goo blog サービス終了のお知らせ 

Gの魂

GEN的男学の咆哮

海に浮かぶ要塞

2017-11-11 | 日本史

神奈川県民以外の方は猿島をご存知でしょうか。

 

 

横須賀市街沖2キロ弱の位置に浮かぶ無人島です。

旧陸軍の要塞として終戦後もしばらく一般人の立ち入りは禁止されていたそうです。

ちなみに猿はいませんよ。

 

 

ぼくは小学生の時に遠足で行って以来なので楽しみです。

 

 

三笠公園の桟橋からフェリーに乗ります。

 

 

約10分、すぐ着きます。

 

 

猿島の船着き場から臨む横須賀市街。

 

 

それでは島内探検に出かけます。

 

 

うっそうとした切通しにレンガ積みの壁に囲まれた建造物があります。

 

 

ここは明治時代に弾薬庫として使用されていた跡地だそうです。

 

 

こちらは砲台跡地。

 

 

島内には旧軍施設が点在し、物々しく重厚な雰囲気が感じられました。

ちなみに仮面ライダーのショッカーの基地として撮影されたのもこの島です。

 

対岸に見える岬は観音崎

 

 

兵舎、砲台、レンガ積みの長いトンネル、

この貴重な歴史遺産が残された猿島は平成27年に国史跡に指定されました。

ちなみに面積はハマスタの約4倍程度だそうです。

 

 

旧軍事施設の無人島・猿島。

幻想的な廃墟美と先人達の息吹を感じました。

 

 

 

 

■今日のおまけ画像

 

万が一最終便に乗り遅れたらちょっと笑えませんな。

一晩島内でサバイバルか。

 

 

 

押忍

コメント

誰よりも戦争に反対した男

2016-06-01 | 日本史

大統領の広島訪問。

 

そんなタイミングでHDに録画保存してある映画

聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実

を観ました、2011年の作品ですね。

 

 

連合艦隊司令長官である五十六の目から見た第2次世界大戦の物語です。

 

アメリカとは国力が違いすぎると判断し、

開戦は避けるべきだと主張し続けた役所広司演じる山本五十六。

しかし日本国全体にはすでに戦争への士気が高まっています。

 

香川照之演じる新聞社記者が煮えきらぬ五十六の態度に激高する場面。

これは当時の世論を映し出すシーンとして描かれているようです。

 

五十六はやむなく開戦へと向かいますが、それでも講和に持ち込むべく早期決着を試みます。

この他の場面でも五十六の口から何度も「講和」という言葉が発せられてました。

作品内ではこの思想が強調されているようです。

 

 

そしてあの真珠湾攻撃もアメリカの戦意を奪い早期決着に持ち込むのが本意だったそうです。

しかし開戦通告の暗号解読に時間がかかった結果、

アメリカにこの通告が届いたのは総攻撃終了の40分後だったとか。

ゆえにこの作戦は日本軍が卑怯な不意打ちをした、という事実が残ります。

 

伝達が遅れて結果的に不意打ちになってしまったと言うこの逸話はぼくも知ってました。

そしてそれが合衆国を本気にさせてしまうという事態につながります。

 

勝利に勢いづく日本海軍はさらに後の世に言う「ミッドウエー海戦」に臨みます。

 

が、ここで大敗を喫する事に。

ここから大きく日本の運命が傾き始めるんですよね。

 

ミッドウエー海戦で次々と撃沈する日本軍の戦艦。

こちらは阿部寛演じる第二航空艦隊司令官、山口多聞。

沈没直前の「飛龍」の艦上で部下達に退艦を命じます。

 

部下達が山口にも退艦するよう必死に懇願しますが応じず。

 

空母が4隻もやられたんだ。

誰かが残らぬと示しがつかんだろう。

 

そう言い残した山口は沈み行く戦艦「飛龍」と運命を共にします。

このシーンは史実に基づいた実話だそうです。

 

 

五十六は将棋が大好きだったとの事で。

ミッドウエー海戦に敗れた報を受けた時も冷静沈着に将棋を指していたと言われてます。

 

しかしながら

「山口司令官が飛龍と運命を共にしました」

と言う報告を聴いた瞬間は

 

 

さすがに一瞬硬直状態に。

山口司令官は海軍では五十六に次ぐ重要な存在だったとか。

 

そしてミッドウエー海戦後はさらに戦局が悪化し。。。

 

あ~止まらなくなってしまった。

 

書き出したらキリが無いですね。

まぁそのくらいこの作品は見応えがあったって事で。

 

 

じゃ、気が向いたらまた続きを書きます。

興味の無い方はごめんなさい。(^o^)ゞ

 

 

ではでは皆さん、明日も良い1日を。

 


押忍

コメント