あけましておめでとうございます。本年も多様化するお客様のニーズにお応えできるよう、心を込めて努めてまいりたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。「本物のもつ気高さこそ、大切な要素である
ｂｙイタリア」、そういう緊張と試練、今年も乗り越えることができますように・・・。
さて、年末年始恒例の私のミッション、小さな小さなお菓子屋さんレポートもVol.３となりました。今年の秘訣は・・・
家族からのリクエストは、「楽しく健康」に。
●果汁がぎゅっと詰まっているオレンジ●
●酸味の強いフレッシュなりんご●
●魅力的な粒ぞろいのイチゴ●
必要不可欠な材料がヒントのように集まってきましたから、レシピは、これら大地の恵みで組み立てていきました。
成長とともに細部への観察力が鋭くなる子供たち。「複雑な味だ。。。何これ？」、「りんご、きれ～い。フレッシュ～。」「これきゅうり？違う違う、あ～！ピスタチオ！好き好き！！」「クリームがピンクだ。倒れないね。」云々。。。何はともあれ、皆で合唱「お誕生日おめでとう～！おいしい～！」。これからも、家族が集まる記念日の、専属を勤めてまいりたいと思います^-^
それでは今年の3品より（ちょこっと美術史付き）
●メディチ家の婚礼気分シャーベット（オレンジショコラ）●
オレンジといえば、幸運、純潔、繁栄をあらわすフルーツ。15世紀には、メディチ家の婚礼を祝って、芸術家達がオレンジを描きました。イタリアルネサンスに拘る私ならでは（笑）の1品目は、だから、オレンジ。更にカカオもプラスしました。ヨーロッパにカカオが入ったのは17世紀。ということは、メディチ家も羨む味なのです。ほほ。凍らせながら充分に空気を含ませ、口の中に入れると、スーと溶ける柔らかさを目指しました。もう一口ほしいな～と思わせる、そう、次のお菓子を待ちきれなくなるのですよ。
●バロック的りんごパイ●
りんごは不死、知恵、恋人を象徴。家長から子供達が集まる1日にふさわしいでしょ？冷たいものでリフレッシュした食欲に、暖をとって食べたくなる、最高に手間をかけた2品目です。シナモン風味の薄切りりんごを中に並べます。8回3つ折りで仕上げたパイ生地がフワっと立ち上がり、目に美しく印象的。ほのかな甘みと酸味を伴う味わいは優しく、我が家の冬の定番にしておきたい。食べる前に温めなおして、湯気立ち上るホームメードな味、懐かしさを覚えることになるのです。きっとね。
●イチゴのショートケーキはドイツの美を巡る●
その名のとおり、ドイツのショートケーキです。粉が多いのに軽いスポンジ、背が高くてもカットして倒れない、デコレーションは形式的で美しい。シンプルな加工で全てがしっとり調和、完成度の高いケーキです。こうして私の腕もよさそうに見えるわけです。今回は、スポンジのコーティングとデコレーション工程が、スムーズにササッと済みました。ロクロを回して、陶磁器に線引きする日常の作業が、こんなところで効力発揮？wow。側面は刻んだピスタチオで飾りました。裾に色があると、ケーキがしまって見えませんか？食器も縁に色があると、そう感じますね。
西洋における器の歴史には、体によい食べ物を食すために、最良のコンディションを保つために、など、必用で生まれてきた形や装飾がたくさんあります。歴史を知らなくても、過去の人々と同様の思いで、それらを使用していた事実に気づくことがありませんか？快適な生活様式のために、未来人も、同じようなコメントをする時がくるかもしれまんせんね。
それでは、このへんで、小さな小さなお菓子屋さんはクローズです。
来年もお楽しみに！
Auguri！
Anche questo anno ho fatto la festa del compleanno di mio padre. Se non sa vol.1(2010),vol.2(2011), andate a guardare^-^
Vol.2Mio usanza pittosto belissimo, vol.2
Vol.1Mio usanza pittosto belissimo
日本で唯一「ドッチア様式絵付け」が学べる教室（パスクアレッティ氏公認）
★Corso piattoscana a Tokyo
はじめての方から学べる陶磁器絵付レッスン（生徒募集中）
（体験レッスンも受付中）
★Studio piattoscana a Tokyo
完全オーダーメード制作（承り中)
こだわりの装飾（お客様の思い)を手描きします。
全てのお問い合わせは(informazione):tmksimmon@gmail.com
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「毎日が気分よくいられる、それは最高に贅沢な暮らし」
