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ぴかりんの頭の中味

主に食べ歩きの記録。北海道室蘭市在住。

【食】キッチン 一力 [洋食@札幌]

2011年04月10日 22時03分04秒 | 外食記録2011
キッチン 一力(きっちん いちりき)[洋食@札幌][食べログ]
2011.2.25(金)17:00入店(初)
注文 メンチカツ定食 950円

  
・ご飯時にたまたまその前を通りかかり、気になるオーラを発していたので寄ってみた店。札幌市豊平区の美園を走る環状通沿い。国道36号線との交差点より100mほど白石(南郷通)側で、向かいにはラーメン店の『みのや 美園店』があります。注意しなければならないのがその建物下にある駐車場。出入口が急勾配になっており、何の気なしに車を入れた私は、車のお腹(あご?)をちょっとこすってしまいました。おまけに天井が低く私の車(インテグラ・車高約140cm)でもギリギリで、フィット程度の車高(約150cm)だと天井を「ガリッ!」といってしまうかもしれないので注意が必要です。
    
・昔ながらの雰囲気の店内はカウンター7席にイス席4卓に加え、奥に座敷もありそうです。BGMにはクラシックがかかり、店内を一応洋風にしつらえようとしてはいるようなのですが、和風の居酒屋のような雰囲気もあり、和洋折衷の妙な空気が漂います。店内に客は誰もいなかったのでテーブル席につこうとしたところ、「カウンターへお願いします」とのことで席を移動。また店主のおじさんの他に給仕に若い女の子が二人もいたので、普段は客が多く訪れる店のようです。結局私がいる間には客は一人も来ませんでしたが。

・メニューは洋食の定食が千円前後より各種あります。今回は手頃な値段の『メンチカツ定食』を注文。
   
・登場したメンチカツは目測約200gと、予想以上の巨大なものがドーン!と出てきました。これにナイフを入れてみると、ジュワっと肉汁が染み出してきます。ソースも含めて手作り感濃厚な風味で、どぎついところが無く、どちらかというと薄味に感じます。付け合せの野菜もたっぷりで、かなりお腹いっぱいになりました。
  
・ご飯と白菜の漬物となめこの味噌汁。ここだけ見ると完全に和食で、店内だけでなくお盆の上も和洋折衷です。


[Canon PowerShot S90]
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【写】鷲別川河川敷桜並木(室蘭)後編

2011年04月10日 08時00分41秒 | 撮影記録2010
鷲別川河川敷桜並木(室蘭)後編 撮影日 2010.6.2(水) [Yahoo!地図]
・桜並木の散策は折り返し地点へさしかかりました。
 
・川に沿って下った往路は広角レンズで撮影しましたが、折り返し地点でレンズを交換し、復路は望遠レンズで撮ってみました。
 
・こちらは東翔高校そばのT字路。まだ下流方向にしばらく桜並木は続いていますがここで引き返すことに。
 
・望遠レンズとなると、やはり写せる範囲がかなり限定されます。

・川の向こうの山の上にも、野生と思われる桜の木が数本見えます。
 
・可憐な花をつける白いヤエザクラ。

・ピンクの桜を背景に。
  
・ピンクと白の桜あれこれ。
 
・川を背景に。
 
・鷲別川にかかる東橋の上より。
   
・花のアップあれこれ。
 
・送電線の鉄塔と桜。
 
・桜並木は1km以上にわたって続いています。
 
・途中の歩道橋からの眺め。空はいつの間にか曇り空に変わっていました。
  
・スタート地点の橋の上からの眺め。これにて散策終了。

[Canon EOS 50D + EF-S10-22, EF-S55-250IS]

《関連記事》
【写】鷲別川河川敷(室蘭)(2008.5.17)
【写】鷲別川河川敷桜並木(室蘭)(2009.5.20)
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今週の細々したこと 2011.4.3(日)~4.9(土)

2011年04月09日 22時04分16秒 | 日記2011-15
皆様こんばんは。「"ぽぽぽぽーん" っていったい何?」とまったく流行の波に乗れていないぴかりんです。

