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難波八阪神社と黒門市場を散策する旅

2015-01-27 00:54:40 | ウオーキングの旅
今回は、大阪難波近郊にある難波八阪神社、黒門市場をめぐる旅を紹介します。
JR大阪駅から地下鉄御堂筋線で難波へ行きます。

難波から南西へ10分方ほど歩くと難波八阪神社に到着です。

この神社は、1974年に改築された新しい神社で、東側から入るとすぐ獅子頭をかたどった高さ12mの大きな獅子殿があります。


ここは、獅子舞台で、神社で行事がある時に舞が見れます。
この神社の祭は、毎年一月の第三日曜日 (今年は1/18)に開催される綱引神事(大阪市の無形民俗文化財)があります。


綱引神事は、八岐の大蛇を退治し、人々の生活を守り、悪疫を除く行事で、八頭八尾の大綱を大蛇の形にして、
その年の恵方に曳き会い、病疫災厄を祈る神事です。
また、7月には夏祭船渡御が千日前、道頓堀、戎橋筋で開催されます。

まず、舞台を見ます。


獅子の口の中に舞台を設置していて、獅子の顔も怖くなくユーモアもあります。
舞台は、コンクリートで少しさみしいですが、奇抜な造形の舞台は、必見です。
本殿は、この舞台の右側にあり、この本殿も鉄筋コンクリートです。
参拝します。

ここから東に向かって日本橋の駅へ歩いていきます。
なんばシティを超え、堺筋通りを過ぎて、日本橋3丁目の交差点から2本目の道が黒門市場の通りです。

この道を北上すると黒門市場の入口に到着です。入口には、瓦の屋根と提灯があります。

市場は1902年からで、当時は寺が近くにあり、この寺の山門が黒塗りであったため
黒門市場と呼ばれるようになりました。

約180の店舗からなり、鮮魚店が多く、さまざまな食料品を扱う店も多いです。
小さなスーパーや休憩所もあります。



京都の錦市場は、京都府の産物を中心に販売していますが、黒門市場は、大阪の産物にこだわらず、
日本の多府県、世界からの商品を販売しています。
黒門市場を訪れているお客さんは、中国と台湾からが5割くらいを締め、
その他のアジア、北米、ヨーロッパからが2割、日本人は3割ほどと非常に少ないです。
みんな食べたり買ったりして黒門市場を満喫しています。


通りの幅は、錦市場より広く、混んでいても人との交差は問題ありません。
マグロ専門店ではその場でどんぶり、さしみ、マグロステーキを食べられます。
鳥の唐揚げ、魚介類をその場で料理している店も豊富です。

中央付近には、コーヒー豆の専門店があり人気です。毎日異なる原産国のコーヒーを試飲できます。
この日は、エチオペアの豆で、酸味のあるおいしいコーヒーを味わえました。





黒門市場の北部には、横の東西の通りにも商店街があります。

黒門市場のアーケードの所々には、タコ、魚などが商いの都大阪らしい趣きで飾られています。

難波界隈には、黒門市場以外にも活気のある街や商店街が多数あります。

古き良き大阪を味わえる難波近郊を訪れてください。

長野県 塩の道 千国街道をめぐる旅

2014-11-13 07:50:41 | ウオーキングの旅
今回は、長野県北西部にある塩の道 千国街道の秋の旅を紹介します。



松本から大糸線に乗り、1時間ほどでJR信濃大町駅に到着です。

駅前の本町通から北部が、塩の道: 千国街道があり、千国街道は、松本から新潟県糸魚川まで続く道です。
信濃大町駅から駅前の大通りを北へ10分ほど歩くと塩の道の博物館「塩の道ちょうじや」に到着です。

この建物は、江戸時代から続く庄屋で塩、味噌などを商売にしていた家を市が改造して博物館にして運営しています。
入場料500円です。
まず、係りの女性が詳しく博物館の説明をしてくれます。
1階で江戸時代の塩の商いの様子が見れます。
牛が塩を載せて塩の道を行き来していました。

2階に上がると塩をかついで運んだ人の人形があります。

60kgの塩をわらの袋に入れてかついでいます。
急な坂道は人間がかついで運んでいたそうです。
荷物を体験できるので60kgを持ち上げようとしましたが持ち上がりません。

こんなに重い荷物をかついで山道を歩いていたとは、大変な仕事と思いました。
次に塩の道 千国街道の地図があります。

毎年5月には、小谷村、白馬村、大町市で塩の道祭りを開催しており、観光客が実際、塩の道を歩きます。
次に塩の貯蔵所があり、ここで塩に重りを載せて、塩の水分を出させます。


