日本の企業社会において、伝統的に結婚をしていない社員は一人前には見なされず
結婚をしている社員と比べて昇進や昇格が遅くなる場合が多い、という話があります。
結婚は「社会的信用」と言われたりします。
結婚している人、というだけで信用されたり、安心されたり。
30後半となっても結婚していない男は、結婚が出来ない何らかの事情があり
それは問題的な人間であって、責任ある仕事は任せられない。
そんな考えは今時なくなっているのではないか?と思いたいですが
そういう考えを持っている人は多いと思われるし、50代60代といった上の
世代の人たちの間では、いまだに社員の中から役職者を抜擢するときに
「結婚しているかどうか」を重要な判断基準のひとつとして考える風潮が残っていることは
確かと思われます。
30歳後半のゲイである自分は、20年弱地方都市に勤めるサラリーマンを続けてきて
そう思える事例に何度も出くわしてきました。
結婚をしている社員の方が、確実に出世できるように感じることは多い。
役員に「結婚さえしたらなあ」と真剣にアドバイスされたこともあります。
ゲイである自分としては、それじゃあ「同性結婚」でもさせてくれるの?と
憤る気持ちとなったこともしばしばです。
ゲイですから女性と結婚したいと思わなかったし、無理に社会にあわせて自分を偽り
女性と一時期だけでも結婚して出世のタイミングを掴んでおこう、なんて考えを実行することは
ありませんでしたので、出世とは縁遠いサラリーマン人生です。
晩婚化が進み、昔ほど結婚プレッシャーが強くなくなったとはいえ、
結婚をしなければ出世レースから外れ、それを乗り越えた仕事をするには
人並みの働き方では認められず、人の3倍以上働かねば認められない印象があります。
ちょうどこの時期は人事の内示が出はじめている頃で、多くのゲイのサラリーマンたちにとっても、
なんともフクザツな思いが過ぎり、「まな板の鯉」といった心境でやりきれない時だと思います。
いやいや、結婚なんて関係ない、お前の能力が足りないからだ!と言われればそれまでで
本当のところは分かりません。そこがなんとも厄介で怪しいものです。
晩婚化社会の中、ゲイに限らず多くの独身男性は同じ扱いを感じたことがあるでしょう。
世間からの、結婚していないことによる社会的信用の損失は、いくら本人が強がってみても、
それ以上に根深いものがあるようで、なんとも歯がゆいところ。
結婚したというだけで、世間はこう思うらしいです。
まず、性的倒錯者ではない!?まともな人間だ!!
性的に満たされていて、ごく普通の性的嗜好があるので、犯罪的な性的嗜好が
社会に発動される危険性が少ない
家庭を守る立場となったので、地に足の着いた生活基盤があり
社会的な無茶は出来ないはずで、仕事に対しても責任を持ってやり遂げるだろう
万事このような調子で、
結婚をしている人からすると同じ仲間となった、同じ価値観の人間となった、
という意識もあって安心して付き合える。
結婚済みの上司から見れば、同じ道を歩いていく仲間となった部下に対し、
愛着を持って人生設計をアドバイスし、出世もさせてやらねば家族を養ってやれまいと、
気遣ってやる心が芽生えてきたりもするのでしょう。
そんな中では、例えば40代のリストラ対象者を誰にするかと考えたとき、
未婚者は肩たたき対象として優先されるだろうなと思えます。
俺の場合、仕事先でもゲイをカミングアウトしていますが
その理由のひとつが、「怪しい人」「自分を語らない不審者」とされたくなかったからです。
堂々とゲイだと言った方が、何者か分かって安心されるだろうと思えたし、
結婚プレッシャーに堂々と立ち向かいたかったし、自分自身としてもその方が
自分らしく堂々と働いていけれる、自分を逆に守れると思えたからです。
そうはいっても、独身者が出世となるとなかなか大変な努力がいるものです。
自分も彼氏くんとの生活、人生設計のために毎日仕事を頑張っているつもりですが
男女の家庭を築いてないものは、社会的貢献がないとされるのか・・
結婚すると配偶者には13000円程度ですが扶養手当が出たりします。
自分が健康に正社員の仕事が続けられるのも、彼氏くんの支えあってのことですが
同居し、長年生活をともにしている彼を扶養扱いとすることは、今の社会では
考えられないこととされています。(男女の場合は内縁でもそう出来る場合も)
男女だと当たり前に社会的信用を得られることがあるのだな・・
それを当然としている社会も、多くの人にとって生きにくい社会だけどな・・
そんなことも考えながらですけど、
ゲイリーマン家業、自分も生活をかけて頑張っていきますよ!!