●4/3(日)
【練】夢の共演に向けて@オーケストラHARUKA
 オーケストラHARUKAの6月公演に向けての初練習に参加。今回はゲストとして安永徹さんと市野あゆみさんをお迎えしての演奏会。安永さんといえば世界最高峰のオケ、ベルリンフィルで長らくコンサートマスターを務めた方であり、これまでその映像を見たり、リサイタルを聴きに行ったりしていた憧れの方だが、そんな人物と共演の機会があろうとは夢にも思わなかった。その練習では安永さんから送られてきたというパート譜が配布され、その各パート譜にはなんと安永さん直筆のボウイングや音量についての書き込みが随所にちりばめられており、「これがベルリンフィルのボウイングか……」と興味津々。本番は "指揮無し" とのことでいろいろな意味で楽しみであり、今年一番の期待がかかる演奏会だ。

●4/4(月)

●4/5(火)
・ミス連発
 三つの用事を抱えて、二つの用事をこなしたところで三つ目についてはすっかり忘れる。最近そんな悪循環にすっかりハマってしまった。この日、イライラはピークに。

・オケの予定編成
 5月を中心に、自分が関わる各オケの演奏会が目白押しのため、その練習参加の予定立てはまるで複雑なパズルの様相に。まずは5月が今年の山場。

●4/6(水)
【演】平成23年度室蘭工業大学入学宣誓式@室蘭工業大学管弦楽団
 卒業式の時よりも寒さは和らぎポカポカ陽気の下、つつがなく入学式は進行。新入生の入退場のBGMとして『威風堂々』、『ヤマトより "発進"』、そして式中に学歌を演奏。入場時に威風堂々の一回目を弾き終えた時、父兄席より拍手が自然発生した。普段は演奏後もシンとしたままで、何年かに一度しか見られない珍しい光景。今年の演奏は出来が良かったということだろうか。父兄席のオケに一番近い場所に、今年お子さんが工大に入学する知人のKさんが列席。

●4/7(木)
・開かずのポケット

・避難勧告ごっこ

・余震

●4/8(金)
・新入生サークル勧誘
 

●4/9(土)
・期日前投票

・靴購入

【演】新入生歓迎コンサート@室蘭工業大学管弦楽団
 

・シロクマ写真

・本日の実家のツマミ

(まだ書きかけ。。。)

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▲閉店【食】香香飯店 [中華@札幌]

2011年04月09日 15時00分30秒 | 外食記録2011
▲閉店 「閉店」の貼り紙あり [2011.8.23記]
香香飯店(しゃんしゃんはんてん)[中華@札幌][Yahoo!グルメ]
2011.2.25(金)10:50入店(初)
注文 あんかけ焼きそば 780円

 
・札幌市南区の川沿を走る国道230号線から見て、札幌藻岩高校の裏側の川っぷちで営業している中華料理店。ちなみに藻岩高校は私の母校で、そこに通っていた当時(約20年前)の昔からこちらには中華料理店があったような気がするのですが、その同じ店が現在も続いているのかどうかはよく分からず。
  
・座席はイス席3卓にこあがり5卓。まだ早めの時間だったせいか、店内は上着の脱げない寒さでした。注文をとりに来る店員さんの日本語はカタコトで、中国の方が営業している店のようです。

・メニューは定食メニューが800円前後でいろいろとありますが、残念ながら平日限定なので『あんかけ焼きそば』を注文。しかし、この日はすっかり「土曜日」だと勘違いしており、実際には金曜日だったので定食も注文可能だったことに気が付いたのは、この記事を書く段になってからのこと。
  
・麺の上には、白菜・タケノコ・豚肉・イカなど、具だくさんのあんがたっぷりとかかっています。トロリとしたあんはさり気ない味で、どんな味だったかあまり印象に残っていません。

・一部パリッと焼けた太めの麺。

    
[Canon PowerShot S90]
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【写】鷲別川河川敷桜並木(室蘭)中編

