ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

レインボーのリストバンド

2005-10-18 09:59:04 | Weblog
「世界の貧困を救おう」日本でもホワイドバンドが流行している。

そのホワイトバンドで寄付が出来ると信じこまされているが、
なんとこの販売によって貧困を救う寄付には流通経路的につながっていないのだそうだ!!

なんとも重大な問題があるようだが、関係なく売れている。

300円のうち流通費40%、製作費30%、サッカー中田とかを出した広告経費20%と消えていくんだと!
寄付するにも幾ら残っているの?有名人いっぱい広告だして大きくやってるけど一体?

で、このリストバンド、他にもいろいろな模様や色が登場し各種の応援を示しているとか。

例えば
イエローはガン撲滅・グリーンは地球環境
ピンクは乳がん撲滅・レッドは禁煙
白黒は人種差別・ブラックはブッシュ大統領反対
ブルーは妥協しない!?(これはワカラン)・・・などなど

何かの応援をしているとか、賛同していることをさりげなく主張できるおしゃれなグッズとして認知されてきている。
会社員がシャツの腕元にしていても許されてる点も見逃せない、
まあ昔で言うなら「赤い羽根」とかをかっこよくした感じか?
おしゃれできるのに会社に怒られないのは使える。

さらに、バンドの趣旨を超えてサークルなど仲間同士のグッズとして作成されたりまでしているようだ。
もう何でもありになってくるが。

そもそも、このホワイトバンドを調べてみると面白いことが分かってきた。
アメリカのONEキャンペーンでは、目標は「エイズ・貧困と戦おう」であったらしい。

なぜか日本に入ってきてエイズは削除され「貧困を無くそう」とだけに目標が変えられている。

なんとも怪しい感じだ。
ホワイドバンドのこと誰か詳しい人がいれば教えてください。

さて、以前に俺たちゲイもこのブームに乗じて俺たちのリストバンドを
作ってはどうかというコメントがあった。

おしゃれに敏感なゲイにはぴったりだし、なかなかカミングアウトをしづらい仲間にもつけやすいものになるかもしれないね。

バンドの意味を「多様性を尊重しあおう!」とか「性的マイノリティを応援する」
とすごく大まかにしてしまえば当事者かどうかも分からないし明確なカミングアウトでもなく、でもその風潮を広げようという意思の表現になると思う。

こんな小さな一歩のカミングアウト行動もいいきっかけだと思う。

柄もレインボーは小さくあしらえばスーツでもつけられるなあ。
面白いよね~!有名人にもつけていってもらってさ。

レッドリボンと同じように、このことがクローゼットな仲間への声がけになっていけば
素晴らしいことだと思うな!
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