Chodzmy!!

Studiuje gre na fortepianie w Polsce
*アルバム更新 9/14*

コンクール、終わり。

2005-10-25 | ・ショパンコンクール2005
いよいよガラも終わり、第15回ショパンコンクール、終了。

こんなに大きなコンクールを、臨場感を感じながら、身近で聴くことができて嬉しかったです。

そして、日本で初めて聴いて以来惹かれていたブレハッチの活躍、やっぱり嬉しい。
彼の音楽に触れられたことも。

他にも、たくさん人の色々な演奏を聴けてしまった。
それぞれの人にそれぞれ素晴らしいところがあるから、いっぱい聴けてよかった!
お勉強になりました。

でもね、
それとは別に、
結果だけ見てものごとを判断する人って、私はやっぱり好きになれません。
どんな風に見えても、人にはそれぞれ過程があって、何かと向き合って生きているんだと思う。
それが、良いか・悪いかっていうのとは別に。

それから、素晴らしい音楽家なのに、途中までしか残らなかった人たちもいた。
もっとたくさん演奏を聴きたかった人、最後までいって欲しいと思った人。
でも、そういう人たちも、きっとこれからも素敵な演奏を聴かせてくれるはず。
絶対。

ショパンコンクールの期間中、
こちらのページへのアクセスが急激に増えて、ちょっとびっくり。
でも嬉しかったです。
訪れて下さった方々、どうもありがとうございました☆

これからも、今まで通りぼちぼちと、大好きなポーでの発見を綴ってゆきます。
いっぱい発見があるように頑張ります。
のでまた遊びに来てくださいね☆

ショパンコンクール ガラコンサート

2005-10-24 | ・ショパンコンクール2005
コンクールのガラコンサートは、昨日・今日・明日の三日間。
受賞者の皆さま、本当におつかれさまです。。。


またブレハッチが聴けて幸せ。。。
いまショパンがまたいる・・・と思っちゃいました。

今日は、

・マズルカop.56
・ポロネーズop.53 英雄

その後、アンコールでまず、

・ワルツop.64-2
・ワルツop.64-1
・マズルカop.17-1

を演奏。

はい?マズルカop.17-1は、コンクールで弾いてませんね??
課題以外もあんなに素晴らしく弾けちゃうのね。。。

彼はポロネーズ賞とマズルカ賞、コンツェルト賞も受賞したけれど、
ワルツ賞もあったら、間違いなく彼が受賞したでしょう。

そして、彼、アンコール4曲目で、

・ドビュッシー「月の光」

を演奏!!

新鮮な空気がサーッと入ってきてびっくり。
あのぅ、ショパコン直後、ドビュッシーもそんなに弾けるんですね。。。

なんか、また、初めての感覚におそわれました。
匂いも温度も明暗もある風に吹かれた。
ピアノを越えてるよー。

もうあんまりの美しさに、気がついたら泣。。。
近くで聴いていた学校の事務のZツカさんに「美しすぎる~~」とぼろぼろ、なだめてもらってきました 笑。




夏、ワルシャワのはじっこの橋から見た中心街





その橋から自転車で帰る途中、夕と夜の間


テレビでガラコンサート

2005-10-23 | ・ショパンコンクール2005
コンクールの入賞者ガラコンサート1日目をテレビで見ながら書いてます。
聴くんならホール!派だったので、ほとんど映像で見たことはなかったよー!

昼間レセプションに来ていた関本くん、
正面アングルのカメラだと、時々いなくなる貴志くん。

改めて第3位の兄弟も一流。
魅力的なピアニズムを持っている。

そしてブレハッチ。
ほのかなためらい、絶妙な気品、音を出すまでの経緯も濃いからすごいなぁ。
特別な言語を自在にマスターしてる感じ。
聴くことに、こんなに素直に喜びを感じられるピアニストとはいるかなぁって思う。

彼もとてもいい人柄だけど、本選後にお見かけした、お母様と妹さん。
お二人ともとっても温かそうで、しかもかわいくてきれい・・!

