Chodzmy!!

Studiuje gre na fortepianie w Polsce
*アルバム更新 9/14*

パン・タデウシュ

2005-10-16 | ・ポ人との対話
ポーランドの有名な映画監督、アンジェイ・ワイダの作品の一つに、
『パン・タデウシュ物語』がある。
1999年、ポーランドとフランスの合作。
ポーランド人にも人気の映画で、
ポーランド人に「スラブを知るにはイイ!」とおすすめされた。

物語は、ポーランドの詩人、アダム・ミツキエヴィッチが、1834年に、亡命先のパリで書いた長編抒情詩、『パン・タデウシュ』を映画化したもの。
物語の設定は1810年過ぎ、ちょうどショパンが生まれた頃の時代と被る。
映像もとても美しくて、最後のポロネーズのシーンは印象的。

って、私はポー語のDVDを観ただけなので、ストーリーはまだほとんど聞き取れないんだけど!
でもあさみ的に、その時代のスラブの女性もファッションもかわいすぎる・・・とホレボレ。
ドレスは、全体的にフェミニンで華奢なデザインだし、色も綺麗、ディティールも何かと可愛らしくて。
現在のポーも、一般的に女の子っぽい感じの傾向にあると思うし、実際それが似合うコばかりなのだ・・。
やっぱりポーランド人女性はかわいい。。。

この映画の見所は、かわいい娘だけじゃなく、美しい田園を背景に展開される、小貴族のホレシュコ家・ソプリツァ家両家の対立、祖国への思い、戦い、和解、愛・・などらしい。
ポー語で理解できるように頑張る・・

けれど、

この映画のセリフ、基本的にアダム・ミツキエヴィッチの詩の原本通りに展開されるらしいので、かなり難しい予感。

記憶力。

2005-09-07 | ・ポ人との対話
ある日、日本学科生と話していたところ。
ある日本語の単語が思い出せなくて、妙に気になりだした様子。

どんな言葉??と訊ねると。

なんだっけな、

手がツボの中から象を引っ張り出してるイメージなんだけど・・・!!


え、えぇ!?
それは何系のイメージ!??

・・・・・・・。

そしてやがて頭の奥から復活してきた二字熟語。




抽象.。.:*・゜☆.。.:*・゜


てへんに、“由”はもともとツボをイメージして覚えたそうで、
だから“手がツボから象を引っ張り出してる”と覚えたそうだ。

なるほどぉ、妙にたくさん漢字・歴史などの知識がある皆・・自分の覚え方があるんだなぁ。

私も、
家ジョーロ・・・湖
寝るボビー・・・神経質な
とかって覚えるっす!!

うっす!!!

アウシュビッツ

2005-09-07 | ・ポ人との対話
あまりに有名な、アウシュビッツ強制収容所。ガイドブックにも必ず載っている。
有名な観光スポット、クラクフの街と同じ方面なので、そこと合わせて訪れるプラン、というのがよくある。

ある日。

「クラクフに行くから、アウシュビッツにも行きたいんだ」
って日本人に言われたポーランド人が、
「なんで皆行きたいんだよ・・」と言ってたことがある。

「行ったことはありますか?」
って、同じく日本人に聞かれていた別の子は、
「私は行ったことないけれど、私のおじさんが小さい頃入れられていた。
今は無事だけど、その時は信じられない位がりがりになったって。」
と答えていた。
その答えを横で聞いたとき、ハッとしてしまった。

アウシュビッツというのもドイツ式の呼び名であり、ポーランド語の地名はオシフィエンチム。日本学科の子たちが、自然なポーランド語の地名ではなく、わざわざ日本人に合わせてアウシュビッツ、って言ってくれるのも、なんだか微妙な感じがする。

遠い日本からポーランドに来たら、訪れることは大切だし、必要だと思うけれど、あくまでもそこは観光名所ではない。特にポーランド人にとっては、日本人よりもずっと近寄り難い場所なのだと思う。そのことを意識することもまた必要だな、と思う。

