Chodzmy!!

Studiuje gre na fortepianie w Polsce
*アルバム更新 9/14*

Jab

2007-04-16 | ・演奏会記

こちらは中央郵便局



3月は素晴らしいコンサートにたくさん行ったのだけど、全然書かなかったよ。その一つがKrzysztof Jablonskiの学校でのコンサート。プログラムはショパンのバラード1番、ソナタ3番、リストのリゴレットパラフレーズ、スクリャービンのエチュード、ラフマニ、リストのスペイン狂詩曲、でした。

えっとね、いまでも鮮明に覚えているのが、ペダルの並外れたきれいさ。そこに感動。ごまかさないし流されない。即ちクリアでキレイな音である、って単にそういうことではなくて、取り繕わない、フィルターなしの、何か真実味のあるものに繋がっているっていうところ、そこがものすごくものすごく心に響いたんだ。首を伸ばしてペダルに注目しちゃった。

それから、包容力、許容力、強さと繋がってる優しさ。自分に厳しくても、痛みを持ってても、他人には温かさを向けられる感じ。色んな意味で、あったかかった。なんだかね、先生の人間性とも繋がるのかな?、聴いてるうちに、自分が受けてきた人からの優しさをいっぱいいっぱい感じてしまって、涙をこらえるのに必死になってた。近くにいた人には、ちょっとうるうるしてたのばれちゃったかなぁ。

落ち込んだり傷ついたりしたときこそ、そんなぼろぼろのくっさい雑巾みたいな私をもだよ?心配したり相手したり声を掛けてくれる人が周りにいたってことは、本当にありがとうなの。そういう優しさを感じるためなら、そして、自分も人に伝えたいって思えるようになるためなら、そこになら、雑巾になった意義があったのかもって、初めて思える。全ては私が経験すべきことだったんだねって。優しさは持ち物じゃなくて、人の間を移ろっていくものなのかもね。人の間で反応して発生して、でも維持するんじゃなくて流すもの。流すべき部分と流されないべきである部分、両方大事にできたらな。むずかしそ。。。

悲しんだり落ち込んだりして人前で泣くことはほぼないのだけど、ほろって安心して心がほどけたとき、誰かがわかってくれたとき、そんな瞬間は勝手に涙が出てくる。なぜ泣いてるんだか自分でも分かってない。ただほわってなって、溶けちゃうとき。温かさを感じて、すごく沁みたとき。

さて、やりたいこと、聞きたいこと、話したいこと、読みたいもの、行きたいところ、会いたい人、いっぱい。もっともっと語学を頑張って、ちゃんと使えるようになりたいな。もう読み書きはやめー!(いや実は書き書きスキなんだよね…
話す特訓と聴く特訓に力を入れまーす



シェバノワ先生の2番☆

2007-03-04 | ・演奏会記

学校の窓から月!



3月1日、ショパンのお誕生日の一方の説の方の日。
お友達からcall、「今日のコンサート行くー??」

え、なになに!?知らない…!!
Tatiana Szevanova先生のChopinのConcerto f-moll☆

という訳で、Poskie Radioのホールでのコンサートに行ってきた☆

Program...
Dobrzynski "Monbar"
Hummel Piano Concerto As: op.113
Chopin Piano Concerto f: op.21

ドブジンスキを振った指揮者、Howard Shelley、フンメルのコンツェも弾き振りしていました。
指揮者の頭って本当に・・・・・。

そしてChopinをシェバノワ先生。
キリリとしつつとってもしなやかで、とっても素敵な先生…☆
細いのに、シルクみたいな芯がツーって一貫してるみたい。
いいな、一度でも、麗しくて素敵な女性っていうものになってみたいな。
きっと地球が逆転しちゃうな。

あ~聴けてうれしかった。


ランgランg

2007-03-03 | ・演奏会記

苺!!でかっ!!大好きっ!!!
まだ旬前だけど待ちきれなーい!