明日はホールへ聴きに行ってきます☆

ショパンコンクール レセプション@大使館

2005-10-23 | ・ショパンコンクール2005
今日は大使館で、コンクールのレセプションがあった。
中村紘子副審査員長、本選入選した日本人ピアニストの方々もいらした。

中村先生はとてもチャーミングなお人柄で、
「ショパンコンクールは、“ショパン教”という宗教みたい、5年に一度、皆が巡礼に来るみたい!」というコメントも。

留学生一同は、
お庭のきれいさとふかふかの芝生にはしゃぎ、
おいしい日本食を容赦なく頂いて参りました・・・笑。

今日は暖かいし、あまりに紅葉がきれいなので、
一回靴を履き替えに帰宅してから、大使館近くのワジェンキ公園に戻ってこよう!!
と思ったけれど、帰ったら爆睡してしまった。




紅葉が美しい大使館のお庭




住まわせてください…と思う大使館のトイレ




秋真っ盛りの通り




木のかげ

ショパンコンクール ファイナル④

2005-10-22 | ・ショパンコンクール2005
1人目、ロシアのアンドレイ・ヤロシンスキ。
彼の演奏ときは、1階の、2階席が被った後ろの方、左側の脇で、立ち見してました!蒸し暑かったデス・・・!
チケットの指定席はあったのだけど、右寄りだったから座る気なくて。
いつもは、1階席のチケットでも、2階へ入って聴けていたのに、今日は、「1階のチケットなら1階へ行って!」って!!
やだ~~立つから2階に行かせて~~~、と懇願してもだめで。
やっぱり今日は混み混みなの・・・?
ということで、最初の演奏の時はそんなとこへ。案の定、ここには音いっぱい響いてこない。。。

彼は、ミスが結構目立ったけれど、軽やかで綺麗な音を出したり、スマートな音楽で進んだり、とてもいいところもあった。ちょっとまとまりきってない、みたいな印象もありつつも、いい感じなところもありでした。


2人目、ドンミン。
ここから、2階へ入ることに成功☆
また好きな階段に座る。

コンツェルト、すごく良かった!
予選のときよりも、さらに豊かだと思った!
フレーズがとても大きくて、人間味のある演奏。
エネルギッシュで熱いけど、ショパンから外れていておかしい、って、そんなに気になる感じじゃなかった。音楽が大きかったから、バランスが良かったのかも。
和音もしっかりきれいに掴むし、技巧も安定しているし、音もよく調整されていて豊かで。

それから、弟ドンヒョクもそうだったけど、お兄さんも、オケと合わせる技術が、全体と比べてとても秀でている。
そこが目立った。


いよいよ最後、ラファウ・ブレハッチ
やっぱり彼は別格!全然違う世界。次元が別ランク。はっきりそう思った。
以前、今年3月に彼のコンツェルトを聴いたけれど、その時よりもさらに良かった!
あまり大きい音をバリっと出すタイプではない、ということだけ、聴くまで、ほんのちょっとだけひっかかっていたけれど、今日の響きの豊かさは、包容力があって、充実、ますます素敵だった。
しかも、構造がまたしっかりしている。もう書ききれないです。。
バスのバランス、高音の繊細さ、レガートの美しさ、リズム感、抑揚。
いろんな色があって、色んな密度があって、ぬくもりがあって、つやもあって。
もう、途中で、絶対一番だ!!と嬉しくなっちゃったくらい!