ちなみに私は、まだ行ったことない。いつかは行くつもりだけど、当分無理かな。

アイヅチ日本人

2005-05-17 | ・ポ人との対話
ワルシャワ大学の図書館、ビブリオテカ。おーーーきくてキレイ。
屋上に空中庭園もあり。
いくつもある空中通路はガラス(アクリル?)張りなので、スカートで歩くのはすんごくヤバイと思う!!でも入館にはとても厳しくて、普通、図書館部分まで入るのは難しい


「ふぅ~ん!」
「へぇ~!」

人の話を聞きながら、こういう相槌、打つよねぇ。日本人的には、その方が聞き手・話し手共に落ち着くし。

相槌って、普段どういうつもりで打っているのか考えてみると、共感とか、感嘆とか、興味、納得、聞いているよ~という姿勢のアピール…などなど、微妙なニュアンスの疎通手段になっていると思う。話し手も、シーンとされるより、相槌を打ってもらう方が、自分の話への反応を感じられて話しやすい。よね?

しかし、ポーランド人的にいうと、(きっとその他欧米でもそう?)、“日本人の相槌”について知識がないと、ホント戸惑うみたい。

日本人とは違って、相槌を打つというのは・・

話がつまらないから
話すのが下手だから催促している

と思うそうです。下手すると、自信を失くてしまったり、話す気が失せちゃうことも。
たとえ知識はあっても、慣れるまですごーく不思議だったみたい。

はっ…今気付いたけど、トリビアとかどーなる訳!?

つまらないんじゃなくて、聞いてますよ~とか、そうなんだぁ~とか、ただそういうつもりで言ってるんだよ、とはいうものの。

「へぇ~」と言った時、
「またへぇ~だ日本人!!」
「んとね、○○だなぁ、ってちょっと考えてたの」
「じゃあ、そう言った方がいい!!!」

そね。何か感想や小さい疑問を持ちつつ、それを自分の中だけに留めて、相槌と共に流しちゃうこともある。思ったことを一緒くたにしちゃうのは、確かにつまらないね。というか、誠意がないってことになっちゃうかもね。わかったよ。何でも言うよ。ちゃんと突っこむよ。。笑

で、ポーランド人はどう聞くのかというと、
聞くときは聞く、で、一段落話し終えるまで黙って聞いてる!!
そしてその後、じっくり自分の考えを言う。

だけどねー!これ、電話とかだと相当コワイっすよ!
「聞いてるの!?」どころか
「いるの!??」
ってくらい静かなんだもん!
そして、返答が、自分が話した内容を忘れちゃうくらい詳しいことも 笑
お、聞いてたのか(いたのか)・・って。

そして、
「実はポーランド人的な相槌も色々あるけど、言われてもわかってないでしょ~?」
だって。
うむむ??わからない。研究します。

血液型うんぬん。

2005-05-02 | ・ポ人との対話
フツーにポーランド人に、「血液型何型~?」
って聞いてみたら、「はぁっ!??…あ、日本人だからね~」だって。

そっかそっか。つい血液型聞きたくなっちゃうのは日本人だけか。
そういえば日本学科に、血液型で性格を4分割している日本人、について、米人が書いた記事が置いてあったな。欧米人から見たら、日本人はグループ化を好むとか、そんなの信じてヘンとか、そんな感じでまとめられちゃうんだろうね。

私はというと、うーん、何型の人って好き、とか、仲良い友達に多いのは何型、とか、やっぱりあるような気がするんだけどな~。血液型について話すのっておもしろいし~。んー、ここがヤポンカ。

だがポーランドの子達から見ても、やっぱりヘンみたい。ホモンクルスで幼稚園での実験やっててスゴかったんだ!!とか、A型は農耕民族の時代に、O型は肉食時代に増えたらしいぞ、とか言っても…やっぱり完全に興味ない。私もだんだんどーでも良くなってキタ。自分が何型でも良くなってキタ。

ていうか、最初の私の質問への答え。。。
「ん~知らないや。でも両親ともA型だから、AかOかな~」

って、緊急の時どうするのぉっ!!!調べなさぁぁい!

