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クリネックス ティッシュ

ティッシュが好きです。

って何かヘンですね。でも、昔から好きで、とにかく手放せません。

特に朝。
鼻がくしゅんくしゅん出るので、ち~んとかみます。(失礼)

だからやはりお肌に優しい柔らかいクリネックスがお気に入りです。
いつも近くにないと、落ち着きません。ヘン?

私たちが何気無く手軽に使っているティッシュ。
考えると、よく出来ている、と思いませんか?

だって、一枚使うと次の一枚。また使うとまた次の一枚が、
ちゃ~んと出てきて、スタンバっているんですよ?

あたりまえの事のようで、実はすごい事。
私がそれを意識するようになったのは、叔母にこんな話を
聞いてからのことでした。

戦後間もない日本。
私の叔母が小さな子供だった頃の話です。
子供達がみな鼻水をたらしていて、貧乏だけど
瞳が輝いていた時代。

戦後の苦しい生活の中に、子供たちに大きな希望が
あった時代。

政府のエラいとある人が近くに住んでいて、
その人の家にはその頃見たこともない、アメリカのモノが
たくさんあったそうです。

何かの機会を探しては、そのお家に遊びに行っていた叔母。
チョコレートやミルク、豊かな生活を思わせるいろんなモノ
が彼女の心をとらえてやまず、その家は叔母にとって憧れでした。

その家庭の中にあったのが、ティッシュだったそうです。

当時、もちろんティッシュなどと言うものは、どの家にもなく、
トイレ、というか便所には画用紙ほど固い、チリ紙があるだけ。
トイレットペーパーなどありません。

それも、一枚一枚ただ重ねているだけの紙。ごわごわしていて、
おしりを拭くのも痛かったといいます。

そんな時、小さな箱から、柔らかそうな白い紙がふわりふわりと
出てきて、何よりも叔母を驚かせたのは、一枚抜くと次の一枚が
出てくる、まるで魔法を見ているようだったと言います。

それを見て初めてカルチャーショックを感じた、のだそうです。

それ以来、叔母の頭からティッシュのすごさと美しさが離れず、
60歳を過ぎた今でも、ティッシュを使う度、
その時のあの「気持」を思い出すことができるのだそうです。

何だか羨ましい話。私はこの話が大好きでした。

その話を聞いてすぐに、ティッシュをそのまま箱から出し、
どうなっているのか調べました。なるほど!そして
そのメカニズムに感心したものでした。

すばらしい!

なんだか夢のつまった箱のお話でしたが、そうこうしている
間にも、私の鼻もつまり、またクリネックスティッシュの
登場です。
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