旧市街の道は歩きにくいよ!
今夜の午前2時は3時になる!!!
というのは、冬時間から夏時間に変更、冬時間に調整する日に時計を1時間遅らせた分、今度は夏時間に戻すために1時間早めるのです。つまり、冬時間に入る時には25時間の日が一日でき、今度はその分、明日が23時間となる。
と、友人から電話がかかってきて初めて気付いたわ。あやうく明日の予定、堂々と1時間遅刻するところでした。
ということで、日本との時差は8時間→7時間になりまーす!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
さて、今日は復活祭前の土曜日。金曜日に亡くなったキリストが、お墓の中に葬られている日。そして明日日曜日に、お墓を覆う大きな岩が激しい音と共に割れ、キリストが復活するのです。
今日は、多くの家庭では、玉子やパン、お塩などが入ったバスケットを教会へ持って行き、聖水をかけて祝福してもらいます。教会はポーランドにたくさんたくさんあるのに(歩いて周れる一角だけでも10軒近くあり、今日はポーランドの子と共に教会周りしてしまった・・)、どこも長蛇の列。旧市街も、露店や大道芸人で賑わい、お祭りモードでした。
そしてどの教会にも、たったこの日にだけ、キリストがお墓で横たわる姿の像が置かれる。のだけれど、これが単なる像なのではなくて。教会内の一角にスペースが設けられ、キリストを始め、なにかを象徴するものや、色とりどりの花、大小様々のキャンドルなどが配置され、キリストの死から復活前のシーンが、非常にアーティスティックに、個性豊かに表現されるのです。厳かなカトリック教会の中での新鮮味が、初めは少し意外に思えたけれど、とても興味深いものばかり。
ある教会では、キリストをみずみずしい黄色のチューリップが囲み、またある教会では、奥に生贄として血を流す羊、そこへ続く真っ白なチューリップのライン。他にも、真っ黒な幕の中、割れた岩を象徴する鏡の破片が立体的に配置され、キリストの姿はすでになく、鏡には神を象徴する強い光が差している、というような近代的な印象のものもあり、美術館を巡っているようでした。
これらは明日にはなくなってしまう。なぜなら彼は復活するのだから。
この場面を、時間を追って忠実に表現する教会、そこに祈りに来る大勢の人々。若い人の中には教会に通わない人も増えているみたいだけど、国民の90%近くがカトリック信者といわれるポーランド。私はキリスト教徒でも何でもないけれど、この土地に根付いている大きな信仰の流れを感じる一日でした。
Smacznego Jajka
今夜の午前2時は3時になる!!!
というのは、冬時間から夏時間に変更、冬時間に調整する日に時計を1時間遅らせた分、今度は夏時間に戻すために1時間早めるのです。つまり、冬時間に入る時には25時間の日が一日でき、今度はその分、明日が23時間となる。
と、友人から電話がかかってきて初めて気付いたわ。あやうく明日の予定、堂々と1時間遅刻するところでした。
ということで、日本との時差は8時間→7時間になりまーす!
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さて、今日は復活祭前の土曜日。金曜日に亡くなったキリストが、お墓の中に葬られている日。そして明日日曜日に、お墓を覆う大きな岩が激しい音と共に割れ、キリストが復活するのです。
今日は、多くの家庭では、玉子やパン、お塩などが入ったバスケットを教会へ持って行き、聖水をかけて祝福してもらいます。教会はポーランドにたくさんたくさんあるのに(歩いて周れる一角だけでも10軒近くあり、今日はポーランドの子と共に教会周りしてしまった・・)、どこも長蛇の列。旧市街も、露店や大道芸人で賑わい、お祭りモードでした。
そしてどの教会にも、たったこの日にだけ、キリストがお墓で横たわる姿の像が置かれる。のだけれど、これが単なる像なのではなくて。教会内の一角にスペースが設けられ、キリストを始め、なにかを象徴するものや、色とりどりの花、大小様々のキャンドルなどが配置され、キリストの死から復活前のシーンが、非常にアーティスティックに、個性豊かに表現されるのです。厳かなカトリック教会の中での新鮮味が、初めは少し意外に思えたけれど、とても興味深いものばかり。
ある教会では、キリストをみずみずしい黄色のチューリップが囲み、またある教会では、奥に生贄として血を流す羊、そこへ続く真っ白なチューリップのライン。他にも、真っ黒な幕の中、割れた岩を象徴する鏡の破片が立体的に配置され、キリストの姿はすでになく、鏡には神を象徴する強い光が差している、というような近代的な印象のものもあり、美術館を巡っているようでした。
これらは明日にはなくなってしまう。なぜなら彼は復活するのだから。
この場面を、時間を追って忠実に表現する教会、そこに祈りに来る大勢の人々。若い人の中には教会に通わない人も増えているみたいだけど、国民の90%近くがカトリック信者といわれるポーランド。私はキリスト教徒でも何でもないけれど、この土地に根付いている大きな信仰の流れを感じる一日でした。
Smacznego Jajka