この水分がニガリで、マグネシウム塩類というそうです。
ニガリは、豆腐を造る際に、大豆の汁に加えて固める液体です。

次に、塩の道ちょうじやの奥に併設されている流鏑馬会館へ行きます。

ここには、大町流鏑馬祭りを紹介しています。
大町流鏑馬祭りは、7月の第4日曜日に開催されます。



幼い男の子が馬に乗って的を射る祭りで、若一王子神社の祭りです。

鎌倉時代から続く祭りだそうで、山車(だし)も出場します。
地元では、有名な祭りで、多くの市民が参加します。

次に若一王子神社へ向かいます。
結構大きな境内があり、祭りの際にはこの境内に馬に乗った弓を射る子供、山車が勢ぞろいします。



次に、大町温泉郷(おんせんきょう)へバスで向かいます。
途中、北アルプスの山々が紅葉と積雪で美しく見えます。

この温泉は、1963年から開業し、1964年の黒部立山アルペンルートが開通に合わせて造られた温泉です。
日帰り入浴できる薬師の湯へ入ります。
大町駅からバスで25分ほどで到着します。



バス停近くの大町温泉郷観光案内所に立ち寄り、日帰り温泉を言うと、この温泉の割引券がもらえます。200円引きの券です。
薬師の湯には、本館の湯と新館の湯があり、温泉の湯の種類が揃う本館の湯
露天風呂がある新館の湯があり、どちらにも入ってください。
露天風呂は北アルプスの紅葉が見え気分爽快です。

JR信濃大町の駅の売店で、八サイダー(ハチサイダー)を飲みます。
黒部ダム建設の時に破砕帯から湧き出した天然を使用したサイダーです。
甘過ぎずわずかに甘さのある神秘的な味のサイダーを試しに飲んでみてください。


長野県北西部の紅葉は、そろそろ終りで11/中までが見ごろです。

京都 渉成園、六波羅蜜寺、本能寺、六角堂、京都芸術センター を徒歩でめぐる旅

2014-06-22 09:48:07 | ウオーキングの旅
京都 渉成園、六波羅蜜寺、本能寺、六角堂、京都芸術センター を徒歩でめぐる旅

京都駅から渉成園に徒歩で向かいます。
15分ほどで東本願寺の東にある渉成園に到着です。


この庭園は、江戸時代に徳川家康により寄進された土地に東本願寺が造園した別邸の庭園です。
入場料は寄付金として500円以上が必要です。
入口で立派なパンフレットをいただけます。池の周りに茶室などを配した庭園で、広大な面積です。
茶室や立派な庭園がありますが、全ての建物は雨戸が閉ざされており、観光客のことを考えていない庭園です。今は、スイレンが見頃です。



次に五条北側にある六波羅蜜寺 (ろくはらみつじ)へ向かいます。

この寺は、真言宗の寺院で、踊り念仏で知られる市聖(いちひじり)空也(くうや)が平安時代中期951年に造立しました。空也は疫病の蔓延する当時の京都で、この観音像を車に乗せて引きながら歩き、念仏を唱え、病人に茶をふるまって多くの人を救ったそうです。
平安末にはこの付近に、六波羅殿と呼ばれた平清盛ら平家一門の屋敷があり、また鎌倉時代に六波羅探題がこの辺りに置かれました。
弁財天堂が入口にあり、その奥に本殿があります。



本殿は、鮮やかな朱色に塗られています。
宝物殿には、空也(くうや)の像、平清盛の像があります。
空也上人立像は、口から六体の阿弥陀が出ている有名な像です。
隣の平清盛坐像は、清盛がお経を読んでいる像です。
600円と高いですが、見る価値のある宝物殿です。
京都市民も多数参拝に来られており、地元の寺として人気です。




次に御池通り南にある本能寺に向かいます。
本能寺は、地下鉄市役所前の南にある本能寺文化会館の南にあり、寺町通に正門があります。



寺町通は商店街で本能寺は、修学旅行の中学生で賑わっています。
入って宝物殿が右手にあり、正面奥に本殿があります。
本殿は、無料で入ることができます。


畳の上に椅子があり、休憩できます。
参拝の後、宝物殿に行きます。入場料500円です。

展示は2Fのみで、信長の肖像画、本能寺の歴史などが説明されています。
本能寺は、法華宗で場所を5回も移転しており、現在の場所は、5回目の移転場所で、信長が暗殺された本能寺の変の時には、4回目の場所で、四条通りに近い所にありました。
京都の寺は、その場所を移動しているものが多数あり、宗教戦争で寺が寺を攻撃してきた歴史があります。僧兵は、宗教戦争に対して必要があったそうです。


