<20091124>1995(平成7)年から週間新潮で連載が始まった時から「沈まぬ太陽」は大きな反響があったようですが、その時点からでも企業倫理を向上させていればJALは今のような破綻状態に陥ってなかったのではないかと思います。JALにとってみれば事実に反している部分を許すわけにはいかなかったのでしょうが、反省すべき点は反省するとして、映画化に際して協力していれば今行われようとしている再建案に多くの支持が得られたのではないでしょうか。会社が倒産寸前であるというのに企業年金の減額案に反対するような企業をなぜ公的に救済しなければならないのか…国民の多くが納得しないのは、こうしたJALの姿勢が背景にあるのではないかと思います。このような状況にあって、デルタ航空(スカイチーム)やアメリカン航空(ワンワールド)が提携を持ちかけているのですからそちらに任せればいいのでは…未だにJALは半官半民なのでしょうか。※写真=3カ月程前に羽田空港で撮ったワンワールドロゴのJAL機…近い将来、JALはなくなっているかもしれません。
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