ふよ・・・ふよみがいっぱいあって、弾いても弾いても音符ばっかです。
目玉が音符になりそう。
でも楽しい曲もいっぱいなのだ。
がんばるー♪

遅ればせながら。
一週間前に、ラン・ランの、ソロコンサート&コンツェのコンサートに行ってきたよ。

コンツェの方なんて、お友達のお蔭で400円の入場券をゲットして入りながら、
バルコニーの特等席座れちゃった・・☆

彼の演奏を聴くのは、子供の頃テレビで観て以来。もっとパフォーマーなイメージがあったけど、そんなんじゃない。ソロは特に楽しかった☆颯爽と歩く姿もかっこいいしね。

そして、ものすごくビジョンがはっきりしているんだなぁ!という演奏。
それで、なんかね、ちょうど、ブレンデルでじんじんしちゃったものに、あったかく優しく軟膏塗ってもらったような感じもした☆
だから、なんだかちょっと強くなれそうな気がしたんだ。


CHOPIN JAZZ

2007-02-28 | ・演奏会記

学校の真ん中には螺旋階段があるよ



今日はね、学校で、“Chopin Jazz”のコンサート聴いてきたよ。
今開催されているショパンフェスティバルの一環。

これ面白かった☆

レッスンが終わってホールの前を通ったら、すんごい人の波。
このコンサート、無料のだけど、一応入場券が要るんだ。
うわ、でもここに並ぶ気はないわ、並んでもチケットもうないだろうし、きっとどこかから入れるわ。

と、2階入り口から進入しようとしたんだけど、そこにも列とコンサートのスタッフが。
立ち見はNGなんだって~。

開演直前に、空席状況により、
5人だけ入ってヨロシイ」 って。

あたしは最後の方にいたからムリ。

うわ~、まじで入れないんだね~、と韓国人の子達と苦笑してたら、
顔見知りのアカデミーのおじさんが颯爽と、

「Chodz ze mna!」

ついて来いって☆
という訳で、一同ヒミツの入り口にから入れてもらったんだけどこれが楽しくてさ~。
一人ずつドアの前にスタンバイして、

「・・・・・よしっ、今!入って!」

とこっそり一人ずつ入って、え?でも指定席だろうしあたしは一体どこへ行けば・・???と思いきや、偶然空いてる席があったりして、ちゃっかり聴けちゃった。

こういう心が柔らかい人って素敵~☆

今回の曲目は、ピアノソロで、ショパンのマズルカやプレリュード、エチュードなどが、JAZZとしてアレンジされたもの。これがね、中途半端なアレンジじゃなくて、オサレなの☆半端にジャズっぽいショパン、でも、ショパンっぽいジャズ、でもない、ってとこが好きだった。ショパンもこれ聴いて、皆が楽しんでる雰囲気を見たら、結構喜ぶんじゃないかなー?って思った。
このホール、クラシックよりジャズに向いてるんじゃないか!?と内心思ったのは私だけですか?えへ。言ってみちゃった。だってなんか音キレイだったんだもん。

ピアニストは、現代のポーランドジャズ界で奇才とされてるLeszek Mozdzer-レシェック・モジュジェル。トークもちょっと入ったけど、すごい面白い人だった☆試聴できるページもあるみたいだから、検索してみてね♪

Brendel

2007-02-13 | ・演奏会記



アルフレッド・ブレンデルのコンサートへ行きました。
当日券、特等席で800円・・・!

Program は、Haydn,Beethoven,Schubert,Mozart.

私にとっては、シューベルトが、ものすごくて、何ていうか、不思議なもの感じすぎて、精神が落ち込んだし、疲れた。

心の、自分で直視しにくくて、普段はオブラードに包んで守っているようなところ、そういう部分の信憑性を表されちゃったような。。。オブラードなんて突き破って、じんじん直撃された感じ。。。それがじんじんしすぎて、ピアノを弾いていることとかそういうことはもうどうでもよくて、それ以上のことに触れちゃったから、耐えられなくなっちゃったのかもしれない。

だから聴きながら、色んな感情に駆られてしまった。

ピアノを媒体としてこんな精神状態を私たちの前で表してくれて、なんてすごいんだろう、ありがとう、っていう気持ちでしょ、

あと、持ってる荷物を全部放り投げて、去りたくもなった 笑。(それはダメ!やめろやめろワタシ・・・)と言い聞かせてた。

それから辛くもなった。落ち込んだ。何かその不思議なものの刺激が確かすぎて。お隣にすがろうとしたくらいに。私にはそれが何なのかわからないのだけど、聴いているうちから、もういいよぉ、って。

彼は一体何を見ているんだろう。
なんだか受難と儚さと確かさを感じてしまう。
こわくて複雑な気持ちになっちゃう。

演奏が終わって、隣の友にどうしようどうしよう、って言ったら、「大丈夫、あさみ、言わなくても全部わかるよ」って。言ってもらった途端、涙が止まらない。背骨溶けちゃったみたい。ホールの階段のすみっこに座って、皆帰った後も動けなくなってました。