次に六角堂へ向かいます。
六角堂は、烏丸御池の南の六角通りにあります。



この寺は、聖徳太子が戦いの祈りのため587年、大阪四天王寺建立のための用材を求めてこの地に来て、神のお告げを聞き、この地に六角の御堂を建てました。
「六角さん」の名称で、京の町の人々から親しまれています。
六角堂の北面に、聖徳太子が沐浴されたと伝えられる池跡があります。この池のほとりに小野妹子を始祖と伝える僧侶の住坊があったので「池坊」と呼ばれるようになりました。生花の池坊の祖先が、宝前に花を供えていたのが、今では立派な生花の池坊です。この寺の西側に池坊の立派なビルがあります。
池坊のビルは、京都市民が生花に関する活動で使用しています。




次に四条烏丸の西側にある京都芸術センターへ寄ります。
小学校の廃校跡に平成13年に設立された芸術センターです。
廃校となった小学校を活用した博物館は、芸術センター以外に、学校歴史博物館、京都国際マンガミュージアムと増加しています。
最近京都市内の小学生の人数が減少しており、日本人の子供人工の減少が京都でも進行していることがよくわかります。
今回は、生花展が開催されており、無料で各流派の生花を観賞できます。


2階にある立派な畳のホールは、江戸時代の重要文化財にような創りで、驚きます。
ボランティアの方も数名おられて生花の説明をしてくれます。
シニアの京都市民が多数訪れています。
建物、展示内容とも立派なものです。


今回の京都市の中心部を訪ねる旅、交通も便利で容易に旅ができ、京都市民の生活もわかり、勉強になります。

京都 島津製作所、キンシ正宗 堀野記念館 周辺をめぐる旅

2014-06-17 23:38:58 | ウオーキングの旅
京都 島津製作所、キンシ正宗 堀野記念館 周辺をめぐる旅
島津製作所、河原町カトリック教会、キンシ正宗 堀野記念館、閑院宮(かんいんのみや)

京都駅から地下鉄 市役所前で下車し、木屋町通りを北上して左側に島津製作所 創業記念資料館へ向かいます。
途中の木屋町通りは整備され、街路樹と高瀬川が美しいです。
江戸時代の高瀬舟も川に設置されています。


島津製作所は、京都市に本社を置く、精密機器、計測器、医療機器、航空機器の製造をおこなう1875年に創業された歴史のある会社です。
島津製作所 創業記念資料館は、島津源蔵が明治時代に創業した建物をリニューアルして、旋盤、発電機、レントゲン撮影機など日本国内で新しく開発した製品を展示しています。
入場料300円で1階、2階に展示物があります。
1階には、当時の応接間も再現されていて、その前に島津の歴史がビデオで見れます。


2階は、昭和以降の製品の展示です。
観光客は少なく(日曜日でも数人です)ゆったりと見学ができます。

説明員がいないので物足りなさもあります。
京都の街中に本社があり、学校での研究設備、医療機器、計測器など大量生産ではない高度な技術製品をユニークな発想で開発してきた会社で、科学者が発明・開発することに向いている企業です。
2002年 に社員の田中耕一さんがノーベル化学賞を受賞したことでも知られています。

次に河原町通りの三条寄りに河原町カトリック教会があるので立ち寄ってみます。
ビリオン神父によって、1890年に建てられた教会です。

その聖堂は、布教の許可を求めてミカドに会いに来たフランシスコ・ザビエルに捧げています。
コンクリート製の協会ですが、白を基調に屋根のアーチが美しいです。
キリストの像、ステンドグラスもあり、近代的なカトリック教会です。
外国人の信者が多数訪れています。
近代的な美しい教会として一見の価値があります。

次に市役所前の北西にあるキンシ正宗 堀野記念館を訪問します。

キンシ正宗は、1781年松屋久兵衛が創業した伝統のある酒造会社です。
入ってすぐ、キンシ正宗の創業時の酒蔵と創業者の家があります。
入場料300円で利き酒が付きます。
ガイドの酒職人風の方がまず家を説明してくれます。
1階の応接間、2階の宴会ができる応接間を説明。

2階の奥には、昭和の宣伝写真があり、山本陽子さんの18才のときの宣伝写真があります。若々しい姿です。

その後、酒蔵の説明です。
まず酒米の説明です。
酒に向く米は、食用の米と異なり米を50%以上削っても壊れない固い米だそうです。そのため、酒用の米は食べても固くておいしくないそうです。

次に精米です。
精米率は米を精米した残りの割合を表すもので、%が少ない方が高級だとの説明は、ためになりました。
今まで、精米率は精米が含まれる割合と考えており、精米率が高いものが良い酒と思っていました。
現在 最高の精米率は35%で、最高の大吟醸酒です。

