硫黄島、日本とアメリカの壮絶な戦いにはこんなことがあった。
本当に勉強になる映画でした。
戦闘シーンはこの世の地獄とはこのことか?との大迫力
すんごい絵を見せてくれます。目を覆いたくなるシーンもあるけれど
それ以上に絵が神々しいまでに地獄的なんですよ。あんな絵が撮れるなんて・・。
恐ろしいまでのアメリカの物量作戦。
だが、アメリカの若者たちが無残にやられていくのです。
戦争体験者は何も語らない・・語ることもはばかられる地獄であった。
この映画は2部作になってて、今回の「父親たちの星条旗」は
アメリカからの視点で、12月に公開される「硫黄島からの手紙」は
日本からの視点であの戦いを描いています。
とうとう神聖なる日本の国土である硫黄島に進行してきたアメリカ軍を
日本兵は島に隠れ、相当な対抗をしてきます。
今回の映画では見えないところから突然に攻めてくる不気味な敵として描かれる
だけでアメリカの視点でのみ物事が進みます。
アメリカにとって長引く戦争に飽きていた国民世論を1枚の報道写真が変える。
戦争を高揚させ勝利に導いたという、有名な写真。
(俺のブログに使っているレインボーの写真はこの戦争写真からイメージ
して撮られたEd Freemanの作品です)
アメリカってこういうの大好きでしょうね。この写真を元にでっかい彫刻像も
ありましたよね。
あれだけの物量を投入しながら多数の兵士が亡くなる。
それを覆い隠すにはこの写真は有効でした。
その硫黄島の旗を掲げた戦士たちは、思わぬ形で掲げ直しただけの若者たち
だったけれど、国ではヒーローと騒がれ、戦争債券の販売キャンペーンに
利用されていくのです。
アメリカって、何年たっても何も学んでない国だということがよーくよく分かる。
必死で戦うのは若い兵士、それに引き換え本国では・・。
販売キャンペーンで時の人となった若者たちは戦場とのギャップに複雑。
息子を戦争で失った母親は、自分の息子がこの写真に写っていたのなら・・
そんな名誉なことならば心が休まると言うのです。靖国と同じですね・・。
戦場で戦っていない人々の呑気さをカメラは冷静に厳しく追っていきます。
こういう映画を作るところがアメリカの良心なんですよね。すばらしい。
しかしさ、今までだって何度もこのような映画を見てきた
なのに反省が続かない、勉強してないというのもいい加減どうなのかな?
この2部作の映画を監督しているのはクリントイーストウッド
彼って、ダーティハリーなんかの刷り込みもあって、
ライフル協会の親玉?と勘違いしてしまうイメージがあります。
そんな人が戦争映画作ったら・・・ぞぞっ!みたいな??とは大きな勘違い
彼って相当な反戦主義者だったんですね。
映画の終わり、エンドロールの後に「硫黄島からの手紙」の予告編が流れる
のですが、これまた凄い出来のようです。
不気味な敵とされた日本人をしっかり描いているようです。
どんな想いで日本人の先人たちが盾となっていったのか・・
イーストウッドがどのように描くのか早く見てみたい。
アメリカにはアメリカの立場があり、兵士たちの大変な思いも、遺族の悲しみも
あった。どちらにとっても戦争は悲劇。
それをお互いの視点で見せ合うこの2部作、なかなかです!
ぜひ見てください。
さて、「父親たちの星条旗」で主演しているライアンフィリップですが
俺、好きな俳優で彼のかっこいい写真も過去数度ブログに載せてきました。
美少年顔にマッチョな体のアンバランスがたまらないセクシーな彼
「54フィフティーフォー」や「クルーエル・インテンションズ」では、
それはもう煌くようだったですよね。
んが、
あれから時が経って・・彼もおじさんになってしまった!(泣)
あんなに美しい体だったのに太ってしまって・・。
顔なんて一見別人、
なんだかロードオブザリングのサム役ショーンアスティンに見えてきます・・。
たまに垣間見れる美形の面影があるのが物悲しい・・・
あぁ!!愛しの彼はどこへ~!!!!!
