ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

同性愛者の人権啓発をお願いに行くぞ!

2006-10-03 22:22:27 | Weblog
来週、松山市の人権啓発課に同性愛者など性的マイノリティの
人権問題について市としてはどのように考えているか
聞きにいこうと考えています!

松山市ではこの7月に人権啓発施策に関する基本方針というのが
作成されたのですが、その中に性的マイノリティのことは、
とてもとても小さくしか扱われてなかったのです。

協力的な市議会議員の武井たか子さんと先日も懇談してきた
のですが武井さんもそこを問題視されていました。

法務省の人権強調事項には大項目で「性的指向による差別」と
上げられているのに、市の指針では「その他」の扱い。

市のホームページ(人権啓発推進プラン)には
その他の中の例としても書かれてなかった!

松山市人権啓発課
http://www.city.matsuyama.ehime.jp/jinkenkeihatu/index.html
松山市人権啓発推進プラン
http://www.city.matsuyama.ehime.jp/jinkenkeihatu/plan.html
松山市人権啓発施策に関する基本方針[PDF]
http://www.city.matsuyama.ehime.jp/jinkenkeihatu/sesaku.pdf

基本方針の項目も法務省の強調事項に沿って作られたと思われるが・・
なんで「性的指向」が除けられるの?

分厚い基本方針をよく読めば、これから検討されるべき課題としては
小さく乗っているけれどね。扱いがひどすぎる。

同性愛者の差別は見えない差別だ。

パレードをはじめ当事者が声を上げ始めたとはいえ、まだまだ。

当事者から申し出が無いからほっておいて良い?なんて行政の態度は
人権問題においてはあるべき姿では無いと思う。

「存在をきちんと知らされていない」ことから起こるさまざまな差別に
ついても想定し活動していってほしい。

今回の訪問で、松山市にも市民の当事者と直接話が出来るのは良い機会
だろうと前向きに考えて、まずはいろいろ話をしてきたい。

要望としては・・

●性的マイノリティの問題が人権問題であることを、市からの情報発信で
ちゃんと啓発して欲しいこと。

●多くの人に理解できないあいまいな言葉ではなく
同性愛者とかゲイ・レズビアンと言う言葉を明記して欲しいこと。

●教育の現場でも発達段階に応じて同性愛は異常ではないとを伝えて欲しいし
同性愛差別の啓発をして欲しい  などです。

松山性的マイノリティに関する政策アンケート調査プロジェクトとして
先の市議会議員の皆さんに行ったアンケートなどを携えて行動してみるよ。
http://blogs.yahoo.co.jp/project_gl05

あー、もっと地元で一緒になって活動してくれる人が欲しいなあ。

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