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50代娘と92歳父(要介護3)のゆる~い介護生活

今迄は健康情報のブログでしたが、父親の介護のブログになりました。別居で、頑張りすぎない介護をめざしています。

デイサービスのスタッフから92歳老父への苦情。

2025-03-18 11:03:33 | 介護
週末に実家へ帰ったところ、ケアマネさんから「話したいことがあるから、今から行きます」とメールが来ました。
老父が今度は何をやらかしたのかなぁ~と思いながら待っていたのです。
用件は……、デイサービスのスタッフからの苦情です。
老父は、デイサービスの迎えの人が来てから支度を始めるんだそうです。それをやめてほしいと。
最初のうちはちゃんと準備して待ってたらしいんですけど、今は慣れてしまったせいか緊張感がなくなり、毎回10分ぐらい待たせるんだそうです。ごもっともな苦情です。

ケアマネさんが苦情を父に話すと、
「みんなそうだから。待つ時間を考えて迎えに来ているのだ。自分は悪くない。これでいいんだ」と自分勝手な主張をします。

もともと老父は、いつでも、楽なほうへ、楽なほうへと流れていくタイプの人なんですよ。楽をすることが賢い、得だと思っているから。
スタッフさんは、老人を怒鳴りつけるわけにはいかず、優しく接してくれてるんでしょうね。だから、小ずるい老父は「遅れても怒られない」と認識し、みんなも遅れるので、それなら自分も迎えが来てから支度すればいいやと、当然のごとく、いつもスタッフさんを待たせているんでしょうね。
まったくもう~。
優しくされると、もっと、もっと、を求めるんですよ。
スタッフさんには非常に申し訳ないことですが、他者の迷惑などまったく考えず、何事も、自分に都合よく考える傾向が高齢になって強まりました。

実際のところ、ずるがしこいだけなのか、もう準備ができなくなったのかは、判別不能です。
ただ、本人は「支度するのは迎えが来てからでいいんだ」と勝手に思い込んでいることだけは確か。

ケアマネさんから「準備ができなくて、一人で暮らすのが無理なら、施設へ行ったほうがいいのでは」と言われ、老父は「いやだ」と言っていました。
私は「まだ家で一人で暮らせると証明するためには、ちゃんと支度をして待っていなくちゃダメ」と言ってきましたけど、どうなりますことやら。



電気代がすごいことに。その疑問が解けた瞬間。

2025-03-10 11:04:17 | 介護
通帳でチェックしたところ、92歳老父の家の一か月の電気代が、なんと35,000円!
いったい何に使ってるんだろうと不思議だったんですよね。

昨日、その謎が解けました。
父は毎日、リビングでエアコンを30度に設定し、テレビを見ています。
その隣に和室があるんですけど、引き戸を開けると……。
なんと、無人の部屋にテレビがつけっぱなし、エアコンも30度でつけっぱなし。
私が家に行ったのは午後2時ごろですよ。
つまり、朝からずーっとつけっぱなしだったということです。こういうことを毎日していたら、3万5000円になるのでしょうね。

以前は、必要だからつけてる電気を「もったいない」と消して回るような、嫌な奴だったんですよ……。
それが今は、「つけっぱなしにしないで」と言っても、全然悪いと思っていない様子。
「もう家で過ごすのは無理なんじゃない?」と言ったら、「家に火をつけてやる!」ですって。施設には死んでもいかねーぞと、そういうことみたいです。

うちの父は昔から、こういうことを平気で言う、くそじじいなんですよ。
テレビ見ることしかできないくせに、威張っています。
他者への感謝の気持ちはゼロ。
本当に頭にくる!

悪いことというのは重なるもので、買い物に行こうと思ったら車のエンジンがかからず、ロードサービスに連絡して来てもらって、走れるようにしてもらいました。1週間に一度はエンジンをかけないとダメと言われてしまいました。
は~。帰りたくないのに。
お風呂の給湯器も、あまり使わなかったために、お湯がでなくなり、ガス屋さんに来てもらいました。
その間ずーっと、老父はただテレビを見ているだけ。


老父の住む地域は、高齢者への支援策が少ない!

2025-03-06 12:07:03 | 介護
テレビで、自治体によって高齢者が利用できるサービスがあったり、手当が出たりするらしい、と知りました。

そういえば先日、同世代の友達と話していたところ、その方のお父さんが住む地域では、車の運転免許を返上すると、それ以降死ぬまで、毎年タクシー券がもらえると言っていました。その方のお父さんは医者に行くときなどに使っているそうです。なんて素晴らしい。

タクシー券がもらえたら、高齢者が一人でいろいろな場所に行けますから、家族の負担が減りますよね。我が家のように、車がないと生活できない地域では、買い物さえ、家族が連れていかないといけないわけですから。

それに、うちの92歳父は、日常的に紙おむつと尿漏れパッドを使っています。紙おむつの購入に手当が出る自治体もあるそうなので、もしかしたら……と期待して自治体のホームページで調べてみました。

その結果は……残念ながら、父が住む地域にはタクシー券もおむつの手当もありませんでした。ついでに調べたところ、同じ県内の某市には高齢者に対していろいろな支援策があるんです。そっちに住んでればよかったのに。

この国には、高齢者への支援が充実している自治体とそうでない自治体があります。高齢者にとって、どこに住むかで生活の質が変わってきます。今後、自分が運転免許を返上するときがきます。どこで暮らすのかを今から考える必要があると痛感しました。