上質なものは、その存在自体に意味がある。そんな感じ。
自分がいいたいことを歌うんじゃない。
自分が作る歌じゃない。
そういうものを超越した、もっと大きいもの、自然の存在、意思。
それをそのまま表現しているような、普遍性を感じられるようなところがある。
奇跡みたい。

そして、美しい情景が、自然と思い浮かんでくるときがある。

ポーランド人って、自然が大好き。
物件を案内するとき、便利なショッピングセンター、と同じように、「近くに森がある!」とウリにするくらい。
ワルシャワも、東京とは比べ物にならないくらい、緑がたくさん。
郊外へ行けば、とてものどかな平原の景色が見られる。
ショパンが生まれたジェラゾヴァ・ヴォラもそう。

ポーランドの平らで広い広い地平線、素朴で、温かくて、穏やかなもの。
自由な風の表情や、穏やかな光の移ろい。
そういう中で育まれたもの、培われてきたもの。

真髄っていう言葉と結びつく。
ずっと聴いていたい。

私、全楽章終わらないうちに、自分が思わず拍手しちゃったらどうしよう・・って内心思ってた 笑。
心の中で感激しまくりだったから。
みんなもそうだったのね・・彼が弾き終えた途端、オケの後奏は完全無視して拍手!
もう嬉しくて笑ってしまった!




私が好きな光景のひとつ

第15回 ショパン国際コンクール 受賞者

2005-10-22 | ・ショパンコンクール2005




第1位 ラファウ・ブレハッチ/ポーランド

第2位 該当者なし

第3位 リム・ドンヒョク,リム・ドンミン/韓国

第4位 関本昌平,山本貴志/日本

第5位 該当者なし

第6位 カ・リン・コリン・リー/香港



ポロネーズ賞 ラファウ・ブレハッチ

マズルカ賞 ラファウ・ブレハッチ

コンツェルト賞 ラファウ・ブレハッチ



ショパンコンクール ファイナル③

2005-10-21 | ・ショパンコンクール2005
1人目は、1次でエチュードを9曲弾いた韓国のソン・ヨルム。
その時は実際聴けなかったのだけど、私の中ではすっかり
「エチュードの人」。。。
すごく勢いのある演奏。
でも音が、大きいか、小さいか、って感じで。。
緩急・大小だけではなく、音の密度がもっといろいろあったら楽しいのにな、と思った。
小さくても密度のこもった音とか。
2楽章で、ファゴットの音高すぎ??と思ったのは私だけ・・?

2人目、根津理恵子さん。
美しいだけじゃないショパン。強さ、凛々しさ、憂い、プライド。
私、ポーランド人って、対抗意識はないけどプライドは高いと思うんだよね。
私は彼女の演奏が好きだけど、それがなぜなのかちょっとわかった。
息づいていること。常に新鮮な息があって、歌声みたいにそれが生きていること。
演奏会場でCD聴いたってしょうがないもんね。
完成済の何かをその通り舞台で再演するだけではなく、“いま”の音楽。
誰にでも出来ることではないと思うし、すごくエネルギーを使っていると思う。

3人目、貴志くんの演奏は、どうしてもな用事が入っていたため、
きっとばっちり弾くだろう!!と確信し聴くのを断念。
みんなに感想聞かなきゃ。。

ショパンコンクール ファイナル ②

2005-10-20 | ・ショパンコンクール2005
当日券・・買えるんじゃん!
今日はチケット持っていなかったので、
6時開演、5時発売だろうから、4時に並ぼう!と思ってお勉強道具まで持って行ったが、4時にもう売ってもらえた☆
問題は、明後日ブレハッチの日だなぁ。買えるといいなぁ。


大崎結真さん。
私の座っていた2階バルコンには、お風呂場のように音聴こえすぎてしまった。。
でも、素晴らしくバリッとした輝かしい演奏を聴けてしまった。

ドンヒョク。
弾き始めた瞬間、わ、音がきれい・・・!と感激。
これはちゃんとスタインウェイの音だ!!オケともホールとも、とても良く調和していた。私は2次の演奏よりも好きだった。
彼はレガートがうまい。聴かせるのがうまい。物理的に滑らかにつなげるだけの意味じゃなくて、音楽や気持ちの進みと共に、聴き手を持っていくのがうまいと思った。
今日一番、オケとのコミュニケーションがスムーズにいってるな、と思ったのもドンヒョク。