2011年04月09日 08時00分09秒 | 撮影記録2010
鷲別川河川敷桜並木(室蘭)中編 撮影日 2010.6.2(水) [Yahoo!地図]
・河畔に植えられた桜並木散策の続き。
 
・歩道に向かって枝をのばす桜の木。
 
・普段は見あげることが多いですが、花の重みで枝がしなり、目線より低い位置でも花が咲いています。
  
・公園の敷地の角で咲くこの桜は白い花びらで、周囲の桜とは少し種類が違うようです。

・「注意」の鏡と桜。
   
・白い花びらのヤエザクラ。
 
・室蘭と登別の境界を流れる鷲別川。
 
・大きな送電用の鉄塔の立つ中央分離帯にも桜が植えられています。
 
・こちらの橋は『東橋』。
 
・橋からの上流側の眺め。

・下流側の眺め。
  
・東翔高校の裏側を川の下流方向に向かって歩く。
 
・細い枝の先にもびっくりするくらいたくさんの花がついています。
(後編へ続く)

[Canon EOS 50D + EF-S10-22, EF-S55-250IS]
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【食】市立室蘭総合病院レストラン [いろいろ@室蘭]

2011年04月08日 22時04分39秒 | 外食記録2011
市立室蘭総合病院レストラン(しりつむろらんそうごうびょういんれすとらん)[いろいろ@室蘭][市立室蘭総合病院][Yahoo!ヘルスケア]
2011.2.23(水)11:45入店(初)
注文 チキンカツ卵とじ 580円

  
・こちらは『長崎屋 室蘭中央店』の裏側に位置する室蘭の大病院のひとつ『市立室蘭総合病院』です。その二階にある大きな吹き抜けのそばに病院付属のレストランが入っています。
  
・店内はイス席やカウンター席、合わせて30席ほどあります。水はセルフサービスで。
 
・店に入ってまずは食券を購入し、カウンターの店員さんにそれを渡して客席で待つことしばし。
 
・メニューは麺類、カレー、丼物など。ラーメンが480円からと低めの価格設定です。メインの食器は二段重ねの重箱になっており、カツとご飯が別々に盛られています。さすがに室蘭なだけあって、病院の食堂ですらカツが別盛になっているとは、思わず苦笑してしまいました。
  
・トロトロの卵でとじられたチキンカツは、特に病院仕様ということもなく一般的な味つけです。値段が値段なので、やや安っぽい雰囲気も漂いますが、ボリュームも十分で値段相応の料理といったところ。
  
・ご飯、漬物、味噌汁。


[Canon PowerShot S90]
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【本】新しい人よ眼ざめよ

