「申し訳ございません。そういうお客さまはたくさんいらっしゃいまして・・・。」 トーキョーランチ事情。
夜は、南青山(最寄りは表参道?)のモロッコ料理屋さん「SUNA~La table du Maghreb~(スナ ラ ターブル ドゥ マグレヴ)」で人妻とデート。
まぁ、人妻といってもその昔お世話になった先輩ですが。
某エロエロ友人から、「このお店、使えるから。」と大推薦されたので今回採用。
このエロエロ友人のオススメに「はずれ」はないので。
半地下の店内は、異国情緒がありつつも落ち着いてて、いい感じ。
たしかにメシも美味。
以下、食ったものをダラダラと。
■ハモン・セラーノ(イベリコ豚)
正直良く分からず。
これ美味いか?
■トリッパのフリット 自家製タルタルソース
スティック状で出てきたので手で。
これ美味い。
自家製のタルタルソースがちょっと変わっててマヨネーズベースではなく、酢とオリーブオイルに、ケッパーとゆで卵の白身のみじん切りを混ぜ込んだ感じ。
■アボカドとじゃがいものテリーヌ ビーツとブルーチーズのクーリ
アボカドがごろごろ入ったやさしい味のテリーヌが、真っ赤なビーツのソースの海に浮かんでます。このソースにアクセントとしてブルーチーズが混ぜ込んであるわけで。
ちなみに、「クーリ」とは、料理の専門用語(フランス語?)で、「野菜や果物を裏ごししてピューレ状にしたもの」、だそうな。
へー。ネットで調べて初めて納得。
■ラムすね肉のタジンとクスクス
このお店のスペシャリテのひとつ。
「Tajin(タジン)」とは、トンガリ帽子のテラコッタ製土鍋で煮込んだ料理のことで、テラコッタ製タジン鍋で野菜と肉、スパイスを水を加えず、炭火で長時間蒸し煮したもの、だそうな。
「タジン」については、このページが非常に詳しいです。←めちゃ勉強になりました。
出てきたものは、骨付きのラム肉に、トマト、タマネギ等の野菜のみじん切り、オリーブ、たくさんのスパイスを加え、タジン鍋(半圧力鍋効果?)でことこと煮込んだもの。上にパクチーがどっさり。付け合せは、クスクスをどっさり。
これが美味いのなんの。
ラムと野菜とオリーブオイルとスパイスのエキスの塊みたいなスープを、クスクスに吸わせて食うと、ホントに美味。
■温かいアーモンドのシガールとマスカルポーネクリーム
シガールは自家製で、あつあつの出来立てだし、それに濃厚なマスカルポーネクリームチーズのクリームが実によく合います。
ちなみに「シガール」とは、「葉巻」という意味で、バターをふんだんに使った生地を焼き上げ、葉巻状に巻いたクッキーのことですな。
■バナナのブリュレとパンドエピス
バナナのブリュレはきりっと冷たく、ちょっとスパイシーなパンドエピスときっちりマッチ。
なお、「パンドエピス」とはブルゴーニュ地方の銘菓で、クリスマス系のスパイスやハチミツで強めに味付けされたどっしりとしたケーキのことだそうな。知らんことばっかや・・・。
飲み物は、スパークリングワインのハーフボトルをまず最初に。
そのあとはグラスワインの赤(モロッコとイタリア)に切り替え。
デザートの時はホットスパイスミルクティ(チャイ?)を。
表参道で、おなかいっぱい見知らぬおいしい料理を食べたにしては、かなりリーズナブルなお値段。
ほかにも食いたいものがいっぱいあったし、スタッフも丁寧で親切で感じが良かったし、近いうちにまた行かねば・・・・。
2人で1万ちょっと。
☆☆☆☆☆