FC piaZZista

”セールスマン”が結成したフットサルチーム「FC piaZZista」の軌跡とキャプテンの私生活。

新宿「彩蕎庵 吉遊」

2010年08月30日 22時58分46秒 | 蕎麦行脚
本日の蕎麦は、新宿「彩蕎庵 吉遊」です。

新宿で蕎麦を食べたくなると難儀するのは、店選び。
蕎麦の名店が皆無に等しい、蕎麦不毛地帯である。
行きあたり、ばったりで入店すると失敗する確率が非常に高い蕎麦屋であるが、伊勢丹の向かいに”手打ち”の幟が立っていたのは、以前から気になっていた。

たまには、冒険と迷わず入店。
では、おじゃましま~す。

酷暑なので当然、もりそばをチョイスしたかったが、メニューにどこぞのTV番組で紹介された「越前豚と九条葱の蕎麦」が写真付きのお勧めで紹介されており、実に旨そうである。
即、浮気して注文。
蕎麦が冷たいつけそば形式を選びたかったが、あくまでも写真にある熱い蕎麦で注文。
待つ事、5分。出てきたのは、コチラ。

醤油ツユに煮込まれた豚の油の芳醇な香りに、九条葱の野性的な芳香。
こりゃ、たまらん。
九条葱の青いところを箸に取り、お口へポイッ。
奥歯で噛んでみると、葱の奥深くから、チュルル~~~~とニュルニュルが出てくる。
チュルルのニュルルに醤油の香りが相成り、豊潤さにノックアウトされそうである。
越前豚なるブランド豚のバラ肉を2枚重ねで箸にのせ、お口へポイッ。
これまた、臭みと無縁の上質豚。
脂身から滲み出た旨味成分がツユの表面を脂玉で覆う。
九条葱のチュルルの時に感じたあの豊潤さは、この豚の脂身から出た旨味成分その2と認識する。

熱盛で蕎麦を評価するのは、非常に難しいが、手打ち感漂う風貌とツユの熱さに瞬時にして伸びた蕎麦を次は、もりそばでと再訪を誓う店であった。

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