午後3時を過ぎてもまだ暗くならず、つくづく日が伸びたなぁ、と感じる今日この頃。もう春に向かっていってるらしいよ。・・・冬はいつ来たんだろう!!
私が相当覚悟していた初めてのポーの冬、今年はホント暖冬だったらしい。
ポーランド、セントラルヒーティングといって、建物全体のガス暖房が、24時間付いたままです。だからおうちのなかはとても暖かい。冬でもTシャツにハダシだったり。
外は・・暖冬と言っても、-15℃まではいったそうなのです。どんな世界だろうと思っていたけど、そんなに辛くなかった。きちんと防寒をすれば大丈夫、むしろ東京の方が、底冷え感がキツかった気がします。
ポー的基本の防寒三種の神器は、ダウンコート(フード付がgood)、帽子、マフラー。頭はきちんと守らないと、脳の血管がブチッといくって噂。あと、冷え性には40デニール以上のストッキングがおすすめ☆ホッカイロは誰も使わない。私も全然。
直接肌が外気に触れるのを防ぐのが重要なのです。そう、寒いというより冷たいのだ!
一度、寒い夜に、膝丈コートに、スカート+20デニールで、長時間過ごしちまい、その時は辛かった。コートの裾からロングブーツまでの膝の辺りが。どうなるかというと、まず、冷たい。そして、痛くなる。ぴりぴり。次第にマヒする。見事にその部分だけ。終いには、熱くなる!火傷みたいに!やばい!と思いつつ、(せっかくだから、これをあったかいと思うことにしよう)と決めて帰る。お家で、ごめんね~、とか思いながら脚をさわったら、そこだけ冷蔵庫から出したお肉みたいでした。
私が寒さよりずっと辛かったのは、日照時間の少なさと乾燥。
朝は全然明るくならない。10時でも悲しい程暗い。寝坊した朝でもまず電気をつける。カーテンなんて、開けても開けなくてもどうせ同じ。いつ陽が出るんだろう・・と思っていると、4時前には真っ暗になっていく。それが毎日。灰色で重いまま。
一種の時差ボケみたいに、ずっと眠くてだるかった。日本にいては全くわからなかったけど、光って想像以上に大切だし、太刀打ちできないくらいに、身体にも精神にも影響する。世界の色も全然変わる。最近陽が差すようになって、うちの壁の白さにびっくりしたもん。暗い冬は、自分で何かお楽しみを持つべき。
朝が明るいって、本当にしあわせよ!!!
Ciemną zimą dobrze jest zjeść coś pysznego