結婚をしている社員と比べて昇進や昇格が遅くなる場合が多い、という話があります。
結婚は「社会的信用」と言われたりします。
結婚している人、というだけで信用されたり、安心されたり。
30後半となっても結婚していない男は、結婚が出来ない何らかの事情があり
それは問題的な人間であって、責任ある仕事は任せられない。
そんな考えは今時なくなっているのではないか?と思いたいですが
そういう考えを持っている人は多いと思われるし、50代60代といった上の
世代の人たちの間では、いまだに社員の中から役職者を抜擢するときに
「結婚しているかどうか」を重要な判断基準のひとつとして考える風潮が残っていることは
確かと思われます。
30歳後半のゲイである自分は、20年弱地方都市に勤めるサラリーマンを続けてきて
そう思える事例に何度も出くわしてきました。
結婚をしている社員の方が、確実に出世できるように感じることは多い。
役員に「結婚さえしたらなあ」と真剣にアドバイスされたこともあります。
ゲイである自分としては、それじゃあ「同性結婚」でもさせてくれるの?と
憤る気持ちとなったこともしばしばです。
ゲイですから女性と結婚したいと思わなかったし、無理に社会にあわせて自分を偽り
女性と一時期だけでも結婚して出世のタイミングを掴んでおこう、なんて考えを実行することは
ありませんでしたので、出世とは縁遠いサラリーマン人生です。
晩婚化が進み、昔ほど結婚プレッシャーが強くなくなったとはいえ、
結婚をしなければ出世レースから外れ、それを乗り越えた仕事をするには
人並みの働き方では認められず、人の3倍以上働かねば認められない印象があります。
ちょうどこの時期は人事の内示が出はじめている頃で、多くのゲイのサラリーマンたちにとっても、
なんともフクザツな思いが過ぎり、「まな板の鯉」といった心境でやりきれない時だと思います。
いやいや、結婚なんて関係ない、お前の能力が足りないからだ!と言われればそれまでで
本当のところは分かりません。そこがなんとも厄介で怪しいものです。
晩婚化社会の中、ゲイに限らず多くの独身男性は同じ扱いを感じたことがあるでしょう。
世間からの、結婚していないことによる社会的信用の損失は、いくら本人が強がってみても、
それ以上に根深いものがあるようで、なんとも歯がゆいところ。
結婚したというだけで、世間はこう思うらしいです。
まず、性的倒錯者ではない!?まともな人間だ!!
性的に満たされていて、ごく普通の性的嗜好があるので、犯罪的な性的嗜好が
社会に発動される危険性が少ない
家庭を守る立場となったので、地に足の着いた生活基盤があり
社会的な無茶は出来ないはずで、仕事に対しても責任を持ってやり遂げるだろう
万事このような調子で、
結婚をしている人からすると同じ仲間となった、同じ価値観の人間となった、
という意識もあって安心して付き合える。
結婚済みの上司から見れば、同じ道を歩いていく仲間となった部下に対し、
愛着を持って人生設計をアドバイスし、出世もさせてやらねば家族を養ってやれまいと、
気遣ってやる心が芽生えてきたりもするのでしょう。
そんな中では、例えば40代のリストラ対象者を誰にするかと考えたとき、
未婚者は肩たたき対象として優先されるだろうなと思えます。
俺の場合、仕事先でもゲイをカミングアウトしていますが
その理由のひとつが、「怪しい人」「自分を語らない不審者」とされたくなかったからです。
堂々とゲイだと言った方が、何者か分かって安心されるだろうと思えたし、
結婚プレッシャーに堂々と立ち向かいたかったし、自分自身としてもその方が
自分らしく堂々と働いていけれる、自分を逆に守れると思えたからです。
そうはいっても、独身者が出世となるとなかなか大変な努力がいるものです。
自分も彼氏くんとの生活、人生設計のために毎日仕事を頑張っているつもりですが
男女の家庭を築いてないものは、社会的貢献がないとされるのか・・
結婚すると配偶者には13000円程度ですが扶養手当が出たりします。
自分が健康に正社員の仕事が続けられるのも、彼氏くんの支えあってのことですが
同居し、長年生活をともにしている彼を扶養扱いとすることは、今の社会では
考えられないこととされています。(男女の場合は内縁でもそう出来る場合も)
男女だと当たり前に社会的信用を得られることがあるのだな・・
それを当然としている社会も、多くの人にとって生きにくい社会だけどな・・
そんなことも考えながらですけど、
ゲイリーマン家業、自分も生活をかけて頑張っていきますよ!!
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