身体中の毒素がじわじわ出されたみたいで、ものすごくだるかった。ずっと手足の振るえがとまらなくて。コンサート後にマトモに話が出来なかった私を許してね。



・・・ねぇブレンデルは水木しげるとか好きっていうのは本当?笑


音楽祭“ワルシャワの秋”

2006-10-02 | ・演奏会記
9月22日~30日まで、
『WARSZAWA JESIEN』=『ワルシャワの秋』
という現代音楽の音楽祭が開かれました。

その中の演奏会のオケに、ドイツに住んでいるバイオリンのお友達がのってたのです高校~大学の同級生で、ソルフェとかで一緒だったんだよね~懐かしい彼女はハードスケジュールをこなして大変そうでしたが、私は久しぶりに会えてすっごく嬉しかったです
いろいろどうもありがとう

現代音楽の演奏会って実はなかなか好きなんだけど、行く機会はあまりないので、彼女の演奏会、聴きに行けて楽しかった~弦楽器と打楽器と鍵盤楽器の音が、おもしろーく一体化して聴こえてきたり。斬新なことが起きたり、空間や楽器の使い方も面白かったり。打楽器あっちこっち行ったり。

翌日は飛行機で移動、ということで、演奏会でのお花、頂いちゃった!
“秋”って感じのかわいーブーケでした




Koncert w zamku

2006-09-26 | ・演奏会記
旧市街の旧王宮内のホールで、クシストフ・ヤブウォンスキ(カタカナで書けないよねぇ!?)氏と、ケビン・ケナー氏のコンサートがありました。

演奏会はとっても楽しかった!久しぶりの感激度☆
こんな演奏、多分何回聴いても飽きないと思います。
今回はMozartだったけれど、他の作曲家の曲も色々聴きたいなぁー!

終了後、ショパンアカデミーで教えてもいらっしゃるヤブウォンスキ先生のところへ、門下生ちゃんと一緒にご挨拶に行ったら…とってもテンション高くて面白いんだけど、本当に温かいお人柄と眼差し!颯爽とした姿といい、かなり印象的なかっこよさでした。
私は、間近でお目にかかったのは初めてだから嬉しかったです☆

半端ないスケジュールでいつもお忙しそうなのに、あの温かさと面白さとテンションはすごいなぁ。。。人間的に魅力的な人は、ピアニストとしても魅力的☆魅力的なピアニストは人間的にも魅力的☆(どっちだ??)そういうのこそ素敵だな、って思いました。





Koncert Pana Olejniczaka

2006-09-15 | ・演奏会記
Dzisiaj poszlam na bardzo interesujacy koncert w zamku Ostrogskich!!
Tytul byl "Chopin:muzyka i listy".
Najpierw nie dobrze obejrzalam ogloszenie, i myslalam ze ktos bedzie gral Chopin i Liszt......to NIE!!
Pan Olejniczak gral program Chopina, i mowcy czytali listy.


あのね、辞書とか見ないで感性の赴くまま書いているので、恥まる出しでも気にしないでやってね!!許して (* ̄∇ ̄)/!!
そうなの、今日は、ショパン博物館となっているオストログスキ宮殿の、最上階にあるサロンで、コンサートがありました。たまたま通りがかりにポスターを見かけたのです。
このコンサートのタイトルは、“ショパン:音楽と手紙”。ヤヌシュ・オレイニチャク氏がショパンを演奏、それに合わせて、ショパンに関する手紙を年代ごとに追って読んでいくというもの。と、入ってプログラムを見て初めて知った!読まれたその手紙の内容はほとんどわからなかったけど、年代や宛て名などから、何が起きた頃かというヒントは得られるし、面白かったです☆

サロンのコンサートを聴いて思うこと。“本番”=音響設備のあるいわゆるホールでの演奏、とばかりとらえていると、何か失くすものがあるような気がした。サロンスタイルの時はその時の、ホールの時はその時の、それぞれ見合ったテンションがあって、なんかうまく言えないけど、ホールのテンションとは違う、サロンならではの大事なテンション、気遣い心遣い、楽しみ方ってあるよね、って思った。

オレイニチャク氏の演奏は、生で初めて聴きました☆彼節があって、聴いていて面白いんだ。

ショパンって、いくら旋律がメランコリックだからって、勝手に自分だけで熱くなったり、演歌みたいにしちゃったり、ってやっぱり違うなって思っちゃう。自然の摂理に合ったテクニックが要って(テクって、日本人が言うようないわゆる指回りとかのテクじゃないからね!音楽的なテクも含めて!)、オーガンジーみたいにも、マントみたいにも、包んだり触れたりして欲しいよな、って思って聴いてた。彼の演奏にはそういう要素があって素敵だから☆