関本昌平さん。
すごく好き!な演奏だった。またもやピアノが変わった訳だけど、彼の弾くカワイの音、華やかだけどキンキンしていないので、オケに合ってた!
いつも思うけれど、音を出すときも出した後も、響きがきれいに構成されていて、とても立体感がある。
3楽章も、彼ならではのノリだった!
拍手もすごかったです。私もぱちぱちを超えてばちばち頑張った 笑。

***

なんか見たことのある顔が近くでうろうろ。
座席がないみたいで、必死で探している様子。
後ろで、見かねた私の友達が席を譲っていてあげてたけど・・あ、お兄さん!
弟ドンヒョクの演奏を、ちょっとでも見える席で聴きたかったみたい。

ピアノ交換中。

2005-10-20 | ・ショパンコンクール2005
今回、スタインウェイ、ヤマハ、カワイの3台のピアノが用意されている。
その交換の様子。




舞台に大きな穴。



中からピアノ登場。



結構舞台ぎりぎり・・?



ピアノのセッティング完。


ショパンコンクール ファイナル ①

2005-10-19 | ・ショパンコンクール2005
人間は乾燥によわい!!と学んだ。
加湿ペンギン始動+パブロン中。

今日から本選。

今までは参加証で入れたけれど、今日は入れないじゃん!!!
本選も全部聴けるって聞いてたのになぁ。(って単に聞き間違え!?)
でも、一応本選だけはチケットキープしておいたので、今日はセーフ。

予選の時は舞台に葉っぱのデコレーションがわんさかついていたけれど、ファイナルではもう少しシンプルなものに変わっていました。
でもオケも観客の雰囲気も含めてなんだか一層華やか・・。
私のチケットの席は2階バルコニーの後ろの方。位置的にはいい席だけど、微妙に3階席が被ってて、音がいまいち響かないのが気になる。

見ると、座席間の階段に座って聴いてる人もいるじゃん。
そっちなら上に何も被ってないじゃん。

ということで、最初の演奏はその席で聴いたけれど、その次からは、ホールの人に確認して、座席の合間の階段に移動、ダンタイソンの横っちょの階段に座って聴いてた♪

***

今日の一人目はポーランド人のヤツェック・コルトゥス。
スタインウェイ。よく音が響かない席で聴いてしまったから、もう少しパリッと感が欲しいとも思ったけれど、流れが自然できれいな演奏。音もクリアできれい。ちょっと若い感じはしたけど。・・ってホントに若くて、本選最年少17歳。
そよ風みたいな印象がありました。

二人目は、USAからの工藤奈帆美さん。
ヤマハだし、聴く位置も変えたし、印象が変わった。
全体的にしっとりと歌う感じの演奏。
まだ18歳とは思えない様なまとまった感じの印象でした。

三人目、香港のカー・リン・コーリン・リー。
彼女もスタインウェイ使用。彼女の演奏は、何かをしようとしている、っていうのが最も伝わってくると思った。なんか、カンペキ!感とは別だけど、いいオーラがあった。瑞々しくて、歯切れもよくて。時々不安定なパッセージがあってそれはもったいないと思ったけれど、スタインウェイをとってもきれいに使ってた!オケともよく絡んでいたし。
あと、音のバランスを工夫して使っているところがあった。上の音を聞かせるか下の音を聴かせるかの使い分けで、ちょっと構成が奥深く聴こえたり。そういうのを、テキトーにではなく綿密にやってるから、なんか今までと違う風に聴こえてきておもしろかった。

***

あと思うのは、ホールで聴くのとネット・ラジオで聴くのが全然違うということ。
ラジオはうまく聞こえがち。
ネットは驚くほどミスが分かりやすい。
実際会場ではこんなにわかんないよ!?みたいな。
そして、臨場感とか、全体的なオーラとか、やっぱりホールしか感じられないものがある。いっぱい聴かなきゃ。

今回のスタインウェイは、弾きにくいくらい重いって聞いた。最初に予選を聞いたとき、ホールとの相性は一番いいかも、って思うと共に、鳴らすの大変そう、と感じることもあった。
オーケストラと合わせるとなると、音を響かせる技術もかなり重要だし。

今まで予選のプログラムの方が長くて大人数だったので、コンツェルト、いくら同じ曲が繰り返されるとはいえ、あっというまに感じる 笑。

ところで

2005-10-17 | ・ショパンコンクール2005
2次予選で韓国のドンミンが、
マズルカop.33、
C-durとD-durの順番を逆に弾いたのはなぜ??