2011年04月08日 19時00分15秒 | 読書記録
新しい人よ眼ざめよ, 大江健三郎, 講談社文庫 お-2-6, 1986年
・"僕" とウイリアム・ブレイクの詩と障害を持つ息子 "イーヨー" を中心とした家族との関係をテーマにした小説。連作短篇を七篇収録。大佛次郎賞受賞作。
・ブレイクの作品といえば画の方が印象が強く、その詩についてはまったく馴染みが無い。本書により多少詩の方にも興味がわいたが、小説自体としてはいまいちピンとこない内容だった。
・カバー絵はブレイク作「ジェルサレム」七四より。
・「免税売場で買ってきたウイスキーを飲んでいた僕は、とうとう食卓から立ちあがって、妻たちがビクリと緊張するなかを、息子がいまはナイフを斜めに刺しこんだふうに躰を延ばしてよりかかっている、ソファの前へ出かけて行った。息子はその恰好のまま、ハーモニカの片端に両手をかさねて握りしめ、笏のように顔の前に立てて、その両側から僕を見あげた。その眼が、僕を震撼したのである。発熱しているのかと疑われるほど充血しているが、黄色っぽいヤニのような光沢をあらわして生なましい。発情した獣が、衝動のまま荒淫のかぎりをつくして、なおその余波のうちにいる。すぐにもその荒あらしい過度の活動期に、沈滞期がとってかわるはずのものだが、まだ躰の奥には猛りたっているものがある。息子はいわばその情動の獣に内側から食いつくされて、自分としてはどうしようもないのだという眼つきで、しかも黒ぐろとした眉と立派に張った鼻、真赤な脣は、弛緩して無表情なままなのだ。」p.19
・「僕はいま旅の間に始った勢いにしたがって、ここしばらくブレイクを集中的に読みつづけようとしている。具体的にそれにかさねて、世界、社会、人間についての定義集を書いてゆくことはできないだろうか? それも今度は、息子やその仲間らに理解されうる文章でということは考えにいれず、まずいまの自分に切実な要素となっている定義が、どのような経験を介して自分のものとなったか――そしてそれをいかに強く、無垢な魂を持つ者らにつたえたいとねがっているかを、小説に書いてゆくことをつうじて……」p.27
・「もしこの下宿があのような「場所」に建っているとしたら、自分がこの娘を性器から喉もとまで竹串で刺すこともありえたのだと、頭がジンとするような恐怖感と、捩じ曲った、暗い情動の渇望をいだいたのである。僕はいかに森のなかの谷間へ、あらゆる「場所」の意味が自分の肉体と魂とに知りつくされているところへと、帰りたかったことだろう……」p.134
・「つまり僕は青春期のはじまりに大学の図書館でかいま見たブレイクの、その一ページに印刷されていた詩行から、自分の言葉にいいかえることでのみ、この二十五年近く小説を書いてきたようではないか?」p.145
・「たとえばイーヨーに障害がなく、いま大学の二年生で、僕にこう問いかけてくるとする。――お父さん、あなたの今現在のもっとも正直なところとして、死についてどう考えていますか? 僕に定義してください。あなたがこれまでに書いた死の定義をすべて読んでみたが、納得がいきませんから。僕が余裕を持っていながら、あなたを追いつめるためにだけこういっているのではありません。困っているのです。救けてください、あなたのいまの年齢であなたとしてかちとっている、死についての定義を示すことで…… このように問いかけられれば、僕は知能健全な息子に見つめられたまま、ただもの思いに沈んでいるというわけにゆかぬはずだ。」p.147
・「いまも現に僕が素人の独学としてブレイクの、それも予言詩(プロフェシー)の錯綜したシンボルの森に入りこむのである以上、さらに新しいあやまちをおかしてもいよう。むしろブレイクを読みかえしつつ、自分として喚起されることの強かった誤読を自覚しうるごとに、僕はそのように誤読した際の自分について、新しい発見をするはずのものであろう。僕はいまブレイクを死の時のいたるまで読みつづけてゆく詩人のように感じるが、それはつまり死へ向けての自分の生き方へのモデルを、ブレイクを媒介に想定しうるかもしれぬということだ。」p.160
