どん引きは、覚悟のうえ。

トマムへは新千歳空港からバスで行くのが普通だが、JRを南千歳で乗り換えて『スーパーとかち3号』にてトマム入り。


今回はキハ261系、繁忙期ならではの6両編成。


キハ283系とよくにているが、あちらは『縦目』の印象が強く、こちらは『目が点』的な顔立ち。


ヨーロッパっぽいマスクとカラーだなと思ったら、この列車の由来はデンマーク鉄道にあるらしい。


へー。















世の中の大半の人は、


『電車オタクがまた訳のわからないことをいい始めたよ・・・。』


などとのたまうかもしれんが、キハ261系も、キハ283系も、ディーゼルエンジンを積んだ『気動車』であって、断じて『電車』ではないので予め訂正をしておこう。


何が違うって、『匂い』が全然違う。


特に雪景色にはディーゼル特有の油の焼ける匂いがしないと。


例えば、浅田次郎原作、高倉健さん主演の映画『鉄道員(ぽっぽや)』に出てくるのはキハ40でもちろん、気動車。


あれが電車だったら絵にならないでしょーに。

晴登雨読、たまに酒。

ワタクシが勤めている会社には、『計画年休』というありがたい制度がある。


簡単に言うと、一年間のうち一度は5連続営業日休まなきゃダメ、というもの。


営業の時は選択の余地がなく暗黙の了解で8月の中旬と決まっていたが、本社の時は大抵2月から3月にとるようにしている。


というわけで、お休みをいただいてトマムに来た。


本とDVDを予めどっさり送り込んだので、晴れたら山を登ってスノーボードで滑り降り、吹雪いたら部屋に籠って読書三昧の日々を過ごす予定。


ブログの記録を見るとしょっちゅう会社を休んで遊んでいるようにみえるが、実は会社を休むのは今年度ではこれが初めて。
(夏に東北に行ったのは、一昨年の分の休みだったので。)


休み前の一週間はホントにきつかった。


最後の二日間はほとんど徹夜。


それでもかなりの案件がカタがつけれずに残してしまうはめに。


日頃お世話になっている方に対して申し訳ないが、もう取り返しはきかない。


あとは、せめてお土産で報いねば・・・。





















シゴト終わりの午前4時過ぎの御堂筋は、朝方特有の冷え込んだ空気のなか、心なしかピシリとしたある種の厳しさを漂わせていた。


バイバイ、オーサカ。


しばしのお別れ。