++Fuyuki's Diary++

ふゆきのなんやかんや日記

終わりの終わり

2015-05-14 | ペンギン・ライブカメラ
10日に閉館したマリンピア松島水族館ですが、閉館後も2日間、ライブカメラ(ペンギン・ビーバー・イロワケイルカ)を観ることができました。

閉館から一夜明けた屋外の様子です。



当たり前ではありますが、いつもと変わらず元気に泳いでました。
画像の左上に柵と看板が見えます。
マリンピアの11日付の公式Facebookにある画像を反対側から見た(遠いですけど)ものですね。
ライブカメラなんだけど、こういうのが映ってるとリアルな感じがします。


初めてマリンピア松島水族館のライブカメラにアクセスしたのは2009年7月でした。
初画像がこれ。夜の屋内です。



手前で寝ているジェンツーがやけに大きく見えますね。
そして翌日の明るい屋内。



その時既にウォッチしていたケープonlyのサンシャインと違い、複数の種類を観られる楽しさを知りました。


マリンピアといえばやはり忘れられないのが2011年の東日本大震災です。
当然のことながら、その日からライブカメラは観られなくなりました。
現地に行ったことはありませんでしたが、立地的なことから最悪の事態まで考えていたので、8日後にライブカメラが再開され、夜間でしたがわずかにペンギンの姿を確認できた時は本当にほっとしたものです。



静止画だとわかりにくいのですが、プールの中ほどやや左に見える黒い小さい影が泳いでるペンギンです。
明るくなるのが待ち遠しかったです…エサを貰ってる様子が映ってて、ひとまず安心しました。





献身的に尽くされたスタッフの皆さまのおかげで、水族館は約1ヶ月半後に再開されました。



プールの水がきれいです。
屋内のライブカメラは屋外再開の3/19以降も停止してましたが、この日に再開されました。

傍観者でしかない私にはうまく説明できないのですが、私にとってはこの時以降、マリンピア松島水族館は「奇跡の水族館」となっています。


さて…マリンピアのライブカメラで好きだったシーン・その一。
プールの落水清掃の時の“ジェンツー大行進”です。





↑は6羽しかいませんが、イメージ的には闊歩具合が“大行進”なのです(笑)
ジェンツーが屋外にいる時限定のレア物なので、これをナマで観られた人がうらやましいですね。


好きだったシーン・その二。
ワゴンセールさながらのお魚争奪戦。



あっという間にカラになるんですよね、エサ箱が…(^ ^;)


繁殖シーズンになると(昨年と今年は違いましたが)、屋内のスペースが鏡で2つに仕切られて、手前がイワトビ、そして多分奥がジェンツーと分けられて巣が設置されました。(鏡があるので奥は見えないのです)
なので、(見落としてたのかもしれませんが)ジェンツーのヒナを観ることはできませんでしたが、小さなイワトビのヒナは毎年のお楽しみでした。
右側、手前から2番目の巣にいます。(2枚目の中央にも小さめのがいるからそれもヒナかな…)





↑は昨年の画像です。
今年はお引越しがあるので有精卵は他の水族館に移動ということらしいので、もしかしたら最後のマリンピアっ子(たち)かも…。


足かけ7年ウォッチングしてきたマリンピアの最後の画像はこれでした。



閉館後も2日間もライブカメラを配信し続けてもらえたことに感謝してます。
最終日に現地でお別れしなかった私には、本当のラス日は12日です。
覚悟してたけど、思ってたより寂しさや物足りなさが大きいです。
慣れるまでだいぶかかるのかな…(- -;)

約6年間、ありがとうございました。


お引越し先の仙台うみの杜水族館がライブカメラ配信してくれたら、また彼らに会えるんですけどね…。