磁器装飾アトリエ&教室 ピアットスカーナ(東京)な暮らし

伊フィレンツエ18世紀からの伝統技法で磁器に装飾しています。「自由な発想で普段の生活は魅力的に変えられる」を合言葉に。

成功の秘訣2: Mio usanza pittosto belissimo, vol.2

2011-01-08 01:27:50 | いろんなオリジナル
[記念日][お祝い][オーダー制作] ブログ村キーワード
ハッピ・バースデー・トウー・ユー♪
昨年のケーキのオーダーは「縁起よく、ど~んと派手に」、今年は「イチゴ食べたい。でもいろいろ。」 結論、最小限の材料で種類を増やすことにしました。モンブラン(手前)、ミルクレープ(中央)で、ショートケーキ(奥)、マロンケーキ(中央)まで。

「これは美味い! クリーミーなカスタードは、ほどよい甘さ。サンドされた果物の酸味と絶妙なバランスですね~。クレープだけでなく、スポンジの軽やかな食感がまたいい~です。」 アンコールを切り分けていると、そんなコメントが聞こえてきました。我が家ランキング第1位はミルクレープ。姪っ子達から、食のコメンテーターが誕生するとは(笑)。続けると広がる、驚きがいっぱい!

恒例の特別な日、新しく作った特別な日、その日を毎年待ち望むって、準備する側も参加する側もワクワクすること。「継続」に関わっていると、それぞれの個性が光ってくるのを実感します。どの分野も共通ですね。
大切な行事を忘れかけている方へ。沢山の楽しいことを、自分らしさを、探すきっかけ作りしませんか?

それでは今年の4品より。

★サバトン使えば、誰でも極上モンブラン★
マロンペーストは、なんといってもフランス産「サバトン」。これにバターなど加えて重厚な本格マロンクリームを作ります。このクリームの柱は生クリームのみ。だから、重さでつぶれない強固な硬さまで立てるがポイントです。お楽しみといえば、モンブラン専用口金。力加減で決まる線の美しさは、陶磁器絵付のペン描きに似ています。絞り出したら、一定の力を保つこと。前後左右に切れずに絞りきれたら、ペン描きも上達していることでしょう(笑)。

★包んだもん勝ちミルクレープ★
クレープの枚数がちょっぴりでも豪華に出来ちゃう優れものです。スポンジベースに、クレープ、果物、カスタードを積み上げていきます。果物のスライスは、どれも同じ高さに。カスタードは面倒がらずに口金に入れて絞ります。どの段も同じぐらいの高さにするポイントですが、多少「ピサの斜塔」になっても大丈夫。最後に表面をクレープで覆ったら、両手の平で修復開始。グイグイっと高さを強制して、暫く冷蔵庫でねかせます。きっとスライスしても倒れません、きっと(笑)。

★侮れないショートケーキ★
パレットナイフで、生クリームをスポンジの表面に均します。生クリームの状態がボサボサっと変化してしまったら、やりすぎです。表面をならす回数は少ないほどよし。小さいとコチョコチョいじりたくなりますが、要注意。イチゴをのせるときも、生クリームに触れないよう慎重に。いずれも直せば直すほど状態が悪くなりますよ。…って絵付けに似ている^-^

★使い分けマロンケーキ★
本格「サバトン」でお子様向き。焼きあがってからラム酒を表面に含ませると、大人に受けのよい味になります。荒熱がとれたら銀紙に包みます。しっとり食べごろは3日目からです。マル秘テク?いいえ、生地に入れるはずの洋酒を忘れ、後から塗ったのが始まり。他の焼き菓子でも重宝してます。昨年の★出来ちゃった本格チョコレートケーキ★もそういうことでした^-^

何か参考になりましたでしょうか?また来年をお楽しみに♪

Corso piattoscana
新しいリフレッシュの時間、見つけてください。
はじめての方から学べる陶磁器絵付レッスン(随時生徒募集中)
インフォメーションはhttp://www.geocities.jp/piattoscana/corso.html

Studio piattoscana
大切な人の、自分の、記念日に贈ってみませんか?
オーダーメード制作(受付中)
実用食器、観賞用装飾品から、人形、肖像画、古典模写などのアートコレクションまで。皆様のお気持ちに沿って磁器に手描きで装飾いたします。
納期は最短2週間~数ヶ月(お品物次第)。
まずはご予算とお品物のイメージをお知らせ下さい。

すべてのお問い合わせ先:tmksimmon@gmail.com

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Foto ) Le torte di compleanno : Mont Blanc, Dolce di pasta frolla, Mille crepe, e Torta di marron candito. Preparazione dal 30 Dicembre e’ mio ultimo lavoro. I nostril nipotini hanno preferito molto “Mille crepe”. La chiave di qesta torta e’ consistenza della crema. Se fosse troppo morbido, diventa “la torre di Pisa”. Bisognerebbe restaurare in maniera^-^. Oppure lasciate che la miscela arrivi al limite al sodo nel frigo.
Primo gennaio e’ gran festa “compleanno di mio padre”. Preparo io cosi le torte a festeggiare insieme dal piccola. Questa preparazione ha ormai un forte ascendente sui miei nipotini. Riesco a tramandare “qualcosa importante” ai posteri? Meglio di niente. Mio dipinto possa lasciare “qualcosa” ai posteri? Meglio di niente. “ Niente nasce dal niente” Oppure “tutto e’ vanita’”?
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