重症筋無力症に負けてたまるか!

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安楽寺の紅葉と御朱印を頂きました(京都御朱印巡り)

2019-12-22 00:22:35 | 京都

 

 

京都鹿ヶ谷にある住蓮山安楽寺の紅葉が見事でした

茅葺の屋根の門手前、石段を見上げる紅葉

(2019年11月29日撮影)

 

安楽寺の境内は通常非公開で

4月の桜、5月のツツジ・サツキと11月の紅葉の季節になると

庭や本堂などが公開されます

 

石段を上り、門をくぐり左手に拝観手続きの受付があり

拝観料を納め、御朱印帳をあずけます

 

 

こちらが頂いた安楽寺の御朱印

御朱印帳は安楽寺隣の霊鑑寺門跡の茶紙のもの

 

霊鑑寺門跡の紅葉・御朱印帳と御朱印を頂きました(京都御朱印巡り) - 重症筋無力症に負けてたまるか!

京都市左京区鹿ヶ谷にある霊鑑寺門跡の御朱印帳を購入し御朱印を頂きました紙の色がベージュ(茶系)の色でページ左上に菊の紋が印刷されています御朱...

霊鑑寺門跡の紅葉・御朱印帳と御朱印を頂きました(京都御朱印巡り) - 重症筋無力症に負けてたまるか!

 

霊鑑寺門跡については上記ブログをご参照ください

 

安楽寺の御朱印は「奉拝」隣に

「法然上人御旧跡」と書かれ

左に「鹿ヶ谷 安楽寺」

写真では分かりにくいのですが

御朱印の黒文字がキラキラと光るような墨を使っています

 

印は分かりにくいのですが

「圓光和順大師旧跡」

「鈴虫・松虫両姫之墓所」

 

 

こちらが京都鹿ヶ谷の安楽寺本堂

元は浄土宗西山禅林寺派に属していましたが現在は単体寺院とのこと

 

安楽寺の創建は

浄土宗の法然上人の弟子、住蓮上人と安楽上人が鹿ヶ谷草庵を結んだ事に始まります

住蓮上人、安楽上人が昼夜を通して行う六時礼讃声明を完成させ

その声明を聞き出家する人が多くいました

六時礼讃がその後悲劇を生みます

 

住蓮・安楽両上人が勤める六時礼讃に傾倒したのが鈴虫・松虫の両姫

両姫は後鳥羽上皇の女官であり

たいへん美しく教養もあったと言われています

そのため後鳥羽上皇の寵愛を受けていましたが

他の女官からの嫉妬や御所内での生活に苦悩

ある時、両上人の六時礼讃を聞き

いつしか出家を望むようになります

 

 

鈴虫・松虫の両姫が後鳥羽上皇留守中の間に清水寺で法然上人の説法を聞き

御所へ戻ってからも念仏によって救われるという説法が忘れられなく

夜中に住蓮・安楽上人の鹿ヶ谷草庵へ行き出家・剃髪をし

尼僧となりました

 

これを知った後鳥羽上皇は怒り

法然上人を四国へ流罪、親鸞上人を新潟へ流罪

住蓮・安楽両上人を死罪としました

「建永(承元)の法難」

 

流罪地から帰京した法然上人は死罪となった両上人を弔うため

二人の名を山号と寺号に付け

「住蓮山安楽寺」を追善の寺としました

 

 

こちらは安楽寺本堂前の庭園

植え込みにはツツジとサツキがあるとのこと

 

 

安楽寺の紅葉と庭を眺めながら

しばし休憩

 

 

本堂へ続く回廊の中庭

なお本堂では住職による説明が聞けます

 

 

安楽寺境内にある、くさの地蔵菩薩

皮膚病や腫瘍などの地蔵様とのこと

 

 

住蓮山安楽寺

南禅寺から哲学の道を通り

熊野若王子神社、大豊神社、霊鑑寺門跡を通り

法然院の手前にあります

 

ちなみに時期によっては京都駅から南禅寺まで市バスが混むので

京都駅からJRに乗り山科駅で地下鉄東西線に乗り換え

蹴上駅で下車した方がよいかもです

 

 

 


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2 コメント

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Unknown (syodaitasuma)
2019-12-29 16:15:52
お世話になっております。
インテルメッツオ(旧クラシック好きお坊さん)と申します。
突然のブログストップ失礼しました。
新しいブログ、『inner light内なる光との邂逅』を始めました。先程フォローさせて頂きましたので、よろしければ、フォローお願い致します。ご迷惑おかけ致します。
返信する
syodaitasumaさんへ (ポンスケ)
2019-12-29 17:27:50

こちらこそいつもありがとうございます
新しいブログ、フォローさせていただきました
ブログの記事楽しみに待っています

今後ともよろしくお願いいたします
返信する

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