宿泊施設の前のお庭。
ドゥシュニキの講習、一日3時間は練習可能、っていうのが、けっこうびっくりでした。びっくりって、多くてね。少ない TT という友達もいたけど、私は山の講習にしては十分☆て感じでした。
練習以外にも、他のクラスのレッスンを聴講したり、お散歩したり、お昼寝したり、(講習中、ルームメイトと共に驚く程寝た!夜も寝つつ、お昼寝でもコロッと爆睡してた!!)とマイペースに過ごせました。聴講も、ミエジャノフやフィリップ・ジュジアーノを始め色々な先生のレッスンを聴けるし、ポーランド語を聞く練習も兼ねていたので、とても興味深かった。
そして自分のレッスンも、とても良かった!感激して半泣きだったくらい…でも、先生が心配してレッスンが短くなったら困る、と思って堪えたよ。ショパン数曲とパデレフスキで受講したけど、受けられて良かった。
話はとんで、日本人はテクニカル、ヨーロッパ人はよく歌う、とか一般論でいうことがあるけど、実は、それ、どうなの?といつも内心思ってるあたしです。だってさ、どうして、テクと音楽性を別々にするの?音楽性のためのテク、音を響かせるテク、レガートのテク、そういうもの=よく歌わせるテク、は勿論必要で、天性のものを持ち合わせる一部の人以外は、研究が必要なのは当たり前じゃん。いわゆる日本人のテク、というものが、単に指がよく均等的に動く、っていうだけの意味だったら、それはテクでもなんでもないじゃん。
そして、音楽的なテクには、感性だけじゃなくて、指や腕の使い方がもちろん関わってくるじゃん。ただ感性や感情を強烈に持っていて、それをさらけ出すっていったら、そりゃああーた独りよがりじゃん?日本人にもそういう人はいっぱいいるし、ただよく歌い感情を込めれば音楽的、とかそういうことはないと思う。
でも、その辺のバランスを絶妙に持っている人って、これまで会ってきた身近にもたくさんいて、すごいなーって思うと同時に嬉しくなっちゃうんだよね。
難しい。でも、内容の濃いレッスンを受けられて、前向きな気持ちを与えられた気がします。
練習室まで、この道を歩いて行きました。
練習室の一部は小学校!
初潜入です。かわいい教室!
空気が気持ちいい!って伝わるかな??