次に酒室です。室(むろ)と呼ばれる麹造り専用の部屋の話があります。
その後、仕込み、醪(もろみ)作り、搾り を経て原酒ができます。
酒蔵の説明の後で質問すると、庭から今でも湧いている原水をまず飲ませてもらえ、キンシ正宗の創業者の話、酒作りの詳しい説明、さらに酒は米が不作の時は酒米が幕府より回されなく、酒作りができないなど酒造りの苦労話を聞かせてもらえました。
庭の原水は、京都市内にこんなにうまい水がわいているのかと驚きました。
この水にはミネラルがほとんど含まれない軟水のため、京都の酒は辛口ではなく
甘口になるとのことです。
灘はミネラルが多いため辛口になるとのことです。
説明の後、試飲ができます。
大吟醸、キンシ正宗、ビールをいただけます。
土産に純米吟醸 キンシ正宗を購入しました。


次に御所に向かいます。

木々の陰は、すずしく最高です。
休憩の後、御所を歩いていると九条家跡地にある池を見学します。

昔の九条家の庭園だった所です。
次に公開の掲示板に誘われて閑院宮へ向かいます。

京都御苑は、国の公園で新宿御苑、皇居外苑とともに3大御苑です。
京都御苑は、4つの管理者が管理しているとの説明です。
閑院宮は、無料公開されており、15時からは説明員が詳しく京都御苑を説明してくれます。
説明員は熱心で20分くらい熱の入った説明をしてもらえました。

島津製作所、キンシ正宗 堀野記念館 と京都市の中心部にある会社を訪問する旅を紹介しました。

京都 禅林寺、南禅寺、知恩院、高台寺、建仁寺 をめぐる旅

2014-06-12 23:54:59 | ウオーキングの旅
京都 禅林寺、南禅寺、知恩院、高台寺、建仁寺 をめぐる旅

今回は、東山の寺をめぐる旅を紹介します。
まず禅林寺へ向かいます。この寺は、永観堂とも呼ばれています。

禅林寺は、もみじと斜面にある臥龍廊という階段状の廊下が雄大です。
この廊下で堂がいくつもつながっています。
また廊下の最上部からは京都盆地を見渡すことができます。

次に禅林寺の南にある南禅寺へ向かいます。
1264(文永元)年、亀山天皇の離宮として創建され、1291(正応4)年に臨済宗南禅寺派大本山として南禅寺と改められました。
広大な敷地には西から、勅使門、三門、法堂(はっとう)、方丈が一直線に立ち並ぶ。
南禅寺は、禅宗の寺で相国寺と非常に似た門と堂の配置です。

特に三門は別名「天下竜門」とも呼ばれ、上層の楼を五鳳楼と呼び、日本三大門の一つに数えられています。三門から京都市内の絶景が見渡せます。
外国人が多数訪れています。
方丈は、大方丈と小方丈に分かれ、小方丈の襖絵では狩野探幽筆「水呑の虎」があり、大方丈の前庭には「虎の子渡し」があります。
次に水路閣は、1888年に建設され、美しいアーチを描く全長93mの橋です。琵琶湖疏水の設計者の田辺朔郎が設計し、古代ローマの水道橋が手本となっています。


南禅寺でおいしい湯豆腐がお勧めです。
奥丹は老舗で人気です。南禅寺の山門の左手にあって、
禅林寺から南禅寺の北門を入った正的院の西側にあります。
湯豆腐セット3000円 が人気です。



知恩院(ちおんいん)は、浄土宗総本山の寺院。開基(創立者)は法然である。
現在のような大規模な伽藍が建立されたのは、江戸時代以降です。知恩院は、現在修理中で本堂は鉄板に覆われています。

次に、円山公園を通って八坂神社へ行きます。

八坂神社は、四条河原町に近いため、賑わっています。
あざやかな朱色に塗られた本殿が美しいです。
祇園祭は、千百年の伝統を有する八坂神社の祭礼です。

続いて、高台寺へ向かいます。
高台寺は、太閤秀吉の妻 北政所が秀吉の冥福を祈るため建立した寺院で、寺号は北政所の院号である高台院にちなんでいます。

整備された庭園が美しいです。
現在復元された秀吉、北政所の木像は、色が鮮やかすぎて、やや興ざめです。
もう少し時代を経た色使いが必要と思います。

二年坂、八坂の五重塔を眺めて、次は建仁寺に向かいます。

建仁寺は、臨済宗の禅寺で、相国寺、南禅寺と非常に似た寺です。

俵屋宗達の風神雷神図が複製を展示しており、見ることができます。
法堂(はっとう)には、天井に小泉淳作の双龍が描かれており迫力があります。

初夏の木々の緑がまぶしい東山の寺めぐり、有名な寺が近くにあるため、短時間で散策できます。