中を見て、何がないのかを確認しないといけないんですよね。

私が自分でメモを書いたほうが早いとわかっています。それでも父にメモを書くことはやってもらいます。
別にいじわるしてるのではないんですよ。
何もしないで、一日中、ただぼーっとテレビだけ見て過ごすのではなくて、少しは頭を使うことをしたほうがいいと思うからです。

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92歳父から学ぶ長生きの秘訣は…?

2024-06-19 11:18:18 | 介護
こんにちは。昨日はザーザー雨が降ってましたけど、今日は暑くなりそうですね。

92歳の父と接していて、「これが長生きの秘訣なのでは」と思うことがありましたので、書いておきます。
それは何かといいますと……。
食い意地。もう少しよい言葉でいうと、食への好奇心、でしょうか。

父はカップラーメンが大好きで、家族の手作り料理へのこだわりはまったくなく、スーパーやコンビニで売ってる総菜が好き。
家事には興味がなく、料理もまったくしませんが、冷蔵庫に買い置きしてある食べ物が減ってくると、突然、自分で動き出します。
先日は、冷凍庫に入っていた食パンを自分でトースターで焼いて、バターをつけて食べたそうです。
飢餓状態になると、頭と体が働くみたいです。
そういう意味では、冷蔵庫に常に食べきれないほどたくさんの物を入れておかないって、大事なのかも。

父は全く規則正しい生活などしていなくて、そのときの気分で動きます。
薬はしょちゅう飲み忘れて、ヘルパーさんに指摘されて飲む感じ。
父の行動からわかるのは、いいかげんで、気ままで、好きなものを食べるのが案外長生きにつながりそうだ、ということです。

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介護でストレスを感じるのは、大声で話すとき!

2024-06-17 11:25:31 | 介護
こんにちは。このところ暑いですね~。
昨日は92歳父のいる実家へ行ってきました。
父の日でしたので、大好きな芋ようかんを買って。

実家へ行くのって、本当に気が重いんですよね。
なぜかというと、大声で話さないといけないから。
父は耳が遠くなっていますので、私が大声で話さないと会話ができないんですよ。
別に怒ってるわけじゃなくて、普通に何かを伝えるときにも大きい声をださないといけなくて。そうすると、なんとなく威圧的になってしまうでしょう。
それがものすごくストレスなんですよ。
昨日は暑かったので、午後4時ごろ、一緒に買い物へ行く前に、(熱中症を防ぐために)「水かお茶を飲んで」って言っても、父は「昼ごはんのときにお茶を飲んだから」「いつも飲んでるから」とかなんとか言って、飲もうとしないんですよ。
だから、私は何度も何度も言わないといけないわけです。
それが嫌なんですよ。

まぁ、私がブツブツ文句を言っても全然聞こえないのは、ラッキーなことではあります。だから、文句を言いながら実家の掃除をしました。
昨日はこれ。
父の日があるのに、「娘の日」はないのかよー。不公平だろ。
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「嫌なことばっかり」と思ったときに、浮上するには…?

2024-06-09 15:45:07 | 介護
こんにちは。みなさんは、気分が落ち込んだとき、どうやって浮上しますか?

昨日、「嫌なことばっかり」という気分になってしまったんですよ。
そもそも介護は、未来への希望がないですからね。
子育てならば、「子供が今度はこれができるようになって、将来は……」なんて夢が描けますよね。
でも、介護は反対に、できないことが増えていくわけで。
先のことを考えると、絶望しかなく……、年老いていく父の姿を見ているのは本当につらいです。

しかも、最近の世の中は、詐欺だらけです。ニュースを見る度にうんざりします。
しかもしかも、昨日はテレビで子供たちを盗撮する人々の特集を見てしまい…。

「本当に嫌なことばっかり」としみじみ思ってしまったんです。
もうこの先、生きていてもいいことなんかないんじゃないかと……。


そこまで考えてハタと気づきました。
よく考えてみたら、「嫌なことばっかり」は亡くなった母の口ぐせでもありました。
それを聴くたびに、私は「そんなに嫌なことばかりじゃないだろうに。あちこち出かけてけっこう楽しそうじゃん。楽しいことにもっと目を向ければいいのに」と思っていたのでした。
この言葉、そのまま今の私に必要でした。
このままだと私も、母みたいに不満ばかり言う人になってしまう!

「嫌なことばかり……」といつも思っていると、人はそれを証明するために、無意識に嫌なことばかり収集してしまうそうです。
介護をしていなかった40代まで、毎日それなりに楽しかったのは、「おもしろいこと、楽しいことはないかな」と思いながら日々を過ごしていたからだったのかも。
だから、「楽しいことはないかな」と常に探しながら過ごしてみようかと。
単純ですけど、今日はそんな気分で過ごしています。

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