個人旅行専門 KENJI Travel

国内、海外の個人旅行・2人旅について、便利で安価な旅を提供するKENJI Travel

あなたの旅をコーディネート

長野県 塩の道 千国街道をめぐる旅

2014-11-13 07:50:41 | ウオーキングの旅
今回は、長野県北西部にある塩の道 千国街道の秋の旅を紹介します。



松本から大糸線に乗り、1時間ほどでJR信濃大町駅に到着です。

駅前の本町通から北部が、塩の道: 千国街道があり、千国街道は、松本から新潟県糸魚川まで続く道です。
信濃大町駅から駅前の大通りを北へ10分ほど歩くと塩の道の博物館「塩の道ちょうじや」に到着です。

この建物は、江戸時代から続く庄屋で塩、味噌などを商売にしていた家を市が改造して博物館にして運営しています。
入場料500円です。
まず、係りの女性が詳しく博物館の説明をしてくれます。
1階で江戸時代の塩の商いの様子が見れます。
牛が塩を載せて塩の道を行き来していました。

2階に上がると塩をかついで運んだ人の人形があります。

60kgの塩をわらの袋に入れてかついでいます。
急な坂道は人間がかついで運んでいたそうです。
荷物を体験できるので60kgを持ち上げようとしましたが持ち上がりません。

こんなに重い荷物をかついで山道を歩いていたとは、大変な仕事と思いました。
次に塩の道 千国街道の地図があります。

毎年5月には、小谷村、白馬村、大町市で塩の道祭りを開催しており、観光客が実際、塩の道を歩きます。
次に塩の貯蔵所があり、ここで塩に重りを載せて、塩の水分を出させます。


この水分がニガリで、マグネシウム塩類というそうです。
ニガリは、豆腐を造る際に、大豆の汁に加えて固める液体です。

次に、塩の道ちょうじやの奥に併設されている流鏑馬会館へ行きます。

ここには、大町流鏑馬祭りを紹介しています。
大町流鏑馬祭りは、7月の第4日曜日に開催されます。



幼い男の子が馬に乗って的を射る祭りで、若一王子神社の祭りです。

鎌倉時代から続く祭りだそうで、山車(だし)も出場します。
地元では、有名な祭りで、多くの市民が参加します。

次に若一王子神社へ向かいます。
結構大きな境内があり、祭りの際にはこの境内に馬に乗った弓を射る子供、山車が勢ぞろいします。



次に、大町温泉郷(おんせんきょう)へバスで向かいます。
途中、北アルプスの山々が紅葉と積雪で美しく見えます。

この温泉は、1963年から開業し、1964年の黒部立山アルペンルートが開通に合わせて造られた温泉です。
日帰り入浴できる薬師の湯へ入ります。
大町駅からバスで25分ほどで到着します。



バス停近くの大町温泉郷観光案内所に立ち寄り、日帰り温泉を言うと、この温泉の割引券がもらえます。200円引きの券です。
薬師の湯には、本館の湯と新館の湯があり、温泉の湯の種類が揃う本館の湯
露天風呂がある新館の湯があり、どちらにも入ってください。
露天風呂は北アルプスの紅葉が見え気分爽快です。

JR信濃大町の駅の売店で、八サイダー(ハチサイダー)を飲みます。
黒部ダム建設の時に破砕帯から湧き出した天然を使用したサイダーです。
甘過ぎずわずかに甘さのある神秘的な味のサイダーを試しに飲んでみてください。


長野県北西部の紅葉は、そろそろ終りで11/中までが見ごろです。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