・「イーヨーが好んで見る番組だが、司会役のコメディアンの設問に、落語家たちがシャレによって解答する。良い解答と判定されると座蒲団があたえられる。その運び手の、鬚面、赤ら顔の巨漢を、毎回はじめに司会者が、グロテスクな飛躍のある滑稽なメタファーで紹介するのである。それを楽しみにしてきたイーヨーが、NHKのスポーツ・ニュースを担当している、童顔で眼のパッチリした、しかし禿げあがってもいるアナウンサーを、「スポーツにくわしいキューピーちゃん」と呼んだのだった。」p.178
・「僕は夕暮れから体育クラブのプールで千メートルをクロールで泳ぎ、帰って来て眠るための酒を飲みはじめる。もう七年ちかく日課としてそうしている。」p.248
・「障害を持つ長男との共生と、ブレイクの詩を読むことで喚起される思いをないあわせて、僕は一連の短篇を書いてきた。この六月の誕生日で二十歳になる息子に向けて、われわれの、妻と弟妹とを加えてわれわれの、これまでの日々と明日への、総体を展望することに動機はあった。この世界、社会、人間についての、自分の生とかさねての定義集ともしたいのであった。」p.255
・「したがって僕がいま書いているこの短篇は、ブレイクと息子についての小説であるとともに、「雨の木(レイン・ツリー)」小説のしめくくりをなすものとなりうるかもしれない。「雨の木」のなかへ、「雨の木」をとおりぬけて、「雨の木」の彼方へ。これらの言葉を書きつけながら、僕はほかならぬ自分とイーヨーの死について考えていたのだ。すでにひとつに合体したものでありながら、個としてもっとも自由であるわれわれが、帰還する…… 僕とイーヨーがそのようにして死の領域に歩みいり、時を越えてそこにとどまる。このヴィジョン自体からの返照がおよんでくるように、いま現在の僕とイーヨーの共生の意味があかるみに浮びあがる。」p.265
・「レインは「神なる人間性(ディヴァイン・ヒューマニティー)」の集団的な存在という概念が、『四つのゾア』にもあらわれているとして、《世界家族のすべてをひとりの人間として》あらわすイエス、という詩句をあげ、『最後の審判』はまさにそのブレイクの霊的な宇宙を――つまりひとりの人間によってなりたつ宇宙としてのイエスヲ――描きだしたものだと見ている。森のなかの分子模型の硝子球の――それを細胞といいかえてもよいのであるが――無数のむらがりと、同時にその総体としての壊す人をめぐって、僕が感じ考えてきたことを、レインの分析につきあわせれば、まことに多くの意味が明白になる。僕のヴィジョンに欠けていたところがあるとすれば、壊す人つまり救い主、イエスの肉体がもとどおりになる日こそが、「最後の審判」の日だという思想のみであっただろう。」p.279
・「大学に入ってすぐの僕が、まだブレイクのものともの知らぬまま深い衝撃を受けた一節、《人間は労役しなければならず、悲しまねばならず、そして習わねばならず、忘れねばならず、そして帰ってゆかねばならぬ/そこからやって来た暗い谷へと、労役をまた新しく始めるために》という詩句は、人間の肉体が織り出される洞窟で、繰りかえし地上に堕ちねばならぬ魂を悲嘆する歌だったのだ。」p.280
・「――イーヨーと生活していることは、ちょうど二人分生きているということだから、と妻は自分のこととして、それも明るく解放されている休暇中の人間の声で答えた。」p.302
・「イーヨーは地上の世界に生まれ出て、理性の力による多くを獲得したとはいえず、なにごとか現実世界の建設に力をつくすともいえない。しかしブレイクによれば、理性の力はむしろ人間を錯誤にみちびくのであり、この世界はそれ自体錯誤の産物である。その世界に生きながら、イーヨーは魂の力を経験によってむしばまれていない。イーヨーは無垢の力を持ちこたえている。」p.305
●以下、解説(鶴見俊輔)より
・「この小説は、主として主人公の家庭の内部をえがきながら、1980年代からさらに暗いふたしかな未来にむけて生きる新しい人にむけて書かれた社会小説である。  未来に生きる新しい人のわきに、もうひとりの若者として再生する自分を立たせる、その想像の中に、主人公はみずからの家庭をおき、世界をおく。」p.314