本当に勉強になる映画でした。
戦闘シーンはこの世の地獄とはこのことか?との大迫力
すんごい絵を見せてくれます。目を覆いたくなるシーンもあるけれど
それ以上に絵が神々しいまでに地獄的なんですよ。あんな絵が撮れるなんて・・。
恐ろしいまでのアメリカの物量作戦。
だが、アメリカの若者たちが無残にやられていくのです。
戦争体験者は何も語らない・・語ることもはばかられる地獄であった。
この映画は2部作になってて、今回の「父親たちの星条旗」は
アメリカからの視点で、12月に公開される「硫黄島からの手紙」は
日本からの視点であの戦いを描いています。
とうとう神聖なる日本の国土である硫黄島に進行してきたアメリカ軍を
日本兵は島に隠れ、相当な対抗をしてきます。
今回の映画では見えないところから突然に攻めてくる不気味な敵として描かれる
だけでアメリカの視点でのみ物事が進みます。
アメリカにとって長引く戦争に飽きていた国民世論を1枚の報道写真が変える。
戦争を高揚させ勝利に導いたという、有名な写真。
(俺のブログに使っているレインボーの写真はこの戦争写真からイメージ
して撮られたEd Freemanの作品です)
アメリカってこういうの大好きでしょうね。この写真を元にでっかい彫刻像も
ありましたよね。
あれだけの物量を投入しながら多数の兵士が亡くなる。
それを覆い隠すにはこの写真は有効でした。
その硫黄島の旗を掲げた戦士たちは、思わぬ形で掲げ直しただけの若者たち
だったけれど、国ではヒーローと騒がれ、戦争債券の販売キャンペーンに
利用されていくのです。
アメリカって、何年たっても何も学んでない国だということがよーくよく分かる。
必死で戦うのは若い兵士、それに引き換え本国では・・。
販売キャンペーンで時の人となった若者たちは戦場とのギャップに複雑。
息子を戦争で失った母親は、自分の息子がこの写真に写っていたのなら・・
そんな名誉なことならば心が休まると言うのです。靖国と同じですね・・。
戦場で戦っていない人々の呑気さをカメラは冷静に厳しく追っていきます。
こういう映画を作るところがアメリカの良心なんですよね。すばらしい。
しかしさ、今までだって何度もこのような映画を見てきた
なのに反省が続かない、勉強してないというのもいい加減どうなのかな?
この2部作の映画を監督しているのはクリントイーストウッド
彼って、ダーティハリーなんかの刷り込みもあって、
ライフル協会の親玉?と勘違いしてしまうイメージがあります。
そんな人が戦争映画作ったら・・・ぞぞっ!みたいな??とは大きな勘違い
彼って相当な反戦主義者だったんですね。
映画の終わり、エンドロールの後に「硫黄島からの手紙」の予告編が流れる
のですが、これまた凄い出来のようです。
不気味な敵とされた日本人をしっかり描いているようです。
どんな想いで日本人の先人たちが盾となっていったのか・・
イーストウッドがどのように描くのか早く見てみたい。
アメリカにはアメリカの立場があり、兵士たちの大変な思いも、遺族の悲しみも
あった。どちらにとっても戦争は悲劇。
それをお互いの視点で見せ合うこの2部作、なかなかです!
ぜひ見てください。
さて、「父親たちの星条旗」で主演しているライアンフィリップですが
俺、好きな俳優で彼のかっこいい写真も過去数度ブログに載せてきました。
美少年顔にマッチョな体のアンバランスがたまらないセクシーな彼
「54フィフティーフォー」や「クルーエル・インテンションズ」では、
それはもう煌くようだったですよね。
んが、
あれから時が経って・・彼もおじさんになってしまった!(泣)
あんなに美しい体だったのに太ってしまって・・。
顔なんて一見別人、
なんだかロードオブザリングのサム役ショーンアスティンに見えてきます・・。
たまに垣間見れる美形の面影があるのが物悲しい・・・
あぁ!!愛しの彼はどこへ~!!!!!
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