父は昔から家事には興味がなく、何もしない人でしたが、今、父に担当してもらっていることが二つあります。
①米をといで炊くことと、②冷蔵庫を見て、買ってくるものをメモに書くことです。
①については、ヘルパーさんに「絶対に本人にやらせてください」とお願いしています。
今日は②について書いてみます。
実家へ帰ると、1~2週間分の食料品の買い物をするのが私の仕事です。
歩いて行ける場所にコンビニはあるけど、大きいスーパーがないので……。
一度の買い物でたくさんの食材を買うので、忘れないように買うものを紙に書いていきます。
そのときに必ず、老父にお願いします。
「冷蔵庫を見て、買ってくるものをメモに書いて」と。
私は帰ると必ずスーパーへ買い物に行くんだから、あらかじめメモぐらい書いておいてくれればいいと思うのだけど、やってくれないんですよ。いつも私が言って、初めて気付くというリアクション。
まぁ、それはいいとして。
毎回、うんざりするのは、冷蔵庫に残っている野菜の名前をメモに書いてくること。あるものを書いてどうするんだよ~。
「ないものを書いて」と言っても、いつもあるものを書いてきます。
ないものは何か、想像ができないのでしょうかね。
だから、結局、私が冷蔵庫の中を見て、何がないのかを確認しないといけないんですよね。
私が自分でメモを書いたほうが早いとわかっています。それでも父にメモを書くことはやってもらいます。
別にいじわるしてるのではないんですよ。
何もしないで、一日中、ただぼーっとテレビだけ見て過ごすのではなくて、少しは頭を使うことをしたほうがいいと思うからです。