
今回は、京都下鴨神社で開催される「えと祈願祭り」について紹介します。


JR京都駅から市バスで20分ほどで下鴨神社前で下車し、境内を5分ほど歩いて行くと到着です。



下鴨神社には、境内に糺の森(ただすのもり)、御手洗(みたらし)池があります。
毎年10月9日、下鴨神社にて「繁昌大国秋祭(えと祈願祭)」が催されます。
中門を入ってすぐにある言社(ことしゃ)には、七つの社があります。
大国主命の七つの別名ごとの社で、十二支の守り神とされています。



えと祈願祭りは、言社の祭りで、秋の稔りを感謝する祭です。
繁昌大国秋祭とも呼ばれています。
繁昌大国秋祭(えと祈願祭)
日時:10月9日(金) 13:00~16:30
午後1時から本殿中門にて神事が執り行われます。
13時から神事が始まり、中門前に神職の方々が集合します。
お祓いに始まり、お供え物をして祝詞(のりと)が奏上されます。
こうして神事は約40分ほどで終了し、最後にお神酒が配られます。
境内では「福くじ」「みたらし団子券」「おでん券」「神酒(ジュース)券」がセットになった奉賛券が1000円で販売されています。

福くじでは、よく五等の福笹があたります。
購入のための長い列に並べば、おでんなどが食べられて福くじもついてくるお得な券が購入できます。
神事の後、境内の「橋殿」では古典芸能が16時過ぎまで奉納されます。



橋殿前には仮設テントが設置され、境内には「みたらし団子」「おでん」「カップ酒」なども販売され、テーブル、長椅子も用意されますので、橋殿で催される邦楽、舞楽を座って楽しむことができます。
みたらし団子は、御手洗池(みたらしのいけ)の水泡を模してつくられたとされています。

団子やおでんを食べながら伝統ある「えと祈願祭り」を楽しんでください。
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