実際こんな感じの人、普通にいるそうな。


オグニスコとポーランド語のこと

2005-04-11 | ・ポ人との対話
街にたくさん集まった追悼キャンドル

クラクフ記は、ブログにするととても面倒に思われてきたので、そのうち写真ページにすることにした。(そのうちってのがミソ。でもクラクフすごぉーく感動したので、夏までにはきっと。。)

先日“ognisko”(オグニスコ)をのぞいてきた。要はキャンプファイヤー。(写真とは関係ないよ)ポーランドの若い人たちは、あったかくなると、夜、森の近くや広い場所に集まって、ビールを飲んだり喋ったり、木の枝に刺したソーセージを焼いて食べたり・・が好きみたい。(ちゃかりソーセージもらってきた)
頑張って冬越えたんだもんね。それに日本みたいに無駄に遊ぶトコもないしね。繁華街もないし。でもこれ、私がすごーく好きな面。健全に(とは限らなくても、日本の浪費的な供給に比べれば)楽しんでる。


集まっていたのは日本学科じゃない人々中心で、ポーランド語と英語の世界。


が、ポーランドの人って親切な人多いのよ。というか何というか、例えば見た目ラップとか歌ってそうなにーちゃんでも、理解できぬ私相手に延々と、

「んー、どうしたら通じるだろ、ちょっと待ってね、もう一回考えるから、
 ・・・(考え中)・・・、
 んー、ここまでは分かる?うん、じゃぁね、・・・」

って、ほんと一生懸命考えてくれるんだこれが!途中であきらめない、見捨てない、人に対してまっすぐな態度。って、嬉しいものよ。私もまっすぐに生きる!!と思わされるよ。


そして、最近さぼりにさぼっていたポーランド語、もっと頑張ろうかと。
ポーランド語、7格もあるし、語尾変化が独語や仏語より複雑怪奇だけど、発音もまたムズい。日本学科生と発音練習を始めてしまったら・・“ty”という発音(ティみたいな感じだけど、ポー語やる時はカタカナは忘れて!!と怒られます。はい。)、これが(も)私下手みたいで、30分程ひたすら

ty、ty、ty、ty、ty…………

だけどまだ出来ぬ。酸欠寸前。子音が母音とくっつくとまた言えないし。

ピアノと両立させて頑張るよヤポンカ。


Myślę że Polski kielbasy są bardzo dobre

ハム太郎の功績

2005-03-13 | ・ポ人との対話
スーパーにいっぱい売っているビン詰めの酢漬野菜

アニメを見た事なんてないけれど、日本で最も有名かもしれないこのハムスターは、世界デビューを果たしていた。ポーのテレビにも登場なのだぁ。

彼らが多用する、擬態語や擬声語。
ポーランド語でそれらはどう表現されるのか。

パタパタ走る→トゥプトゥプ(動詞tupać:トゥパッチ)
撫でる?掻く?→ミジュミジュ(語源不明だけど通じるらしい)
かわい~、と思いきや。
クンクン嗅ぐ→ヴォンフヴォンフ(動詞wąchać:ヴォンハッチ)

これで実際、イメージできるって。
ハム太郎の為だけに生み出された表現たち。
やるじゃん、とっとこ。

例文

2005-02-11 | ・ポ人との対話
ワルシャワ大学には日本学科があるのだけど、ここの学生たちは本当に日本語が上手。”日本語学科”ではなく、あくまでも”日本学科”。言葉は出来て当たり前、その先の事が研究される場なのです。文語や日本史も詳しくお勉強しているし、常用漢字は3年間で全て習う。松尾芭蕉の授業なんてのもある。時にはこっちが歴史を語られちゃったり・・。

すごいね!!

じゃ済まない日本人。時々不意打ちの質問に、イマジネーションが試されてしまう。試験前なんかはすごいのも来る。

違いはシリーズ
「にぶい、とろい、のろい、の違いは?」→一瞬戸惑うでしょ?
「拡大、拡充、拡張の違いは?」→どこからそんなに拾ってきたんだ!!
「くらり、ふらり、の違いは?」→目はくらり、頭はふらりとか!?

例文シリーズ
「”歯が浮く”で例文を作って?」→私は緊張することだと思ってた・・
「”憑依”で例文を作って?」→なぜ!??
「”舌をまく”の例文を作って?」

私の上手な日本語にはみんなが舌をまく。と言っておいた。
本当にテストで書いてたらgreat。

I polski i japoński jest bardzo trudny