磁器装飾アトリエ&教室 ピアットスカーナ(東京)な暮らし

伊フィレンツエ18世紀からの伝統技法で磁器に装飾しています。「自由な発想で普段の生活は魅力的に変えられる」を合言葉に。

ていねいに長く続けて気付いたことVol.2: tantissimi like! Vol.2

2015-11-02 19:29:05 | 教室見本&生徒作品(陶磁器)/オリジナル


(部分写真)絵付装飾:笠原知子、白磁素材:国産

ここのところ、鳥を描くのが、ちょっぴり私の教室で流行っています。
私もその勢いにのって、レッスン見本の鳥プレート(中級~上級、ジノリ社の伝統に受け継がれた絵柄の再構成)をディスプレーしてみました。
1人が最新作を完成させたばかりなので、彼女の好調な描きっぷりを皆さんにも実感して頂けると思うのです。




↑こちらが、Tomoyoさんの最新作。
いい色と構成力、腕っぷりと思いませんか?

写真中で、アンダープレートとして用いたのは、毎年購入しているリチャード・ジノリのイヤーズプレート。枚数が増え、いよいよ楽しくなってきました。いい食材を味わいたいから、この彩り豊かな食器が気になるのか、彩り豊かな食器がそろってきたから、料理の幅が広がってきたのか、なあ。

Tomoyoさんの力作も、ほら、写真のようにすると、両方ともが、もっともっと良くなりますね。料理を盛り付けたら、いっそう輝くはず!



(全体写真)絵付装飾:笠原知子、白磁素材:国産

私は生徒さんに、「見本よりも良いものを、あなたらしい物を!」と言い続けてきました。
近年のピアットスカーナでは、多種多様な実用的かつ美的な作品が完成しています。見慣れた見本が各々のアイデアによって初々しく生まれ変わっていく様子は、私が思い描いていたレッスンの形。また、こうして長い歴史の中で守られ続けてきた技術や絵柄を、私一人ではなく共有できるつながりや環境があることに感謝しています。

イタリアの老舗磁器ブランドとの出会いは、私の人生の夢のターニングポイントでした。その「リチャード・ジノリ」が1735年の開窯から280周年を迎える今年、阪急うめだ本店の9階ギャラリーにおいて、「HAPPY EVER AFTER ~未来へつなぐ~」展を開催します。11月3日(火・祝)~9日(月)、展示販売、入場無料。
2001年に滋賀県と東京都の美術館で大々的開催された「イタリア陶磁器の伝統と革新ージノリ展」以来の見どころ満載の予感!がします。更に詳しい情報をお知になりたい方は、公式ホームページのトピックにありますので、是非ご覧下さい。

ピアットスカーナ恒例、私の新作発表会も、ほどなく~12月上旬です。
今回もイタリアらしいお品物(白磁素材:R-Ginori)をご用意しました。
どうぞ、お楽しみに!

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日本で唯一「ドッチア様式(イタリア)の陶磁器上絵付け」が学べる教室
ピアットスカーナでは、歴代のマエストロ達が薦める現地レッスンを参考に、オリジナルカリキュラムで進めています。イタリアの食卓のように和気藹々、音楽あり、おしゃべりあり、お茶あり、コミュニケーションも大切にした授業です。陽気に優雅に、そして本格的に、楽しく学びませんか?      

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