裏ホール

2006-09-01 | ・演奏会記
今日は面白いコンサート聴いてきた。
会場はオペラ座だっていうから、普通にオペラをやるホールかと思っていたら、初めて潜入した、舞台裏みたいなところから入る別のホール。
そして古楽器で、モーツァルトとショパンの2番のコンツェルト。ショパンはダン・タイ・ソン。初めて生で聴きました。

この部屋、音が、こっちに届くまでに結構変わっちゃってるような…楽器も今のピアノじゃなから狂いやすいのも仕方ないけど、音程の下がり方が均等じゃないのがちょっと気になっちゃった。

でも楽しかった☆
当日券だから15zl(600円弱)で聴けたよ。

古楽器のフルートっていいね。好き。

ブレハッチの2番♪

2006-08-30 | ・演奏会記


今日はフィルハーモニーのコンサートに行ってきました。
ブレハッチのショパコン2番、初めて聴いたの♪

2楽章が一番泣けました。ていうかまた泣きました。
こころの一番センシティブな部分に触れてくるんだよね。空間が全然変わるし、演奏者っていうのを越えて、ショパンってすごい、って思わされちゃう。
こんなに大勢の人の前なのに、一番身近で大切な人に語るように弾けるってすごい。だから、そういう信頼できる人の前で、この人の前なら泣いちゃってもいいんだ、って思ってしまう感じと似てるのかも、って思う。

Alexander Kobrin

2006-04-18 | ・演奏会記
ちょっと前だけど、コブリンの演奏会に行ってきた。今ベートーベンフェスティバル中でその一環。でもプログラムはブラームスとショパン。旧王宮の中のホールでした。うふ、学生券だからまた半額。600円しないよ。
私実は初コブリン!前回ショパコンの時期よりも大分大人びているんだろうな。彼の頭の良さにはびっくり。だよね?ショパンは、スケルツォ全曲弾いたんだけど、聴いててすごく面白かったの。日本語で名前つけるとしたら聡!とか下らんことも勝手に頭に思い浮かんじゃったけど、貫禄ある聡明な演奏でした。

旧王宮のホールはきんきらきんのピカピカで、視覚的にもワンワン、響きもいかにもワンワンしそうなところ。しかもピアノはベーゼン。それでも構成力も奥行きもある知的な演奏、すごいなーと感心するばかりでした。

気になったのは・・・ここ、お城の中のホールな訳で、お客さん用の出入り口と、コブリンが登場する入り口、同一だったの。それで、プログラムが終わって早めに帰るお客さんいるでしょ?
そういうお客さん達と、アンコール弾きに来るコブリンがすれ違う訳なのです。。。
どころか、お客さんの間を縫ってコブリン入ってくる、みたいな。。。

おぉい、もうちょっと気を遣って席に座ってればいいのにー!!
みんなマイペースね。

Mazowsze

2006-02-25 | ・演奏会記
2月20日に、ポーランドの民族舞踊団“マゾフシェ”の公演に行って来ました!
は・じ・め・て!!
前々からとても楽しみにしていたのです。

もう、ポーランドに来て、人魚像でもショパン像でもないよ!これだよ!!!と思ってしまいました。

劇場は、『Teatr Wielki』、国立大劇場。
天井にくっついた様な席もあるの、見えますか~?↑↑
コワそう。。。

これは2階バルコニー前のロビーです。きらきら。




舞台の大きな幕が開いて、華やかな民族衣装をまとった男女のたくさんのダンサーを目にした途端、私はなぜか、3秒で即、泣。。。でも絶対ココ泣くトコじゃないから!!
今まで色々見聞したポーランドのこと、私にポーランドのことを色々語ったり教えてくれた人々、ポーランドの自然や景色の清々しさと、何回も滅ぼされてきた歴史、これまで理性で捉えていたようなものが初めて、ぐちゃぐちゃと頭の中に出てきた・・のだか何だか、うわぁポーランドだぁ。。。って(?)