《関連記事》
【本】「雨の木(レイン・ツリー)」を聴く女たち(2006.11.28)
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【写】鷲別川河川敷桜並木(室蘭)前編

2011年04月08日 08時00分33秒 | 撮影記録2010
鷲別川河川敷桜並木(室蘭)前編 撮影日 2010.6.2(水) [Yahoo!地図]
 
・こちらは室蘭と登別の境界を流れる鷲別川にかかる橋。左写真は手前側が登別で橋の向こうが室蘭になります。

・橋からの上流側の眺め。
 
・下流側の流れ。川はがっちりと造成されています。

・桜並木は室蘭工業大学そばのこちらの橋から川の下流に向かって1km以上続いています。川の上流側より散策を開始。
 
・こちらの桜は過去何度か撮りに来たことがあるので、今回は違いを出すために、あえて標準のレンズは使わずに広角と望遠レンズのみで撮ってみました。まず往路は広角レンズで撮影。
 
・河川敷に植えられた桜は、普通の桜(?)よりも遅れて咲くヤエザクラです。
 
・この日は青空の広がる爽やかな天気でした。
 
・目線と同じ高さに歩道にはみ出している桜をアップで撮影。
  
・桜の花あれこれ。
 
・これは周囲の桜とは異なる、白くて花びらの少ないタイプの桜です。

・柵の支柱の上の桜のオブジェは花に紛れると溶け込んでしまいます。
 
・スタート地点から100mほど下ったところには歩行者用の橋がかかっています。
 
・橋の上からの上流側の眺め。
  
・延々と続く桜のトンネル。

(中編へ続く)

[Canon EOS 50D + EF-S10-22, EF-S55-250IS]
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▲閉店【食】まるたけ [ラーメン@札幌]

2011年04月07日 22時03分59秒 | 外食記録2011
▲閉店 2018年5月同市内に移転 [2018.8.9記]
まるたけ((竹))[ラーメン@札幌][Yahoo!地図]
2011.2.20(日)12:55入店(初)
注文 中華そば 700円

  
・当初、札幌の宮の沢の国道5号線沿いにある『函館麺や 一文字』に入ってみたところ、客でごった返していたため入店をあきらめ「さてどうしよう」という時に、その向かいに暖簾の出ている店がたまたま目に留まったのでそちらへ行ってみました。
  
・どちらかというと、ラーメン屋というよりはそば屋寄りの雰囲気のこぎれいな店内はカウンター6席にこあがり2卓。カウンターの向こうに掲げられた営業許可証的な書類の日付が、「2011年1月」だったので、まだオープンしたての店のようです。

・メニューは「中華そば」と並んで「豚まん」も看板料理となっています。「中華そば」と「ラーメン」の違いが定かではないのですが、「味噌・塩・醤油」といった味の指定は無く、味は一種類だけのようです。
   
・登場した丼からは何とも言えぬよい香りが立ち昇ります。スープは澄んだ塩スープ的な味で、あっさりしていて尚かつコクがあり、なかなかよい雰囲気。具材は小さな豚肉二切れ、ほうれん草、ネギ、メンマに加え、刻んだチャーシュー(?)も乗っています。その中には味噌とも醤油ともつかぬ味の黒い油を封じ込めてあり、これをスープに混ぜることでまた新たな風味が加わります。
 
・さがみ製麺製のテカテカとした歯切れよい縮れ麺と豚肉。
・全体的にとても健康的な味つけで、毒々しいラーメンを食べ慣れている人には少々物足りなく感じられそうな点が少々気にかかりました。


[Canon PowerShot S90]
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【社】支笏湖神社(千歳・支笏湖温泉)

2011年04月07日 19時00分37秒 | 参拝記録
支笏湖神社(千歳・支笏湖温泉) 参拝日 2010.5.30(日) [Yahoo!地図]
 
・"支笏湖神社" なる社があるという話は聞いていましたが、その位置については「支笏湖畔」としか分からず、永らくその所在が謎だったところ、ある日支笏湖を通りかかった折に、「もしかして……」と思い当たるところがあり脇道に入ってみると、見事に神社を発見しました。こちらは支笏湖東岸の温泉街の上、派出所前を横切り支笏湖小学校へと至る脇道の途中です。
  
・境内入口より。鳥居の社名額やしめ縄はかなり古びています。

・鳥居をくぐって境内へ。
 
・赤い灯籠と苔むした水盤。
  
・社の正面より。祭りの名残なのか、その前には鉄パイプが張り巡らされています。
 
・社前の鉄パイプにぶらさがる鈴と、木製の簡素な賽銭箱。
 
・社は小さいながらも結構古そうで、少々傷みが目立ちます。
 
・社を横から見た図。
 
・落ち葉に埋もれた境内。土俵の跡があるようにも見えますが、気のせいでしょう。

[Canon EOS 50D + EF-S17-55IS]
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