お金の悩みのせいで老けて見える!?

みなさん、大変ですよ。
経済的ストレスがある人……つまり、お金ない、どうしよう、困ったと深刻に悩んでいる人ほど、老けて見えるそうですよ。

これは、ちゃんとデータで証明さたことです。
今年7月に「リサーチ・オン・エイジング」という雑誌に掲載されたようです。
どんな実験をしたかといいますと、被験者に金銭に関するストレスレベルを評価してもらう実験を1995-96年と2004-05年の2回にわたって行い、2回とも被験者の写真を撮影し、別のグループの人たちにこの写真は見せたそうです。

　その結果、お金の心配がレベルが低い人よりも、心配のレベルが高い人のほうが老けて見えたんですって。また、1回目と2回目の実験を比較すると、お金の心配のレベルが高い人のほうが、低い人より外見的な老化が早く進んでしまったとか。

ストレスにはいろんな種類がありますが、仕事や人間関係などのいわゆる一般的なストレスの場合は、見た目年齢にそれほど関係ないそうです。
特に、お金に関するストレスが、見た目年齢に関係あり！だそうです。

お金に関するストレス……ないにこしたことはないですが、この悩みは尽きないですよね……。
でも、悩んでるとどんどん老化が進んでしまうわけです……これは困りましたね。

悩まないのが一番なわけですから……結局、悩んでないで、何かする！　これしかないのかも。

ダイエットで脂肪肝の衝撃！

昨夜、NHKの「ガッテン！」という番組で衝撃的な事実を知りました。

なんと！
無理なダイエットを繰り返していると、脂肪肝になってしまうそうですよ。
そして、脂肪肝が肝硬変や肝臓がんへと進行する可能性があるとか。

番組の中では、これまでに何回もダイエットをして、太ったり痩せたりを繰り返している人が登場したんですが、その中に見た目はスリムそうなのに、脂肪肝になっている人が数名いたのです。
恐ろしいことに、本人にはまったく自覚がないようです……。

その人たちは、キャベツだけ食べ続けるダイエットとか、かなり極端なことをしていて、一か月で10キロぐらい減らしたりしていたみたいです。
私は一か月10キロもやせたことがなく、「〇〇だけ食べるダイエット」をしたことがありませんが、それでも心配になりました。
さっそく今年の健康診断の肝機能の数値をチェックしました。
「ALT」を見るんだそうです。
幸い、私は大丈夫でした。ふ～。
40以上の人は病院に行ったほうがいいそうですよ。

番組では、脂肪肝の改善方法を紹介していました。
①主食（白ごはん）の量を、これまでの7～８割ぐらいにする。
②毎日30分程度歩く。
③睡眠時間を6時間はとる。

↑たったこれだけで改善してしまうそうですよ。

実は最近、私に不足しているのは睡眠時間だと気づき、以前よりも早寝を心がけてはいるんです。難しいですけど…。
やっぱり、たくさん寝るのがいいみたいですね。

過去の運動部経験より今の運動が大事

スポーツ庁が２０１５年度の体力・運動能力調査の結果をまとめたそうです。
それによりますと、過去の運動の経験には関係なく、今運動しているかどうかが、肥満度や歩く能力に関係してくるんだそうです。

　調査は昨年５～１０月に実施され、全国の６～７９歳の約６万６千人が対象です。
このうち、３０～４０代と６５歳以上については、学生時代の運動部経験の有無でグル－プ分けし、それぞれのグループで運動習慣と健康の関係を調べたそうです。

　３０～４０代では、ＢＭＩ（体格指数）で比較しています。
運動部経験があり、いまも週１日以上運動する人は７９・９％が普通体重で、運動するのが週１日未満の人より約６ポイント高かったそうです。
その一方で、運動部経験がない人でも、週１日以上運動する人は７９・７％が普通体重で、運動するのが週１日未満の人より約６ポイント高かったそうです。
つまり、過去に運動部経験があるかないかによる体格の差はない、ということですね。