ミンゾクブヨウと言っても何やるんだ?と思うかもしれませんが、その内容はとってもヴァリエーション豊か。2時間の公演、全く飽きることはありませんでした。
衣装は、農村地帯のもの、山岳地帯のもの、その他色々な地方によって本当に様々だし、宮廷の衣装はとてもエレガント。女子としては、ドレスの配色、レースやリボンのデザイン、髪型、スカートの柄、広がり方…などなど、注目しちゃいます。男性のマント?コート?もかっこいいです。

そして、マズルカやポロネーズ。マズルカは、民族的舞踊=土くさいようなイメージしがちだけど、張りがあって、優雅で、清々しくて、息遣いやリズムは特徴的だけれど、それをずんちゃか強調するようなものではなくて、とても活き活き。なんか、すごくきれいな空気の中の音楽、という感じました。
ポロネーズは宮廷の音楽。その気高さ・エレガントさと言ったら。。。TT やっぱり特別なオーラなの。当分ポロネーズは弾きたくない。だってポロネーズっていうのはあんなに素敵なんだもん。。。観てる方がいい。。。

エンターテイメントとしても十分楽しめる内容でした。美しい衣装あり、ちょっとアクロバット的な技もあり、そして万華鏡みたいな振り付け。

本格的な民族衣装というのはとても厚い生地で出来ており、それなりの重さがあるようです。それをまとって踊れることも、またすごい。

民族衣装のレンタル屋さんがあるんだって~!
絶対いつか着るっ!!




一番最後をこっそり撮った





休憩中。ボケボケですが、楽団も民族衣装着てます。





テアトル・ヴィエルキ。大きなオペラ座です。

Arcadi VOLODOS

2005-11-26 | ・演奏会記
昨日、ロシア人ピアニスト、Arcadi VOLODOSのコンサートに行ってきました!
センパイの、「すごい超絶」というお勧めで聴きに行ったんだけど、

彼、何!??

私、初めて聴いたけど、すごかったです!!
ただテクがすごい、っていうんじゃない!!

プログラムはシューベルトのソナタとリスト。

シューベルトってこんなに広いのか・・と思わされました。
緊張感と広さとを保ったまままとめられていて。
そして、レガートの種類!!
滑るようなレガート、絶妙に際どく繋がる軽いレガート…
なんていう器用さ!
それから、音の幅もものすごい。
小さい音の幅もすごい。
全部聴こえてくるの!

リストは、貫禄ある超絶!
決して指だけの問題じゃない、頭の中身どうなってるんだ!??
見事にきっぱり整理されていて、圧巻でした。。。

“白魚のような手”ならぬ“白魚のように泳ぐ手”でした。
ホント、指が泳いでるみたいだった!!
あと惚れ惚れだったのは、手首の素晴らしい柔らかさ、使い方、乗せ方。

ダイナミックな音は、ホールの壁の隅々まで染み込むような充実感だし。
魅力的で、まさに素晴らしいエンターティナーでした。

彼の、日本での演奏会はもっと高額なようです。
私は学生券の一番安いので入り、ワンランク上の席に座っちゃいました!
空いてたんだもん♪

お客さんも大喜び。
最後はスタンディングオベーション、笑いも出てました。

終了後に一緒にお写真お願いしちゃった!
すごく優しくて穏やかな笑顔が印象的でした!

こんなにお腹いっぱいになれるコンサートを聴けて良かったぁ!


1次②

2005-10-04 | ・演奏会記
①②・・と毎日書けるとは限りませんが、とりあえず。

今日は絶対聴きたい人たちが演奏するにも関わらず、どうしてもどうしても会場へ行けなかったので、知人宅でラジオで聴きました。用事をしながらだったし、ホールで聴くのとは全然違いますが…

韓国の兄弟の弟の方、ドン・ヒョク、聴くの初めてだったのだけれど、すごい!!
ラジオで聴いてもミラクル!
バラードもプレリュードも、あぁ・・こうなっていたのか・・・
みたいな、音楽の魅力を表してくれる演奏!
音も綺麗、発音も心地良い、説得力もものすごくある、
絶対に生で聴いてやる!!!

取り急ぎ 笑、明日は早起きなので寝ます。

ワジェンキコンサート

2005-08-16 | ・演奏会記
日曜日に、ワジェンキ公園で、私の先生のコンサートがありました。
野外、大勢の人が集まって、とっても素敵なコンサートでした。

私は芝生に座って聴きました。

そして先生の演奏を聴いて、英雄ポロネーズと、ワルツop.64-2(でも出来れば3つとも…!)を来年絶対勉強したい!!と思った私。

それから、ショパンって、やっぱり演奏者によって魅力が全然変わるんだ、って思った。綺麗で丹精で整っていることも大切、機械的調整的な響きの美しさも確かにこの世には存在する、でも、それを超えて、やっぱり何か人間的なもの、有機的なもの、意思、そういうものが核になって、魅力が引き出されるんだ、と改めて感じました。