イタリアの美術館や博物館で、you tube、Fecebook、Instagramなど、館内の動画配信が始まっています。
この状況下で、人々のつながりや心の助けとなるように、と。
私も気持ちが高まりました。
だから、保管していた過去の作品の箱を空け、空気に触れさせたくなりました。
磁器装飾画:笠原知子
大切な思い出が心の内にあるように、私のアイデンティティーそのものを映し出してきた作品群です。
常にイタリアの歴史や文化的特徴を大切にしながら描き続けてきました。全てドッチア様式(アンティーク・ジノリ様式)の絵付技法を用いています。
制作中の磁器装飾画:笠原知子
2020年のこの時、何かに再び気づかされています。1年ほど冬眠させていた作品に今一度向き合っています。この状況下で、大切な思い出も現在の気持ちも、心の中心から表現できる気がします。一筆ごとのタッチに込められるもの、その先にある「あたたかさ」を楽しみに。
ーアートが結ぶものー
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