突然D-durに飛んで、ちょっと疑問に思ったんだけど。

・・・
op.33は、自筆譜と初版譜で2曲目と3曲目の順番が違って、エキエル版は自筆譜C:→D:に基づいている。彼のプログラムのページにもC:→D:と載っていたし、自分は弾いたことないがそっちに慣れてしまったので、一瞬曲抜かしたのかと思ったのでした。

今回エキエル版じゃない版を使っている人、結構いるような。
そのことに全然異議はないんだけど、ささやかな疑問。

使用楽譜はみんな申告しているはずだけど、

推奨、とされているエキエル版を使う、と書いて他の版を採用しているものなのか、
それとも最初から他の版を使う、と書いて他の版を使っているものなのか、

どっちなんだろ。
どっちでもいいけど。


2次④

2005-10-17 | ・ショパンコンクール2005
今日は風が極寒!
スキー場みたいよ!??

カロリフェルがついたのはいいけど、同時に乾燥が!!
喉にきてしまった!!
しかも最近、朝ほとんど食べずにホールへ、はらぺこのままお昼過ぎまで聴いて、夜また聴いて、期間中の夜ちょこっと仕事があったり、で、体調がやばめ・・。

いや、ここで風邪ととらえたら寝込んじゃいそうなのだ・・!
こんなんイソジンで一日で治るのだ!!!

ということで、きりきりする喉で、悪寒に震えながらも、マズルカを一人でも多く聴くんじゃい、と、這いつくばって全員聴いてきた。

今日はブレハッチも演奏。
今まで調子よく良い席に座っていた私だが、ついに今日、ブレハッチの時だけ立ち見!ブレハッチの時になって入って来るんだもん!
彼のポロネーズは聴いたことがあるけれど、今日はさらに豊かさや華やかさが増していた気がする!彼は繊細な演奏をするけれど、大きい音もとても綺麗に響いてた。透明な響きの波が、目に見えちゃいそうなくらいだった!
彼の演奏の密度はすごいと思う。綺麗な音を出すこと、そしてその響きの扱い、次への繋がり。今まで想像もできなかった様な美しさが溢れてくる。だから泣けるの。。

今日は昼間の部で終了。
全部終了。
2次はあっという間だったなぁ。なんて、聴く側だから言えることだけど・・。こんなに大きな舞台を続けてこなすなんて、本当にすごいと思う。そりゃ、コンクールなんて、そう分かっていて受けるものだけど、でも、やっぱり、覚悟をするのと実際にやり遂げるのは違う。精神的にも、体力的にも。

2次は、1次と比べて、ミスが目立った気もする。ハズすとかではなく、上手な人の中にも、一瞬滞ったり、暗譜が危うめだったり。大曲に次ぐ大曲だし、緊張感も張り詰めたままだしなぁ。でも、それでも素晴らしさが十分伝わってきたなら、観客は思いっきり拍手をする。ブラボーって叫ぶ。“アブナイところはあったけど、あなたのこういう部分は好きだよ、頑張ったんだね、弾き遂げたね、”みたいなオーラが感じられて。人間は機械じゃないもんね。ポーランド人基本的に、いわゆる完璧主義じゃないしね 笑。それに、ホールで聴くと、臨場感が全然違うし。
演奏者も、自分のミスは分かっていても、何回も丁寧に観客にお辞儀して。
観客にとっては、必ずしもアラをつつくコンクールじゃない。コンクールを、人の演奏を楽しんでる。こういうところ好きだなって思った。