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名鉄で名古屋から30分ほどで知多半田駅に到着。
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名鉄のセット切符(カフェ利用券や入場料割引11月末まで)がお得です。
半田市は、江戸時代中期から醸造業が発達し、港湾都市として発達した知多半島の中心となる市で中部国際空港のある常滑市の東に位置しています。
『ごん狐』などで知られる童話作家新美南吉の出身地であり、新美南吉記念館があり、酢のミツカン本社もあります。
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知多半田駅で下車し、レンタサイクルを借りて市内を巡ります。
東へ向ってしばらく行くとJR武豊線を渡り国道で北東へ行くとミツカン本社へ到着です。
本社の隣には現在建築中11/8オープンのミツカンミュージアムがあります。
結構大きな建物で開館では人気が出ると予想されます。
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この東には、半田運河があり、ミツカンの倉庫が蔵作りで5個ほどあり、江戸時代のような風景で心和む場所です。
一服して運河を眺めます。
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次に運河を北へ向かうと半六庭園が無料公開されています。
半六庭園は、今年4月にオープンした庭園です。
半六邸は、海運業や醸造業で財を成した代々の中埜半六が江戸時代から明治初期に建てたとされる家と庭を復元したもので、今年4月にオープンしました。2階建ての母屋と周辺の建物は11月に修復が完成します。
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半六庭園の北隣には、国盛酒の文化館があり、操業の建物で酒造りと試飲、酒の販売を行っています。
酒造りの様子は、操業登場の桶など当時のものを多数展示し、人形などでわかりやすく説明しています。
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試飲コーナーでは、今年の新米の新酒など3種の清酒、濁酒他3種を試飲できます。
今年の新米の新酒は、フルーティーな味わいで格別です。
試飲の後日本酒の販売があり、小瓶を購入。
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次にJRを渡って北上すると半田赤レンガ建物へ到着です。
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半田赤レンガ建物は、明治時代にミツカン酢の4台目が起業したカブトビールのビール工場の建物です。
カブトビールは、明治時代、キリン、アサヒ、サッポロ、エビスの次に大きなビール会社だったそうです。1933年アサヒビールに吸収合併され今はありません。
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カフェレストランでカブトビールをいただきます。
330ccで650円です。黒目のバイツエンビールです。
美味しいですがあまり冷えていなくて残念でした。
半田赤レンガ建物の展示室を見学します。入場料200円。
カブトビールの創業者、当時の工場、宣伝ポスターなど豊富な展示です。
半田も明治時代は、産業が栄えていたことを知りました。
当方、日本全国を旅していますが、明治時代、大正時代は現代の東京一極集中ではなく地方各地で産業が発展していた良い時代であったことがわかります。
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次に新美南吉の生家へ向かいます。
北北東へ1kmほどいった所です。
平屋のように見えますが斜面にある実質2階建の4部屋しかない小さな生家です。
デンマークにあるアンデルセンの生家のような家です。
下駄屋と土間から無料で見ることができます。
生家は豊でなかったことがわかります。
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次に矢作川の堤防を散策します。
ここには、彼岸花が堤防の両脇に密集して自生しています。
彼岸のころが満開で真っ赤に染まります。
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次に新美南吉記念館に向かいます。
ここは、緑の公園の地下に展示場を設定し、1階部分はなだらかな芝生の丘のように建築したデザイン的にも見事な記念館です。
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入場料210円です。
新美南吉は、勉強がよくできて中学、高校生の時に童話を作成し、18歳の時に「ごん狐」を執筆。東京外国語大学を卒業し、高校学校の教員になったが、肺病をわずらい29歳の若さでなくなっています。
「ごん狐」は、小学校の教材で日本全国で使われ、海外でも翻訳されている童話です。
「ごん狐」を生んだ当時の半田の田園などを新美南吉の伝記としてわかりやすく展示しています。ボランティア説明員の方が熱心に説明していただき、新美南吉の歴史がよくわかりました。
知多半田の駅へ戻り旅を終了します。
レンタサイクルなら3.5hrから4hrほどで巡れます。
11/8以降はお待ちかねのミツカンミュージアムもオープンします。
江戸時代の運河、新美南吉記念館、国盛の酒蔵がある愛知県半田市を訪れてみてください。
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