翌日から、サトウキビ畑で収穫とかしてたよ。
基本的に、雨が降ったら仕事はしないで泡盛を飲む。
晴れたら8時くらいから、夕方までちゃんと仕事。
でも、お昼休みは泡盛を飲む。
夜は当然泡盛を飲む。
とにかく、この島のTさんとその仕事仲間は泡盛を飲んでたなぁ。
当時、車の免許を持ってなかったけど、
どうしても軽トラックの運転をしなきゃならず、運転しちゃってた。
だって、軽トラを運転するかトラクターの運転するか、
どっちかすれって言われたら、軽トラの運転を取るよ。
トラクターはギアが多すぎてわからないもん。
居候での食事は、主にカジキマグロ。
とってもおいしい。刺身が飽きたら油で揚げる。
庭に生えてるンジャナという草と一緒に食べてた。
味はヨモギのような感じだったかな。
朝起きると、だいたい虫刺されになってて。
今までの生活では考えられないような腫れ方をしてた。
雨戸も閉めずに寝てたら、そりゃ虫刺されになるよと、
扇風機回しっぱなしで寝てた。
Tさんの家にはお風呂はなく、ずっと水浴びですませてた。
毎日35℃くらいあるから、水浴びで十分。
でも、困ったことが。
どうしても、Tさんの家にトイレが見つからない。
あるのかどうか聞くのもマズイかなと思ってて。
しばらくは、町役場と最初に泊まってた民宿でトイレを借りてたよ。
男なんで、小さい方はそこらへんですれと言われてたし。
与那国言葉に苦悩しつつも、ジェスチャーとかで半分くらいは通じていたかな。
この方言の難しさ、山形弁と同じくらい難しかった。
共通して言えるのは、名詞がわからないのは当然として、
それに付随する接続語もわからない。
ほんとに日本か!と思っちゃう。
ちなみにラジオからは台湾の放送が聞こえるよ。
考えてみれば、沖縄本島よりも台湾の方が近いんだよね。
居候のおかげで、いろいろと島の人と交流があり。
勉強になることが沢山あった。
沖縄の抱えている問題や、与那国の伝統的な行事、泡盛の飲み方。
それからしばらく、サトウキビ畑と泡盛とカジキの生活が続き。
Tさんに島の中をいろいろ連れてってもらっていた。
闘牛の牛さんや、与那国島のフェリー会社のピラミッド型のお墓、
亀甲岩、伝説の女性の住処などなど。
この島で初めてみたんだけど、沖縄の伝統的なお墓って、
女性器の形をしてるんだね。
んで、女性器があるべき場所に遺骨を入れる。
母から生まれてきた人間が帰る場所って、母の胎内なのねと、
いたく感心しちゃった。
お墓の大きさも、大きいのはとんでもなく大きいし、
小さいのだと、3メートル四平あるかないかくらいだったかな。
お墓で宴会ができるようにと、女性器の手前にそういうスペースがあったよ。
墓地とかそういう場所は特になく、畑の中にあったり草むらの中にあったり。
最初はお墓だなんて思わなくて、
この同じ形をしたコンクリートの物体は、なんなんだろ、たくさんあるし。
と思ったよ。
まあ、いろいろ生活をしてたんだけど、夏休みが終わっちゃう!
帰らなきゃどうしよう、というのが明日に続きます。
基本的に、雨が降ったら仕事はしないで泡盛を飲む。
晴れたら8時くらいから、夕方までちゃんと仕事。
でも、お昼休みは泡盛を飲む。
夜は当然泡盛を飲む。
とにかく、この島のTさんとその仕事仲間は泡盛を飲んでたなぁ。
当時、車の免許を持ってなかったけど、
どうしても軽トラックの運転をしなきゃならず、運転しちゃってた。
だって、軽トラを運転するかトラクターの運転するか、
どっちかすれって言われたら、軽トラの運転を取るよ。
トラクターはギアが多すぎてわからないもん。
居候での食事は、主にカジキマグロ。
とってもおいしい。刺身が飽きたら油で揚げる。
庭に生えてるンジャナという草と一緒に食べてた。
味はヨモギのような感じだったかな。
朝起きると、だいたい虫刺されになってて。
今までの生活では考えられないような腫れ方をしてた。
雨戸も閉めずに寝てたら、そりゃ虫刺されになるよと、
扇風機回しっぱなしで寝てた。
Tさんの家にはお風呂はなく、ずっと水浴びですませてた。
毎日35℃くらいあるから、水浴びで十分。
でも、困ったことが。
どうしても、Tさんの家にトイレが見つからない。
あるのかどうか聞くのもマズイかなと思ってて。
しばらくは、町役場と最初に泊まってた民宿でトイレを借りてたよ。
男なんで、小さい方はそこらへんですれと言われてたし。
与那国言葉に苦悩しつつも、ジェスチャーとかで半分くらいは通じていたかな。
この方言の難しさ、山形弁と同じくらい難しかった。
共通して言えるのは、名詞がわからないのは当然として、
それに付随する接続語もわからない。
ほんとに日本か!と思っちゃう。
ちなみにラジオからは台湾の放送が聞こえるよ。
考えてみれば、沖縄本島よりも台湾の方が近いんだよね。
居候のおかげで、いろいろと島の人と交流があり。
勉強になることが沢山あった。
沖縄の抱えている問題や、与那国の伝統的な行事、泡盛の飲み方。
それからしばらく、サトウキビ畑と泡盛とカジキの生活が続き。
Tさんに島の中をいろいろ連れてってもらっていた。
闘牛の牛さんや、与那国島のフェリー会社のピラミッド型のお墓、
亀甲岩、伝説の女性の住処などなど。
この島で初めてみたんだけど、沖縄の伝統的なお墓って、
女性器の形をしてるんだね。
んで、女性器があるべき場所に遺骨を入れる。
母から生まれてきた人間が帰る場所って、母の胎内なのねと、
いたく感心しちゃった。
お墓の大きさも、大きいのはとんでもなく大きいし、
小さいのだと、3メートル四平あるかないかくらいだったかな。
お墓で宴会ができるようにと、女性器の手前にそういうスペースがあったよ。
墓地とかそういう場所は特になく、畑の中にあったり草むらの中にあったり。
最初はお墓だなんて思わなくて、
この同じ形をしたコンクリートの物体は、なんなんだろ、たくさんあるし。
と思ったよ。
まあ、いろいろ生活をしてたんだけど、夏休みが終わっちゃう!
帰らなきゃどうしよう、というのが明日に続きます。