　６５歳以上は「１時間以上歩けるかどうか」で比較しています。
運動部経験があって今現在週１日以上運動する人の５５・４％が「歩ける」と回答しています。運動部経験はあっても、今現在は運動するのが週１日未満になっている人よりも約１８ポイント高くなりました。
運動部経験がないグループで今現在週１日以上運動する人の５３・２％が「歩ける」と答えています。運動部経験がなく今現在週１日未満の人よりも約２１ポイント高くなっています。
つまり、過去に運動部経験があってもなくてもあまり関係なくて、今現在運動をしている人はたくさん歩けるということです。

私の大学時代の知り合いで、元体育会だった人たちと、文化部系の人たちがそれぞれグループを作って駅伝大会に参加したんですよ。
てっきり体育会系が勝つと思ったら……実際は文化部系が勝ちました。
後で聞いたら、文化部系のグループの人たちはマラソンが趣味みたいになっていて、日常的に走っているそうです。みんなスリムです。
体育会系のグループの人たちは、今は運動していない人が多いようなんです。みんな太めです。

今、運動しているかどうかが大事って、分かる気がします。

若く見える人の秘密は腹八分目？

実際の年齢よりもずっと若く見える人が世の中にはいますが、これは、食べ物を毎日どれだけ食べてきかが影響を与えているようです。

アメリカの「サイエンス」という科学雑誌に、2009年7月に載った論文があるんですが、サルを使ってある実験をしたそうなんです。
その実験というのは、毎日好きなだけ餌を食べさせたサルと、30％ぐらいのカロリー制限をしたサルがどう変わるかを、20年以上観察し続ける、というものです。

結果はどうなったかというと、写真を見ると違いは一目瞭然です。

好きなだけ食べたサルの写真を見ると、老化が進んでいるように見えます。顔がしぼんでいて、毛も抜けています。姿勢も悪いです。30歳くらいになるとほとんどが老化に関連した病気を持っていたそうです。

これに対して、カロリー制限をしたサルは、若々しい印象です。顔がひきしまっていて、毛はふさふさ。姿勢もいいです。平均寿命に達しても、病気のないサルの方が多かったそうです。

　この実験では腹7分目ですが……要するに、毎日食べたいだけ食べるよりも、腹七分目、八分目ぐらいにしたほうがずっと健康で、見た目も若々しくいられる可能性が高いんじゃないか、ということです。

そもそも、毎日食べたいだけ、満腹になるまで三食食べてる人って、あまりいないかもしれませんけどね……。たまにはそういう日があってもいいと思うんですけど、日々の生活は少々控えめにしたほうがいい、っていうことでしょうか。

それにしても、食べ物を毎日どれだけ食べたかで、何十年もたってこんなに老化現象に差が出るというのは驚きです。

眼球体操にご用心

私もたまにやってました、眼球体操。
眼球を上下左右に動かす眼球体操をすると、目の老化防止につながると書いてある本があったからです。
でも、これ、要注意みたいです。

ある眼科医の方が書いた記事を見つけたのですが、老化防止のためにと思って眼球を激しく動かす運動を続けた結果、網膜剥離になった中年女性が多数いるそうです。

どういうことかというと……。、
眼球を激しく動かすと、目の中の硝子体線維を激しく揺さぶることになります。
硝子体繊維を揺さぶったら、鍛えられていいんじゃないかと素人は思うわけですが、そんなことはなく、かえって痛めてしまうようです。
目の健康増進や老化防止などには役に立たないし、網膜剥離の原因になってしまうようです。

その一方で、「眼球運動をしたほうがいい」と主張しているのも、別のお医者様なんですけどね。
本当に、世の中にはいろんなことを言う方がいて困ってしまいますが、どれを信じるのか、その判断は自分の勘で行うしかないようです。

「いやいや、私は眼球体操によって劇的に目が健康になった」という方も中にはいるかもしれません。そういう方はどうぞお続けください。
私は網膜剥離になりたくないので、眼球体操はやめることにします。
続ける方は個人の責任で、ほどほどになさってくださいね。