ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

8月15日に思う

2007-08-16 01:42:20 | Weblog
戦争で死ぬという理不尽な家族の死を受け入れるには、
その死に意味を持たせなくてはおさまらない。

靖国に祀られた家族としては無駄死にであったと言われては堪らないし
あの戦争が日本が世界に迷惑をかけまくった悪魔の戦いであったと
されるわけにも行かないのだろうとは思う。

尊い犠牲の上に今の日本の繁栄がある・・とされている

でも、あの戦争でなくなった人たち、特に靖国で会おうと無くなった人たちは
まさかこんな日本を目指して死んだのではないはずだ。

戦前の体制を守りたくて戦っていった、体制を守ろうとした人たちだ。

戦渦に巻き込まれた人たちも、当時の体制を変えようとはしなかった。
そんなものできようはずも無かったと言われるのだろうけど・・。

今の時代を生きるものとしては、自分たちが同じ歴史を繰り返さないように
想像力を持って今日の日を過ごさねばならないだろうと思う。

今の平和の日本が継続していくために
尊い犠牲に思いをはせる日としなくては・・

戦争被害者としての国民意識では平和を持続していくことできないように思う。
世代が変われば持続できない。

イラク特措法を認めて我が国は戦争に加担していることには
多くの国民が見てみぬ振りをしている。

大変なことを私たちは認めてしまっている。
海の向こうで自分たちが何をしているか?何に手をかしているか?

今、社会は自分のことで精一杯の思いやりの無い想像力の無い方向へ
突き進んでいる。負けないように、落ちこぼれないように・・

その為には、他人を踏み台にしても伸し上らねばならないし、出し抜かねば
ならない。そういう生き方が出来なければ一人前ではないかのような風潮が
蔓延している。

自分のことだけを考える先が戦争なのだろうとは、アメリカを見れば良く分かる。
そして、日本のインド洋のことを見てもそう思う。
既に戦争に加担しているのに他人事でいられる。その鈍感さ

思いやりや想像力の無い社会ではイジメがはびこる
同性愛者などが自分らしく生きていくことなどは許されない風潮になっていく。
多様性を認め合うような余裕が社会に無くなってしまう。

そういうところが、少数者のゲイであると敏感に感じられるんです。
だから、毎度の暑苦しいことを今日も書きました。

戦争への道は一足飛びではありません。
気が付いたときには遅いのです。

今が、戦前となっていかないために・・

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