「自由な発想で普段の生活は魅力的に変えられる」by piattoscana
ｂｙイタリア」、そういう緊張と試練、今年も乗り越えることができますように・・・。さて、年末年始恒例の私のミッション、小さな小さなお菓子屋さんレポートもVol.３となりました。今年の秘訣は・・・
家族からのリクエストは、「楽しく健康」に。
●果汁がぎゅっと詰まっているオレンジ●
●酸味の強いフレッシュなりんご●
●魅力的な粒ぞろいのイチゴ●
必要不可欠な材料がヒントのように集まってきましたから、レシピは、これら大地の恵みで組み立てていきました。
成長とともに細部への観察力が鋭くなる子供たち。「複雑な味だ。。。何これ？」、「りんご、きれ～い。フレッシュ～。」「これきゅうり？違う違う、あ～！ピスタチオ！好き好き！！」「クリームがピンクだ。倒れないね。」云々。。。何はともあれ、皆で合唱「お誕生日おめでとう～！おいしい～！」。これからも、家族が集まる記念日の、専属を勤めてまいりたいと思います^-^
それでは今年の3品より（ちょこっと美術史付き）
●メディチ家の婚礼気分シャーベット（オレンジショコラ）●
オレンジといえば、幸運、純潔、繁栄をあらわすフルーツ。15世紀には、メディチ家の婚礼を祝って、芸術家達がオレンジを描きました。イタリアルネサンスに拘る私ならでは（笑）の1品目は、だから、オレンジ。更にカカオもプラスしました。ヨーロッパにカカオが入ったのは17世紀。ということは、メディチ家も羨む味なのです。ほほ。凍らせながら充分に空気を含ませ、口の中に入れると、スーと溶ける柔らかさを目指しました。もう一口ほしいな～と思わせる、そう、次のお菓子を待ちきれなくなるのですよ。
●バロック的りんごパイ●
りんごは不死、知恵、恋人を象徴。家長から子供達が集まる1日にふさわしいでしょ？冷たいものでリフレッシュした食欲に、暖をとって食べたくなる、最高に手間をかけた2品目です。シナモン風味の薄切りりんごを中に並べます。8回3つ折りで仕上げたパイ生地がフワっと立ち上がり、目に美しく印象的。ほのかな甘みと酸味を伴う味わいは優しく、我が家の冬の定番にしておきたい。食べる前に温めなおして、湯気立ち上るホームメードな味、懐かしさを覚えることになるのです。きっとね。
●イチゴのショートケーキはドイツの美を巡る●
その名のとおり、ドイツのショートケーキです。粉が多いのに軽いスポンジ、背が高くてもカットして倒れない、デコレーションは形式的で美しい。シンプルな加工で全てがしっとり調和、完成度の高いケーキです。こうして私の腕もよさそうに見えるわけです。今回は、スポンジのコーティングとデコレーション工程が、スムーズにササッと済みました。ロクロを回して、陶磁器に線引きする日常の作業が、こんなところで効力発揮？wow。側面は刻んだピスタチオで飾りました。裾に色があると、ケーキがしまって見えませんか？食器も縁に色があると、そう感じますね。
西洋における器の歴史には、体によい食べ物を食すために、最良のコンディションを保つために、など、必用で生まれてきた形や装飾がたくさんあります。歴史を知らなくても、過去の人々と同様の思いで、それらを使用していた事実に気づくことがありませんか？快適な生活様式のために、未来人も、同じようなコメントをする時がくるかもしれまんせんね。
それでは、このへんで、小さな小さなお菓子屋さんはクローズです。
来年もお楽しみに！
Auguri！
Anche questo anno ho fatto la festa del compleanno di mio padre. Se non sa vol.1(2010),vol.2(2011), andate a guardare^-^
Vol.2Mio usanza pittosto belissimo, vol.2
Vol.1Mio usanza pittosto belissimo
日本で唯一「ドッチア様式絵付け」が学べる教室（パスクアレッティ氏公認）
★Corso piattoscana a Tokyo
はじめての方から学べる陶磁器絵付レッスン（生徒募集中）
（体験レッスンも受付中）
★Studio piattoscana a Tokyo
完全オーダーメード制作（承り中)
こだわりの装飾（お客様の思い)を手描きします。
全てのお問い合わせは(informazione):tmksimmon@gmail.com
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「毎日が気分よくいられる、それは最高に贅沢な暮らし」
「自由な発想で普段の生活は魅力的に変えられる」by piattoscana
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